華麗にタンゴを踊る紅一点ガブリエル・アンウォーの魅力に惹かれるが、ここはアル・パチーノの感銘を受けるスピーチにつきる。
ジャック・ダニエルを"ジョン"と呼び、香水の銘柄をさらっと言い当てる…どこか淋し>>続きを読む
レンタルビデオ冒頭の予告編でみた映像が、若干トラウマとなって今日まで敬遠していた作品。物語を理解するのはかなり難しい不可思議な映画です。意外と恐怖感はまったくありませんでした。
ゴジラ誕生50周年作品であり、ゴジラシリーズの最終作となった映画。
監督の北村龍平は一体何を撮りたかったのかよくわからない、というのが正直な感想。これを最終作とするのはとても残念・・・。それ以上語る>>続きを読む
人生や人の生涯を、変わった切り口で描いた物語。
決して主人公に感情移入することはありませんでしたが、様々な人の一生を素直に客観的にみることが出来ました。
歳を重ねることが素晴らしいのか、若返る人生>>続きを読む
たしかにジュラシックパーク。
ストーリーがわかりやすいし、オマージュではなくモンスターパニック映画として観れば、それなりに楽しめる。
キャンディマン役トニー・トッドの存在そのものが不気味。グロテスクなシーンも少なく、思考をこらした構成はなかなか楽しめた。
【モンスター・ヴァース シリーズ第1作】
CGや特撮は映画製作に欠かせない技術だが、駆使しすぎると見苦しく感じることがある。さらに、全体的に暗めの映像が多く、若干のストレスを感じるものの、不気味で迫力>>続きを読む
大義とはなんだろうか?・・・と考えさせられた。
目的のためなら多少の犠牲もいとわない米国と、信念をつらぬく中東諸国の人々。
これまでの視点を少しずらした、なかなかおもしろい作品だった。
コメディとしても野球映画としても一番。チャーリー・シーン演じるリッキー・ボーンの登場が鳥肌モノ。このシーン観たさで劇場に何度も足を運んだ。アクション俳優として定着したウェズリー・スナイプスの出演も見ど>>続きを読む
伏線を仕込みすぎたか、それとも中途半端だったのか、終盤まで面白かっただけにエンディングが少し残念・・・。せっかくのビリー・ボブ・ソーントンの存在がもったいない。
殺し損ねた人物を危険を犯してまでとど>>続きを読む
これから観る方は、「シックス・センス」のようなある秘密があるので、レビューを読まず先入観なしで観てほしい。撮影当時、若干12歳のエスター役イザベル・ファーマンのずばぬけた怪演に脱帽。
機長ウィトカーは救いようのない男である。
妻や子供に愛想をつかされ、手を差し伸べる友人を裏切り、嘘を重ねていく。
でも、この人を軽蔑することはできない。
もしも自分だったら…最後にひとつだけつけばいい>>続きを読む
主演のケヴィン・ベーコンと主題歌を歌うケニー・ロギンスの大出世作。映画もサントラも大ヒットしました。
30年ぶりに鑑賞しましたが、この曲もサントラだっけ…と懐かしみながら楽しみました。
ケヴィン・>>続きを読む
「スピード(1994)」のコンビによる心がいやされるラブストーリー。2001年に公開された韓国映画のリメイク。郵便ポストがこんなに愛らしいと思ったことはなかった… オリジナルも観てみたい。「This >>続きを読む
意外な組み合わせのこのキャスティング、かなり好きです。ヘイデン・クリステンセンがいい味出しているし、マット・ディロンもまだまだ若い。これまで見たことない冷徹なポール・ウォーカーは新鮮。
序盤の掴みど>>続きを読む
実際には劇中以上の無意味な殺戮があっただろうと想像すると胸が痛む。人格が壊れ、味方同士でいがみあい、無念の死に直面する。何一ついいことはない。この映画がどこまでリアルに追求しているかわからないが、胸が>>続きを読む
ミッキー・ロークが二枚目カリスマ俳優だったころの作品。振り返れば、同年に公開された「ナインハーフ」(1985)あたりが絶頂期だったかもしれない。共演のジョン・ローンも、この作品から人気に火がついた。>>続きを読む
