マトさんの映画レビュー・感想・評価 - 28ページ目

マト

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複製された男(2013年製作の映画)

3.2

最後「ファッ!?」ってなる。それまで見てたものが全部吹っ飛んじゃった。で、この映画はいったいなんだったんだろうと。けっきょく彼はもう一人の自分なのか、赤の他人なのか、兄弟なのか、はたまたクローンなのか>>続きを読む

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.3

静かなトーンながらも最初から最後までベタベタしてて気持ち悪い。それをいかにニヤニヤしながら観るかっていう。
美しい2人の母、若くて瑞々しい息子たち、開放的で綺麗なロケ地…あちらの作品だから鑑賞に耐え得
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ウィッカーマン(2006年製作の映画)

3.0

ニコラス警官→ニコラス刑事?→幻覚ケイジ→乗り込みケイジ→再会ケイジ→捜索ケイジ→アレルギーケイジ→水中ケイジ→必死ケイジ→着ぐるみケイジ→騙されケイジ→絶叫ケイジ→逆さケイジ→炎上ケイジ

セブン・サイコパス(2012年製作の映画)

2.7

あんましぶっ飛んでなかった。中盤までは面白く観てたけど途中から湿っぽくて理屈っぽくなっちゃったね。かといって考えさせられるほどのものもなかったし。
クリストファー・ウォーケンの渋さやサム・ロックウェル
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鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

3.1

物語っていうほどの物語でもないし、実際に起きたことを本人たちの出演で再現VTRにしてみましたって感じでしょうか。
ロマ族の一家。貧乏でも愛する家族がそばにいてじゅうぶん幸せそうに見えたけど、底辺ギリギ
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.3

やんちゃなジジイたちが大暴れ。
介護されてたのに精力絶倫、車を運転させりゃすんごいドライビングテクニックを見せ、でもポックリ逝っちゃう…そんなでかちんハーシュに憧れる!

バイロケーション(2013年製作の映画)

3.5

なんの期待もせずに観てみたらこれがけっこう面白かった。理解にしにくいところや矛盾を感じる無理な設定はあるものの、引き込んでいくサスペンス要素はじゅうぶんにあり。刑事さん不気味でなかなか良かった。
結末
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ファイティング・ダディ 怒りの除雪車(2014年製作の映画)

3.5

ノルウェーを舞台にした、息子を殺された父親による復讐劇。タイトルだけ見てどんだけハチャメチャな内容なんだと思ったけど、そういう感じではなくシニカルなユーモアを含んだわりと洒落た作品でした。かなり個性的>>続きを読む

バンコック・デンジャラス(2008年製作の映画)

2.6

自らに4つの厳格なルールを課す冷酷な殺し屋…って、どこがじゃ〜!ブレにブレまくっとるやないか〜!笑
聾唖のタイ美人にときめいちゃってキラキラした眼差しで見つめ合ってるピュアハートなニコラスがキモかわい
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トカレフ(2014年製作の映画)

2.0

あぁ…思い込み&勘違い。出てる役者さんはけっこういいと思ったけどその他はいろいろ残念だったなぁ。
ニコラス・ケイジのもっさりしたまるでイケてない走り方を、激しい手ブレで撮影することによってスピード感や
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僕と未来とブエノスアイレス(2004年製作の映画)

1.6

この主人公は感情が昂ぶると走り出す癖でもあるんだろうか。そういう演出が2回もあった。
群像劇と思いきや主人公以外にたいしたスポットは当たらず、彼の家族の秘密は多少あるもののけっきょくこの青年の中二病的
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ネイチャー(2013年製作の映画)

2.4

全部観終わるまでにいったい何度眠ったことか(苦笑)
波のシーンの迫力や、どうやって撮ってんだこれと絶えず思わせるカメラ技術など、映像や色彩は息をのむ素晴らしさ。でも贅沢なもんで30分も観てると慣れちゃ
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ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

3.3

簡単に都合よく謎や暗号が解け過ぎって部分はあるにせよ、その分テンポもよくて楽しめた。悪役がそこまで極悪な感じじゃないのもよかった。ダイアン・クルーガーも綺麗。そしてニコラス・ケイジのもっさりした鈍臭そ>>続きを読む

フローズン・グラウンド(2013年製作の映画)

1.2

とりあえずニコラス・ケイジの顔が見たくて鑑賞したのに本作では表情の変化が乏しくてがっかり。ジョン・キューザックはもともとあまり好きな俳優さんではないけど、それが幸いして犯人役の彼をとても憎たらしく気持>>続きを読む

E.T. 20周年アニバーサリー特別版(2002年製作の映画)

2.8

終盤の少年たちの自転車のシーンとジョン・ウィリアムズの音楽が素晴らしい。あとハロウィンでヨーダ(のコスプレの人)とすれ違う場面もいいねw
展開がやや退屈で、E.T.がなんで瀕死状態に陥ったのか、心停止
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.2

ショーン・ペンやライアン・ゴズリングなどのキャストに「ゾンビランド」の監督とくりゃ否が応でも期待してしまうんだが、それゆえにちょっとハードル上げすぎちゃったかなぁ。それなりには楽しめるんだけど、派手に>>続きを読む

ヨコハマ物語(2013年製作の映画)

2.2

毒にも薬にもならない中途半端なぬるい感じ。
愛妻に先立たれた気弱で人の良さそうなおじさんを奥田瑛二が演じていて、その彼の家の空き部屋を何人もの女性がシェアして共同生活をしていくっていうハートウォーミン
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天のしずく 辰巳芳子“いのちのスープ”(2012年製作の映画)

