雑な映画感想さんの映画レビュー・感想・評価

雑な映画感想

雑な映画感想

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子宮に沈める(2013年製作の映画)

4.0

実際に起こった事件をベースにしたものです
ドラマ性をなるべく排して
子供が衰弱していく様子がリアルに描かれます
実際の事件では2人とも餓死したそうですが
映画では母親が娘を殺めています
この変更点をど
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愛のように感じた(2013年製作の映画)

3.0

まだ自分という軸がない
思春期少女がフラフラと迷走する映画

主人公の無気力な描写がリアルで
ダンスも特に好きでやってるわけじゃない感じとかが生々しい
自分が何をしたいのか、何をすればいいのかわからな
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ある娼婦の贖罪(2019年製作の映画)

3.0

命を賭した娼婦の抵抗は社会派ドラマとしては映画的すぎるので
お医者さんの最後の行動を世俗的にしてバランスをとった感じだろうか
いずれにせよ2人の協力によってなし得たことではある

零落(2023年製作の映画)

2.5

なんか終始村上春樹の小説っぽかったなという感じ
売れる物を描きたくても才能がなくて
描くことが出来ない泥臭い漫画家じゃなくて
売れる物を描こうと思えばいつでも描けるけど
プライドが邪魔して描きたくない
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

2.5

原作未読
どうやら評判が悪い現代パートは映画オリジナルらしい
あと終盤の展開が唐突に感じた
原作だと一応伏線があるとのことなのだが
いずれにせよ、展開の意外性のために
それを持ち出すというのは、なんか
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原点(2016年製作の映画)

2.0

全くついていけなかったが
Amazonにあった解説レビューを観て概要を把握できた
雰囲気は悪くないのでもう少し分かりやすくしてくれたら
名作だったのかも知れない

はるヲうるひと(2020年製作の映画)

2.5

ミャンマー出身の兄ちゃんが終始いい味出してましたね
あと、山田孝之さんからペペローションを渡された
謎の日焼けおじさんが最後らへん
憑き物がとれたような賢者モードで
島から去って行くシーンが意味不明過
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イゴールの約束(1996年製作の映画)

4.0

30年も前の映画だが今でもタイムリーな内容
しかし、この手の移民問題はより深刻化しているような・・・
イゴールは人種ではなく
同じ底辺層に生きる人間としてアミドゥ一家に対して
罪悪感や仲間意識が芽生え
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ビッグ・アイズ(2014年製作の映画)

3.0

「思考は現実化する」という大ヒット自己啓発書を書いた
ナポレオンヒルという人はペテン師だったらしいが
ウォルターにも似たような才能があったんでしょうね
現代だと嫁の手を借りずとも
youtuberだっ
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ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

1.0

なかなかにひどい映画を観た
トランプを支持するような方々やレイシストを貶めたいという
選民思想的なメッセージ性はピンピン伝わってきたが
映画でお説教、啓蒙したいなら
もっと説得力があるものを作った方が
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クラム(1994年製作の映画)

4.0

実話+兄弟版のルックバックというか
構造が似てるように感じた
もしかすると弟より才能があったかもしれない兄ちゃんだが
抑圧的な父親と小うるさい母親の毒をもろに浴びたせいか
廃人のようになってしまった
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タルサ 俺の天使(2020年製作の映画)

2.5

ひょんなことから父親になっちゃう系のお話
子供が突然事故に遭うとか、そのあと余命要素入れてくるとか
実話をベースにしてるというわりには
既視感がある展開にイマイチ乗り切れなかったが
実話だとすればいい
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美しい人妻/執着心(2015年製作の映画)

1.5

突き飛ばしたらたまたま打ち所が悪くて死ぬっていう
火曜サスペンス風殺人が拝める
あと妊娠を予兆する表現として
日本の古いドラマとかでもお馴染みの
嘔吐するシーンがあって
オランダでもやってんだなという
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スリーピング タイト 白肌の美女の異常な夜(2011年製作の映画)

3.0

つい先日パールというスプラッター系の映画を見たけど
狂気を突き抜けた主人公という意味では同質性を感じる。
ジョーカーが生ぬるく見えるくらい屈折していて
謂わばカリスマ性のないジョーカー
もしかすると最
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美しき棘(2010年製作の映画)

2.0

喪失感や孤独感を非行によって鎮めようとする
多感なお年頃特有の不安定さを
フランス流に描くとこうなるんでしょう
ズルズルと売春や薬物やホストにハマっていくほど
泥沼化しなくて良かったと思います
あの世
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心と体と(2017年製作の映画)

