seaさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラの無敵さと兵器っぽさが絶望感を生んでいてよかった。第二次世界大戦後という設定が好み。

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.0

他の人のことが気になりすぎるお話。自分に集中した方がいいことがたくさんある気がする。

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

プライドなんて捨ててしまえはいいのにと思ってしまうのは待つ側に肩入れしすぎなのか。

もう少しだけ早ければとか、ここでこうなっていればとかそういう恋愛のタイミングのずれ感がすき。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

5.0

好きの詰め合わせすぎる。。

好きな俳優、作家、監督が揃うとこんなにも満足感が高いのかと感動。ストーリーも優しくて心が温まる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

-

よく分からなかったけど美術館に来たみたいな感覚になれてよかった。
子供が作った歌がすきだった。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

表は淡白に見えても奥底が優しい独特の世界観が好きすぎる。不器用だけど優しい人たちを見られる幸せ映画。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.2

不穏な空気を漂わせつつ時間が進んだり戻ったりするところがどきどきして良い。人を傷つけた人に罰が下っているところもそういう世界であってほしいという幻想を抱かせてくれて好きだった。

蹄鉄といいところをす
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

5.0

この年頃にありがちな周りの目が怖くて自分の大切なものを大切にできなかったりやりたいことを素直にできなかったりする絶妙な閉塞感が完璧だった。そしてその結果生まれてしまった悲しみと向き合う彼の表情が切なく>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

-

14歳、この作品ほどひどくはないけれど自分の中でも割と辛い一年だったことを思い出した。中学生は微妙に大人になりかけで、倫理観もないような子が多くて生き抜くのが大変だった。そんな雰囲気がリアルでみていて>>続きを読む

Love Letter(1995年製作の映画)

4.2

主軸がずれていく感じと切なさの残るストーリーが好み。おじいちゃんが良いキャラ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.4

そのときに会っていた人が後から思えば苦しんでいたのかもと思う瞬間。完璧だった。

なんてことない親子の旅行としても見られるけれど、娘との旅行を楽しい思い出にしたい父が抱える闇と、大人になりかけで、でも
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マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.5

旅に出て色々なひと、ものを見て自分の気持ちをリセットする感じが好き。旅先から手紙を送るの素敵すぎる。

21グラム(2003年製作の映画)

3.5

大切な人を亡くしても神の意思に関係なく人生は続く。。

とはいってもその辛い時期を乗り越えられるかは個人次第だし辛いものは辛いよな〜という感じ。この作品に出てくる人たちも周りからは自己中に見えるやり方
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.7

楽しさ満点はなまるって感じでずっと楽しく観られる。ニンテンドーと共に育った身なので世界観がそのまますぎて超懐かしい気分になった。
きのこ苦手なマリオがツボ。。笑

見下ろすとそこに(2018年製作の映画)

-

想像力が掻き立てられる。女性の叫び声、喚き声が続くのでちょっと不快感あったけど見入ってた。

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.5

重いのにポップな雰囲気がよかった。誰かに電話で音楽届けてほしい。

幻滅(2021年製作の映画)

4.5

純粋に文学を愛する青年がパリでの幻想に溺れて破滅していくおはなし。

純真だからこそ周りに乗せられ弄ばれ驕っていく様子が自業自得な部分もあるけれど痛々しくて幸せになってほしいと願ってしまう。

今もこ
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

3.7

本来与えられるはずの保護者からの愛を与えられずに時間を過ごした子供達の話。

お互いで支え合って愛を与え合う様子に心打たれたし強く生きてほしいと思った。

アニメーションだから見やすさはあるけれどやっ
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

4.0

ラストの表情。。

好きな人が他の人といるところを見るとか今までの我慢が決壊する瞬間とか、人が理性を持って耐えてる瞬間とそれが破綻する瞬間が好きなので超よかった。一歩間違えれば変態的だったりセクハラに
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.0

何が起こっているかよくわからないのに引き込まれるし見入ってしまう。

この映画みたいに作品を通した全体のストーリーよりその場その場で何が起こるかわからない感じや小さいけどいいなって思うポイントがたくさ
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眺めのいい部屋(1986年製作の映画)

3.8

今よりもっと一緒に生きる人を選ぶ自由がなかった時代に生きた女性の話。

画面がずっと綺麗で目の保養。フィレンツェの広場のシーンは強烈だけど美しかった。。ピアノ、テニス、本が印象的。

世間体や他の人の
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

5.0

忙しくて単調な日々に慣れすぎて誰かのために懸命に何かに取り組むとか、心が求めているものを追いかけてみるとかそういう忘れかけていた心のために大切なことたちを思い出させてくれた。

3人で囲んだ食卓の絶妙
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ジャック&ローズのバラード(2005年製作の映画)

4.5

外界から距離を取り自然と調和して暮らす父と娘に訪れた変化の話。

父が娘のためだと思ってした選択から変わっていく空気感とどこに向かうのか分からない緊張感がよかった。

出てくる人それぞれがいい味を出し
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青春神話(1992年製作の映画)

3.5

鬱屈とした雰囲気と画面から感じる湿気が印象的。

理性を働かせずに生きたらこうなるんだろうなーという行動の連続で面白い。こういう青春も見るだけなら良いかも。

ジャンプして天井に頭ぶつけてスンとなる流
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旅立ちの時(1988年製作の映画)

3.5

大切だからこそ手放す辛さと不安定な生活のなかでも心豊かに生きている様子の描かれ方が好きだった。

ソン・ランの響き(2018年製作の映画)

3.7

2人の間に次第に芽生えるお互いへの愛おしさみないなものがすごく暖かくてよかった。

もともと辞めたいとかやりたいけど踏み切れないことがあって、誰かと出会うことで踏み切る決意ができるってすごいしそんな出
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.3

友達との間の差や自分の心情の変化を強く感じる時期のヒリヒリ感。

誰かのそばにいたいのにその人の視線が他の人に向けられる辛さが分かるーとなって辛かった。みんな他人と比べたり競ったり誰かの理想になろうと
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