3.0

一杯のスープが持つ無限のエネルギーと優しさ。老若男女、健やかなる人にも病める人にも平等にしみわたって力と喜びを与えてくれる。
恥ずかしながら辰巳さんのことはぜんぜん知らなくて、見た感じちょっと頑固そう
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パラサイト・クリーチャーズ(2013年製作の映画)

2.1

オーストリア産SFサバイバルムービーってことで、アメリカものと比べると突き抜けた感がなくて全体的に重苦しい印象。
クリーチャーの謎よりもあんな氷河があるような山に軽装の若い女が一人でいることのほうがよ
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バンクーバーの朝日(2014年製作の映画)

3.5

宮崎あおいの無駄使い!笑
ま、それはさておき、映画としては一定の面白さはあると思います。テーマのわりにそんなにベタベタになるわけでもなく全体的にクールというか穏やかなトーンだなぁと。けれどもそれは見方
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素敵な相棒〜フランクじいさんとロボットヘルパー〜(2012年製作の映画)

2.8

思いのほかビターテイストで悪かないなとは思ったけどもうひと押しかなぁ。
ロボットがもしSBのアレだったらムカつく感じになってたかもねw

シアター・ナイトメア(2013年製作の映画)

2.9

暴走するオタク映写技師!…が、異常なほどスリル感もドキドキ感もなく、さほど驚くような仕掛けやゲーム性もなくもっさりと物語は進む。
クソ映画の部類だとは思うが、ツッコミ入れながら最後まで観続けられるって
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サイレント・ハウス(2011年製作の映画)

3.3

もしあなたが男性ならばヒロインのおっぱいに視線がいくこと間違いない。その要素だけでなんとなく最後まで鑑賞できるかと。
お化け屋敷的な楽しみ方の作品ですが出来自体はそんなに悪かないと思います。結末はまぁ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.9

いたってシンプルな内容とそれに相反するかのような圧倒的な映像表現。革新的すぎて度肝抜かれた。
あとはゴチャゴチャ言うまい。ただひと言…宇宙ヤバイ!!

ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い(2011年製作の映画)

2.2

最初のほうはわりと引き込まれたんで大いに期待したが徐々に失速…緊張感のかけらもない大味でグダグダな展開に。はたしてこの作品にブルース・ウィリスは必要だったのだろうか…苦笑
唯一、マフィアのボスだけが存
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

間違いなく良い作品ではあるけれど、個人的な好みでは「2001年〜」や「コンタクト」や「ゼロ・グラビティ」を上回ることはなかった。なんだろう、熱すぎたんだろうか。
しかしさすがノーラン監督、単なるSF作
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運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.8

数年ぶりに再び観たけどやっぱり面白いわ。内田けんじ監督の作品の中でこれが一番好きだ。
この場面の裏でこんな話が展開していたのか、というパズルのピースがハマってく痛快さ。出色の脚本。もうちょっと見たいな
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ケンタとジュンとカヨちゃんの国(2009年製作の映画)

4.0

お兄ちゃんとの刑務所での対面シーン、緊張感ハンパなくてヤバいシーンだなぁと思った。すごい見応えのある場面だったし「ゆれる」を思い出したりも。
安藤サクラのブスっぷりはほんと素晴らしいとしか言いようがな
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

4.5

ジェームズ・ガン監督の「スーパー!」がお気に入りの作品なので劇場まで観に行ってきた。「スーパー!」のようなトロマ臭を感じさせるぶっ壊れた要素はなく、王道の正統派アメコミものって感じだったが、この監督の>>続きを読む

71フラグメンツ(1994年製作の映画)

3.8

銀行での銃乱射事件に至るまでの加害者、被害者らの日常を断片的に切りとった作品。
たいした物語性はないくせに主要登場人物たちのその断片をもっと深く覗きこみたくなるのは、やはりハネケ監督の手腕によるものだ
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サハラ 死の砂漠を脱出せよ(2005年製作の映画)

2.3

マコノヒーかっこいい!ペネロペ美人!けど全体的に中途半端でパッとしないアクションアドベンチャー。もっと面白くできそうなのにもったいないなぁって感じ。
ただ音楽はFaces、Lynyrd Skynyrd
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.4

カナザワ映画祭でのド迫力爆音上映を鑑賞。映画好きの友人に付き合ってあえて最前列での鑑賞となったわけだが、“映画を浴びる”という初めての体験をした。
結果、家で本作を観たときよりも5割増ぐらいでよかった
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2010年(1984年製作の映画)

1.5

観てるあいだ中ずっとキューブリックによる前作のことを頭に思い浮かべてしまう。そういう意味では非常に気の毒な作品だなーと。
2001年はまったく眠くならなかったがこの作品では3〜4回寝そうになった。つま
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

2.7

その後がどうなるのか見てみたかったけど、余韻を残していろいろ考えられるのでまぁやっぱりこれでいいのかなと。けっきょくどうにもならないような気もするし。
いい映画だとは思うけど好みではなかったです。けど
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サイドカーに犬(2007年製作の映画)

3.0

まぁ、つまんないっちゃあつまんないかもだけどべつに嫌いじゃない。
ヨーコさんが正妻に「許すつもりのない人に謝っても仕方ないの!」って言い放つところがカッコよくて思わず拍手したくなった。その通り!

ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

3.4

間違いなくB級SF映画だし、繋がりがおかしい場面があったりツッコミどころも多いけど、それでもけっこう楽しめた。
舞台がロシアだったり、主要キャストが途中であっさり死んだりとか、変則的なところがあったか
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