壮大なフィクションなのに、実際の報道で見る普通のリアクションシーンがマッチしてるのがちょっと怖い気もする。
国策では解決できない不測の事態、最後は神頼みしかないなんて。
特務一のスナイパー、なるほど。
最後まで菅菅しい、もとい、清々しい笑いが絶えない作品。なのにいきなり冒頭からの数分間は笑いではなく感動。ここが松元ヒロさんの真骨頂なのかもしれない。
すわ親治のあの頃の映像、懐かしさにまた違う感動。
一つ一つのストーリー、奇想天外だけどメッセージ性もありテンポよく進んでいく。愉快な作品でじっくりまた観てみたいと思わせる。
前作に感銘して行動を起こした人もそこそこいたようで、映画の影響力ってのは侮れない。
ポカをやっちゃったチームメイトへのフォローとか扱い方がいい。見習わなきゃと思わされたところ、まさに一見の価値。
誰も何も変わらない人々と場所の中で一人変わって行く心。希望を与える。
委員長の演技は演技なのか?すごい。
ボウイの名前を知った少し前の頃のライブ。
実家に一枚LPがあり、「スター千一夜」というインタビュー番組への出演を観て、なんだろう?と子供ながらに不思議に思ってたのが懐かしい。収録から20数年後の来日で>>続きを読む
老いてなお、ではあるが自分一人ではなく周りの力を上手くラッキーに使ってなす姿がカッコいい。義理がたさとフレンドリーな振る舞いに憧れも感じる、今現役のイーストウッド満載の作品。
身近な映画ファンの前評判通り、おもろい作品。適度な尺の三本オムニバス構成、内容の関連性と作品タイトルのマッチングもいい。
冒頭の監督挨拶も功を奏したような。
台詞のキャッチボールが良くできてた。あんな>>続きを読む
最初は退屈な展開だった。
後半の答え合わせから退屈に感じたことを悔やむ、やられた作品。
車両故障の意味合いはよくわからず。
主人公に同情するか、共感しないかで見方がガラリと変わる。50年以上前にできた作品でありながら、今でもありえそうな問題がテーマになっているところは考えてしまう。さすがケンローチ。
セリフもストーリーもシンプルな作り。
モラハラという言葉が定義された現代はまだ救いかも。
12年前にブカレストのとある病院の前で、その病院にまつわるいい話を聞いた。
あれも闇の温床になっていたのか。
エンディングは驚き。よくぞ世に出してくれた作品だ。権力の監視、考えさせるれた。
離婚後の恋愛感、元家族との関わり、
正解があるわけでもなく、男女の差異ではなくて個人の差異だとは思いながら、男の方の要領の悪さばかり心に残る。
こんな素敵な人がもったいない、のモヤモヤが最後の最後まで観るとスッキリ。
コミカルでありながらぐっとくる。
上映された1970年頃の世相、社会がモチーフだけど、薬物の怖さを伝えるには今でも通じる。でも題材になることはないな。
往年のピンクフロイドの音楽はサイケチックという言葉が合うと再認識。
酒の力に頼らないと、という生き方には全く共感できないが、酒の良さをうまく使って己の力を引き出せるというのは少し分かる。
ほどほどに。
デンマークでの宴会に踊りはつきものと聞いたことがある。なるほど。
現地の細野さんファンの細野晴臣評が興味深かった。アーティストに与える新型コロナウィルスの影響は、アーティストそれぞれによって受け止め方は違うと思うが、今回は自分の想像のはるか上を行くもののようだ。
と>>続きを読む
たったこれだけのストーリーで映画になることが驚きだけど新鮮。
音が重要な演出。どしゃ降り、隣人、ラジオのパーソナリティー。制約の多さをむしろ効果的に利用している。
音楽を、音と楽しむことの両方から感じるそんな印象の作品。
松本穂香の自然な演技はいい。
期待どおりというか、こんなものかという納得というか。これまでのダニエルクレイグシリーズをしっかり覚えてないと魅力が下がると改めて思う。
史実かどうかよく分からないけど、信玄亡き後の武田家についてはほとんど知識なかったので面白かった。老いた元権力者の存在価値を考えてしまう。
邦画版を寸前で見逃した後、このタイトルの意味するところを妄想していた。虎と魚の比喩するところは自分なりの理解で。
邦画もまたチャンスがあればぜひ観たい。
逃げても逃げきれず
結局無駄に。
でも逃げたくなる。
今日はとても楽しかったいいことと、
とても不愉快なことの両方があった。
逃げ出したくなるほどではないけど。
電車が通りすぎる描写の意味は?
不幸な事件の背景が謎めいているとき、何か隠されてると感じたらジャーナリズムの腕の見せ所。上位の権力を持つ側が隠ぺいしているとの仮説が王道で、裏を取ろうとする。下位の側が言うことが本当に正しいのか?裏を>>続きを読む
「時かけ」も出てくるよくありがちな設定で好き放題やってるなぁの印象。
映画の世界への思い入れと憂いの描写も魅力的だったが、誰も傷つけることのない仲間意識と寄り添う姿が清々しくて良かった。
思い込み過ぎず八つ当たりしなけりゃ、と思えばそれだけだが、偏重報道、SNS、匿名と特定とか現代の要素が入ると作品の面白みと凄みが増した作品になる。
逃げずにまじめに向き合えば、人ってものはちゃんと伝わ>>続きを読む
人生において過去を悔いる時に遭遇したら、できれば一人じゃなくて寄り添ってくれる、話しをしたり聞いたりできる誰かがいてくれる方がいい。
舞台劇の役者の準備、そんな経験することはないけどなんか参考になる。
奈良シネマテークの良いところは様々な切り口からの解説が聞けること。この作品一つの見所は「音」。聞き所と言うべきか。
同じことを長く続けて分かってくるもの。
家族、友情、国家、信頼と隠し事の紙一重を演じるカンバーバッチはやはり上手い。
40年以上モヤモヤした存在だった
Talking Headsをようやく知れて
感無量。サイコキラーだけが
知ってた曲だがやられた。
ライブのクオリティ素晴らしい。
分断と分断の収束が描かれた作品がこの時代に作られることこそ映画の価値。警鐘でもあり希望でもある。
クリスタル鹿賞は納得。
痛烈にやっちまつた。
善意の過失が本人のパーソナリティーに関連しているならば、更生することは人格を変えないと不可能なのか。
1000年一区切りで物事を考えることができると、今の世の中で常識とされる事柄の構成も大きく変わるのだろう。