comihoskiさんの映画レビュー・感想・評価

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トゥー・フォー・ワン(2014年製作の映画)

3.2

軽い小品ながら、テーマ自体はコメディ枠外。さりげなくいろんな既成概念を超えて(トランス)いる。
意地悪い人物は出てこない 笑。母ちゃんがいかにも映画のキャラっぽいが、むしろ魅力的。カナダ独特の風景や慣
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カランコエの花(2016年製作の映画)

2.0

懐かしの「中学生日記」かと思った…

啓蒙映画じゃないバランスの良さはなくもないが、この映画こそ授業で使われそうな教育的な匂いがプンプンだ。
せっかくキレイなさくらちゃんが感情堪えきれずに泣いてるシー
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グッド・ヴァイブレーションズ(2012年製作の映画)

3.0

ちょーっと話がクサいかな。
北アイルランド問題、地域差別、宗教差別、階級差別、テロ、暴力闘争、報復、ネオナチ、ジェンダー…リアルな素材をぶっ込んでる割に、主人公の政治的スタンスと行動が余りにも、無責任
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.4

妙にしっとりとしたインド映画。
傷ついた二人の仄暗く優しい関係に、切なさが増す。

恋におぼれて(1997年製作の映画)

3.2

マシュー・ブロデリックはダサいし、ストーリーは甘々だし、おのぼりさん向けNYC90sトレンディドラマに過ぎない。
なのにDVDまで買っちゃったのは、この作品のメグ・ライアンのロックなルックスが格別にキ
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メイド・イン・ヘブン(1987年製作の映画)

4.2

アラン・ルドルフの映画はすべて「探し求める男」の物語だ。この主人公もそうだし、『トラブル・イン・マインド』も『モダーンズ』もそう。でも、男とはそもそもそんな物じゃないか?

アラン・ルドルフは絶望感を
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

さーすがのアルヘンティーナ。
色気と退廃と音楽と絵画。
重くて厚ぼったくて、キレ上がってて、ヤクザでエレガント。
70年代。軍政。
リベルテ!
無邪気と邪気は切り離せない。
意味のない、ただ綺麗なだけ
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ナタリーの朝(1969年製作の映画)

4.2

いつか覚えてないくらい昔みた佳作。
劣等感と、もちろん紙一重の「私はスペシャルなはず」って思いに自分を持て余し、やり場のない怒りを抱えてる実は繊細なナタリー。
そういうところは当時の私とそっくりで、で
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.2

何も起こらないティーンエイジ。何か変えたい夏の終わり。物欲しげで、好奇心が強くて、なのにストレートに欲しいものを手に入れられないのは、彼らも欲しいものが漠然としているから。明確にわからない自分の気持ち>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.4

働き者の無口なクレオ
「僕が大きかったとき」の思い出話を語るまだ小さなぺぺ
水たまり、海辺、シティ、映画館、赤ちゃん、犬たち
インディオ、白人のお祖母様、山火事、
パーティ、走る子どもたち、政治の季節
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ポルト(2016年製作の映画)

3.5

PORTの街の24時間が詩情豊かに描かれてる。ウディアレンの【マンハッタン】みたいに街が主役。
映画としては、印象に残るようなそれほどではないような…