デパルマさんのドラマレビュー・感想・評価 - 4ページ目

24 Japan(2020年製作のドラマ)

1.5

まるで格好だけで中身のない20年前のB級ハリウッド映画を観てるよう。こんな年寄り臭くて何の新鮮味もない企画を通した人たちは現在の海外ドラマを観てないのだろう。俳優の演技はどこかぎこちないし、演出も冗長>>続きを読む

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火花(2016年製作のドラマ)

3.5

20歳みたいにがむしゃらで青臭い青春ドラマ。売れへん芸人の苦悩がよく伝わった。破天荒先輩に憧れるアマチュア芸人が夢追う日々。何気ない会話が漫才のようで隣で聞いてたらウザいだろうな。主人公たちが歩く夜の>>続きを読む

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夫婦善哉(2013年製作のドラマ)

3.5

惚れ合うた芸妓とぼんぼんが一緒に苦労する人情噺。語感のええ大阪弁、言葉遊び、大正から昭和の風俗。森山未來と尾野真千子の抜群の掛け合い。再放送求む。「ちりとてちん」「ちかえもん」の藤本有紀による朝ドラ「>>続きを読む

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おしん(1983年製作のドラマ)

3.5

大正時代を生きた百姓の娘の波乱万丈の人生。食うにも困る家族のため奉公に髪結に叩き売りに生きるおしんの健気さと生命力に圧倒されっぱなし。幼い頃は奉公、少女時代も奉公、嫁入り後、起業するも震災で全て失い、>>続きを読む

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一億円のさようなら(2020年製作のドラマ)

2.0

綺麗なマンション住みの部長で、子供を医学部に通わせて、十分幸せに見えるんだが、43億があればこんな惨めな生活をしなくてすんだのに!とヒステリーを起こすので呆れてしまった。会食にわざわざ愛人を呼ぶ意図が>>続きを読む

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不要不急の銀河 ドラマ版(2020年製作のドラマ)

3.5

リモートドラマの次はマスクドラマ。又吉直樹脚本でコロナ禍の市井の人達を描いたコメディ。オリンピック、不要不急、満員電車、家族は大丈夫、世間の目など、風刺の数々。今一番リアルに感じるドラマ。片桐はいり演>>続きを読む

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おカネの切れ目が恋のはじまり(2020年製作のドラマ)

3.0

綺麗な松岡茉優でなくてこういうコミカルな松岡茉優が見たかったのだ。15年間の片思いは「勝手にふるえてろ」越えである。イチの配役からして恐らくパロディだろう。三浦春馬は天使のような存在だ。清貧と言えば聞>>続きを読む

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荒ぶる季節の乙女どもよ。(2020年製作のドラマ)

3.5

アニメ版が良かったのでドラマ版も。女子高生が性に振り回されてるドラマ。脚本はアニメ版と同じく岡田麻里。美少女がエロい台詞言ってるだけの深夜アニメとは一線を画す、女子高生のリアルな心の揺れを描いていて好>>続きを読む

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恐怖新聞(2020年製作のドラマ)

1.5

白石聖主演なので観た。引越したら未来を予言する恐怖新聞が届いて…。大袈裟な音や演出で驚かそうとするお化け屋敷スタイルのホラードラマ。怖いというより白石聖がかわいい。イケメンにキスされたら涙が出てきたみ>>続きを読む

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JOKE~2022 パニック配信!(2020年製作のドラマ)

2.0

宮藤官九郎×水田伸生×平野義久「ゆとりですがなにか」トリオ再び。和製「ブラックミラー」とは言いえて妙。生田斗真が配信中に事件に巻き込まれる「ギルティ」風一人芝居。水田伸生は日本のドラマ演出家で一番上手>>続きを読む

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マンゴーの樹の下で〜ルソン島、戦火の約束〜(2019年製作のドラマ)

3.5

清原果耶のドラマは全て観る。フィリピン攻防戦を生き抜いたふたりの少女のラブストーリー。混血児として生まれた綾は根なし草。泥まみれの顔をくしゃくしゃにして泣き崩れる清原果耶の演技が印象的。「透明なゆりか>>続きを読む

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東京裁判(2016年製作のドラマ)

