小一郎さんの映画レビュー・感想・評価

小一郎

小一郎

会社員。オジサン。
アウトプットが遅れがち~(^-^;

映画(1127)
ドラマ(0)

わがチーム、墜落事故からの復活(2018年製作の映画)

4.1

いきなり関係のない話だけれど『縄文にハマる人々』という映画を観た後、縄文時代が何故終わったのかが気になってググっていくうちに、縄文時代とは直接関係のない『人類と気候の10万年史』(中川毅・著)という本>>続きを読む

全身小説家(1994年製作の映画)

4.1

渋谷アップリンクの特集上映「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」にて鑑賞。作家・井上光晴のドキュメンタリー。井上がS字結腸癌を発症し死に至るまでの5年間の格闘を生々しい映像とともに追っている>>続きを読む

ファニーとアレクサンデル(1982年製作の映画)

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YEBISU GARDEN CINEMAで開催の「ベルイマン生誕100年映画祭」に参戦し、デジタル・リマスター版となった上映全13作品をとりあえず鑑賞終了。マイ法則「名作は寝る」がここでもしっかり発動>>続きを読む

悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.1

悪い人はいなくて、少女と大人双方の気持ちに共感し、切なくなる。本作が長編デビュー作となるスペインのカルラ・シモン監督の体験を、脚色を加え綴った物語。

ある病気で両親を亡くした少女フリダは、母の入院中
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縄文にハマる人々(2018年製作の映画)

4.0

縄文時代のアレコレにハマるちょっとマニアックな人々を紹介するドキュメンタリーかと思ったら、監督がそういう人を取材していくうちに自身がハマってしまうという話。監督と一緒になって縄文ってこうなの? ああな>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

3.6

夫婦50割案件。『ジュラシック・ワールド』の続編。このシリーズ、恐竜に襲われて命からがら逃げるということがメインだからストーリーに期待は禁物なのかな。それでも恐竜を悪用しようとする人間のせいで前作より>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.3

細田守監督作品って、何故か公開時に観て記憶がすっかり薄れている『サマーウォーズ』と、マモ案件(娘がファンの声優の宮野真守さん出演作)の『バケモノの子』を観たくらい。

異次元で強大な敵と戦いつつ、家族
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北朝鮮をロックした日 ライバッハ・デイ(2016年製作の映画)

4.0

2015年、北朝鮮は日本の植民地支配から解放されたことを祝う「祖国解放記念日(リベレーション・デイ)」に初めて海外からロック・バンドを招く。選ばれたのが「ライバッハ」、って何? グーグル先生に尋ねてみ>>続きを読む

クレアのカメラ(2017年製作の映画)

3.7

韓国のホン・サンス監督の、不倫相手キム・ミニ出演4作品連続上映で、ラストを飾った作品。69分と尺が短く、他の3作品とは少し趣が違うのかもしれないけれど、自分は一番とっつきやすかった。

映画会社で働く
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正しい日 間違えた日(2015年製作の映画)

3.3

キム・ミニと不倫中にして妻と離婚をめぐって争っている最中の韓国のホン・サンス監督の4作品連続上映の3作目。とはいえ、これが4作の中で一番初めの制作で、2人の初タッグかつ恋に陥るきっかけとなった作品。>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.6

84席のミニシアター新宿K's cinemaで1日1回、1週間のみの上映。前売券を買い、日曜日の午後3時の上映に、まあだ丈夫だろうと2時間前に整理券確保に向かったら完売だった…。という感じの、2017>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.8

ジャン=リュック・ゴダールの作品の鑑賞歴は次の通り。まず『勝手にしやがれ』『気狂いピエロ』を連続鑑賞しポカーン。『はなればなれに』は面白そうだったけれど寝落ち。『軽蔑』はちゃんと観て面白かった。

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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

1.5

つまらん。退屈。<表現とは「安定」と「不安定」の綱引き>なのに「安定」しかない感じの映像集。30分、長くても1時間観ればお腹いっぱいかも。
(https://papacame.com/how-to-s
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パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.1

ハチャメチャな内容を上手くまとめている気はするけれど、イマイチ印象に残っていない。休日3本鑑賞の最後に観たから、集中力が足りなかったのかも。言わんとするところは、ウザいメタ意識はいらんわ、みたいな感じ>>続きを読む

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.5

普通に良くできている不倫・三角関係ドラマだったかな。「観覧車」の意味にも納得。怒涛の会話による情報過多で自分的にはついていくのが精いっぱいのウディ・アレン監督作品にしてはわかりやすかったかも。

19
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フジコ・ヘミングの時間(2017年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー映画で初めて知る人が結構いるのだけれど、本作のフジコ・ヘミングもその1人。1999年に放送されたNHKの番組をきっかけに大ブレイクし、60代になってから世界に見いだされたというピアニス>>続きを読む

雨に唄えば(1952年製作の映画)

5.0

説明不要な名作ミュージカル映画を「午前十時の映画祭9」にて初鑑賞。最高! これは好きだわー。極上のエンターテインメント。見入ってしまった。

俳優さんたちのダンスがキレキレで、とてもイイ。凄く練習して
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夜の浜辺でひとり(2016年製作の映画)

3.0

本作の韓国におけるマスコミ向け試写会を開催した2017年3月、ホン・サンス監督とキム・ミニの2人は2016年6月に発覚した不倫スキャンダルについて、公に認めた。公式ウェブの惹句は<焦らない、闘わない、>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.6