こういう映画は、今の時代に作ろうとしても難しいでしょうね。初めて観たときあまりにもシブすぎて、鳥肌が立ったことをよく覚えています。
よく友人と、C・トーマス・ハウエルがいいとか、マット・ディロンがか>>続きを読む
クリスチャン・ベール目的で鑑賞も、ラッセル・クロウとベン・フォスターにすっかり魅了される。オリジナルもぜひ観てみたい。
ビターが効いたかなり甘いファンタジー映画。
子供も喜ぶビジュアルはあいかわらずすばらしいが、好みが割れる作品かもしれない。上映時間がもっと短ければ、また評価が違ったかも。
ミステリアスのようでミステリアスでない。ホラーのようでホラーではない。何かがちょっと物足りないような、そんな作品でした。主演がケイト・ブランシェットでなければ、スコアがもっと低かったかもしれません。
第38作となる今回のマドンナは、シリーズ三作品に出演している竹下景子さん。その出演作の中でも一番好きで、一番悔しい思いをした作品です。寅さんらしいと言えばそれまでですが、詳しくは劇中の恋の結末をご覧く>>続きを読む
映画「男はつらいよ」シリーズの初レビューとなりますが、いつになっても色褪せることない日本を代表する名作です。冒頭のテーマ曲が流れ始めると、今でも心躍ります。
今回のマドンナは、現在は60を超える田中>>続きを読む
シリーズ五作目は、「アウトロー」(2012)のクリストフォー・マッカリーを監督に起用。冒頭から質の高いアクションを多投する。カーチェイスならぬバイクチェイスは迫力満点で、あのマッドマックスを彷彿させる>>続きを読む
前作のミッション・インポッシブルⅢから5年、シリーズ第一作目公開から15年。四作目となる本編はタイトル表記を変え、新たなメンバーを揃えて始動した。
今回の監督は「Mr.インクレディブル」(2004)>>続きを読む
実話らしいが、過剰な演出や強調などせず、忠実に事実を描いたせいなのか、あまり心に響いてくることはなかった。
それより、演技派のベテラン俳優がこぞって出演していることに目を奪われ、重くていくぶん硬いスト>>続きを読む
作品全体が多少未熟というか大味ということと、たまには頼りないサミュエル・L・ジャクソンでも観ることを踏まえれば、コンパクトにまとまってて悪くない作品ですよ。
主演は誰なのか悩むほどすばらしいキャストですが、悪役のイメージが強いガブリエル・バーンやジェレミー・アイアンズ、ジョン・マルコヴィッチがシブい。レオナルド・ディカプリオの出演作品では一番好きかもしれま>>続きを読む
これまでのシリーズ三作品とも監督が違っていて、各々の特徴がよくでているが、どの作品も甲乙つけがたい。周りを固めるキャストもすばらしい。敵役のフィリップ・シーモア・ホフマンの迫力は、なかなかのものだった>>続きを読む
後半のロック調にアレンジされたテーマ曲が流れるあたりから、いきなりフルスロットル!トリハダ全開の興奮しまくりでした。トム・クルーズのアクションも冴えてましたね〜。シリーズは全作品観ていますが、パート2>>続きを読む
人気シリーズの第一作目というのは、やはり文句なしにおもしろい。振り返ってみれば、シリーズで一番スパイ映画らしい。スリルもアクションも申し分ない。
一つだけ言わせてもらえれば、エミリオ・エステヴェスが>>続きを読む
ポーチや寝室の窓からフィールドを眺めるシーンはうらやましかった。野球が好きな人にとっては贅沢な夢だが、本気でフィールドがほしくなる。
このレビューはネタバレを含みます
主演のサム・ワーシントンは、無実の罪をはらすため飛び降り自殺を装う元警察官の役だが、その家族が「ミッション・インポッシブル」顔負けの活躍をみせる。
難攻不落のセキュリティを突破し、その道のプロでも厳>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに上質なホラー映画を観た。
オカルト系と思いきやSFホラーだった。ホラーと言ってもグロい映像や腰を抜かすような場面はないが、テンポも長さも丁度いい。
それでも、台所にある食材などをいたずら>>続きを読む