3.5

極東軍事裁判を12人の検事の立場から描いた日本×フランス×オランダ合作ドラマ。戦争の前には存在しなかった事後法によって将来の世界秩序のため国際法の進歩のため裁くべきか否か。判事同士の議論が甚だ平行線の>>続きを読む

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ストレンジャー〜上海の芥川龍之介〜A Stranger in Shanghai(2019年製作のドラマ)

2.5

本日第46回放送文化基金賞で奨励賞を受賞したが…。新聞特派員として上海を訪れた芥川龍之介のエッセイを映像化。上海ロケのおかげで鮮やかな色彩や夜景が美しい。断片的なEPを繋げただけで中身薄いが哀愁は漂っ>>続きを読む

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ジ・エディ(2020年製作のドラマ)

3.5

デイミアン・チャゼルの新作はジャズクラブが舞台だという以上に、音楽についての群像劇。例のごとく家族と音楽を割り切れない男の物語、その場に入り込んだようなカメラワーク、欧米を拠点に活動するツワモノ揃いの>>続きを読む

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PRICELESS~あるわけねぇだろ、んなもん!~(2012年製作のドラマ)

3.0

無一文からの脱出コメディ。会社解雇されただけで残高30円てお前どうやって給料日まで過ごすつもりだったんだ!マンション焼失して宿無しってファイトクラブかよ!キムタクのドラマはツッコミながら観ると面白い。>>続きを読む

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アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋(2020年製作のドラマ)

2.5

病院薬剤師のお仕事ドラマ初めてなので新鮮。ERみたいに忙しいのにクソ男多すぎて大変。主人公達のドラマは進展していくんでしょうか。1話時点では何とも。石原さとみ安定の美貌。桜井ユキ売れてきて嬉しい。最後>>続きを読む

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半沢直樹(2013年製作のドラマ)

4.0

総集編を鑑賞。仁義なき銀行員たちの闘いを時代劇のように大仰な芝居、演出、音楽で描いたこのドラマは発明だと思う。歌舞伎俳優、ミュージカル俳優、声優、落語家、グラビアアイドルなど幅広いキャスティングも面白>>続きを読む

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MIU404(2020年製作のドラマ)

4.5

野木亜紀子×塚原あゆ子×得田真裕×米津玄師のアンナチュラル布陣。冒頭で麻生久美子が美人隊長と持て囃されるや否や「顔で隊長になってない」と切り込む乃木亜紀子節。男優ばっかりで色気ないけどしっかり面白い。>>続きを読む

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スイッチ(2020年製作のドラマ)

4.0

13年前「東京ラブストーリー」のモデルになった二人は40を過ぎて結婚に踏み切れずにいた…。セルフパロディに終わらない展開やカメラ目線やユーモラスな会話劇はこれぞ坂元裕二品質。松たか子と阿部サダヲの息ぴ>>続きを読む

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BG~身辺警護人~新章(2020年製作のドラマ)

3.0

用心棒なのに全然強そうに見えなかったけど、木村拓哉と斎藤工がカッコイイから良し。井上由美子は「緊急取調室」が好きだけど、それ以外はあんまり良さが分からないわ。

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ペンション・恋は桃色(2020年製作のドラマ)

3.5

どこまでアドリブなのか分からない自然な空気感が心地よい。ヨシオのプライド先行型の性格が開始数分ですっと理解できる描写力もすごい。またもやリリーフランキーの疑似家族もの。配役センス良い。三倉菜奈が色っぽ>>続きを読む

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CHANGE(2008年製作のドラマ)

2.0

「HERO」の主演脚本コンビ再び。政治に関心のないキムタクが総理大臣に担ぎ上げられる、日本では珍しい政治がテーマのコメディ。福田靖の強引な語り口はご愛嬌。1話で離脱。金持ち息子、ジジイとおっさんばかり>>続きを読む

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リモートドラマ Living(2020年製作のドラマ)

2.5

2年半ぶりの坂元裕二ドラマ。人間が分からなくなりスランプに陥った作家(坂元裕二自身?)による自己精神分析、人間讃歌オムニバス。リモートドラマとしての見どころと言ったら家族共演くらいで、坂元裕二ファンだ>>続きを読む

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セックス・エデュケーション シーズン2(2020年製作のドラマ)

5.0

世界最高の学園群像劇だと思う。シーズン1では踏み込めなかった性病、前戯、フェティシズム、アセクシャル、パンセクシャル、バイセクシャル、新たな性自認、身体障害、モラハラ、マチズモ、同意なきペニス、避妊、>>続きを読む

