小一郎さんの映画レビュー・感想・評価

小一郎

小一郎

会社員。オジサン。
アウトプットが遅れがち~(^-^;

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ラブレス(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

内向き、排他的傾向は世界の潮流だけれど、その傾向は家族でも同じかもしれない。自分の気持ち、自分の幸せが一番大切で、パートナーはもちろん、子供の気持ちすら気にとめない。そういう人達の姿をわかりやすく描い>>続きを読む

港町(2018年製作の映画)

4.0

ナレーションも音楽もない、想田和弘監督の「描写」“観察映画”の第7弾。前作の岡山県牛窓の『牡蠣工場』撮影合間に町を歩き回り、出会った人との会話と猫の様子を中心に映し出す。はじめから何が意図があって撮っ>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

4.0

「悟り」を実感したことがないのでイマイチ消化しきれていないけれど、「悟り」とは、現実に起こっていることは、例えて言えば映画の中の出来事であり、自分とは映画の観客なのだから、映画を観ている自分(認識する>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.7

フィルマークスの点数が高め(鑑賞直前は4.0かな)だったので衝動的に鑑賞。ティーン向けキラキラ映画のダークサイド版という感じ。中学生同士の復讐劇で、大人は脇役。

原作はサスペンスコミックで未読。東京
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

2018年3月29日にオープンしたばかりのTOHOシネマズ日比谷で、8日間の期間限定の映画興行上映「超体感シネマ 『マジジュマンジ』」で鑑賞。シーンに合わせて、触感・振動・衝撃を伝える「ハプティックベ>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

史実をエンタメとして上手く脚色した映画。第二次世界大戦がベースで勝者の立場からチャーチルを英雄みたいに描いている点に、直感的には嫌な印象を受けた。でもね、いったん始めた戦争を止めるのが難しいのは何故か>>続きを読む

文豪ストレイドッグス DEAD APPLE(デッドアップル)(2018年製作の映画)

3.8

久々のマモ案件(娘がファンの声優の宮野真守さんがCVを務める映画)の家族3人鑑賞。自分1人だったら絶対に観なかったであろう作品。

原作はコミックらしいけれど、もちろん未読。たしかテレビアニメも放映し
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

カナダの女性画家モード・ルイスとその夫エベレットの半生を描いた物語で、自分的苦手な概念である「愛」について考えさせられた作品。

モードは子どもの頃から重度のリウマチを患い体が不自由。両親が他界し、兄
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メイド・イン・ホンコン/香港製造 デジタル・リマスター版(1997年製作の映画)

3.8

1997年の中国返還直前の香港で、社会の底辺に生きる若者たちを取り巻く空気感を描いた映画かな。希望のない将来に対し、やり場のないエネルギーがくすぶり、ときに爆発するというような。

香港は貧富の格差が
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見栄を張る(2016年製作の映画)

3.4

葬儀で参列者の涙を誘う「泣き屋」の女性のドラマということで、齊藤工監督の『blank13』で「泣き屋」にちょっとだけ興味を持った自分にキャッチーな物語ということで期待して観たのだけれど…。

売れない
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アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.9

映画鑑賞にハマりたての頃、松居大悟監督の『私たちのハァハァ』を観て気持ち悪くなった。女子高生たちが大好きなバンドの東京ライブに行くため北九州から自転車で向かうという話自体は面白いのだけれど、彼女たちの>>続きを読む

BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

4.0

ロバン・カンピヨ監督は本作について<孤独ではなく集団の力に焦点をあてたかった>という。だからなのか、この物語はHIVに感染したショーンを主人公にしつつも、彼が所属するエイズ活動団体「ACT UP Pa>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

「ウォーターゲート事件」を描いた『ザ・シークレットマン』が“組織萌え”ならば、本作は自分大好きな新聞記者の“自分萌え”がメインになのかなと思ったけれど、新聞社の女性社主の葛藤が中心で、普遍的なテーマの>>続きを読む

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.8

米ニクソン大統領が辞任に追い込まれる引き金となった「ウォーターゲート事件」。その全容と内部告発した“ディープスロート”ことFBI副長官マーク・フェルトの実話に基づくサスペンス。

ニクソン政権下で「ウ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.8

映像は細かいところまで行き届いていてキレイだし、音楽もイイ。ストーリーは、誤解を晴らしスッキリするまでのアレコレと、先祖を大切にしましょうということだろう。

子供たちへの教訓は2つ。ひとつは、人の成
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ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

4.2

原作コミックは途中まで既読で好きだけど、この物語は知らなかった。映画は『上の句』『下の句』ともに鑑賞済みで両作とも好き。高校生の部活ものって凄い好き。

太一をカッコよく魅せる回で、周防さんもいい味だ
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太陽(2005年製作の映画)

3.6

アレクサンドル・ソクーロフ監督の「権力者4部作」の3作目(ヒトラー、レーニン、昭和天皇の順)。天皇の映画で“忖度”が働いたせいか、2006年の国内公開当時の上映館は多くなかった模様。2017年12月に>>続きを読む

リビング ザ ゲーム(2016年製作の映画)

3.8

「ストリートファイターII」という日本のカプコンが1991年に発売した対戦型格闘テレビゲームの大会が世界各地で開催されていて、そこで獲得した賞金やゲーム関連企業などのスポンサーからの収入をベースに生活>>続きを読む

