freebird63さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.5

マスコミでは殆ど報じられる事が無い日本在住のクルド難民家族が、自民族の伝統と誇りを頑なに守りながらも、日本社会に溶け込もうと奮闘している健気さに強い親近感を覚えた。
それだけに、弱い立場にある難民達に
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.8

無駄な説明やセリフを廃し、時間を何度も行き来しながらも淡々とストーリーは進みますが、話の構成や心象描写がしっかりしているので、混乱する事も無く作品の世界に没頭する事が出来ました。昔の英国の上流階級の暮>>続きを読む

大河への道(2022年製作の映画)

3.8

名前と業績だけは知っていた伊能忠敬にまつわる史実に、失礼ながら初めて聞く地名のご当地ムービーものと言う事で地味な印象は否めず、期待値低めで鑑賞。それらハンデを逆手に取った様な自虐ネタも織り込みつつ、テ>>続きを読む

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

日曜日の昼下がり、関西の映画館で観たせいか、東京だとおちゃらけ映画でもあまり経験しない、オバ様達の大きな笑い声や子供が小声で口ずさむ歌声が劇場内に響き、その平和でアットホームな空気が作品の雰囲気ともマ>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

4.2

憧れのパリで暮らす多国籍な若い男女の日常?の生態を描いた大人の映画。
性衝動に対する彼等の自然な思考やオープンでストレートな行動は、昭和の日本で育った典型的ムッツリSなオヤジには羨ましくも有り「すげえ
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

フィクションとは知りつつも、嬉々として獲物をいたぶり続ける阿部サダの異常描写に、何度もスクリーンから眼を背けた。事件の背景や巻き込まれる者達の心理描写はさておき、偏執狂シリアルキラーの身勝手さと屁理屈>>続きを読む

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.5

邦画オモンネ!観客を舐めきった、あざといクソ演出にご都合主義なストーリー展開、バカでも気づく回収不要な伏線と、ツッコミ所が満載過ぎてフラストレーションが溜まりまくり、ボロクソにこき下ろすのが常態化して>>続きを読む

少林寺(1982年製作の映画)

3.5

最近流行りの4Kリマスター版。そういやガキの頃に拳法ブームが有って「酔拳」やら「蛇拳」「蟷螂拳」やらの目新しさに、仲間内で悪ふざけで技を掛け合ってたなー等と思いながら童心に返つて楽しませてもらいました>>続きを読む

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

1.5

園子温監督を高く評価している邦画マニアの方々には大変申し訳有りません。
ど素人の俺には、巨額の製作費と豪華キャストを無駄遣いして「俺って凄いだろう」と監督が自己満足してるだけのゴミ作品にしか思えません
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ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.7

ノッケから掴みはOKって感じで、謎の犯人から次々に入る冷静かつ急きたてる様な指示に緊張感が走り、なかなかオモロいやんと思いました。が、後半、犯人の正体や犯行理由が明らかになってくるにつれ、日本の刑事ド>>続きを読む

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

記憶喪失となった事を受け入れ、日本じゃ絶対に考えられない様なエグいミッションさえも淡々とこなしていく男。その飄々とした佇まいと次は何を?といった興味で、目が離せなくなった。ところで新たな人生を楽しむ為>>続きを読む

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.7

ゲームが元とかは全く知らなかったけど、仕事帰りの気分転換で観るのに丁度良いスケール感で、宝探しの冒険気分を一緒に楽しむ事が出来ました。

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

4.3

見逃してた名作を「午前10時の」で鑑賞。名作こそ映画館の大きなスクリーンで堪能すべきとあらためて実感しました!

SAYONARA AMERICA(2021年製作の映画)

3.8

海外のファン達の細野晴臣への熱狂ぶりと、若い世代が思いの外多い事にまず驚かされた。彼の日本でのライブは過去に観た事があるけど、年齢層が比較的高く観客の反応もアメリカ公演より、だいぶ落ち着いたものだった>>続きを読む