なつさんの映画レビュー・感想・評価

なつ

なつ

映画と小説は、(時々…旅)
日々に“彩り”を与えてくれる。
おかげで、人生が随分と楽しく、豊かに
なっている。
感謝。

感情が振り切れたら、即“満点”。

映画(690)
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バハールの涙(2018年製作の映画)

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ISに襲撃され(男性は殺され、息子は拉致)、性奴隷として売られた女性たちの反撃を描く。
“女性に殺されたら天国に行けない”
イスラム原理主義者はそう信じているそうで、彼女達は脅威。
打ちのめされても打
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

3.9

パキスタン人少女とインド人男性の絆を描く本作。
パキスタン(パキスタン人、ムスリム、モスク)、インド(インド人、人口の8割がヒンドゥー教、寺院)、インパ独立後の話なのですが…
インドに根付く歴史的対立
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マチルド、翼を広げ(2017年製作の映画)

3.7

疾患があるママに寄り添うマチルド、いじらしい。
フクロウの“じゃじゃ~ん”🦉🦉
登場シーンに悶え死ぬかと思った。
マチルドがママに向ける無償の愛に泣きそうになる。
ママの苦しみを理解してるんだもんね。
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MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド(2017年製作の映画)

3.5

NYに暮らし、生活に困っている移民の女性が高額報酬の仕事を持ち掛けられる。
これ、予告編で、地下のある部屋から“きゃーーーー”なんて声だけ流れて。
え?嘘?何?何が起きてるん?と。
完全なる覗き見趣味
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.4

ミレニアムシリーズとは全く別物と割り切って観てしまえば、面白かったとは思うんだけど…
別物と割り切れないからなぁ。
毛穴が総毛立つド変態も居ないしね。
“目には目を歯には歯を”に繋がる衝撃もなぁ。
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.2

“何のために闘うのか?”
“私は何者なのか”この問ね。
子どもの頃から、自分を奮い立たせる為の曲と映画と言えば、“ロッキー”!
本作でも胸アツになり、収拾つかんくらい泣いた。
ドラゴ父息子の傷み、痛み
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ヒューマン・フロー 大地漂流(2017年製作の映画)

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今日はシネ友kyokoさんと一緒~。
ゴンザレスさんのトークつきやし。
めちゃ楽しみにしてた一本だったけど…
表面をなぞった感じのドキュメンタリーで胸に迫り来るものがない。
あれやこれやの感想がほぼ同
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シークレット・ヴォイス(2018年製作の映画)

3.7

記憶喪失の国民的歌手リラと、リラに心酔する女ヴィオレタ。
自分の歌なのにリラに戻れない女…
リラの歌をリラ並みに歌いこなす女…
何とも言えない物悲しさが終始、付きまとう。
監督の前作“マジカルガール”
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迫り来る嵐(2017年製作の映画)

3.2

1997年中国の地方都市が舞台。
1990年代の中国は激変期だった。
地方都市では特に取り残された人々が多かった事を考えると、この時代設定はとてもうまいと思う。
多角的にズシンとくる作品でした。
ハリ
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いつか家族に(2015年製作の映画)

3.1

ハ・ジョンウが監督・主演て事で観賞。
原作は“血を売る男”
日本では売血は廃止されてるけど、世界には中国など制度はある。
そして、我が国は血液輸入大国なんだとか…。不衛生そうだなぁ。
皆、もっと献血に
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日の名残り(1993年製作の映画)

3.8

おかんと映画3本目。
“さよなら”は、愛の言葉だぁ…。
切なくて死ぬかと思った。
執事に徹した彼に相応しい、この映画のラスト好きだなぁ。この美学。
原作既読の母親は原作のラストが気に入ってるらしい。
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

冒頭から鳥肌、寒イボ全開。
凄くない?この演出の数々は!
物語中盤で母親が息子に放った一言に、客席のおっちゃんが…
『えっえー言うー?』て一言!!
何処からかコッ!て聞こえてきた…
物語に一切絡んでな
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

おかんリクエスト映画2本目!
本当は、“パッドマン”行きたがってたけど…私、観たとこだし~。
おかんは、東野圭吾が好き、いや私も好きなんだけど、本作(原作、既読)は嫌いの部類だったから。無理だろうなと
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

映画初めが、バナナかよ!と思ったけど…おかんリクエスト1本目!
鹿野さん、“自由”な人だと思ったけど、あまり我が儘には感じなかった。
自分だったら?想像してみる…。
24時間ずっと人から見られる生活(
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パリの恋人(1957年製作の映画)

3.7

これ、オードリーヘプバーン好きなおかんと年始に行こうと温存してた。
おかん、『もう昔の映画観たくないわ、新作行こ。』やって。ビックリ!
てな訳で映画納めしたんだけど…
一人でゆっくり観る事に。
美の象
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.7

ホロコーストの生き残りのユダヤ人が、助けてくれた友人に会いに、ポーランドへ。
道中クスクス笑える、特にマドリッドでのやり取りが好き。
セニョリータ(未婚女性への敬称)って…
いやいや相当年よ。微妙な女
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.6

ベタ中のベタですよね、何回もリメイクされてるし…
本作を観る前から、音楽はダウンロードして何回も聴きましたわ。
スーパーの前で冷凍豆を巻き付けて、アカペラで歌うシーンが一番好きだな。
後半につれ、ガガ
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共犯者たち(2017年製作の映画)

4.0

“記者が黙ると国が壊れる”
お隣、韓国のジャーナリスト達の闘い。
チェ・スンホ監督がマイケルムーアばりに、主犯(李明博と朴槿恵元大統領)やその共犯者たちに、斬り込んでいくスタイル。
盧武鉉政権後、韓国
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スパイネーション/自白(2016年製作の映画)

