オオカミ少年に騙された気分。
B級ホラーに分類するだろうが、よくできている。尺もちょうどいいし、まるで「ソウ」のような雰囲気も醸し出している。
ジェイク・ギレンホールが大暴れ。
不条理な世の中がまかり通るわけがない。
鑑賞は三回目。気に入ったからではない。
1963年版の鑑賞後に改めて吟味。まずは観やすい。さらに、あらすじをよくよく把握していたせいか、原作と見事に調和された今作を再評価した。映像ディレクターらしいエ>>続きを読む
感受性が弱いせいか、何ひとつ伝わってこない。京都の古い町並みや奥ゆかしい伝統の映像に、まるでサスペンスドラマのようなカットや効果音が水を指す。あっけない幕切れもどうなのか。
あらすじはとてもおもしろい。
残念なのは、いまひとつパンチが足りない。
ジャッキー・チェン vs ドニー・イェン
どちらの面目を立てればあの決着はいたしかたないが、できればもう少し見たかった。
公開当初、ジャッキーのアクションが少なくて不満だったことを記憶していたが、改めてみたら、ヒューマンドラマとしていい味が出ている。
映画の主人公に対して、最初からセメント詰にされればよかったのに…と思ったことはない。
エゴイズムな母親の惨めな生き様に辟易する。
やましさを棚に上げ他人をいたぶる奴がはびこり、身勝手な烙印を押された人間が追い詰められる切ない世の中… 雨のシーンに救われた。
フィリップ・ボスコとフィリップ・シーモア・ホフマン。作品は素朴でも、大好きな俳優二人の共演だけで観る価値があった。
こんな終わりかたって…心残りしかない。
終わりの始まりのその後は、あえて見る必要はないということか。確かに、地獄絵図は想像すらしたくない。
現状を把握するのに時間がかかる。
理解したかどうかもわからないが、まがまがしい信仰や呪術というより、手間のかかる生贄ということか、おどろおどろしい内容でもないせいか、少し拍子抜けするかもしれない。
ヨルゴス・ランティモス監督のスタイルとバックグラウンドが妙にマッチした作品。おもしろかった。至って縮図された歴史ドラマではあるが、女性の野心や妬み嫉みを、気色悪く巧みに演出している。尻切れトンボ的なエ>>続きを読む
デリカシーのないシーンからスタート。
観る人の神経を逆撫でする演出はピカイチ。停止ボタンを必死に堪えた甲斐があったか、これまでの作品とは打って変わり、設定がおもしろい。オカルトチックな要素をはらむ物語>>続きを読む
日本のある映画監督を連想した。
歪んだ性癖を表現して、アートとかクリエイティブを気取る。そこから何を発信したいのかわからないが、伝わってくるのは色情しかない。
かなり独創的な作品。
一度観ただけでは全く理解できないが、二度目を観る気力は全くない。