今更レビューシリーズその2。
遺産相続のため完全犯罪を成し遂げんとする御曹司と、その犯行の瞬間を目撃してしまった中学生3人組による、大金を巡る熾烈な頭脳戦!
......のはずが、後半は2人のサイ>>続きを読む
第76回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した、ジュスティーヌ・トリエ監督による法廷スリラー映画。
…ではあるのですが、この映画を「法廷ドラマ」「ミステリー」などの観点から"のみ"で観た場合、そこ>>続きを読む
今更レビューシリーズその1。
月並みかつ使い古された批評にはなるけど、役所広司の演技が圧巻。
映画を含めた全てのフィクションにおいて、無口な人物の魅力や人となりを伝えることって、もの凄く難しいと思>>続きを読む
新文芸坐での昭和ガメラ3作一挙上映にて鑑賞。んで、個人的にはこの2作目が一番面白かったです。
無印や「vsギャオス」(3作目)と比べて、ノイズになりうる部分が少ないんですよね。ところどころで突飛な展>>続きを読む
無印と比べると派手さはないけど、その分謀略や愛憎劇の要素を濃くすることで見所を維持している、という感じの一本。
ヴィトーの青年期を描いた過去パートにもちゃんと意味を持たせる構成になっているので、現代パ>>続きを読む
いやー面白いな!
名言・名シーンだらけで見応え抜群です。3時間でも全く退屈しなかった。
よし、2観ます。寝ないようにする笑
後に「トゥルーマン・ショー」や「ターミナル」の製作に携わることになるアンドリュー・ニコルの監督デビュー作。
まあ普通に良い近未来SFですよね。目立った穴が無いというか。舞台設定が強烈だけど、そこにサ>>続きを読む
わちゃわちゃしてるファミリー向け映画なのかなぁと思ってたら、結構禍々しくてスケールの大きな作品でした。ノリとしては「ワールドトリガー」に近い感じというか。冒頭の図書館のシーンは金ローで観たことあったん>>続きを読む
最初から最後までB級ホラーを貫いてる映画。正直、こういうノリはかなり好きです。監督がコレ撮るためだけに大学中退したのも含めて。こういうの見ると映画マニアの血がキレイになるよね(笑)
サムライミには「>>続きを読む
ご存じリドスコ御大の最新作なんだけど、正直微妙だったな。
戦闘シーン(特にワーテルローの戦い)や戴冠式のシーンなど映像面のクオリティーは流石の一言だが、それ以外がイマイチ突き抜けない。
そもそもキャ>>続きを読む
またもやタイムリープもの。Wiki先生曰く「SFアクションスリラー映画」らしい。ちなみにオーストラリア映画。いや分からん笑
確かにお話は難解(でも『テネット』ほどではない)だけど、巧みな映像表現とイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「今のJKってこんな感じなんでしょ?」的なノリがスベッてる感はあるけど、全体としてはいい塩梅にまとまってると思います。良質なB級映画。
特に優れてるのはアクション。まひろvs渡部なんて邦画史に残るレ>>続きを読む
なぜか最近タイムリープものを観る機会が多いんだけど、その作品たちの中では一番完成度が高いと思う。
ジャンルとしての定番をしっかりさらいながら新しいエッセンスやアイデアを見せてくれるし、何より成長すべき>>続きを読む
「タイムリープ×恋愛」というジャンルの先駆け(らしい)。
この手の作品のテンプレとは違う、「主人公が積極的にループを脱しようとせず、むしろそれを楽しもうとする」という序盤の構成に惹かれましたね。そ>>続きを読む
いかにも小中学生向けの映画という感じなのだが、要所要所にリアリズムが見え隠れしているのが面白いよね。招待された10人が絶妙に仲良くならないところとか、親が他人の子供に割と冷たいところとか。ウィリーウォ>>続きを読む
「オーシャンズ」シリーズと「コンフィデンスマンJP」をまぜまぜしたみたいな映画。
個人的にはこういうノリはちょっと苦手なのかな。ディランがされてるみたいに「ま〜だトリックわかんないのぉ?」っておち>>続きを読む
デルトロ作品初鑑賞。いい感じにキモグロしてて個人的には好きですね!
その世界観の徹底ぶり、特にクリーチャーの造形力とそのアイデアの豊富さは、マジで人後に落ちないと思う。カエルはともかく例の「白いア>>続きを読む
ストーリーとしてはありがちな主人公成長系なんだけど、濃厚な感情描写や演出、そしてコリンファースを筆頭とした俳優達の好演のおかげで、その過程がじんわりと心に染みわたる。合わせ技ってやつです。ここは流石の>>続きを読む
どうやら世間ではそこまで話題にならなかったようですが、いやいやこれはとんだ掘り出し物ですよ皆さん!
