悪ふざけ・ゾンビ・ムービー。
私の大好きな三要素!!!!
好きな映画ばかりレビューしてます。
たまには好きじゃない映画も。
この映画、皆さんの評価点が高いのに驚いています。
青っちょろの新人白人刑事、イーサンホーク。そして指導役になるベテラン汚職刑事、デン>>続きを読む
皆さん言うと思いますが、
救われた少年が命日に来たときのやり取り。
建て前の裏に隠れた、研ぎ澄まされた本音。
とんでもねぇ、ホラーだと思う。
が、彼が帰宅した後での樹木希林さんの、静かなる壮絶な母の>>続きを読む
是枝監督で一番好きな作品ではないかもしれないけど、多分、一番泣きまくった作品。
子供達が無邪気に笑えば笑うほど、
おじさんの涙腺は崩壊したのでした。
是枝裕和と言う、今では当たり前に認知されている世界に誇るニッポンの才能との最初の出会い。
氏の近作も私、大好きですが、
この頃の上手く言えないバランスの悪さや、
主題が前面に出てくるゴツゴツした感じ>>続きを読む
天使が人間になると言う視点から、
人々の、普段の生活の中にある細やかな喜びや幸せが見出だせる。
寒さで手をこする。熱いコーヒーを飲む。
私も大好きだ。
学生の頃。
友人に焚き付けられ一人の女の子と付き合った。
シャイな10代。
とりあえず、毎日下校の時に二人で帰るも、話は弾まず、長い沈黙ばかり。
勇気を出して、当時のドラマや音楽の話をするも全く噛み>>続きを読む
20年前ぐらいに観たとき、ワイルドバンチに負けず好きだった。
ただ、今殆ど記憶がない。
改めて観ようと思う。
もう、レビューではなくなってます。
何年か前。
確か日比谷のみゆき座でやってた『午前10時の映画祭』が初スクリーンだった。
男が腹くくるのは、格好いいんだ。
汗くさかろうが、埃まみれだろうが。
なにせニーノロータが染みる。
ギラギラの太陽とニーノロータの切ない旋律。
ギラギラのアランドロンの眼差しと、
船の錨からの切ないラスト。
ベッタベタですが、最高に好き。
このレビューはネタバレを含みます
『切れてない沢庵』。
冒頭の話に出てくるこれが物語の軸だと思う。この伏線の後での効き方が最高。
中盤。ある話を聞いてから、それまであんなにニコニコしてた原節子が、突如能面の様な表情に変貌する。
こ>>続きを読む
美人て言っても、美人美人した美人じゃなくて、個性的な美人て言うか、ブスっちゃブスだ。
(笑)。
小さなろうそくの灯りに両の手をそえるような映画。
ダークナイトのヒースレジャー。
ディアハンターのジョンカザール。
ブラックレインの松田優作。
竜二の金子正次。
そして、
今作、イル・ポスティーノのマッシモトロイージ。
何故、死と向き合った俳優>>続きを読む
『若さ』を描く上で、一番重要なファクターは『バカ』だと思う。
バカ、って最高です。
岸本加代子の安定のカットインがいい。
理解は追いつかないが、断片のリフレインの感じは好きだ。
安っぽいっちゃ安っぽいが、ざらざらしてるっちゃしてる。
出刃包丁もって追うシーンの凄さ。
よく分からんけど、昭和の港町に実在してそうなリアリティがある。
そして、ひた隠しにしていた夜叉の眼差しが覗く。
内臓の奥の方に響く映画。
震えるほどのミュージカル映画は初めてだったかも。
エフェクトがあるにしても、同録であの歌唱力(表現力)って。絶句。
どの戦争映画より、『戦争』と言う存在の邪悪さが描かれてる映画だと思う。
『人間性』を持つのは、当然『人間』。
それを引き裂かれる描写が言葉に出来ないほど。
なるほど、そう来たか。
映画ではないですが、野田秀樹の『赤鬼』を思い出す。
公開当時、新宿の映画館で観た。
あの時の日本の現在が切り取られてた作品だった。
時は流れ、スクリーンの女子高生達はしっかりお母さんや社会人の大人になってるだろう。
例に漏れず、私もおじさんになった>>続きを読む
ガスヴァンサントで一番好き。
若者のすべて。
にしても。
私は近頃、どうも同性愛を描いた映画が好きなことに気づいた。
プライベートでは異性が大好きなのにも関わらず。不思議。
究極なシチュエーションでの群像劇。
男らしく優しい人間が簡単に死に、
そうでない人間が生きたりする。人生。
私は好き。
彼がやってしまったことは別としても。
映画で描かれてる事は、思春期から大人にかけて誰でも感じた事のあることの様に思う。