ヨシノコージさんの映画レビュー・感想・評価

ヨシノコージ

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

ロバート・ダウニー・Jrがとても良い。
アイアンマンの印象は全く無い。

この映画でオッペンハイマー(以下オッピー)は「科学の父」と称されるわけでも「悪魔の科学者」と唾棄されるわけでもない。

3つの
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

アリ・アスター監督のメッセージ

「極端な映画なので、この作品が大嫌いだという人もいれば、大好きだという人もいます。そういう映画なんだと思います。周波数が合えば気に入ると思います。でも、自分が作った映
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

綾野剛も齊藤潤君もとてもいい。
狂児がなんで聡実君を選んだのか、なんで紅なのかとか、実のところよく分からなかったんだけど、BGMも含めて、全体に流れるホンワカしたムードが心地よい良作。
ただ、スタッフ
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.7

原作厨なので、主人公役が山崎くんと知った時、ひどくガッカリしたものの、蓋を開けてみたらアラびっくり!いいじゃん♪
お風呂のシーンでかなり身体を作り上げてきた事がよーく分かって嬉しかった♪
他の役者さん
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

2.0

これ、どこまで関西の人が関わってるんだろうか?
前作は埼玉の立ち位置や千葉との関係を深く上手くネタに出来ていたけど、今作の滋賀の立ち位置はそこまでではなかった。
バカバカしいのはウケる要素なんだろうけ
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.0

とにかくジェラルド・バトラーが好きで。
期待にそぐわぬ役柄と存在感。
原題は「Plane」。飛行機?早々に不時着しちゃうのに?
と思ってたらあらまあなるほど♪
伏線張りまくりの練りに練られたストーリー
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.9

アレクサンドル、フランシス、ジュリアン、「地獄の三鬼神」が最高!
ディティールの作りこみに一切手抜き妥協なく、監督の執念を感じます。
何年経っても色褪せない、日本を代表するストップモーションアニメ映画
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

今までになかった戦中戦後の日本を背景にした新機軸の設定が当たりだった。
ミリオタとしては重巡高雄の砲撃シーンや、幻の戦闘機震電まで出されちゃうとたまらない。
ゴジラの造形も素晴らしかった。特に熱線発射
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

2.5

レース好きだし、主人公ほどではないけど、このゲームはかなりやり込んだし、ヤン・マーデンボローの日本での活躍(苦戦?)も知ってたし、この監督好きだし、何よりストレンジャーシングスのホッパー出てるしで、見>>続きを読む

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.0

Uボート、レッドオクトーバー、ハンターキラーなどなどが好きな潜水艦映画厨の上に、本作原作厨なもんだから、期待半分で鑑賞したものの、設定の改変も含め、これはこれでなかなか。
特に潜水艦戦はよく出来ていた
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

2.8

なんか世界の危機
トムさん走る
変装する
敵現る
女死ぬ
トムさん怒る
トムさん飛ぶ
落ちそうでハラハラ
といういつもの展開
なんだけど
水戸黄門的に観てしまう
後編も観る

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

難しくない。
男の子と2人のお母さんの話。
家族親子再生の話。
異世界モノとしては千と千尋にちょっと似てる。
構造は細田守の未来のミライに似てる。
キーキャラクターのアオサギがあれじゃ事前宣伝出来ない
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ミスト(2007年製作の映画)

3.8

胸糞映画の代表みたいに言われてますが、駄作ではない。
むしろ映画としてとても良く出来ているからこその救いのないバッドエンドが効く。
良質なバッドエンドものが欲しくなる時ってあるよね。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.0

アカデミー賞を獲ったのは別にして、大好きなA24の配給であることと、TOHOさんの鑑賞ポイントが溜まっていたので選択。
マルチバース、まあ色々設定考えつくなー、ミシェル・ヨーは何やらせても様になるなー
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

太っててもマット・デイモンはいい。
ベン・アフレックもいい。
MJのそっくりさんを出さなかったのもよかった。
お母さんが秀逸。
伝説のバッシューが生まれる逸話にわくわくした。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.5

ヒュー・グラント最高!

元ネタのゲームはストレンジャーシングスに出てくるって事しか知らず、正直大した期待もせずに見たけど、面白かった!
ロードオブザリングを髣髴とさせる世界観も良かった。
パーティの
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.8

「ロボット刑事K」みたいなのが出て来て名前も「K」。
庵野またやってくれたなw

チープなCGにメソメソする本郷猛、暗くて見えないバトルシーン。スケールの大きな話を小さなところでやっている。やっぱショ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.5

上原ひろみがすごすぎる!
原作厨としては大胆にオミットされてしまった仙台編の喪失感、デカく太いと言われる大のサックスプレイへの不満、終盤の改変への疑問、CGの拙さ、などなど抱えつつも、それでもブルージ
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RRR(2022年製作の映画)

