HicKさんの映画レビュー・感想・評価

HicK

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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

《すげぇよ、飯尾さん》

【強い醍醐味】
『人々の想いが強すぎて警察が惑わされる』というガリレオシリーズのカラーで言えば今回が1番濃い。誰かを思うが故の献身的行動で感情と捜査線が揺さぶられる。犯人探し
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ピノキオ(2022年製作の映画)

4.0

《絶妙な脚色が好き。愛に溢れた作品》

【はじめに】
世界的な大不評 笑。
言ってる事も結構分かる。でも、自分は好きだった。「完コピリメイクの必要性」って言う問題は前から自分も感じてるところだけど、少
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ピノキオ(1940年製作の映画)

4.1

《善悪の区別》

・「良心」と「誘惑」。善悪の区別。

・皮肉的な原作を脚色し、良心と誘惑の可視化・擬人化という発想が素晴らしい。世の中の誘惑の多さを表すかのように悪役が多いのも特徴。

・こちらがイ
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.4

《ヴィランのピーターとセルフパロディ》

【やっぱり、かわいい】
前作も今作も物語や演出はそんなに好きじゃないが、ピーターたちのかわいさは相変わらず。自分の中では、このピーターラビットと「名探偵ピカチ
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.3

《ゲキカワだけど、脚色が過ぎてデッドプール》

【壊された絵本の世界観】
全体的にほのぼのする緩さと、マクレガーさんとの厳しい対決の振れ幅が秀逸だった原作絵本。に対し、この映画版はメタコメディ、バイオ
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.1

《世界観を守りながらも、よりセンスの光る演出・脚本》

【より濃いメタファー】
前作以上に「移民・人種差別」のメタファーが色濃くなっていて、パディントンが世の中の理不尽な厳しさに揉まれる姿や偏見の目で
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パディントン(2014年製作の映画)

3.8

《イメージを守りたい。と思いが伝わって来た良作》

【パディントン】
なぜか今の今まで「くまのパディントン」という存在を知らなかった自分。なんでだろ?この映画の彼のデザインはリアルな熊なのにとてもかわ
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.5

《本当に誰も何も知らない物語》

【暴け!不正選挙!】
今作も政治色というか社会派テーマというか、ファンタビのカラーは健在。ただ、ウィザーディングワールドで「選挙・当選を防ぐ」っていうのがメインストー
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

-

《「メソッド演技」と定義された青春》

【あらためて】
内容は時系列になっていて全作品の映像特典を一気見している感覚。面白かった。約10年間、ずっと同じキャストでやり続けられたってのがやっぱり凄い。別
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

《レイヤー構造が面白い。ただ、さすがにややこしい 笑》

【更に複雑、更に面白い】
3作中、1番複雑。多数の勢力とそれぞれの目線。複数のレイヤーが重なっている。種明かしの爽快感は1作目に匹敵するほど高
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コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

《今作は感情移入次第》

【今作最大の魅力?】
「ダー子たちが標的を騙す」以上にトンデモ展開を駆使して『作者がダー子たちを使い観客を騙す』というシリーズの醍醐味は健在だったが、今作は前作に比べ割とスト
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コンフィデンスマンJP ロマンス編(2019年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

《面白い脚本と優秀なコメディアンヌ長澤》

【モナコ視点で騙される】
見終わった後でモナコにかなり親近感が湧く。劇中、観客はモナコになりダー子たちと行動を共にしているようなもので、設定のうまさにニヤケ
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.5

《リメイクの意義について考えさせられる》

【リメイク作として】
福田監督にしては抑え気味で、意外と真面目にオリジナル版に沿って作られていた。画面構図や演技ニュアンスを含め、物語の中核は驚くほど忠実に
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50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.5

《全てが心地よいバランスのラブコメ/ファンタジー》

【マイラブコメNo. 1】
あんまりラブコメ的な作品は好んで見たりしないんだけど、自分の人生史上、ラブコメで一番ハマった作品。

【色んな要素が詰
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.5

《暴走する青春、反抗期。その紐解きが分かりみな作品》

【リアル思春期】
反発心、憧れ、不満。これぞ思春期のリアル。共感できる点も多々。こっちが恥ずかしくなるような思春期の情けなさも沢山。反抗期真っ最
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.8

《新たな"自立・進路系"感動作》

【ルビーの献身】
んー、"献身的"とはちょっと違う。もちろん側から見れば献身的で、それは"ルビーの苦労"なんだけど、本人にとっては「まぁ、嫌だけどこれが当たり前」と
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猫の恩返し(2002年製作の映画)

3.6

《俳優陣のパフォーマンスがトップレベル》

【アニメ感】
ジブリ作品としては珍しい"日曜朝のアニメ"チックなデザイン。でも、00年代当時の鮮やかに表現できるようになった色彩ととてもマッチしている。
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耳をすませば(1995年製作の映画)

5.0

《人生こそがファンタジー》

【Slice of Life】
ジブリは"日常を切り取った作品"が上手い。たぶんこれは邦画全体にも言える事なのかも。ジブリの同系統の作品で言うと「おもひでぽろぽろ」も好き
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.3

