小一郎さんの映画レビュー・感想・評価

小一郎

小一郎

会社員。気力、体力の衰えが著しく、観れば寝落ちなオジサン。
感想文在庫の積み上がりが悩みの種(ToT)

映画(1177)
ドラマ(0)

レニ(1993年製作の映画)

3.5

「パンドラ創立31周年特集上映」にて鑑賞。ナチス党大会の記録映画『意志の勝利』、ベルリン・オリンピックの記録映画『オリンピア』の女性監督レニ・リーフェンシュタールの足跡を追う長編ドキュメンタリー。>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

3.9

日本のバブル景気って1986年12月から1991年2月までの51か月間らしいから、日本が浮かれ始めていたころに、お隣の韓国では大学生がガチで国と闘い、命さえ落としていたということを30年以上たって初め>>続きを読む

スティルライフオブメモリーズ(2018年製作の映画)

3.1

イラストの方のチラシを見るとちょっとアレな印象で、女性器というテーマが刺激的ではあるけれど、エロくもグロくもない、生と死を対比した普通な感じを受けた映画だったかな。

女性の肉体の美しさや神々しさを撮
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ヒトラーと戦った22日間(2018年製作の映画)

3.4

ナチスのアウシュビッツと並ぶ絶滅収容所ソビボルで起こった脱出劇を実話をベースに描いたドラマ。ソ連の軍人アレクサンドル・ペチェルスキーが送り込まれてきたことで、彼をリーダーとして収容者全員脱出を目指す反>>続きを読む

禁じられた遊び(1952年製作の映画)

-

映画は初めて観たけれど、「愛のロマンス」のギター独奏は知っている。和音を構成する音を一音ずつ低いものから(または、高いものから)順番に弾いていくアルペジオ奏法はともかくとして、人差し指を伸ばして複数の>>続きを読む

あみこ(2017年製作の映画)

3.7

山中瑶子監督が19歳から20歳にかけて、スタッフ、キャストをSNSで探しつつ、独学で撮り上げた長編初作品。坂本龍一教授が、若くて爽やか、ヌーベルバーグの映画っぽい、今後が楽しみ、みたいなことを言って絶>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

20年程前、とある新聞記者から、麻雀用語を使って原稿を書いたら、デスク(記者の書いた原稿を手直しする記者の先輩)に「麻雀知らない人は意味わからないだろ」と言われ書き直された、という話を聞いた。

テレ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.5

原作が同名の児童文学書ということもあり、スルーしようかと思ったけれどフィルマークスの点数は高いし、ネットの短評とかもなかなかの高評価だったので鑑賞。

ハマった。素晴らしいストーリーで、中途半端な物分
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

4.0

凄く良かった、というわけではなかったのだけれど、なんか気になった。それで原作を読んだ。ビートルズの楽曲「And Your Bird Can Sing」を直訳したタイトルに意味があるのではと思い、ググっ>>続きを読む

ゲンボとタシの夢見るブータン(2017年製作の映画)

3.7

<世界で初めて劇場公開されるブータン人作家によるドキュメンタリー>(公式ウェブ)ということなのだけれど、ホームドラマっぽい。

1000年以上、代々寺院を受け継いできた家族の父は、長男のゲンボ(16歳
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

「午前十時の映画祭9」にて鑑賞。言わずとしれたトム・クルーズの出世作。当時、映画に全く興味がなかったにもかかわらず『トップガン』といえばRay-Banのサングラスと記憶しているくらいだから、トム・クル>>続きを読む

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.1

原作を読んだ映画好きのオジサンが本作について納得いかないと話していたので、どんなものかと思い鑑賞。やたらと緊張感をあおる演出にそこそこ観ていられたけれど、エンタメとしても、ヒューマンドラマとしても中途>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.7

この手の映画は自分的にはそろそろ~と思うものの、シネコンでかかるアクション系の映画は夫婦50割で観るということが半ば習慣化しつつあり、夫婦関係維持のためにやむなく…と言い訳。

アントマンって実は最強
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懺悔(1984年製作の映画)

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岩波ホール創立50周年記念の特別企画で、ジョージア映画監督で、社会的不正義を告発する作品で知られるテンギズ・アブラゼの「祈り三部作」(『祈り』(1967年)『希望の樹』(1976年)『懺悔』(1987>>続きを読む

希望の樹(1976年製作の映画)

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岩波ホール創立50周年記念の特別企画で、ジョージア映画監督で、社会的不正義を告発する作品で知られるテンギズ・アブラゼの「祈り三部作」(『祈り』(1967年)『希望の樹』(1976年)『懺悔』(1987>>続きを読む

祈り(1967年製作の映画)

4.0

岩波ホール創立50周年記念の特別企画で、ジョージアを代表する映画監督のテンギズ・アブラゼの「祈り三部作」(『祈り』(1967年)『希望の樹』(1976年)『懺悔』(1987年))の上映があり鑑賞。『祈>>続きを読む

ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

4.0

2018年の全米オープンテニスで優勝した大坂なおみ選手が4回戦の勝因を聞かれ答えた一言。

「我慢」。

これこそトップで競う選手が王座をつかむために必要な最後のピースではないのかな。本作を観るとそん
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.9

