希望は誰にも奪えない。
最新の映画と見紛うほどの美しい映像に満足。
これが実話だっていうんだから凄い。登山家ハインリヒ・ハラーのチベットでの7年間(+聖地にたどり着くまでの登山、捕虜としての収監・脱獄も込みの盛りだくさん)をブラッド・ピットが演じる。
荒涼とした大地を>>続きを読む
自分がゲームの世界のモブキャラだったことに気づいた''ガイ''の物語。『トゥルーマン・ショー』と『レディ・プレイヤー1』をかけ合わせたような(ちょっと『レゴ・シティ』も?)題材で、劇中何度もその2作品>>続きを読む
題材だけでもう面白いから期待してたけど…想像してたものと違った。ジャケットの5人があらゆる手を尽くして(例えば車で突っ込んだり家に隠れても窓ガラスを割って侵入したり)鬼になったり逃げ回ったりをするのは>>続きを読む
「結婚指輪に給料3ヶ月分をつぎ込む新郎も戦争に加担をしている」。先進国が頼るダイヤモンドの原産地であるアフリカ・シエラレオネから、RUFと政府軍の内戦さらには密輸や強制労働など不法ビジネスとして切り込>>続きを読む
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しっかり面白い。オープニングでDanger Zoneにのせて飛行甲板の離陸をとらえる前作と同じカットで、冒頭5秒にしてこれは間違いないと確信した。このレビュー作成時に公開4日目という点でトム・クルーズ>>続きを読む
延期に延期に延期を重ねた続編『トップガン マーヴェリック』がようやく公開間近に迫ってきたので第一作目を鑑賞。
どこを切り取っても絵になるトム・クルーズのまばゆい笑顔と全編セピアがかったカラーリングが>>続きを読む
作画がとてつもなく綺麗。新海誠作品だとあとは『君の名は。』しか観たことないけど、やはり日常のさりげない描写の一つ一つが鮮やかというのは共通していて、一時停止をしてじっくり観ていたくなる。終盤の階段での>>続きを読む
難しい。いわゆるサスペンスジャンルのような難解なシナリオという意味ではなくて、描写自体に疑問はないけどこの127分にあらゆるテーマ性が込められてて一言じゃ言い表せない。私は最初に観てから1ヶ月空いて2>>続きを読む
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面白いか面白くないかで言えば面白い。ただ正直、庵野秀明の不在を演出面やカメラワークの随所から感じてしまい、どことない物足りなさが残った。総監修・脚本(加えてクレジットではモーションキャプチャーなど随所>>続きを読む
何かと話題な(というには観るのが遅いけど)ビートたけしの自伝小説をもとにした映画。これが実話なんだから、まさしく悲哀と儚さが残る人生ドラマだなぁ。派手さはないけどストリップ劇場のエレベーターボーイから>>続きを読む
2ヶ月ぶりに観る映画はこれを。
タイトルとジャケットで主軸となると思っていた高速列車内の乱闘シーンは思いの外短く淡々としていて、終盤の15分ほどしかない。でもこれはパニックアクションものという単純な作>>続きを読む
鑑賞したのは3ヶ月ほど前。
『デジタル社会がもたらす光と影』といいつつ光は0.01%で残りが影の時間配分。出演者たちの言葉一つ一つが目から鱗だった。SNSの危険性としてよく個人情報の流出とか見知らぬ人>>続きを読む
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普段邦画は滅多に観ないんだけど、第79回ゴールデングローブ非英語映画賞で62年ぶりに邦画が受賞をしてさらに第94回アカデミー作品賞(邦画初)、監督賞、脚色賞、国際長編映画賞の4部門でノミネートする歴史>>続きを読む
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今年度の午前十時の映画祭のラインナップで最も楽しみにしてた作品。期待値を上げに上げたのに優に超えてきた。
まず邦題が素敵。例に漏れず素朴になりがちな(ある意味尼僧の在り方を表してるともいえないこともな>>続きを読む
前知識はFacebookがモチーフなのとデヴィット・フィンチャー作品にしてはここの平均スコアが控え目だなぁってくらい。めちゃくちゃ良かったし、今の自分に刺さるものがあってこれは高評価をつけずにはいられ>>続きを読む
スピルバーグ作''サブカルチャーを知ってる人ほど楽しめるオタクのための映画''。映像技術はこれまで観たどんな映画より凄まじくて、CGやVFXもここまで来たかというのが本音。ベースはVRを通したゲームで>>続きを読む
初めて観る中国映画。『ベスト・キッド』といえばジャッキーチェン、ジャッキーチェンといえば『ベスト・キッド』みたいなイメージをたぶん自分と日本人の90%ぐらいが持ってると思うけど84年のリメイク作なのは>>続きを読む
