coco2ir3さんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

マーニー(1964年製作の映画)

2.5

幼少期のトラウマから窃盗癖に陥った女性の話。その事実を偶然知った男に見初められ、男の献身的な力添えにより、かたく閉ざされた心の原因があきらかになる。

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.0

ゴジラ、ラドン、モスラ、そしてキングギドラ。熱狂的なファンというわけではないが、それでも興奮するシチュエーションだ。まだ、ウルトラシリーズが始まる前だが、すでに特撮技術の完成度は高い。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

これまでで一番ソフトなエクソシスト作品ではないか。厳格な作風に似つかわしくない音楽や、憑依されてから死者が一人も出ない女性監督ならではの演出は悪くないが、張り合いがないことも否めない。過剰な演出が横行>>続きを読む

ザ・ボーイ ~残虐人形遊戯~(2019年製作の映画)

2.5

可もなく不可もない。
「ザ・ボーイ 人形少年の館(2016)」の続編らしいが、取り立てて言うほどつながりがあるわけでもなく、出来栄えも似通ったもの。人形の由縁があからさまにならないせいか、それほど脅威
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

4.0

相変わらず強烈で遠慮のない残忍さ。
これまでと違ったのは、おふざけがすぎる下品な描写は一切なく、オーソドックスなホラーに仕上がっていること。満を持して登場したチェーンソーを見た瞬間、まさかあの人も?と
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.0

真相はかなり奥深い。
たどりにたどって、ようやっと行き着いた最恐物件。ここで大きな疑問が一つ…なぜ夜に行く?もうホラーの演出に暗さを求めたら、視聴者もいい加減しんどい。結末もうやむやのままで、むりくり
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海底二万哩(1954年製作の映画)

3.5

1954年製作とは思えない出来栄え。
潜水艦ノーチラス号とその艦長ネモの物語だが、1800年代に夢のような高性能の潜水艦や、特撮による迫力の映像は驚きだ。科学技術の推を集めたエネルギーに対する由々しい
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ナイト・ウォッチャー(2020年製作の映画)

2.0

もっとスリリングな展開を期待していたが、当てが全く外れてしまった。ヘレン・ハントやジョン・レグイザモは、客寄せパンダ的な出演のようでもったいない。そもそもいかなる理由にせよ、隠しカメラを仕込んでいる時>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

2.5

潤沢な予算を使って、ストーリー度外視のおかしなエンタメアクション映画に成り下がってしまった。前作の出来からして期待通りだったが…
キレは衰えたものの、無理くり階段を転げ落ちるキアヌ・リーヴスは応援し続
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街のあかり(2006年製作の映画)

1.0

陰湿、悪質、不快。
分の悪い主人公の肩を持つのが普通だが、それさえままならぬ。敗者を生みだす作り手の悪趣味でしかない。

過去のない男(2002年製作の映画)

3.0

険のある表情ばかりで苦々しい。
エピソードも一つ一つがすさまじく衝撃的。かと思いきや、日本語の歌にお寿司と日本酒がでる…なんともつかみどころがない。
ただ、ほんの薄っすらとあたたかみのある感情が垣間見
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浮き雲(1996年製作の映画)

2.5

お国柄か演出なのかよくわからないが、切羽詰まった状況にも関わらず淡々としていて、あまり感情的にならないことに違和感を感じている。それもあって共鳴することもなく、思いのほか夫婦仲が睦まじいこと以外、心に>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

夢を、かつての栄光を取り戻したい…
落馬による大怪我で夢を絶たれたロデオライダーのブレイディは、虚無感やもどかしさを感じながら、悶々とした日々を暮らしていた。そんな興味のないドキュメンタリーを観ている
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

5.0

硬派で気骨あふれる男、タイラー・レイク。
寸分の狂いもなく撃破する戦闘力はまさに驚異。前作よりもパワーアップしているのは間違いない。物語のシンプルな設定と、切迫したカメラアングルは迫力満点。観る側の体
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.5

地味なクライムドラマだが、味がある。
脚本がいいからか見応えは十分。締め方も悪くない。

長編怪獣映画 ウルトラマン(1967年製作の映画)

3.5

ウルトラシリーズ初映画作品。
テレビシリーズを再編集した劇場版。

バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

2.5

サンドラ・ブロック主演の「バード・ボックス」を観たばかりで、満腹でのおかわりはさすがにきつすぎる。 別腹的なものならまだしも、なかなかのボリュームなのでなおさらだ。多少の味変は評価したいところ。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

ものすごくじれったい。
その脅威が何かは分からないが、それを知れば死を覚悟する。シチュエーションはありがちだが、ハラハラせずにはいられない。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

よくできている。おもしろかった。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、どんな締め方をするか楽しみにしていたが、あっさりと終幕を迎え肩透かしをくらった気分。そこは続編に期待したい。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

2.5

人生の終末期をどう生きるか?
なかなか冷静に考えられることではないし、自暴自棄になることもある。最後に”人生に悔いはなし”と言えれば一番理想かもしれないが、それは人それぞれ。リチャードに同情はしても共
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