ゆんぶりっくさんの映画レビュー・感想・評価

ゆんぶりっく

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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(1997年製作の映画)

4.2

クレしん映画五作目。
邪神を呼び出す“タマ”をひまわりが飲み込んでしまったせいでオカマ兄弟VSホステス軍団の抗争に巻き込まれる野原一家。
個人的に幼少期に一番影響を受けたクレしん映画は本作かもしれない
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

4.0

クレしん映画四作目。
ヘンダーランドは実は異世界からの侵略者の前線基地だった!
何と言っても魅力はス・ノーマン・パーやマカオとジョマなどの敵キャラ。そしてヒロイン枠のトッペマ・マペットなどキャラクター
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クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望(1995年製作の映画)

3.8

クレしん映画三作目。
タイムパトロールに依頼されて戦国時代にタイムスリップした野原一家が、家族を殺された若き剣士吹雪丸と行動を共にし雲黒斎の野望を打ち砕く本作。
吹雪丸のカッコよさと戦闘の作画、タイム
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クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝(1994年製作の映画)

3.4

クレしん映画二作目。
町内の福引で南の島への旅行が当たった野原一家だったが、これは仕組まれたものであり…と言う話。
キレーなオネェさんがヒロイン枠で出てきて、肉体アクション多めと言うクレしん映画のフォ
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クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王(1993年製作の映画)

3.2

クレしん映画一作目。
アクション仮面が本当のヒーローだという設定で、悪の宇宙人に占領された並行世界を救う話。
アニメの世界を映画用に拡張したアニメ劇場版一作目らしい王道な展開。
王道ゆえに特に語りたい
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

4.8

言わずと知れたクレしん映画大傑作の一本。
久々に観ましたがやっぱオモシレ〜!
ギャグ、アクション、感動など“クレしんの劇場版”に求める要素を余すところなく詰め込んでいるのに異常なまでにテンポがいい!!
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

浅野いにお原作の同名漫画、待望の映画化。
謎の飛行物体が都内上空に現れて3年。良くも悪くも日常を取り戻した東京で日常を謳歌する門出とおんたんだったが…
セカイ系とも違う浅野いにお独特の世界観をうまく映
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.3

「本当の事を言うのはいつも敵か悪なんだよ」
大阪で平和な生活を享受しているファブルだったが、表の顔はNPO法人代表だが裏の顔は金の為なら何でもする男“宇津帆”の魔の手が彼の身の回りの人間に迫る…という
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.4

ヤンマガ連載の同名漫画の映画化作品を今更視聴。
1年間殺しをせずに普通の生活を送る事を命ぜられた伝説の殺し屋は佐藤の偽名で大阪に潜伏するのだが…という話。
主演の岡田准一のアクションは中々に見ものだが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.5

原爆完成、そしてその後の顛末を“原爆の父”オッペンハイマーの視点で進む話。
キリアン・マーフィの演技が渋いし、周りを固めるのもオールスターキャスト。
チームを組んでミッションをこなすお仕事映画的な側面
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

2.8

ミア・ゴスが「パール」に続きまたもや怪演!ブランドン・クローネンバーグ監督による不穏!不純!不快!不可解な考察系映画。
あるリゾート地を訪れた主人公は現地民を車で轢き殺してしまい死刑を宣告されるも“観
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.5

さかなくんの自伝的映画という普段なら興味のないジャンルながら主演ののんと、親友役の柳楽優弥がハマり役すぎて見ていて飽きないのが凄い。
友人を馬鹿にしてくる恋人に見切りをつけるヒヨのシーンが好き。
全体
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.5

真田広之主演の麻雀映画。
戦後復興期を舞台に真田広之演じる“坊や哲”が賭け事の世界に身を興じていく。
様々なエピソードが連なっている構成で、ラストはドサ健や出目徳らとの真剣勝負。
今からながら中学校の
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ベニー・ラブズ・ユー(2019年製作の映画)

3.5

愛されていたぬいぐるみが、その愛を失った瞬間に謎のパワーで覚醒!
独りでに動き始め人々を襲うという人形ホラー!
主人公は35歳になっても“こどおじ”でぬいぐるみ離れできない男。両親の死により遂に断捨離
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変な家(2024年製作の映画)

2.5

オモコロライター雨穴原作のヒトコワホラー。
原作はあくまで安楽椅子探偵ベースですが映画では主人公が現在進行形の事件に関わって行く話。
雑でこちらが忖度しないと辻褄が合わない描写が多すぎてノイズが凄い。
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.4

かの“Air Jordan”誕生秘話。
監督&出演ベン・アフレック、主演はマット・デイモン。
バスケ業界でNIKEが弱小扱いされていた時代(と言ってもそれなりのシェアがあったようですが)にバスケ界次世
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.4

ブダペスト・ホテル伝説のコンシェルジュ「グスタヴ」と見習いベルボーイ「ゼロ」の物語。
大金持ちの老婦人の不審死に巻き込まれた2人が織りなすドタバタ劇。
兎に角、絵がキメッキメ!何処を切り取っても完璧な
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.4

実は見てなかった本作。
2007年アカデミー賞でのアン・ハサウェイ、エミリー・ブラント、メリル・ストリープのスキット動画が流れてきたので意を決して視聴。
見所はやはり衣装でしょうか。
どんな衣装も着こ
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刑事ジョン・ルーサー: フォール ン・サン(2023年製作の映画)

