Otunさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

4.2

暇さえあればブレイキングバッド漬けの日々。
気づくと、もしかしたら俺にもメスを調合出来るのではないかと言う所まで来た。
観すぎ。ジャッキー(ジャンキーでなく)映画の後の兄弟喧嘩と同じ症状。いかんいかん
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ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.3

ええ、滞っております。
理由は、今さら海外ドラマのブレイキングバッドにハマってしまった故。

ドラッグ繋がりでこちらをチョイス。
『ドラッグストアカウボーイ』。
ちっとも覚えてない笑。
なんせ、もう2
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.9

名画座、早稲田松竹。
ナホンジン作、あの『コクソン』と、パクチャヌク作、噂の『お嬢さん』との強烈なトライアスロン的同時上映をやっていると聞き、駆け足で。

残念ながら、コクソンには間に合わなかった。ま
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PK(2014年製作の映画)

4.3

『きっと、うまくいく』の監督、ラージクマールヒラニ作『PK』。

おっもしろいなぁぁ。
世界中の人々の宗教や神様仏様など、信仰に対する違い。
つまり、それらにより生まれる矛盾点、悲劇惨劇などを比喩し
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.1

初見。
『湯を沸かすほどの熱い愛』。

振り切られている。
振り切った愛、振り切った思いやり。
振り切った物語、展開、演出。んで、ラスト笑っ。

作風は違えど三池崇史監督の『DEAD OR ALIVE
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.7

500レビュー。
プロフ写真を、アルパチおじさんからニコルソンおじさんに変更しました。

今作。大好きな先輩が、こないだ誕生日だった私にへと招待してくれました。
鑑賞。
おっさん二人による『メアリと魔
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.4

今年観た映画の中で、一番涙が流れた。

きっとこのレビューは、ベタな、紋切り型なものとなるとは思いますが、感じたままに。

人が何かを信じ抜く、ってのはなんと高潔なことなんだろ。
作中。何度も出てくる
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ヤング・ゼネレーション(1979年製作の映画)

4.3

再観、『ヤングゼネレーション』。

いい青春映画は、言いようのない倦怠感が感じられるものだと個人的に思っています。
例えば、『アメリカングラフィティ』『スタンドバイミー』『キッズリターン』、等々。
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

3.5

観客をわくわくさせる事には右に出るものはいない監督、ロバート・ゼメキス。
キャストアウェイ以来かな。ゼメキス作鑑賞はかなり久しぶりです。
『ザ・ウォーク』。

実在した綱渡りの大道芸人。
彼が、今は亡
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

2.6

私事。私話。そして、私見。
4月から5月一杯までが仕事が繁忙期だったため、2ヶ月ほど大好きな映画鑑賞に『待てっ』がかかっておりました。いや、かけてました、己で。

で、そこから6月に入りまして、繁忙期
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影武者(1980年製作の映画)

4.5

おはようございます。
早朝からレビュー。20年ぶり再観、黒澤明作『影武者』。

怒涛。
大上段、雲龍型。
画面からはみ出して来るほどの熱量。
昨今の日本映画で感じられず、
昨今の韓国映画に感じる種類
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パリ、ジュテーム(2006年製作の映画)

3.7

後輩に勧められ、ずいぶんと前にクリップ。
そのままだいぶ熟成させてしまってからの初見。
『パリ、ジュテーム』。

きら星の如く並ぶ18人の名監督達による、5分ずつのショートオムニバス。
愛をテーマに様
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トゥモロー・ワールド(2006年製作の映画)

4.4

キュアロン作『トゥモローワールド』。初見。
皆さまのレビューで興味を持ち、鑑賞。

おおおおおっ、こりゃ、やべー。
冒頭。人類最年少の18歳の少年が死去するニュースが世界を走る。
つまり、この物語の世
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浮雲(1955年製作の映画)

3.9

初見。成瀬巳喜男作『浮雲』。


浮雲(うきぐも)は、空に浮かんで漂う雲。転じて、不安定でどこへ漂うか分からない身上の形容としても用いられる(和歌では「浮き」は「憂き」の掛詞によく使われる)。
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

はじまりへの旅。
っつー所謂邦題然としたタイトルで二の足を踏んでいた今作。
近くの映画館で日に一度やっとったので、空き時間利用、鑑賞。

原題、『キャプテン・ファンタスティック』。

いや、マジふざけ
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(2005年製作の映画)

2.8

初見。キムギドク作『弓』。

キムギドク作は毎度そうだけど、今作も例に漏れず。これは、あのぉ、つまり、ううん、なんと、これ、言ったらいいのかしら。

あれか。
例えば、加藤茶と彼の若い奥さんの夫婦仲に
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.5

映画話をよくする友人(『君の名は』を二人で見に行き、共にフル号泣した男。ちなみに友人も私も40歳オーバー。エヘン)
と、こないだ久しぶりにお酒なんぞを頂いて、例により映画の話になった。
彼曰く。
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誘拐報道(1982年製作の映画)

3.3

飲みの席。
会社の社長に『誘拐報道観たことあるか?』と聞かれ、『ないっす』と割と軽めにチャーミングめに答えた所。
お前、それで映画が好きとかのたまうな、くらいのテンションで後日強引にDVDをお借りした
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.2