《バンクス監督の攻撃的なメッセージ性》

【本格的なスパイ映画へ】
とてもシックでスタイリッシュ。アクションはエンタメ性重視だった00年代のテイストからリアルコンバット志向に。街中のカーチェイスあり、
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チャーリーズ・エンジェル フルスロットル(2003年製作の映画)

4.0

《トンデモ脚本で更にボケ倒す。より陽気な作品に》

【更にぶっ飛んだ脚本】
ストーリーの説得力に囚われない大胆さで、魅力を光らせていた前作。それに味をしめたのか今作は取捨選択がより極端で、ストーリー展
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チャーリーズ・エンジェル(2000年製作の映画)

4.2

《おバカなダサかっこよさが秀逸》

【気持ちいい「おバカ」】
冒頭のアクション、ルーシー・リューの"髪バッサー"そしてタイトルバックまで、『全力でおバカやりますんで、ヨロシク』宣言が気持ちいい。

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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.5

《The World ofティム・バートン》

【バートンらしい両極な世界観】
チョコレート、ポップでカラフル、キュート、ファンタジーな世界観。チャーリーがかわいい。

一方で、ギスギス、ドロドロ、過
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.4

《バズのアレンジは好き。物語自体はそんなに》

【違和感の無いバズの再構築】
彼のデザインはオモチャ通りのイメージでとてもしっくりきた。見慣れるとかっこいい。そして、トイストーリー1作目と一致するよう
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.8

《エモエモにシフトした往年のコメディシリーズ》

【新たに目指したテイスト】
オリジナルのポップでライトなゆるゆるコメディテイストも好きだけど、今回のちょっとエモかっこいい青春劇もとても自分好み。
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.7

《リメイクでは無くパロディ。いや、もはや劇物。ごめんなさい、好きです。》

【不評に反して好き】
内容は決してオリジナル超えはしていないものの、「おバカコメディ」作品として笑わせてもらった。本当にくだ
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.4

《前作ファンへのご褒美作》

【おかえり】
主要キャストが全員カンバックしていることが嬉しい。前作と同等かそれ以上に全員が輝くシーンがあり、一作目ファンへのご褒美のようだった。ゴーストバスターズが破産
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.7

《とても可愛いポップアイコン》

【80'sポップカルチャー】
彼らの服、ガジェット、車、事務所、CM、全てが「消防士」ってところがすでに面白い。イカす。めちゃくちゃポップで年齢問わずハマれる作風。キ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

《ドSFが描く「愛の力」》

【マーフと父の愛】
マーフィーの法則
『失敗する可能性があるのなら失敗する』
そこから
『何でも起こり得る事は起こる』
という解釈。

そんな"奇跡も起こる"という意味が
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GODZILLA ゴジラ(1998年製作の映画)

3.2

《映像は楽しい。あとはご勘弁を》

【純粋だった自分】
ゴジラ好きだった自分が、中1の時に初めて1人で映画館に行って見た作品。当時はまだ「作品に対しての怒り」という種類の感情は自分に備わって無かったの
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となりのトトロ(1988年製作の映画)

5.0

《トトロもだけど、とにかく人が魅力的》

【幼少期のお気に入り】
子供の頃は何度も見ていた作品。毎年なぜか夏休みになるとテレビ録画したものを見ていた。そのおかげで、大人になって見返すと、台詞のリズムや
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.7

《素晴らしい恋愛映画》

【純粋な二郎】
「飛行機は戦争の道具ではない、夢だ」という思いを胸にまっすぐと生きていく様は、「ショーシャンクの空に」の主人公のように、"結果的に環境に使われ悪に手を貸してる
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

《見る人を選ばないが、入れば泥沼》
〜頑張れ社会人~

【不思議な魅力】
それまでの作品と比べ、設定から表現、メッセージ性までかなり抽象的な今作。そのお陰か、アニメ作品として年齢問わず純粋に楽
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キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

4.2

《一緒に取り残された感覚におちいる体験型作品》

【トム・ハンクス、すごい】
たとえ仕事でも気の狂いそうな撮影だったはず。まさに体当たり。減量した姿には「フォレスト・ガンプだ!」と思ってしまった。久々
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

《太陽のようなフォレストと照らされる仲間たち。素敵なファンタジー》

【好きな世界観】
ドラマ性、コメディー、ファンタジー、リアリズムのバランスがとても良くて、フィクションとしての不思議な雰囲気に包ま
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バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

4.9

《「変えるな→変えれる」最高の完結》

【完結作として】
1、2作目は「歴史に干渉するな」と言うドクの元、"変えてしまったものを戻す戦い"だったが、今回はその彼が主役となり"運命を切り拓く"という対に
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

4.9

《高機能作品。初めて見る人が羨ましい映画No. 1》

【最高のご褒美】
1作目を楽しんだ人にとっては最高のご褒美。前作を丸々フリとして使用し散りばめられたギミックの数々。初めてシリーズを見た時は今作
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