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セックス・エデュケーション シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.5

シーズン2に向けて再鑑賞。セックスセラピストの母を持つオーティスは童貞なのに豊富な知識を買われ、様々な人の性の悩みを解決していくコメディ。ED、セフレ、LGBTQ、偏見、童貞、処女の焦り、ドラッグ、巨>>続きを読む

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ミス・シャーロック/Miss Sherlock(2018年製作のドラマ)

2.5

森淳一監督の「リトル・フォレスト」が好きなので1話だけ観た。日本版、女性版ホームズということでハードルが上がってしまったせいか、ありがちなミステリドラマとしか思えなかった。BBCのシャーロックは傑作だ>>続きを読む

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FOLLOWERS(2020年製作のドラマ)

2.0

蜷川実花の作品初めて観たんだけど、無理だった。派手な色彩がノイズに感じられた。映像派の監督だから映像で語っていくのかと思ってたけどそうではなかった。見せかけだけの美しい映像にInstagramを象徴さ>>続きを読む

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ごくせん 第1シリーズ(2002年製作のドラマ)

2.0

ヤクザの娘である新米教師ヤンクミが不良クラスを担任する学園コメディ。俳優の初々しい演技や外連味たっぷりの演出がチープな世界観に合っていた。TRICKとか、めちゃくちゃ美人の仲間由紀恵がコメディやってい>>続きを読む

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今だから、新作ドラマ作ってみました(2020年製作のドラマ)

3.0

NHKがリモート制作した3話構成のオムニバスドラマ。リモートドラマは過剰な演出や説明がなく、ドキュメンタリーや演劇のようで観やすい。民放はどこも話数の定まらないその場凌ぎの再放送だがNHKやwowow>>続きを読む

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2020年 五月の恋(2020年製作のドラマ)

5.0

吉田羊発案、wowow制作リモートドラマ。YouTubeで配信中。初めはぎこちなかった会話がドライブし出して、吉田羊が泣き大泉洋が笑わせる、コロナ禍のある元夫婦の会話劇。二人の演技に何度も泣く泣く泣く>>続きを読む

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逃げるは恥だが役に立つ(2016年製作のドラマ)

3.0

全話鑑賞。「家事労働は年収304.1万円に換算される」また「専業主婦に給料は支払われない」のならば、結婚せず契約主婦として働くのはどう!!?ってアイデアは新鮮だし、会社に必要とされなかった主人公が誰か>>続きを読む

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奥様は、取り扱い注意(2017年製作のドラマ)

1.5

やるっきゃないない。美少女戦士ならぬ美女奥さま戦士が悪い奴をやっつけるアクションコメディ。3話で映画館を出た綾瀬はるかが「アクションがしょぼかったかな〜」と言っていてこのドラマのことかと思った。脚本、>>続きを読む

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柳生一族の陰謀(2020年製作のドラマ)

3.0

深作欣二の映画版は全く印象に残っておらず新鮮な気持ちで観たのだが、吉田鋼太郎以外下手な人ばかりで萎えた。見せ場の殺陣シーンは流石に力が入っていた。ラストの生首、血ドビューが最高。出来はともかくNHKの>>続きを読む

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心の傷を癒すということ(2020年製作のドラマ)

3.5

阪神・淡路大震災の被災者に寄り添い続けた実在の精神科医の半生。父と子、在日韓国人としての葛藤、似た境遇の終子との出会いを描いた第1話が素晴らしかった。プロデューサーも脚本家も被災経験者だからこそ制作で>>続きを読む

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アシガール(2017年製作のドラマ)

3.0

NHKで再放送中。女子高生が戦国時代にタイムスリップするラブコメ。足の早いおてんばキャラが黒島結菜にぴったりだし可愛い。素敵なコメディエンヌなのでもっと売れてほしい。制作統括、演出、音楽スタッフは「ス>>続きを読む

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浦安鉄筋家族(2020年製作のドラマ)

3.0

原作未読。佐藤二朗には西田敏行とか田中邦衛みたいな俳優になってほしいと思う次第。アバンギャルドな演出やハイテンションが過ぎる演技は、正直疲れるけども、これはこれでありかもしれない。岸井ゆきの28歳が1>>続きを読む

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