3.5

型破り刑事が連続猟奇殺人犯を追うサスペンス映画。
犯人に嵌められ警官の地位を追われてなお犯人に喰らいつく執念ある男が主役。
本作、元々はドラマシリーズだったんですね。予習無し観始めてしまいました。
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.6

ルッソ兄弟の殺し屋アクション。
ライアン・ゴズリング演じる主人公“シックス”は人の心を完全には失っていない殺し屋。
対するクリス・エヴァンス演じる“ロイド”は目的のためなら手段を選ばないサイコパスな殺
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

3.9

アクション◎、話運び×
前作で死んだと思われていた主人公が実は生きていたことが分かり、またもや絶体絶命なミッションに挑む本作。
見所はやはりワンカット風の長回し戦闘シーン!!
次から次に押し寄せる敵を
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.1

事件(または事故)の当事者の言葉及び回想シーンでのみ語られる事件のあらまし。
観客である我々も確固たる情報がない状態で推理を余儀なくされる事もあり、次第に傍聴席で事件を聞いている聴衆の1人になったよう
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.6

お砂糖、スパイス、すてきなものをいっぱい。全部まぜると、むっちゃかわいい女の子ができる...はずだった。だけどウェブ博士はまちがってよけいなものも入れちゃった!それは、アマゾン産の蜘蛛の毒!!(小堺一>>続きを読む

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.8

トム・ホランド主演のNetflix映画。
終始、陰鬱。作中に登場する神を盲信する人々は大体酷い目に遭うし報われない。なんなら神の名の下にとんでもねぇ事をしでかす…
そんな宗教へのアンチテーゼなのかと思
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.4

シリアスでダンディな殺し屋映画の皮を被ったドタバタコメディ。
殺しの美学的な事を長々と語った末にターゲットを殺し損ない、その報復に愛する者を傷つけられたことに激怒し関係者を殺していくも悉く予定通りに行
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スキンフォード:処刑宣告(2022年製作の映画)

3.3

自分及び自分に触れている人はみな不死身状態になる文字通り無敵のヒロイン「ゾフィア」と、彼女を地中から掘り起こした主人公「スキンフォード」が人身売買組織に追われたりする話。
設定の特殊さと、脚本や編集が
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カラーパープル(2023年製作の映画)

3.4

パルワールドが楽し過ぎてここ数週間は全く映画を観ずにパルってました…
そんな中に久々の映画館での鑑賞。
普段はホラーばかり見ているせいで世間話でオススメ映画の話題になると「レンフィールド」とか「ダッシ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

18世紀に実在したアン王女の寵愛を得る為には他人を陥れる事すら厭わない狡猾な女アビゲイル・メイシャムを演じるエマ・ストーンの悪女ぶり、そして何よりオリヴィア・コールマンの演技が光る一本!
ドロドロした
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

前情報を入れない状態で見たので初めのシークエンスから「イレイザーヘッド」的な展開なのかと思いきや全然違い、観ていくうちにエマ・ストーンの体当たり演技に惹きつけられ、純粋そのものな彼女が次に何を体験し何>>続きを読む

帝都物語(1988年製作の映画)

2.5

寝落ち寸前になり、その度に一時停止して仮眠したり、ゲームしたりしながらなんとか…なんとか終わった……
加藤のキャラは良いんだけど、脚本がゴチャゴチャで登場人物たちが今何をしてるのか、何のために動いてい
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D坂の殺人事件(1997年製作の映画)

3.8

江戸川乱歩の明智小五郎シリーズの映画化作品となる本作は監督実相寺昭雄、主演真田広之のエロティックサスペンス。
このスコアの理由のほぼ100%を占めるのは“全盛期”と言って過言がない真田広之のビジュアル
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幻覚(2005年製作の映画)

3.2

極道×キャビン×ホラー
という中々見ない組み合わせ。
兄貴分の女の毒抜きの為に人里離れた地を訪れた主人公タツヤ。
いわく付きの山荘で過ごす内に次第に狂っていく一行…
彼らの目に映る死人はクスリによる幻
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先生!口裂け女です!(2023年製作の映画)

1.5

ほんっっっとうにすいません!!見ててキツ過ぎる映画でした!!
アニメなら許される過剰なリアクションをそのまま実写に持って来るなど邦画の良くないところを煮詰めた演技や演出に、見ているこっちが恥ずかしくな
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

ヤクの売人のミスで森林に放置されてしまった大量のコカインをくまさんが大量摂取!
ラリったクマが人々を襲い、追いコカインをしまくるという本作。
森に立ち入った人間が喰い殺されていく以上でも以下でもない、
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心霊2(1997年製作の映画)

3.6

稲川淳二ホラーの2作目。
個人的には前作と比べるとJホラー的な“画面の余白が怖い”カットなど撮り方が洗練されており、特に一本目の「踏切に立つ少女」は霊によって疲弊していく主人公の様、ゾッとする描写、そ
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心霊 首なし地蔵(1996年製作の映画)

3.3

稲川淳二の実録怪談や、往年の怪談をアレンジした3遍のオムニバスホラー。
怪談として耳で聴いている分には違う印象なのかもしれないが、映像で見ると三篇共に無駄に長い描写や、効果的とは思えないカットが散見さ
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