これって私小説がペースということは実話かなり入ってるんでしょうかね。
お笑いで生き残るのは本当に残酷なこと。
その中で信念を通すのは至難の業なこと。
そこに挑み続けるには、通常では計り知れない何かが>>続きを読む
人には「どんなに抗っても抗いがたい何か」が必ずあると思っていて、それが色濃く出るのが血縁関係じゃないかと思っています。だからいろんな理由で親を知らない人や、親から辛く当たられた人も、親を恋しいと思って>>続きを読む
綿子も文則も木村も、ふわふわと生きながら死んだように世間を漂っている。
ミスリードに見せかけて徐々に真実を小出しにするけど、無駄がないところがよい。
ブログにも書いているのでよかったら全文をどう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なかなかなサスペンスもので、ここまでまとめるのも大変だったと思うんですが、いくつか気になったことがあったので。
・最初の展示場のところでの目配せがちょっとミスリード気味
・甘利さん、匂わせすぎてま>>続きを読む
荒い粒子の映像が、流れた歳月を物語る。20年なんて、あっという間でしかない。そんなに長い時を経てからでしか、あの時成し得なかったことに気がつかない。
家族だからこそお互いにわからなくなることもある。そ>>続きを読む
ほぼほぼ◯◯◯まみれですよね。
でも昔はそれしかなかった。そんな時代の話です。
今みたく「ウォシュレットがないと嫌だ」なんて、夢にも考えつかない時代の話。
おきくの父を巡る詳細はあまり語られないけど>>続きを読む
2時間超えはまあまあ長いけど、でもそれもボウイの真面目さからくるものなのか、、、などと考えてみる。
彼の70年代のグラム・ロック期は分からなくて、まともな雰囲気になった80年代からしか知らないけど、>>続きを読む
クズ男と、彼を取り巻くこれまたクズだらけの人々との話なのに、どういうわけか最後まで目が離せない。
もう冒頭のマイキーの受け入れられ方からして、それまでの経緯が見えてくるようだけど、この映画のラストか>>続きを読む
最初の10分くらいずっとケイトが喋りっぱなしの時点で、もうこれはよいしかないと確信。あれだけの長台詞(各所にあったが)をやり切れるのは役になりきった人間だけ。
170分の長尺にも関わらず、余計な説明>>続きを読む
「誰の子どもを産むか、決めるのは女」のはずなのに、どういうわけかそれを決定するのは男になってることがそもそもおかしいって。
産む、
産まない、
こいつの子なら産む、
こいつの子はいらない、
今は産み>>続きを読む
アメリカの「今」なんだろうな。
普通に親がいなくて(いるんだろうけど生計を共にしていない)、
自分たちで稼いで高校も行って、
稼がないと家がなくなるという現実を、
17歳の子たちに普通に背負わせている>>続きを読む
アセクシャルというカテゴリを描いた映画は初めて観たかも。
こんなにいろんな分類ができてしまう世の中、アセクシャルな人がいてもおかしくはないけど、それを理解してなければ周囲はやかましく言い続けることでし>>続きを読む
こうしてホイットニーの人生を見てみると、全盛期をリアルタイムで知ってる者としては、彼女が最も輝いていたのはやはり1st・2ndアルバムの時代だったなと改めて思うのです。
"Greatest Love >>続きを読む
これは湊かなえさんの原作読まないとなあ……と思います。
ストーリーと、真相とが交互に出てきて、正面からのカメラワークでは普通のストーリーに見えていても角度を変えて撮影すると裏側の真相が見えてくる。ラ>>続きを読む
ヒップホップとスケボーってもともと違うカルチャーだったんだ、くらいにしか両者の関係性を知らない自分にとっては、両者がどのように融合していったかを知るいい機会になった。
両者に共通するのは強烈な自己表>>続きを読む
試写にて
原作本は読了済み。
原作本がある映画は大抵原作から大きく離れるというのが通例だけど、
本作は先に原作本を読んでから映画を観た方が確実によい事例。
カイアを取り巻く人たち、
湿地の大自然>>続きを読む
東京国際映画祭@よみうりホール
いつのまにかビッチだったヒロインが聖女に目覚めてしまって。
伝説の重要さが下敷きですが、いきなりキャラ変というのも不自然さが残る。
最後のアナの位置付けが伝わったよ>>続きを読む
戦隊関連がゆるゆるだからいいんでしょうね。逆に円谷プロも真っ青なくらいきっちり仕上げないからこそ本作の持ち味と感じる。
観終わって、タイトルのことってほんの少ししか出てなかったなと。そのくらいのスタ>>続きを読む
東京国際映画祭 よみうりホールにて
めちゃくちゃ面白かった‼️