4.0

これぞエンターテイメント!!
ツッコミどころ満載だけど、映画って本来こういうものでしょ?
友情、努力、勝利、戦い、恋愛、音楽、ダンスetc.
何もかもがすごい熱量で描かれたインド映画の大作!
すごいの
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

脱帽です。井上先生すいませんでした。

とにかく原作漫画が好きで、とにかくTVアニメ版が嫌いでした。
今回もどうせと侮っていて、ぬらぬら動く予告CGも気持ち悪かった。。

だがしかし。
本編始まってす
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

まだ記憶に新しい東日本大震災(行方不明方もまだ多数いらっしゃる)が、まるで、気まぐれなネコ=ダイジン=要石によって引き起こされたかのような描写に、製作者のデリカシーの無さを感じてダメだった。
エンタメ
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

とにかく優しく、優しい映画。
ブレードランナーと同じ主題を穏やかにゆっくりとなぞっています。
随所にSF感はありますがSF苦手な人でも問題なく見られます。
「リリィシュシュのすべて」の劇中歌「グライド
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

2.5

母も父も弟も国も民も失くした流浪の神ソー。
ガーディアンズオブギャラクシーの面々と冒険を続けるのかと思ったら、意外にあっさりバイバイでちょっと拍子抜け。
そこからはなんでもありの展開でゼウスや元カノま
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.0

大好きなソン・ガンホに、これまた大好きなぺ・ドゥナ、カン・ドンウォンにIUと、まあなんと豪華な俳優陣。
ぺ・ドゥナは「空気人形」以来の是枝組かな?
とにかくみなさん当然ながらとても上手い。

感心した
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機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.8

ファーストガンダム全話をリメイクして欲しいと願っている人間にとっては、一話だけだけど、願いが叶った作品。
あの主題歌がインストで流れて胸熱。
終盤ガンダムが現れるシーンでもあのBGMが流れて胸熱。
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

御年59歳のトムさんが前作以上に大活躍。
これってSR-72?とか、うわSu-57出てきたとか、終盤あの機体が!とか、CGなんだろうけど実写と区別つかないくらいの素晴らしい出来で、もうそれだけで心の底
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

2.8

初代ウルトラマンへのオマージュやリスペクトというより、リブートと言えるくらいの設定。
初代を知っていればかなり理解が進むし、脚本もそれを踏まえてよく練られている。
が、視聴意欲を削ぐのがCGの出来。
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透明人間(2019年製作の映画)

3.5

ケビン・ベーコンの「インビジブル」以来観た透明人間もの。
比較するとこちらは低予算で作られてる感じがするが、脚本はこっちの方が凝っている。
見えない奴がどう攻撃してくるか、よりも、見えない奴の犯罪をど
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名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

2.0

仕事の合間に時間つぶしに鑑賞。
薬で子供になっちゃうの?
骨格は?内臓も?
え?この子の戸籍は?
とか言っちゃいけない事は分かってる程度の前知識。

キャラへの思い入れも無いので、純粋にストーリーだけ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.5

序盤夫婦に起きる事件に対する主人公の姿勢に共感出来ず、見なかった事にして普通に夫婦関係を続け、それでも妻を愛しているという行動原理に異常さを感じましたが、やはり「そんな訳ないじゃん」という展開。
主人
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

・小学生の悪ふざけ映画
・開始5分でオチがわかる
・カメラワークが未熟
・怪獣の大きさがわからない
・コメディにしてはセンス無い
・シリアスならばもっとセンス無い
・下ネタがとても酷い
・客席誰も笑っ
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花の詩女 ゴティックメード(2012年製作の映画)

3.5

ドリパス企画上映に参加。
作者が円盤化する気ないので、こういう機会にしか観られない曰く付きの作品。

ファイブスターストーリーの一節の物語なので、ファン以外にはなんのこっちゃ分からないかもしれないが、
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機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

宇宙世紀最後の大物、Ξクスィーガンダムとペーネロペーがいよいよ動く映画として期待大の映画三部作の一作目。

ドラマパートは富野御大お得意のまどろっこしいセリフ回し満載の原作リスペクトな出来。作画はとて
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浅草キッド(2021年製作の映画)

2.5

大泉洋が素晴らしい。
テレビ嫌いで動画もろくに残っていない「幻の浅草芸人」深見千三郎、だからこそ自由に演技出来たのかもしないが、それにしてもこの師匠感はすごい。

一方の柳楽優弥。本当にうまい役者さん
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.5

ファイトクラブの第一のルールは「ファイトクラブについて話してはいけない」なので、ここでは何も語りません。

が、スコアは付けておきます♪⭐️

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

ティモシー・シャラメを嫌いにならなければ楽しめるはず。

原作は60年前のSFの金字塔的作品。
スターウォーズをはじめ多くの映画に影響を与え続け、多くの高名な監督が映像化に挑み、失敗してきたいわく付き
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