面白かった!これくらい分かりやすい青春コメディは後腐れなく満足できるし人に勧めやすい。
売れないバンドマンがお金欲しさに小学校の補充教員になりすましてロックの素晴らしさを説きバンドを組む。終始フルスロ>>続きを読む
想像してたものと違った。『イミテーション・ゲーム』みたいな天才数学者の偉業を映像化したものかと思ってたら…まさかの展開。
ラッセル・クロウの演技力が凄まじい。60年代70年代の屋内のセットのクオリティ>>続きを読む
世界初のSF映画。パブリックドメインだけどプライムビデオに追加されてた。
内容は月面に着陸した人間が地球外生命体に追われて逃げ帰るというもの。この時代でカラーで投影する技術はないかと思いきや、93年に>>続きを読む
冒頭に「実話に着想を得た物語」の文字。よく出来てる。『スキン 短編』から続けて鑑賞。あっちは白人側がどうしてファシズムに至ったかの事情をあえて描写しないことで古くからの根深い確執・因縁を断片的に示唆し>>続きを読む
アメリカ社会の縮図。およそ21分55秒の充足感じゃない。最後数分の瞬間火力は他の長編映画に引けを取らないインパクトだった。奥さんのすすり泣く声にもならない声が流れ続けるだけのクレジットがやりきれない気>>続きを読む
ジャケットの見た目に反してホラーではなくコメディ寄りのサスペンスで殺人鬼から今日を乗り越えるループもの。ループものの宿命だけど同じシーンが何度も出てきて画が変わらないから飽きるし終わりが見えない。今ど>>続きを読む
ユダヤ系ポーランド人の家系に生まれたピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンがドイツ軍によるホロコーストに巻き込まれていく実話をベースにした伝記。
窓から人々を見下ろす場面が多用されるのが特徴的で、下>>続きを読む
前作から35年ぶりの続編。リメイクでもなくこんなに期間が空いての新作は映画史で最も長い。ただ、公開後にも何度も追加の撮り直しをしたり再編集を重ねた影響で様々なバージョンが世に出てることから、今回製作総>>続きを読む
『ブレードランナー2049』の前日譚短編シリーズの第三弾。今回もリドリー・スコット監督の息子が手掛ける。
前2作は重大事件の裏話を描くコンセプトだったのに対して、本作はモートン・サッパーの一場面にフォ>>続きを読む
『ブレードランナー2049』の前日譚短編シリーズの第二弾。監督を務めたのはリドリー・スコット監督の息子。
前作の人間至上主義運動の最中レプリカントのデータが抹消された大停電から14年が経ち、レプリカン>>続きを読む
『ブレードランナー2049』鑑賞中に''大停電''という意味深なワードが出てきてそんなの前作にあったっけ?と思って調べたらこのアニメーション映画が出てきた。しかもその前日譚にあたる短編は本作含めて3本>>続きを読む
『ブレードランナー』は現在サブスクで観られるものだけでもオリジナル劇場版(完全版とほぼ同じ)、公開10周年記念のディレクターズ・カット(最終版)、そして25周年に再編集された本作ファイナル・カットって>>続きを読む
『ショーシャンクの空に』『ミスト』のフランク・ダラボン監督と原作キングのタッグに、登場する作品は大抵面白いトム・ハンクス主演。
ミスタージングルスがネズミなのは刑務所内にいる数少ない小動物だったのと寿>>続きを読む
正直鑑賞前に簡単なあらすじだけ読んでここまで胸踊った映画はない。隠れキリシタンについては歴史の授業の数分ほどで概要を説明されて終えた程度だからこんなにも日本人に近くて遠い題材が映像化されるのと、洋画を>>続きを読む
目の描き方が特徴的なバンド結成映画。楽器も持ったことがない不良3人がグループ「古武術」として勢いで演奏し始め町のロックフェスに出る。『音楽』っていうシンプルなタイトルセンスが彼らの無骨さを象徴してるよ>>続きを読む
脚本は『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのピーター・ジャクソン監督。
一般的なスチームパンクモノからさらに2歩も3歩も発展させた世界観・デザインと凄まじい迫力の映像美はめちゃくちゃ好きだし、それらを>>続きを読む
2022年新年1本目。1年くらい前にクリップして気になってたけど今日から配信開始。プライムビデオに感謝。
彼ら以上に''伝説のバンド''って肩書がふさわしいグループはいない。曲名にもあるEight D>>続きを読む
2021年最後にピッタリの映画を観て今年のレビューは以上。2021年の鑑賞数は本作含めて126本。去年最後に観た『テネット』からちょっと間が空いたけど久々に映画ブームが来て先延ばしにしてたシリーズもの>>続きを読む