小さんの映画レビュー・感想・評価 - 24ページ目

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(1974年製作の映画)

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東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』にて鑑賞。この日、『サクリファイス』『アンドレイ・ルブリョフ』『鏡』の3作品連続鑑賞の3作目。

わからん。5時間以上監督の他の作品を観た
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アンドレイ・ルブリョフ 動乱そして沈黙(第一部) 試練そして復活(第二部)(1969年製作の映画)

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東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』にて鑑賞。この日、『サクリファイス』『アンドレイ・ルブリョフ』『鏡』の3作品連続鑑賞の2作目。

始まってしばらく歌って踊るシーンがあり、
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サクリファイス(1986年製作の映画)

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寡黙で、難解で、冗長で、退屈な”映像の詩人“アンドレイ・タルコフスキー監督VS寝不足で、老眼で、初老で、疲れ気味な”映画の痴人“オレ。

東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.5

撃ったり、斬ったり、噛んだり、血もいっぱい見たのだけれど、あまりドキッとはしなかったかな。ハラハラする間が短く殺したり、殺されたりしたからかしら。映画で残酷なシーンを見過ぎたせいかもしれない。

売れ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

これは企画の勝利ですな。電力会社の供給する電気だけでなく、乾電池に至るまで電気が使えなくなったらどうなるか、という前提で生き延びるために絆を強めていく家族の再生物語。

電気が使えない前提だからか音楽
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.4

ベタで切ない系の感動恋愛モノ。幸いにして予告編を観ておらず、皆様の感想・レビューのアドバイスに従いまっさらな状態で鑑賞。観終わった後、予告動画を見たけれど、確かにキモはわかってしまいますな。

ストー
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相棒 劇場版Ⅳ 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断(2017年製作の映画)

3.6

前日の“タルコフスキーショック”を引きずるなか『相棒』ですよ。いやー、いいね『相棒』。家族みんなで観れて、眠くならない、わかりやすい。この日の自分はもう、これだけでオッケー!

何を隠そう、我が娘がテ
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

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東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』で鑑賞。眠くなる旧ソ連の映画監督アンドレイ・タルコフスキーの作品を、大した覚悟もなく1日に3本観るという、今にして思えば、暴挙に出た3作目>>続きを読む

ノスタルジア(1983年製作の映画)

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東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』で鑑賞。眠くなる旧ソ連の映画監督、アンドレイ・タルコフスキーが表現の自由を求めソ連を出てイタリアで撮影した作品。完成後、イタリアに亡命した>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

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東京・新宿K's cinemaの『タルコフスキー特集2017』で鑑賞。アンドレイ・タルコフスキー監督作品を1日3本上映するこの特集、初日に3本観ると決め、早寝をして体調面は準備万端。いざ!と思ったもの>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.7

ルパン三世シリーズ、当然好き。でもね、コメディ要素満載で、ルパンの無敵感が強いTV第二シリーズ、第三シリーズで育った自分には、結構シリアスで、ややハードル高めなルパン映画だった。

斬れないものはコン
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虐殺器官(2015年製作の映画)

3.8

デビュー後わずか2年で亡くなった夭折のSF作家伊藤計劃の処女作にして日本SF小説の傑作が原作。今から5年程前に読んでみたのだけれど、当時の自分にあわなかったのか、字面を追っていただけだった記憶がある。>>続きを読む

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

4.0

ほのぼの系の物語?と思いスルーしようと思っていたところ、レビューに漂う不穏な空気に興味を抱き鑑賞。いやはやこれは、自分にとって経験値アップ度高めなブラックな映画でしたわ。

原題はダックスフンドの愛称
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ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

3.7

米南北戦争時代の実話に基づく物語。南軍から脱走し追われる身となったニュートン・ナイトが、同じように脱走した貧しい小作農の白人や奴隷の黒人、総勢500人を率いて南軍100万人を相手に立ち向かう。

北軍
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.9

国際数学オリンピックで金メダルを目指す天才少年を描いた実話に基づく物語。自閉症スペクトラムと診断された主人公のネイサンは、数学に関して人並み外れた才能を持つ。半面、他人とのコミュニケーションは苦手で、>>続きを読む

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

3.8

マモ案件(笑)。娘がファンの声優・宮野真守さん(マモ)が主人公の少年ジェイクの吹き替えを務めることから、家族全員での鑑賞が決定していたけれど、この日は、マモ単独での舞台挨拶付き。約1000人の劇場はマ>>続きを読む

はなればなれに(1964年製作の映画)

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平日のレイトショーで、しかもこの日2本目。懸念していた通り、何度もウトウトしてしまった。ということで点数はナシで。

ジャン=リュック・ゴダールといえば『勝手にしやがれ』で惨敗しただけに、今回もついて
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エリザのために(2016年製作の映画)

3.9

舞台はルーマニア。不正と汚職がはびこり、暴力を受ける人がいても、誰も止めようとはしない。つまり、人は自分のことしか考えていない。医師のロメオはそんなこの国を嫌悪し、娘エリザを置いておけないと、イギリス>>続きを読む

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.9

3台のiPhone5Sに映画のワイドスクリーン用のアナモレンズを装着して撮影したことが話題の映画だけれど、内容もナカナカ。ロサンゼルスに暮らすマイノリティ達のクリスマスイブの一日を描いた、コメディ要素>>続きを読む

ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

4.0

ドラマか、ドキュメンタリーかも知らず、タイトルだけの予備知識で観たから衝撃だった。これは目の不自由なマッサージ師たちの葛藤や愛憎の群像劇。

登場するほとんどの人達についての様々な悩みが描かれ、それぞ
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ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやって来た(2016年製作の映画)

2.8

残念。2016年5月にドキュメンタリー映画『ノーマ、世界を変える料理』を観て、そのノーマの東京出店に密着した映画があると知り、期待していただけに。

ノーマはデンマーク、コペンハーゲンの高級レストラン
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.6

私と同世代熟年夫婦のコメディ要素も入ったほっこり物語。あるある系のネタにクスクス笑った。個人的には「ちっちゃっ!」というのがタイムリーで、ここは内心爆笑。正しさ、優しさの件とか、エンドロール中の「今日>>続きを読む

土竜の唄 香港狂騒曲(2016年製作の映画)

1.4

つ、つまらん。クドカン脚本というだけに期待して、きっと笑えるはずだと思い鑑賞したけど、全然笑えなかった。

何が悪いのか良くわからないけど、説明が多いのと、流れが悪いのと…、あと顔芸多過ぎじゃね? 菊
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キセキ あの日のソビト(2017年製作の映画)

3.9

4人のメンバー全員が歯科医師で顔出しをしないというボーカルグループGReeeeNの結成から代表曲「キセキ」の誕生までを描いた物語。GReeeeNの楽曲をろくに知らない状態で鑑賞。

自分的には、まさか
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破門 ふたりのヤクビョーガミ(2017年製作の映画)

3.6

この映画、キャラクターがイイ。橋爪功さん(小清水隆夫)が逃げ、佐々木蔵之介さん(桑原保彦)が追いかける。それを、盛り上げ、波乱万丈な展開にするジャニーズ横山裕さん(二宮啓之)。

抜け目がなく、腕っ節
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天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)

3.3

この邦題だと寄宿学校の女生徒たちが、合唱コンクールでショパンの曲を歌うのではないかと思うじゃないですかー。たまに感じるのだけれど、洋画の邦題って、内容を簡潔に示すというよりも、いかにして見に来てもらう>>続きを読む

スノーデン(2016年製作の映画)

4.0

アメリカ政府による個人情報監視の実態を暴露した元CIA職員エドワード・スノーデンの実話をエンターテインメントにしてくれたこと、とても嬉しい。

昨年『シチズンフォー スノーデンの暴露』を観て、こんな凄
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.6

黒澤明監督の『七人の侍』と、同作を西部開拓時代のメキシコに置き換えてハリウッドリメイクした『荒野の七人』の2つの名作を原案に描いた西部劇。『七人の侍』は観たけど、『荒野の七人』は観ていないという状態で>>続きを読む

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

予告で空間がねじ曲がる映像を観て楽しみにしていた映画。なので、3DIMAXで鑑賞。映像は期待通りで、後半のシーンでは、酔いそうになった。長い時間は続かないので、大丈夫だったけど、乗り物酔いに弱い人で体>>続きを読む

未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.8

1910年代のイギリスで参政権を求めた女性たちの物語。架空の女性を主人公に、どこまでが実話かわからないけど、少なくともラストの衝撃的なシーンは実話に基づいている。

洗濯工場で働く24歳のモードは、同
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太陽の下で 真実の北朝鮮(2015年製作の映画)

3.5

北朝鮮政府演出による「庶民の日常生活」撮影の裏側を暴いたロシア人監督のドキュメンタリー。

知られざる北朝鮮の日常生活のドキュメンタリーを撮影しようとロシア人監督が北朝鮮政府に申請すると撮影許可がおり
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大地の子守歌(1976年製作の映画)

3.9

角川シネマ新宿で開催の溝口健二・増村保造映画祭─変貌する女たち─にて鑑賞。

すげーや、主演の原田美枝子さん。兎をとって食べる野生児から、騙されて売られた先で、売春の客に水をぶっかけたり、娼婦の先輩を
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GAME WARRIORS エバーモアの戦い/ジョン・ディーの魔導書 ~エバーモアの戦い~(2013年製作の映画)

2.0

ヒューマントラストシネマ渋谷で開催の「未体験ゾーンの映画たち2017」にて鑑賞。

戦士や魔道士などのキャラクターのコスプレをしてなりきり、3次元の世界でロールプレイングするLARP(ライブ・アクショ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

1月21日に、個人的TOHOフリーパスポートデイとして、朝から晩まで合計4作品を鑑賞したけど、午後8時上映開始のラストに観たのがこの作品。そういう状況下で観る映画じゃないですね…。結局、1月24日に再>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

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この日4本鑑賞の強行スケジュールの3本目で…、スイマセン、寝落ちしてしてしまいました。ということで、点数はなしで。

アクションというよりヒューマンドラマの側面が強かった感じで、寝落ちした原因は多分、
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

3.5

昨年末にTOHOシネマズの1カ月フリーパスをゲットし、考えた末、何でもかんでもではなく、観たいものを観るという方針のもと鑑賞…って、これかい(笑)。

単純な恋愛モノではなく、SFっぽい味付けが気にな
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