coreさんの映画レビュー・感想・評価

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アレクサンドリア(2009年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

まず映像が美しい。そして宗教観の争いが絶えないこの時代に、信念を曲げなかったヒュパティアに心が打たれる。生徒の二人もそれぞれの立場と思いがあって、特に最後、ダオスが彼女を楽に逝かせようとした思いはどれ>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.3

前知識としては、少しの楽曲とフレディーの苦悩を知っているくらいだった。素晴らしかった…。圧巻のラスト20分は勿論のこと、そこに至るまでの過程にも引き込まれるものがあって、両親と向き合うシーンではすでに>>続きを読む

ヒア アフター(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

良作。死後の世界の存在を根底に話が進むけれど、テーマはそこではなく、誰にも理解されない寂しさや苦しみ、そしてそれを分かち合えたり理解してもらえることの、本当の意味での喜びにあると感じた。別の邦画で印象>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

原題は分からないが、素直なタイトル。それが内容に合っていて見終わった後の納得感が大きい。オーヴェの性格や周りの環境、人間関係、彼の人生、どれも明かし方が丁寧に描かれていて、それでも重くならずにコミカ>>続きを読む

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel II. lost butterfly(2019年製作の映画)

3.7

相変わらず作画が化け物。一章と比べてエログロが格段に増して、シナリオもぐっと引き込まれる展開が続く。三章が楽しみ。

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.0

大好きな作品の続編がついに劇場版として上映されたので観てきた。話の展開も演出もさすが上手くて、楽しませようとする意欲が伝わってくる。所々テレビ版を彷彿とさせるシーンも涙腺にくる。やはり学生よりは社会人>>続きを読む

アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

3.2

テーマというかオチが理解できず、他の人のレビューを見て「なるほど」となった映画。シェルター内部の閉鎖された空間で進行する話は緊迫感があった。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.2

前向きな気持ちになれる。まさにそんな映画だった。
他の子よりも知能指数の低いフォレストが、まっすぐに走り続けるように生きる彼の人間性に心が打たれる。彼の語る回想には不思議とのめり込ませられる魅力があり
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

最初は現在と過去の場面がころころと変わって分かりにくかったが、すぐに慣れた。パトリックの後見人を記した遺言を受けてから、リーは昔のトラウマと不愛想な部分や、パトリックも二股してるなどモラル面の問題もあ>>続きを読む

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公リーの手癖の悪さに自分勝手さ、堂々と不平不満を行動に表すこと、人付き合いを拒絶すること。彼女を見ていると自分とは違う性格なのに、なぜか親近感が湧いたのは心の裡に溜っているモノが似通っていたからか>>続きを読む

嵐の中で(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

伏線からしてとても丁寧に作られたタイムパラドックスもの。こういう作品の、真実が明かされて鳥肌が立つ瞬間はたまらなく好き。
不安定な嵐の中で、記憶も何もかも都合よくいくかな?と思わなくもないけれど、たま
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.4

歴史物はその時代の風俗や衣装、雰囲気などで見るだけでも十分に満足な気持ちになれる。主役のトマシンも可愛い。この映画は魔女狩りが盛んだった時代の話ということで、犠牲が出る度に魔女を前提とした疑心暗鬼に陥>>続きを読む

あした世界が終わるとしても(2019年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

青春アニメをイメージしていたけれど、SFバトル物だった。
SF設定の細かい説明が分からず、主に日本公民共和国側の地球にいる国民の気持ちも描写がなかったように思う。主人公の周りだけで完結していたような雰
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤に13人目の存在が発覚してから、思った以上に推理物として展開していくストーリーが面白かった。それが殺しであった場合に、各々が抱えている事情から意見が分かれてしまう流れが上手い。ラストはどうオチを付>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.6

設定からして面白かった。遠い宇宙で一人の時の孤独と葛藤に、自分だったらどれくらい耐えられるだろう。二人になってからは、壮大な宇宙空間でのロマンチックな雰囲気の中に、いつ例の禁忌がバレてしまうのかという>>続きを読む

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

絶望的な状況になっても考え抜いて最善を尽くし続ける大切さが描かれていた。中盤、陽気な音楽と主人公のポジティブさのおかげか、思っていたより明るく楽しく観ることが出来た。シリアスとの丁度いい塩梅。終盤のア>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

この映画は劇薬だ、と評されているのは確かにと思った。精神の安定していないときに見ない方がいいと。
ただ、感想を書こうという段階になると色んな解釈が生まれる気がする。後にジョーカーとなるアーサーの過酷な
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

これまた感想が難しい。登場人物全員が全員、何を伝えたかったかは正直把握できなかったが、ただ、いくつか自分が感じたのが、愛が根底にある映画なんだなということ。そして後悔と許し。
愛を常に持って生きること
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

普段自分はストーリー重視で点を付けてるのだけれど、この作品は作画で評価せざる負えないほど圧倒的なクオリティとその膨大さを投げつけられた感覚。全編の半分近くに渡る、悟空、ベジータ、ブロリー、フリーザのバ>>続きを読む

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.6

3期が来るということで視聴。シビュラシステムの海外輸出というストーリーと展開がとても良く出来ていて面白かった。「いずれ、このシステムの真価が試される」その結末をいつか見届けたいね。エンディングはやはり>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

シャロンの人生を切り取ったかのような構成で、淡々と物語が進む。貧困、いじめ、ジェンダー、許し、何事が起きても時間は流れていく。一度見ただけでは全部を理解するのに難しくて、歳をとってからもう一度見返した>>続きを読む

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