片手で数えられるくらいにした観たことなかったウェスアンダーソン。
しかも、そのどれも今までハマらなかった。個人的に。
今作もそんな訳でなかなかに食指が動かなかった。初見『ムーライズキングダム』。
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.1

俺はジャックニコルソンが好きじゃーっ!!!
こんにちは。
午後一よく分からない雄叫びを上げました。今作もご無沙汰再観。
ロマンポランスキー作『チャイナタウン』。


大好きな顔面凶器、ジャックニコルソ
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アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

4.6

ガーディアンズオブギャラクシーリミックスを観て、やっぱり音楽と映像のマッチングのいい作品から得られるカタルシスはハンパないっ!、と一人勝手にテンションを上げ、10年振りほどにこちら手にした>>続きを読む

3-4x10月(1990年製作の映画)

4.7

再レビューです。
己の繁忙期(しつこくてすいません。)を越え、好きな映画を再観したくなりな『3×4=10月』。

いやいやいや。
相変わらず物凄い。再観で再確認。
人生のあるあるであり、真理でもあり、
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.5

なんやこれ!めちゃくちゃおもしろいじゃないの!←今更w。

繁忙期で完全に仕事マシーンと化していた私の体と心の髄の髄まで染み入りました。
前作も80s音楽と作品の『抜け感』が絶妙だったけど、今作は前作
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ムーンライト(2016年製作の映画)

4.0

私事ですが、2ヶ月におよぶ繁忙期を終え帰って参りました。
『ムーンライト』。

映画館で映画を観るってやっぱり最高!
予告終わって、袖幕が広がるだけで昇天!!

わくわくわくわくわく。
全くレビューに
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.2

変わらずの繁忙期。追われる日々に咆哮する中、たった1日。ほんの少しの時間と心の余裕が出来たので行ってきた。
『T2』。


今では齢を40を数え、やれ繁忙期だとか嘯き毎日を過ごしている私ですが。
20
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パッション(2004年製作の映画)

2.8

ダヴィンチコードに続き、
繁忙期お仕事かこつけ鑑賞シリーズ2。
メル・ギブソン作『パッション』。


うわぁ、もう痛い痛い。
えーなにあれ、あのムチの先についてる引っ掻けるやつ。あれ。
超痛い。

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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.1

繁忙期のため映画鑑賞の制限を設けたものの、近頃禁断症状特有の、動悸、息切れ、眼のかすみ等がひどくなってきたため、
今抱えているお仕事に関係するものなら時間裂いてもいいでしょ!と、
救心変わりに鑑賞の初
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ライムライト(1952年製作の映画)

4.8

未レビューだった、愛する今作。
チャップリン作、『ライムライト』。

彼の、あまりに有名な台詞。
『人生に必要なのは、勇気と想像力と、あと少しばかりのお金』。

この言葉は、単なる美しいという側面だけ
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スコルピオンの恋まじない(2001年製作の映画)

4.3

年度末。いつまでもコクソンコクソン言ってても仕方がないので、原点回帰。
大好きウディアレンを久しぶりに。
再鑑賞、『スコルピオンの恋まじない』。


とにかく、唸るほどの脚本。
ウディアレンとヘ
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.6

ええ。
先日『コクソン』を観てから、あまりの衝撃に、以来極度の人間不振。
仕事の相手先と話をしていても
『コ、コイツはこんな笑顔してても、もしかしたら裏ではウソをついてるかもしれねぇ。ゴクリッ』など
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ワンダフルライフ(1999年製作の映画)

4.3

すんません、こちら再レビューになります。

いつのまにか10年振りくらい、改めて観た。
その人にとって大切な映画を観直すと言うのは、誰でもきっと特別な事でしょう。

が、これが、もし貴方が亡くなった時
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

『映画を観る』って行為は、その人間の道徳観や倫理観に大きく影響を及ぼすものだと思う。

人の嫌がることをやっちゃいけません。
悪いことをしたら怒られる。
自分らしく生きる。

例えばこんな十人並みな価
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.6

ちょっ、
もう、とんでもないくらいおもしろかった。

今までのナホンジン作はどれも、じとっとした間合いで緊張させてから、物語がかけ上がる疾走感が抜群でどれも大好きですが、
今作の詰め込みたいだけ詰め
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太陽(2016年製作の映画)

3.3

劇作家前川知大さん率いる劇団イキウメの代表作『太陽』の映画化。

ブロムカンプのエリジウム的に貧富、格差、差別などが『ここではない日本』を舞台に描かれる。
ノクスとキュリオ。
大まかにみれば、富裕層と
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ペット(2016年製作の映画)

3.6

自分じゃまず観ないだろーとか思いつつ、友人の勧めでの鑑賞。な、『ペット』。

いや、楽しい楽しい。
さわやか。
理解出来ない相手と不遇を共にして分かり合う、とか『ペット』や『動物』を描きつつも、それは
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恋人たち(2015年製作の映画)

4.5

どあたまから、声を大にして言わせてもらいます。
大傑作!!!
まー、2015年の邦画を◯SUTAYA準新作クーポンで今更観た私にこの言葉を言う資格はありません。
が、言います。
再度言います。
大傑作
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