陸と海との両方でアクションが繰り広げられる。きっと海だけだと絵が潜水艦の中だけの絵になるから、ずっと見ていると息苦しく感じてしまう。陸上のシーンがあることで息がつけるようだ。
残念な点は確かにある。特に中盤から終盤にかけてはひどい。ストーリーを消化させようと慌ただしく物語を進めて行くのは、観客を置いてけぼりにさせるばかりで、映画を楽しませようという気は皆無である。それでも、>>続きを読む
懐かしい俳優が次々と現れそれだけで楽しい。江戸屋猫八氏の怪しげな葬式業者がとても良い。伊丹監督の寄りの映像も映画らしくていい。
癖の強い映画。ハイジャク映画と思いきやそれを更に上乗せする`恐ろしき事'が分かり、あれよあれよと最後まで見せてくれる。
事前情報がないほうが楽しめるので、映画のタイトルだけを頼りに見ることをお勧め。
このレビューはネタバレを含みます
二部構成の作品。一部目はリック・ダルトンの絶望と復活、二部目はクリフ・ブースの活躍が描かれている…とこの映画を簡単に書けばこうなるのだけど、私的には一部目の雰囲気がとても好きだ。リック・ダルトンの落ち>>続きを読む
この映画の面白い所は、実在の人物、当事者が登場することだ(この人物もフィクションのようだけど)。当時の映像が並んで画面に映る場面もある。非現実的な映像が実はリアルだった…このサプライズがこの映画の醍醐>>続きを読む
言わずと知れたリンチ氏の一作目。リンチ要素がてんこ盛り。リンチワールドでは新生児があんな化け物として描かれるのはわかる気がする。新生児てまだ人以前て感じだし未熟だ。その感じ方の延長線にあの化け物がいる>>続きを読む
素晴らしい！まったく古さを感じられないし、今でも斬新！疾走する馬を捉えたシーンや霧の中、当てどなく馬を走らせるシーンなどあの繰り返しがとてもいいのだ。
殺陣のシーンはほとんどない。それでもずっと緊張感>>続きを読む
1作目のポール・バーホーベン監督のロボコップは、グロテスクの感じがとても面白かった。2作目の今回はそれなりではあるが、それなりで済んでいるのが残念。それなりを超えて欲しい…
でもストップモーションアニ>>続きを読む
イ・ソンギュン氏が私腹を肥すなら犯罪にまで手を染める悪徳刑事を演じているが、どこか憎めない人物だ。あの『パラサイト』の若い実業家と同じ人物とは思えないほどだが、癖があるけど人間味のあるどこか飄々とした>>続きを読む
久しぶりに見たが、さすがポン・ジュノ監督作品、面白かった。最初見た時、犯人が最後まで分からなかったことに消化不良感があったが、この作品は犯人探しの映画ではないのだ。犯人を追い込めなかった刑事の苦悩の映>>続きを読む
レンタルされてすぐに見たから、ずいぶん久しぶりに見た。若者グループとおばさんグループ、1人づつ殺し合っていく。殺す道具が殺傷能力の高い物になっていき、最後は貧困の…に。
前作よりも更にハートアップした作品。今度はロンドンを舞台に大規模なテロが起こり、ドイツ首相、フランス大統領、カナダ首相、そして日本の総理大臣もテロの犠牲者となる。もちろんアメリカ大統領も狙われるのが…
面白い！素晴らしい！さすが岡本監督！
仲代達也氏の飄々とした演技が良い。ここぞというときの凄みが生きる。それに何より高橋悦史氏が本当に素晴らしかった！満島真之介氏を彷彿させる、お人好しで一直線な性格が>>続きを読む
素晴らしい！
荒れ果てた終末の豪奢な絵画世界が映画となった作品！
百年に一度の作品と信じる。
ゾンビの青年が、ある家族に拾われることから物語は始まる。村の住民も巻き込んでの大騒動となるが、つまるところ、婿を迎える家族の話ではないかと思った。ドタバタ喜劇からちゃんとゾンビ映画になって良い。
詐欺まがいの新興宗教を糾弾する牧師が主人公。何やら怪しげな宗教団体の調査を進めていくと、神となった男が現れ…
日本人俳優の田中泯氏が出ていて驚いた。
南北戦争が終結してまだ間もない時代。主人公は町を巡り新聞を読み聞かせる仕事をしている。その旅の途中である少女と出会う。白人の子なのだが、幼い頃にインディアンに拉致され育てられた。そのため英語は話せなく>>続きを読む
コインロッカーに捨てられた女性の物語。ホームレスだった女の子は1人の金貸屋の女に引き取られ過酷な人生を歩む…