コロナ禍に刺激された部分が相当あるには違いないけど、
いつの時代も群衆が不穏な空気を作り出していて、
そのきっかけもほんの些細なこと>>続きを読む
東京国際映画祭にて
頭の中で考えていること、
コロナ禍を通じた思い、
映画へのオマージュなど、いろいろ伝えたいことはあるんだろうけど、
まとまらない感じ。
映像を並べても伝わらなかったらどうなんで>>続きを読む
試写@ユーロライブ
クライミングの際にリハーサルをせず、何らかのセーフティネット的なこともせずにいきなりチャレンジし、そして登頂してしまうマーク・アンドレ・ルクレール。
あたかも散歩にでも行くよう>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
物語が展開する理由もそうだし、そこからのそれぞれの身の処し方もだけど、「何故そうしたのかがわからない」のが若者の思考なのかもしれない。
どうあっても受け入れる、だからどんな結>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
食物連鎖系の作品はいくつかあるが、本作は啓発的な色は薄めていて、あくまで牛の生態にコミットした描き方。しかしながら引きの時点で描くからこそ、観ている側に響くこともある。
何回>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
今ひとつ軸がしっかりしていない印象でした。話も暗かったような。
(だいぶ経っているので思い出せない、、、。ごめんなさいね)
東京国際映画祭にて。
オーバーツーリズムを風刺にするという難題に挑んだ監督。
世界のメガ観光地に暮らす人たちって多かれ少なかれこんな感情は持っているのではなかろうか。
しかしながら、観光客の愚かな>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
監督が「アイコと逢太のことをもう少し入れてもよかったのでは」と思ってらして、脚本家さんは「これでいい」ということで話し合いをしたそうですが、自分的にはやはりあのあともう少しエピ>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
話の軸はあるのだけど、既視感あるんですよね。まとめ方もどこかで観たような雰囲気。デビュー作ということなので、こうなってしまうのかもしれませんけどね。
結果的にこの作品が今年の東京国際映画祭で観た中では1番よかった。
静かに静かに進行していく復讐劇。カンバーバッチさんの脅し役にはより一層の凄みがかかっていた。コディ・スミット=マクフィーの役づくりも>>続きを読む
東京国際映画祭にて。
宮沢くんの舞台挨拶があるので取りましたw 宮沢くんもですが小松さんもめちゃ素敵。
とっても感覚的な描写なんですよね。
仕事帰りに観たせいか、うとうとと眠気が……。吉本ばななの世>>続きを読む
んー。なんというか、すごく大味な感じがしたんですよね。ラミさんとの対決とか。で、あのラストなので。
また煙に巻いておしまいなの? って感じ。
スペクタクルはスペクタクルだけど、もう少しドラマチックさが>>続きを読む
『BLUE/ブルー』でも思ったけど東出くんってほんと体力ありますよね。
手足も長いし、スポーツする役が映える。
いろんなこと言われてますが、持って生まれたものが役者向きだから、きちんといろんなことは対>>続きを読む
これ、めちゃくちゃハマりました。
マット・デイモンの、ほんとに不器用だけどどこまでも正義マンと、アダム・ドライバーのこすっ辛さとのガチンコぶつかり合い。
決闘のお約束も震えましたよね。旦那が負けたら>>続きを読む
30年前のファッションシーンといえば、どこを向いても派手な、奇異なものが受けていた。そんな中でマスコミに出ないことを貫くのは難しかっただろうし、風変わりと言われても仕方がなかった。
でも時代が彼に追>>続きを読む
トーベもハリー・ポッターの著者もだけど、世界的に児童に好かれるものを作り出したからといって、本人も全くの聖人君子的な生き方をしている訳ではないんだよね。むしろ内面の葛藤を抱えつつ、破滅しそうになる手前>>続きを読む
堀貝と猪乃木のイメージがぴったりなんだなあ、、、と思いながら観ました。
みんな何かを抱えながら生きている。若さや外見で隠しているようでいても、ふとしたことで現れる心のひび。振り切っているようで振り切>>続きを読む
ここまでになってもまだ飲むか? と思うけど、やめられないのが人間の性(さが)。国民性もあるかも知れないけど高校生が堂々と飲酒しちゃう国ならではの作品ですかね。
弱い俺たちでもいいでしょ? な感覚です>>続きを読む