3.7

KCIAから国家情報院へーーー
40年間にわたる“北朝鮮スパイ捏造”の真相(フライヤーより)
“共犯者たち”と同じスタッフによる制作。
本作は韓国では2016年10月に公開され、“ろうそく集会”が盛上
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.0

うぇーん、パッドマン凄すぎ!
彼の優しさが沁みて、何回も何回も泣いた。冒頭から泣いた(笑)
妻を妹を、地域の女性を、インドの女性達をおもんばかる姿に涙が止まらないよ。
私利私欲に走らない美しい心の持ち
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

3.7

このジャケ写のエルちゃんの神々しさよ、聡明で儚げでもあるけど、凜として強く美しい女性。
“フランケンシュタイン”の作者。
これが16歳~18歳までの出来事とは思えない。
フランケンシュタインが、メアリ
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ガンジスに還る(2016年製作の映画)

3.6

インドの聖地“バラナシ”を舞台に、死期を悟った父と、それを見守る家族の旅路。
日本も医学が進歩し過ぎて、普通に死ぬの大変で、簡単には死ねないらしい。
大杉漣さんが急逝してショック受けてたら、60代の仕
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ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

4.0

ホゥ・シャオシェン監督のお弟子さん、ホァン監督のデビュー作。
なるほどねぇ、エドワードヤンの片鱗は感じました!
エドワードヤン監督は鋭く突き放す感じなので、ホァン監督の方が優しい印象。
コミュニケーシ
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Along With the Gods: Two Worlds(英題)(2017年製作の映画)

3.5

あの世にやってきた死者が、彼を案内する死神3人組と共に49日間、7つの地獄で審判を受ける。7つの審判を通過出来た者は生まれ変われるが…。
韓国でメガヒット作!
ファンタジーが苦手なのと、漫画ぽいので…
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アース:アメイジング・デイ(2017年製作の映画)

3.8

子どもパンダの可愛さにとける~。
海イグアナ赤ちゃんと、蛇との攻防が半端なくドラマチック!
ハチドリ…なんて美しいんだろ。
カゲロウ、神秘的な生命体。
キリンの誇りをかけた戦いなんて初めて見た!泣けて
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彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

4.0

同じ男性を愛したドイツ人のトーマスと、イスラエル人のアナト。
とても繊細に物語が紡がれる、言葉少なに。手に取るようにわかる彼等の感情の機微に、ぐっときた。
トーマスが寡黙に生地をこねるシーンや祖母の教
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暁に祈れ(2017年製作の映画)

3.5

主要人物以外は、元囚人、ムエタイ選手…。
イギリス人のビリーがタイの刑務所に入れられて…。
タイの囚人が高速タイ語で話すんだけど、あまり翻訳されていない。
言葉がわからない不安の体感。
ビリーになった
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.8

ゴースト目線で描かれた不思議な映画。
子ども時代からの最大の不思議は、死んだらどうなるのか?何処に行くのか?
白いシーツ姿からかもし出す喪失感。
なんて、辛いんだ。
昨年、愛犬が死んで…時おり、気配を
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恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.5

完全版、日本初上映!心が踊る~。
初めっから面白い、途中でだれることなく、最後までずっと面白い。
CG違うからねぇ、それが余計に臨場感、恐怖を感じてリアルです。
有名な吊り橋シーンは、もう、声が出てし
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ムーンライティング(1982年製作の映画)

4.0

1981年、イギリスで不法就労する4人のポーランド人。
彼等は、ボスの家の改修工事に励む。
ひとり英語を話せるノヴァクだけ、祖国に厳戒令が敷かれたことを知る。
彼等は、金を稼ぐ為に、イギリスに来たんだ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.6

前作の、息苦しさ、善悪の境界線…ずしりとする重厚感が好みだったものの。
本作は本作で面白かったと思う。
シカリオ(暗殺者)、デル・トロ。
ヤバイ、痺れっぱなし、なんて格好いいんだ、シカリオデル・トロは
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幻土(2018年製作の映画)

3.5

元気な頃の香港映画みたい、少しざらっとしてて渇いてて、好みのカットが多かったなぁ。
ウォン・カーウァイの影響受けてそう。
シンガポールは、どんどん埋立て、国土が25%増えたのだとか!
そして、埋立作業
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轢き殺された羊(2018年製作の映画)

3.6

チベットの草原を舞台に、“ジンパ”という同じ名前を持つ二人の出会いを現実と幻想を入り交えながら描く。
ウォン・カーウァイがプロデュース。
(フライヤーより)
フォロワーさんが、“そこかしこにカーウァイ
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いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.5

“いつだってやめられる”三部作の最終章。
イタリアの社会背景が生んだ風刺コメディ!
本作の良さは、笑えるんだけど…高学歴の彼等の不遇さが、観終えた後、心に残るところやと思うんですよね。
最終章は、普通
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アンナ・カレーニナ ヴロンスキーの物語(2017年製作の映画)

3.5

トルストイ不朽の名作『アンナ・カレーニナ』。
19世紀後半のロシア。輝かしい未来を約束された貴族将校ヴィロンスキーと、政府高官カレーニナの妻アンナ…。
社交界の華アンナと、ヴィロンスキーの社交ダンスシ
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親密さ(2012年製作の映画)

4.5

演劇の上演からなる後半と、その過程を描いた前半の2部構成による255分。
濱口監督は、本作でまだ3本目だけど、これが一番心にしみ、忘れがたいラストシーンも相まって、大好きだ!
なんなん、あのラストシー
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