プロレスのムーブを取り入れるという斬新なアクション、岸くんを中心に好演が際立つ俳優陣、そして魅力的>>続きを読む
うーーーーん、腑に落ちんかった!笑 似たような感情になった「テネット」は話の展開に全くついていけずリタイアしたんだけど、これはそもそもの根っこを肯定できないって感じ。
なんとなくやろうとしてることは>>続きを読む
同じタイムリープものの「バタフライ・エフェクト」と比べると、ストーリーで優っているが、キャラ造形やカメラワークで劣っている印象。ビジュアルとか演出はトントン。
まあ展開もオチも犯人も割と読めるし、ホ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
リヴァーフェニックス目当ての軽い気持ちで鑑賞したのですが......
とんだ隠し玉を引き当てちゃったみたいです。
前半はちょっとゴチャゴチャしてますが、物語の舞台が広がるにつれて、ガス・ヴァン・サ>>続きを読む
まあ安定のタランティーノ映画なんだけど、ちょっとインパクトに欠ける気がする。
勿論日本映画のリスペクトはすごく感じるし、セリフの中に日本語と英語を織り交ぜるという手法はすごく斬新だと思う。
ただそ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「はじめてのおつかい」インターナショナル版、みたいな映画。周りの人達が優しすぎたり流されやすかったりするのは少女漫画っぽかった。
なーーーんか終始感情移入ができないんですよね。夫の死とディオールをもっ>>続きを読む
これでエディマーフィー版よりマシというね。一周回って気になっちゃうじゃないのよ……笑
感想? んなもんねーよ
「Dolby Cinema」というものを初めて体験したのですが、これは凄いですね。
音>>続きを読む
前評判通り素晴らしかったです。既出の表現を借りれば「ジャンプ作品のノリをこれでもか詰め込んだ」作品。特に最初の2時間は神がかった面白さ・クオリティでした。
ただ各所に粗はあるし、シンプルにラストの展>>続きを読む
テンプレすぎて今やもう途絶えてしまいそうなタイプのやつ。
こういう映画は100分以内におさめてくれよなーーーー頼むよぉ
センスを感じるシーンは随所にあったけど、それ以上にツッコミ所が目立つ。
自殺と>>続きを読む
要所にコミカルな演出を交えつつ世界の現実を赤裸々に描写し体制批判を行う、いかにも「マイケル・ムーア」って感じのドキュメンタリー。
今回はアメリカの医療に焦点を置き、英・仏などの先進国などと比較しながら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うーん、これ微妙では?
ミステリーと言えるほど謎解きしてないし、シンプルにタイトル詐欺気味だし、オチは割と読めるし(見せ方は良かった)。
同じくタイトル詐欺の「騙し絵の牙」よりも出来がよくない。これ>>続きを読む
ホラー映画というよりスプラッター映画。昆虫系(?)なので苦手な人は気をつけてね!
結末があまりにも有名なのでそこに目が行きがちだけど、「ショーシャンクの空に」のフランク・ダラボンが監督しているのも>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
むしろ「フォードvsフォード」なんじゃないこれって思ったけど、とにかく完成度の高い映画でしたね。
ひとえにマンゴールド監督の手腕の賜物。再現が難しいモータースポーツをここまで臨場感をもって描写できる>>続きを読む
これホントにヒーロー映画?
グロ映画の間違いじゃあないのか??
でも「史上最高の」だから問題ないね!!!
やっぱピースメイカー推せるわ。これ目当てで観たようなもんだし。
ていうかジョンシナがお行儀>>続きを読む
午前十時の映画祭にて鑑賞。500円で観れるよやったね!!!
いわゆる「脱獄もの」の先駆けである本作。そう銘打たれるのも納得の出来だと、個人的には思いました。
何より映像表現が素晴らしい。演出、カメ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
えーと、恐らく本作史上最も大きな動きが起こったんですが、これに関してはアンジェが無能だったという片付け方ができてしまうんですよね。
一国の王女を危険に晒しすぎでしょ。「スパイに私情を挟むな」って言って>>続きを読む
本家シリーズより先に外伝を観てしまうという……
そう、これは深夜に食べるカップ麺のような背徳感だ(?)
全ての始まりである「11」のプロットを概ねなぞりつつ、要所で変化を加えているのがポイント。終>>続きを読む
愛すべきバカ映画。正確にはパニック映画。
でも思ったよりコメディだったし、思ったよりキャラ立ってたし、思ったよりストーリーあったし、思ったより面白かった。
マイケルベイは見習ってね