かぞくへ(2016年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。真面目な好青年が良かれと思ってとった行動が裏目、裏目へと転がり、どんどん追い詰められていく。恋愛か友情か、内か外か。誰にでも起こり得そうな選択を迫られる主人公に、観ているこちらまで苦しくな>>続きを読む

花咲くころ(2013年製作の映画)

4.2

14歳の少女と銃という似つかわしくない2つを組み合わせて、銃は問題を解決しえないこと、高ぶった感情を昇華する芸術に世界を変える可能性があることなど、とても大切なことを伝えている映画。

ソ連から独立し
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この物語のキモは主人公レオの恋愛感情に納得できるかだと思うけれど、納得かも。人が何故、特定の人に対し恋愛感情を抱くのか、すなわち四六時中その人のことを考え、その人と一緒に居たい、その人だけに性行為のエ>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

4.0

心の強いトランスジェンダーの女性が差別や偏見と真正面から闘い、支えを失ったことを乗り越えていく物語かな。第90回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。

ウェイトレスでナイトクラブのシンガーのトランスジェン
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

ヨルゴス・ランティモス監督の作品は『ロブスター』くらいしか観たことがないのだけれど、究極の状況における人間の愛憎をシニカルに描くという感じの監督なのかしら。

究極の状況を作り出すための設定が現実離れ
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.8

面白いのだけれど、今ひとつ入れなかったかな。アフリカのとある国が超文明国家の設定と原住民感バリバリの王を決める儀式がキャッチー。ただ、苦悩する王の人間ドラマは良いのだけれど、自分はこういう映画はスッキ>>続きを読む

blank13(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大して面白くはないけれど、ダメでもないという感じかな。俳優の斎藤工が「齊藤工」名義で監督を務めた長編デビュー作。放送作家のはしもとこうじの実話がベース。

借金まみれの父親がある日、突然蒸発。13年後
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ニッポン国 vs 泉南石綿村(2017年製作の映画)

4.0

ドはまりしたドキュメンタリー映画『ゆきゆきて、神軍』の原一男監督の最新作となれば観ないわけにはいかず、公開初日鑑賞。

大阪・泉南地域。明治時代から石綿(アスベスト)産業が盛んのこの地で、アスベストの
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招かれざる客(1967年製作の映画)

4.7

「午前十時の映画祭8」にて鑑賞。久々に泣いた。観終えてすぐに、もう一回観たいと思った。自分的に納得のホントウが描かれている映画だった。

男女の結婚をめぐる葛藤を描いた物語だけれど、それが黒人青年と白
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北の桜守(2018年製作の映画)

3.2

大女優・吉永小百合さんの120作目。吉永さん出演の作品は『母と暮らせば』しか見たことがないのだけれど、とある映画のトークイベントで吉永さんについて「役の年齢と実年齢が離れすぎていて、不倫相手は子どもの>>続きを読む

ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.0

紛争地帯における国際援助活動家のリアルな姿を、愛と笑いと憤りと悲しみと…、色々な感情を交えて描く。“国境なき医師団”所属の医師にして作家パウラ・ファリスの小説『Dejarse llover』が原作とい>>続きを読む

さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.4

オリジナル長編アニメーションのヒューマンドラマ。10代半ばで外見の変化が止まり寿命は数百年という種族の少女マキアが、母親代わりに赤ん坊から育てた普通の人間の男エリアルとすれ違いながらも、心を通わせてい>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.3

『アメリカン・スナイパー』『ハドソン川の奇跡』を観ても思うのだけれど、クリント・イーストウッド監督は事実を脚色して大きなカタルシスを演出するのではなく、事実に潜む人間性を描く人なのかな。

無差別テロ
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麦秋(1951年製作の映画)

4.2

「午前十時の映画祭8」にて鑑賞。小津安二郎監督作品を観るのは2作目。メインのストーリーは女性の自立みたいな話だと思うけれど、自分的には別のことが気になった。

とにかく食べる(飲むことも含め)。四六時
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ブリムストーン(2016年製作の映画)

4.2

評価高めなのに新宿武蔵野館で2週間しかかかっていなくて見逃してしまったけれど、新宿ピカデリーで1週間上映があり鑑賞できた。やっぱり、面白かった。

西部劇スリラーだけどガンマンの対決ではなく、苛酷な時
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レオン(2018年製作の映画)

2.8

たまには何にも考えずにただ笑いたいと思って鑑賞。笑えたけれど、大爆笑ではなかったかな。その点ちょっと期待ハズレ。

地味な派遣OL・小鳥遊玲音(たかなしれお)と女好きなワンマン社長・朝比奈玲男(あさひ
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.0

大女優シャーリー・マクレーン演じる嫌われ者の老婦人、後悔や迷いが感じられない。人に嫌われることを怖れず自分に正直に、一生懸命生きる。こういうキャラクター好き。

物語はビジネスで成功し、不自由なく生活
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.1

東野圭吾原作の人気ミステリー「新参者」シリーズの完結編。原作未読で、ドラマ、映画も未見。評判良さげだったので鑑賞。

とある事件が、阿部寛さん演じる主人公・加賀恭一郎の疾走した母と関わっていて、事件の
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