Janenさんの映画レビュー・感想・評価

Janen

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モキシー ~私たちのムーブメント~(2021年製作の映画)

5.0

前半は男性が堂々と真ん中を歩く社会の中で、女性が受ける迷惑や肩身の狭さを強烈に見せつけられる。でも、「私たちはこんなに可哀想なんです」と訴えるようなお門違いの日本製の自称女性映画に対して感じるストレス>>続きを読む

ダイアナ(2013年製作の映画)

3.4

ダイアナの人生の中でもカーン医師との恋愛に重きを置いた作品なのでダイアナの王室との対立や息子たちへの無償の愛はほとんど描写されていないけど、これまで読んだり見たりしてきたダイアナの資料の中でもパパラッ>>続きを読む

レディ・ガイ(2016年製作の映画)

2.4

ミシェル・ロドリゲスが好きじゃないとキツい。好きでも最後まで見れる人少ないんじゃないか?と思いながら最後まで見た。ミシェルとシガニーがこんな駄作なのに全力で演技してて尊敬した。マッドサイエンティストの>>続きを読む

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アルモドバル監督はなんでこんなに女のコミュニティを熟知しているのだろう。
感想を書かずにはいられない名作です。娘が夫を殺害した直後でも女だけで助け合って仕事をする姿の生き生きとしたことよ。女性の生命力
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ良かったです。主人公がまず移民二世で周りの人間はほとんど有色人種。イギリスに行ったことがないからこれがリアルなのかポリコレなのか分からないけど設定としては地に足が着いていてロマンスというよ>>続きを読む

ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.6

アントンとアレクサンドラ・ダダリオが出てるから前から気になってたのをやっと見た。この2人も良かったけどエヴリン役の女優さんが思い切りのあるコメディもシリアスもホラーも見せてくれてなかなか演技に味がある>>続きを読む

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

4.0

思いの外評価良くないけどおかわり作品リストに入ってる。多分クリエヴァちゃんとダコタが可愛いから見ちゃうんだと思う。あと途中で出てくる絶叫ニキがチープでアメコミみたいないい味出してて好き。

(2005年製作の映画)

3.0

神話的なメタファーが多く使われてるんだろうなってのは分かったけど何を意味するかは全く分からなくて、日本よりも儒教の根深く尚且つ名作がボンボン生まれる韓国の人なら分かるんじゃねえかとコメント漁ってたら「>>続きを読む

ニューヨーク 冬物語(2014年製作の映画)

3.0

は?(ジェニファー・コネリー見たさに見たけどCGがいちいち無駄すぎてウケるしみんな言ってること訳分からなくて逆に楽しいです)

トロイ(2004年製作の映画)

3.1

なんか知らんけど終始イライラするんだよな〜。タイトル通りトロイア戦争がベースなので実際にこんな感じだったんだろうけどこの手のマスキュリズム()にはどうも嫌悪感がある。映像はとても美しくて中々凝っている>>続きを読む

イングリッド ネットストーカーの女(2017年製作の映画)

1.6

オーブリー・プラザが好きで見たけど配信でもしてなきゃわざわざ借りて見るほどの作品ではないな・・・自分の持ち物とか行く場所とか知られたくないから自分はエズラに1番近いと思ったし、SNS関連になると友達と>>続きを読む

スキン~あなたに触らせて~(2017年製作の映画)

3.8

難解、というか正解のない分析不可能で考えるよりも感じるしかない。とても新しく美しい作品。
狭いコミュニティの中で自分はここに区分けされるからこの中から伴侶や友人を選ぶべきだ、というどこの国にも根付いて
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

2.5

バランスが良いと見せかけて悪い。
政府、様々な分野の研究者、ネットの有名人、一般人が同時に動いてて様々な角度(笑)から人々の行動を観察するんだけども世界の9.999....割の何も知らされずワクチンを
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ミス・アメリカーナ(2020年製作の映画)

4.5

テイラーの歌手になる前から歌手になった後、カニエのあの件や母のガン判明、可愛いカントリー歌手から新生テイラーの誕生、セクハラ裁判での経験、そして最新アルバム"Lover"の製作まで。ゴシップ厨だから所>>続きを読む

砂の城(2017年製作の映画)

3.6

おもしろい、というより目を開かされるような作品。派手な交戦シーンもあるけど、ほとんどが兵士たちやイラクの住民たちとの会話で成り立っている。正義!愛国心!みたいな勘違い戦争映画も多々あるなか兵士たちの実>>続きを読む

トータル・リコール(2012年製作の映画)

2.8

アクションとケイト・ベッキンセイルが100億点
1人コリン・ファレル祭りしてて見たけどほんとに彼はクソ野郎か陰キャジジイかヤク中かその他変態役かでしか輝かない。演技力が高すぎてイケメンなのにイケメン役
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

4.3

パンチの効いた"嫌味"映画
ジェニファー・ロペスもコンスタンス・ウーも移民、ストリップクラブのストリッパー達は貧困層の黒人女性とその他移民女性が半々くらい。つまり、"(正当な手段で叶える)アメリカンド
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.5