面白かったけれど、ハマりぐあいは前作に比べるとやや控えめ。ギャグ、パロデイを前半に集中し、「真選組」の友情物語をキッチリ描いた後半に笑い要素があまりなかったせいかも。

冒頭、坂田銀時(小栗旬さん)、
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.9

ABBAのヒット曲で構成した人気ミュージカルを映画化した前作『マンマ・ミーア!』の10年ぶりとなる続編で、前作を6月末に観たノリの勢いで鑑賞。

主人公ソフィがホテル開業を目指す現在と、ソフィの母ドナ
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

3.7

知性もさることながら性への興味も早熟な小学4年生が主人公のSFアニメ。少年は通っている歯医者のお姉さんの、オッパイと、コーラの缶をペンギンに変えるというどう考えても人間のものとは思えない能力の双方に並>>続きを読む

タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

3.7

女優レナ・ダナムの自伝的長編映画初監督作で、彼女がクリエイター兼主演として脚光を浴びたテレビシリーズ「GIRLS ガールズ」の原点、と言われても知らないので…。

そんな自分からすると、ワガママで子供
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グリース(1978年製作の映画)

4.3

「午前十時の映画祭9」にて鑑賞。いかにもアメリカンな学園ミュージカル映画。こういうのって、ちょっと真似したくなるけど日本人がやったら多分…。彼の国系の人達が演じると映えるよなあ。

下手したら滑稽にな
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.1

このシリーズを観るのは前作に続き2作目だけれど、とにかくトム・クルーズ、ハンパない。50歳半ばにして何でもやります、みたいな。

骨折したアノシーンも凄いけれど、バイクとかヘリコプターとか全部ノースタ
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英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

3.7

イギリスのインド主権譲渡のため任命された新総督のマウントバッテンを主人公に、インド・パキスタン分離独立について、教科書ではわからない歴史の真相を、ロミオとジュリエット的な恋愛物語を交えつつ、描いた映画>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ベルイマン生誕100年映画祭」にて鑑賞。「神の沈黙」三部作加えた本作が特集上映分類の「中期Ⅱ」で、その最後。

神だ、科学だ、芸術だと自分の外側にうつつをぬかしてきたベルイマンは「神の沈黙」三部作で
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こんぷれっくす×コンプレックス(2015年製作の映画)

4.0

2017年2月の公開前、確かポレポレ東中野で宣伝を観て興味を抱いたものの、24分間の映画ために、単独上映する下北沢のトリウッドまで足を運ぶという選択は、自分の生活圏では取り得なかったため、スルー。>>続きを読む

クライングフリーセックス(2018年製作の映画)

2.0

人を選ぶ面白さ。やや期待感強めで観てしまったこともあり、自分的にはイマイチ感強めだったかな。ウケるとしたら海外かな。

あらすじを見ずに鑑賞したから、始まって数分たってから、ああそういうことですか、と
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マガディーラ 勇者転生(2009年製作の映画)

3.7

チラシには「バーフバリの原点」とあるけれど、転生か親子かの違いだけでプロットは『バーフバリ』そのもの。

しかし、冒頭からの現代パートは、国内ではキワモノ扱いな「インド映画ってこうだよね」感が強め。自
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ボディガード(1992年製作の映画)

3.8

「午前十時の映画祭9」にて鑑賞。『用心棒』映像ガッツリシーンにおおっ、と。世界屈指のボディガード、フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)が『用心棒』を、確か62回観たと言っていたと思うけれど、あれ>>続きを読む

極私的エロス 恋歌1974(1974年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

とっくに終わってしまった渋谷アップリンクの特集上映「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」にて鑑賞。

特集上映はすべての回でトークショーが付くのだけれど、本作は原一男監督の話を聞いたことで、
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さようならCP(1972年製作の映画)

3.7

とっくに終わってしまった渋谷アップリンクの特集上映「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」にて鑑賞。

CP(脳性小児麻痺)の団体“青い芝”との共同製作。原監督20代後半の作品で若さからかもし
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恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)

3.6

『劇場版シネマ狂想曲』で知った名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」の副支配人・坪井篤史氏のことを知り、彼が本作の製作・配給にかかわった作品であるということで鑑賞。坪井氏は話し出すと止まらず、かつ、話>>続きを読む

ラ・チャナ(2016年製作の映画)

3.8

スペインのフラメンコダンサー、ラ・チャナの生涯を描いたドキュメンタリー。天才的なリズム感を持ち才能を開花させるも、極貧地区の封建(男性)的で自分の希望が通らないヒターノ(ジプシー)社会は彼女に存分な活>>続きを読む

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.5

観終わった後の帰りの電車の中で『スリー・ビルボード』みたいだったなあと思い、公式ウェブをググったら<これはレバノン版『スリー・ビルボード』だ!>との町山智浩さんのコメントがあり、思わずツイートしたら、>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.6

およそ1年前に観た実写版『牛の肝臓をた…』じゃなかった(『銀魂2』のネタです、念のため)、『君の膵臓をたべたい』で小栗旬さん、北川景子さんらによる自分的「余計じゃね?」な大人パートは「大人の事情」とい>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

公開初日の9月1日に「個人的濱口竜介祭り」を開催し、舞台挨拶付き上映を場所を変え2回鑑賞した。濱口監督商業作品デビュー作にして、カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にいきなり選出されるという。

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