3.5

人生を重ねて無感情になっちゃったおっさんと
ナチュラルボーン無感情な女性の一風変わったラブストーリー
食肉処理場で持ち前の無感情を活かして働く2人が
寝ているときに見る夢を通して邂逅していく
オチがな
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.0

シリーズものだとは知らずに鑑賞したが
時系列的にこっちが先でも問題なかった模様
序盤はちょっとダークなアニーみたいな感じかな?
と思いつつ観ていたが
ちょっとどころではなかった・・・(笑)
パールの後
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関心領域(2023年製作の映画)

2.6

5倍速くらいで鑑賞したので全然咀嚼できてませんが
アウシュビッツじゃなくても成立する話だな、という感想
搾取する側はいつの時代も呑気に暮らしてるでしょう
その構造は未来永劫変わらないと思います

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.5

岩井俊二監督の花とアリスからメルヘン要素を抜いて
フランス流に表現するとこうなる
という感じの映画
90%の人が死に間際に見るのは天井
みたいなセリフがなんか印象に残った

デス・ホール(2017年製作の映画)

1.5

何かを言っているようで何も言っていない
まるで〇泉構文のような内容です

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

2.0

主人公が最初から美人過ぎてストーリーに説得力がない
あの容姿であればインスタ等で簡単に承認欲求が満たせるだろう

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

3.0

スペインでも体型弄りとか陰湿なイジメってあるんですね
単純な復讐劇にはなってなくて変質者にシンパシーを感じてしまった
サラちゃんの葛藤が見どころ

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

2.5

アイディアは面白い。内容は可もなく不可もなくという感じ
本上まなみさんを久々に確認できたのが収穫かもしれない

(2023年製作の映画)

4.0

テーマの重さに反して
全体的に演出というか映像が安っぽくて残念な感じなのだが
オダギリジョーの創作活動をチクチク品評して小ばかにしてくる
バイト先の冷笑系モジャモジャ眼鏡くんがなんかリアルに感じた
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怪物(2023年製作の映画)

3.0

謝罪中に飴は舐めない方が良いですね
人間、というか日本では
KYな人を疑ってしまう習性があると思いますので・・・
それはそうと坂本龍一氏のaquaが流れてきたとき
改めてええ曲やなとしんみりした。BT
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

断食直後に肉食は胃腸に負担かかるだろ師匠・・・
などと思いながら見てたが
なるほど、そういう展開ですか。
サイコパスな叔母さんの弟子らしく
わりと殺人に躊躇がない主人公がドッシリしてて逞しい

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.0

これ実話ベースとかマジっすか
どうせ盛ってるんでしょ?と調べてみたら
実際の事件の方がエグくて驚いた
映画の方がまだマイルドに描いてるパターンは珍しいかも

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.5

身体障碍+グレーゾーンな兄と
知的障碍の妹が福祉に頼らず(頼れず)に
現代社会を生きるとどうなるのか?
という、ひとつのシミュレーションとして
まあまあの出来だと思いますはい

お兄ちゃんが夢の中で無
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マルティナは海(2001年製作の映画)

2.0

雑に飼われたり使用人にイジメられたり船の中に捨てられたり
小さなワニが人間のエゴに巻き込まれるお話

苦役列車(2012年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読です
正直期待はしてなかったが、意外にと言っては失礼だが
そんなに悪い映画でもなかった
共感なんて端からお断り、と言わんばかりの主人公には
すがすがしさを感じる。
社会的弱者は必ずしも救いた
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ルックバック(2024年製作の映画)

2.5

アマプラにて鑑賞

原作未読だったので途中からの予想外の展開に驚く
ほろ苦い系の青春アニメだろうと予想はしていたが
苦み成分が大分重くてあんまり入っていけなかった
というのが正直なところ

お絵描き練
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ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

2.5

実際の事件がモデルになってるとのこと
ググってみたら主役の人より犯人の方がイケメンに見えた
映画の情報だけだとニトラムとヘレンが惹かれ合う
展開に違和感というかおとぎ話感があったが
なるほど、イケメン
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クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

2.0

おじいちゃんだって夢くらい見てもええですやん?自分もこういう夢の中で逝きたいもんです。面白いかどうかは別として。

美しすぎる裸婦(2018年製作の映画)

3.0

エロい話を期待していたら
恐い話が始まった
ド変態写真家とろうあの美女
ドキドキハラハラの脱出劇、一体どうなる?
そして最後の最後でお茶吹いた
いやいやそうはならんやろ?!
ちょっと心通じ合ってた、み
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変態島(2008年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルに釣られて観てしまった
いつ変態が出てくるのだろうとワクワクしていたが
セリフは少なく、終始陰鬱な雰囲気で
1時間経つごろにはすっかり飽きてました。

途中パクシン・ガオという人物が
子供に腕
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