俯きながら座ってる。
想いに耽って佇んでいる。
何とも言えないあの表情で居る
二人の印象が強く残っている。
さざなみよりも細かで小さな揺らぎを
前にしながらも、
その中に潜む静かで大きな心の波を>>続きを読む
繰り返しの毎日。
その中にある喜び、発見、そして彩り。
それはもはや、
繰り返されているということではなく…。
夜明けの光も雨音も
優しく照らす街灯も
街行く人も佇む人も
高くそびえる木の葉の音も>>続きを読む
このノリ!この感じ!
楽しかった!の一言。
話の展開も衣装やセットの色彩も
軽やかで華があって
リアルすぎる老後の現実。
分断されたスクリーンから
そのリアルさがより浮かび上がり
胸に迫る。
静かな中に
大きなうねりが渦巻いている。
気持ちが持っていかれそうになる恐怖が
誰にでも起こりうる現実へ>>続きを読む
バーに入った時の
エミに向けられた痛いほどの視線。
それを受けながらも
平然と⁈コーラを飲み
ダンスの誘いを受けて
会話する彼女の強さ。
それとは裏腹に
繊細さも大きく持ち合わせている。
見入ってしま>>続きを読む
30年代を舞台にしているとはいえ
二人の女性が裁判で語る内容から
現在の社会へ向けての叫びなのかと感じてしまうほど。
監督がひっそり(!?)込めた社会への訴えに、時が経っても変わらない(簡単には変えら>>続きを読む
ジェーンが歩んできた人生が
彼女の顔に手に声に佇まいに
刻まれているのを見て
歳を重ねていくことがとても素敵なことに思えた。
本当に素敵だった。
シャルロットとともに紡ぎ合う言葉が
なんとも穏やか。>>続きを読む
濱マイク3本立て
最高すぎて余韻に浸る。
林海象監督に会えて良かった
今では考えられない裁きを受けていた時代。時は違えど、同じような事で傷を受けている人が今もいるのでは。
法律や条例で誰しもが行きやすい社会へと進みつつある。多様性を認める時代。
とはいえ、果たして本当に>>続きを読む
静かなある夜の様々な時間の過ごし方。
せりふの少なさも
より深い夜の暗闇へと導いてくれるよう。
窓からさす朝日のほのかな陽が
全てフラットに戻してくれるように
感じた
個々の時間が確保されている。
個々の時間を承認し合っている。
この映画は、
そんな個と個を
繋げているように見えた。
人の気持ちは
その表情に表出していない部分で
時に大きく揺らぎながら
時にゆっくりと静かに
変化している。
衝撃的な内容の重なりのようでいて
どこの家庭にでも有り得るかのような
感覚になるのが不思議。>>続きを読む
様々な価値観が大切にされている今、
子どもたちにも学び方の選択ができることはいいと思った。
私自身
「どこで何を学ぶか」よりも
「学んだことをどう生かすか」を
考えてしまうのだが、
まさにここで学んだ>>続きを読む
ポスターのインパクトはすごい。
松浦りょうのあの表情。
様々な感情が入り混じっていて
恐怖すら感じ得る。
鑑賞前の期待感があまりにも大きくなりすぎてしまったことが、ちょっと…。
キャスティングに少々違>>続きを読む
AIにより、未来社会では
今は存在していない職業が生まれる反面、反復系の認識を伴う仕事は減少していくことは容易に想像できる。
そうなると、自ずと、
その社会に生きる子どもたちに必要な能力は明確になって>>続きを読む
真実はどこに。
人それぞれに真実があって
それを全て理解することは難しい。
たとえ家族でも。
見えない(見せない)部分が
その人の怪物として
存在しているのか。
脅威にも思える怪物が
緩くてやわい、そ>>続きを読む