どの作品も良かった。3人の監督が東京でやりたいことをやりたいだけやっている超作家主義作品。でもやっぱり同じアジア人のポン・ジュノはキャスティングでも脚本でも有利だと感じた。『シェイキング東京』目当てだ>>続きを読む

ステータス・アップデート(2018年製作の映画)

3.5

ロス・リンチの顔面で人気ない(カースト低い)のは若手俳優の「高校時代全然モテなかったです(笑)」と同レベルに信憑性ない。☠のTシャツにも限界があるんやで。

エンジェル ウォーズ(2011年製作の映画)

1.5

高低差についていけず終始「踊れや!!!」ってツッコんでた。『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』や『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』でサイコーだったエミリー・ブラウニングのベイビードール、キャラデザ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

5.0

久しぶりに満点付けられる傑作、というか2020年のオスカー候補作公開ラッシュの中でも映画史の中でも突飛している作品。ウェス・アンダーソン監督の作品に見受けられるような平面構造で"知らなかったナチス"の>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

言うまでもない傑作です。プロットも素晴らしいが、作中に反映される貧困問題も然る事乍ら個人的に家父長制に伴う弊害の描き方が最も印象に残った。潜在的に母の認めた優秀な男性しか選ばない娘も家族への責任を捨て>>続きを読む

アメリカン・パイ(1999年製作の映画)

3.7

終始、〜伝説の始まり〜って感じでグッと来てた。わざわざ借りて見るほど夢中ではないけど好きなシリーズだから残るは記念すべき第1弾のコレとウエティングだけ。完全に贔屓で点つけてるけど年頃の男子の馬鹿な協定>>続きを読む

マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

3.2

みんな言ってるけど全く華麗ではない。解説見てもよく分からない部分が多々あったけど心理戦は面白いしクリスチャン・ベールの演技がすごい。株について勉強したくなった。

レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

風景◎、内容△寄りの○、登場人物💩って感じでした。とんでもねぇ自分勝手ファミリーでなおかつ兄弟が色んな意味で再び兄弟になってしまってて中盤から「エッ(困惑)」しか出てこなくて全然ついていけない。スザン>>続きを読む

グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.7

程よいスピード感と緊張感であっという間に終わってしまった。
今どき逃亡劇にしては珍しい撃ち合いなしなところがアクションに惑わされないというか、この映画の本質だけを訴えるみたいに真正面から戦ってくる感じ
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.2

ゾンビ映画はなんと言っても内蔵が吹き出す描写とそのチープさだと思ってるから製作側と自分の間にゾンビに対する解釈違いが起こってしまった。アホみたいな言い方をするとブラピしか勝たんって感じ。

アメリカン・パイ in バンド合宿(2005年製作の映画)

3.4

アメリカン・パイなのに(いつもより)おっぱいねーじゃん!って叫んだ。やけに真面目だけどシリーズ最高のB級感じゃないか?ヒロインの可愛さはシリーズナンバーワンじゃないかな。マットがスティーブとそっくりだ>>続きを読む

ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

4.1

有り得んくらいイイ。"双子姉妹の歌"が頭から離れない。日常と歌、ダンスの境界線なんてないと思えるほど美しい。見るだけでいい人生になりそう。衣装がダントツで可愛いので将来娘が出来たらこんな服を着せたい。

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.1

序盤はホラー映画よりも怖いが、これはホラー映画などではなく現実で今も起こっていること。日本人のイメージするインドって、陽気、カレー、派手・・・って感じだろうけどインドを舞台にした作品をいくつか見てきて>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.4

ノートン(しおれた若者)がブラピ(元ボクサー/スキャンダルで引退)に指導されてチャンピオンになる映画かと思ってたら普通に素人が喧嘩する話で笑った。『セブン』『ゴーンガール』とデヴィッド・フィンチャー作>>続きを読む

28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

3.7

サンディが楽しそうに笑ってるからラブコメかと思いきやコッテコテのヒューマンドラマ〜in更生施設〜
ベタな中にもこの作品だけにある特別なものが見えて結構好き。薬や酒に手を出してしまう人のタイプは大きく2
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.6

別に見たいとも思わず期待もしてなかったけど何故かタイトルがずっと頭に残っててやっと見た。人生に行き詰まってる女友達にオススメしたい作品。ジェンダーで括りつけてはいけないと分かってるけど主人公のリズが抱>>続きを読む

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.8

こう言ってしまっては失礼な気もするが所謂「病気モノ」の胡散臭さ、セコさが苦手であんまり本作にも魅力を感じていなかった。結果、気まぐれでDVDを手に取ったのを後悔するくらい涙を堪えるのに必死になった。主>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

3.3

映像美は瞬きする間も惜しいほど素晴らしいけど前作を全く予習せずに見たからハリソン・フォードが出てきても「お〜・・・ハリソン・フォードや・・・」くらいにしか思えなかったのが残念。ゴズリング以外何も知らず>>続きを読む

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

3.6

今の数倍は規制ゆるゆるの夏を舞台にクソガキの始まりと終わりをおバカかつノスタルジックに描いた作品。
やってることは本当に下らなくて特にエキサイトするような場面もなくティーン映画にしては物足りない感はあ
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