“韓国のゴダール” “エリック・ロメールの弟子”と評される(どういう意味かよくわかっていないけど)ホン・サンス監督の4作品連続公開の第1作目。

4作観終えてからこの感想文を書いているけれど、基本的に
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菊とギロチン(2016年製作の映画)

3.8

女相撲メインの物語かと思いきや大杉栄を師と仰ぐアナキスト・グループ「ギロチン社」の青年達が絡んでくる青春群像劇。

瀬々敬久監督は時代設定を大正末期にした理由を聞かれ、<そもそもギロチン社のことを描き
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人間機械(2016年製作の映画)

4.2

撮り方が良いからかボスニア・ヘルツェゴビナのブレザ炭鉱を映した『鉱 ARAGANE』のような芸術寄りの映画かと思いきや、インドの繊維工場の過酷な労働実態を淡々と、かつガッツリ映し出したドキュメンタリー>>続きを読む

君が君で君だ(2018年製作の映画)

4.3

3人の男が1人の韓国人女性・姫を愛し、彼女が憧れる人になりきって10年間、彼女の部屋が見える近所のアパートでただひたすら「見守る」。若さの狂気と暴走を過去と現在、妄想と現実を行ったり来たりしながら描く>>続きを読む

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

「スター・ウォーズ」のアナザーストリー第2弾。タイトルまんまなハン・ソロの物語。ディズニーがSWの権利を買収してからというもの「たくさん儲かるにはどうしたら良いかが第一になってしまった」と思っているに>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

3.9

「午前十時の映画祭9」にて鑑賞。『用心棒』の続編的作品で前作に続き、主役は三船敏郎、悪役は仲代達也が演じる。

主人公は椿三十郎。名前を聞かれたとき目に映ったものを名字、三十代の年齢をもじって名とする
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.3

男女平等を求める女子テニスの女王ビリー・ジーン・キングが、元男子チャンピオンで“男性優位主義の代表”ボビー・リッグスと対決するという実話に基づく物語。さぞかし溜飲を下げてくれるのかと思いきやそうでもな>>続きを読む

母という名の女(2017年製作の映画)

4.1

とんでもない母親の物語というインプットだけで観たのだけれど、不思議なことにとある映画に雰囲気が似ていると思った。だとするときっとこうなるよね、と予想していたら本当にそうなった。無音のエンドロールに、ち>>続きを読む

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.8

でしょうね的展開ながらも、楽しめるコメディ映画。赤ん坊の頃に誘拐されたジェームスは、偽の両親のもと、外の世界と隔絶されたシェルターの中で、彼らが製作した「ブリグズビー・ベア」というゆるキャラが登場する>>続きを読む

マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

4.0

新宿ピカデリーの爆音映画祭で鑑賞。凄い。初めて見たのに、ABBAのファンでもないのに、知っている曲がたくさん。曲が全部イイ、ノレる、楽しい。ブロードウェイミュージカルの映画化。これは『マンマ・ミーア!>>続きを読む

オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

4.3

実話に基づく物語って、イマイチに思うことも多いのだけれど、本作は胸アツで良かった。

山火事に立ち向かう森林消防隊の物語。アメリカ映画にありがちな英雄譚ではない。通常、農務省森林局の特殊チームに使われ
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ガザの美容室(2015年製作の映画)

3.8

パレスチナ問題の本質は、イスラエルがパレスチナに対し非人道的な行為を繰り返していることにあると本で知り、本作もそうした内容かと思った。

しかし、美容室の外で繰り広げられているのはイスラエルとパレスチ
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少女邂逅(2017年製作の映画)

4.0

2回観た。1回目、中盤かなり寝落ち。それでも話を見失うことはなかったけれど、なかなか良く練られた話だなあという気がしてもう1度観ることにした。

孤独で、ふさぎこみがちな女子高生ミユリは「紬(ツムギ)
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志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

4.3

ベタな展開のありがちな青春ドラマだなあと思いながら観ていたら、自分の想像が覆されていたことに気づかず、ラストのシーンでなるほど、と。

高校1年女子、1人は吃音症の志乃、もう1人はミュージシャンになり
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.4

1957年の映画公開当時のキネマ旬報日本映画ランキングで19位と小津安二郎監督作品としては評価が低かった作品。これまでの小津作品は大きく違ったため、当時の人の求めるものとズレてしまったからではないかと>>続きを読む

お茶漬の味(1952年製作の映画)

3.6

特集上映「小津4K」にて鑑賞。今回観た7作品の中ではイマイチだったかな…。

『家族はつらいよ』の山田洋次監督が<ハリウッドの映画じゃ、絶対できない体験を観客に味わってもらうために僕は苦労している。>
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晩春(1949年製作の映画)

5.0

神保町シアターで小津安二郎監督の特集上映のあった5月に観た。「プロモーション映像みたい」と思うくらい原節子さんが美しく描かれていて、ニヤニヤ、ゾクゾクした。しかし、いかんせんフィルム上映で映像と音声の>>続きを読む

妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ(2018年製作の映画)

4.1

「家族はつらいよ」の看板を副題にした本作のタイトル。内容は笑い、エンタメ性を抑え、メッセージ性を強めた印象を受けた。そのおかげかシリーズ3作目にして山田洋次監督の言いたいこと(もちろん自分的解釈)がな>>続きを読む

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