なつさんの映画レビュー・感想・評価

なつ

なつ

映画と小説は、日々に“彩り”を
与えてくれる。
おかげで、人生が随分と楽しく、豊かに
なっている。
感謝。

ニュートン・ナイト 自由の旗をかかげた男(2016年製作の映画)

3.8

黒人、白人混合の(奴隷解放)反乱軍を率いた実在の人物ニュートンナイト。
正しく、心優しく強く、恩地に長け、皆を統率するリーダーをマシューマコノヒーが演じたんだけど…。
魂が乗り移ったみたい、マシュー様
>>続きを読む

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

4.1

主人公がある人に勘違いされ、スパイ映画さながらに、巻き込まれる様が、面白いサスペンス?アクション?映画。
“007”シリーズの原型とも言われているようです。
トウモロコシ畑で主人公が追い掛けられるシー
>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.1

19歳…見目麗しく才能溢れ。
天才っているのですね…。
ドランファンには“違う”と怒られそうだけど…。
尾崎豊の歌を初めて聞いたときの衝撃みたいな感じ。
尾崎豊も世に出るのが早かった。

ありとあらゆ
>>続きを読む

ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

3.7

メキシコからアメリカへの不法入国を試みる人達と、国境警察の闘い…。
と、勝手に思い込んで鑑賞。
なるほど……。違うか(笑)
閉鎖空間とは真逆の、広大な土地を使ったパニック映画でしたか。
シンプルで面白
>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.7

冷え冷えとした映画。
身体の奥底から冷えてきた。
無表情で殺戮を繰り返す犯人。
犯人はそこで人生終るから、ええよ。
問題は、生き残り、心身に傷を追った人たち。
生き残った自分を責めて、その後の人生を上
>>続きを読む

クロッシング(2008年製作の映画)

4.1

生きる為に、北朝鮮から中国へ渡った父子の話。
終始、心がチクチクチクチクする。
北朝鮮での生活がよくわかる。
想像を絶する食糧難、それ以上に入手困難な“薬”。
暴力・病気・餓死・ひたすら続く労働…強制
>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

4.2

元麻薬王のカリートが新たな人生を画策するが…。
あぁもう何で、そこでそうする!
って思いつつ…それがカリートの生き方、漢の生きざま、仁義の塊。
カリートが元彼女の家に行き……鏡越しに彼女のセクシーな背
>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.1

猿の惑星で、めちゃくちゃ泣いた。
こんだけ泣いてたの私だけかも。
復讐に燃えるシーザーが、渇いた瞳で馬にまたがる姿…仲間たちと。
こっこれは?!“西部劇”だっ‼猿だけど。
シーザーの渇いた瞳、悲哀に満
>>続きを読む

猿の惑星:新世紀(ライジング)(2014年製作の映画)

3.8

私の、推し猿は“シーザー”‼
(Kyokoさんが、推しを決めると楽しいと教えてくれた…笑)

シーザーは、真の“漢”だ。
正しい魂をもった猿。
猿の惑星シリーズは、猿に感情移入して、肩入れをしてしまう
>>続きを読む

野良犬(1949年製作の映画)

4.5

“午前10時の映画祭より”
新米刑事が拳銃を盗まれ犯人を追う。
まぁ~とにかく歩くんだ、これ。
現代作品みたいにミステリーを解き明かすとかじゃなくて…。
手掛かりを手繰り寄せては、歩く、歩く、歩く。
>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

3.7

彼女たちの“矜持”にまずは拍手。
(“自信”と“誇り”をもって堂々と振る舞うこと)
“前例がない”、“ルールだから”。
私が就職した昔……こんなんばっかりだった。
今もあるよ、ある、職場で。
この台詞
>>続きを読む

わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

ドラン作品は、まだやっと3作品目だけど、これが一番好き。
ママに“愛してないの?”“もう愛してくれないの?”と問うシーン。
ロランスがか弱い少女に見えて、泣きじゃくってしまった。
ずぶ濡れのロランスを
>>続きを読む

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.3

第二次世界大戦直後の強制収容所があった“スーチャン”と言う小さな炭鉱町が舞台(監督の出身地)
殺伐としていて、大人達も生き延びる事に精一杯で子どもを慈しむ余裕なんてない。食うか食われるかだ。
主人公の
>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.8

“午前10時の映画祭”にて。
主人公の元に、子どもを誘拐したと電話が入る。しかし、住込み運転手の息子がおらず、、、誘拐犯は子どもを間違えたのだが、身代金を要求される。

いやぁ、めっぽう面白かった。
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7

両親は長く人生を生き、色んな価値観、沢山の人からも影響を受け、結果的に……自分でこの“生き方”を選択したから、良いのだけど。
子どもはなぁ…生まれた瞬間からこの生活ってのがやっぱり抵抗がある。
父親が
>>続きを読む

人生タクシー(2015年製作の映画)

4.2

20年間の映画監督禁止令を処せられながら…あの手この手で製作を止めない監督、凄い、映画愛が半端ない。
色んな人間模様があって、他人の人生を垣間見るのって本当に面白い。
普通の生活って“映画”みたいな事
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

難しいな、映画が伝えたかった事を解き明かさなくて良い種類の映画でしょうか?これ。
“マミー”より断然好きですがね。
昔、母親が私にポツリ。
『“血”って尊くて卑しいねん。親や子どもから傷つく事言われて
>>続きを読む

ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

3.6

社会派の映画が続き、気分転換と。
せっかくマッサージ行ったとこやのにぃー。
緊張で、また‼カッチカチなったやん‼
怖いなぁ、もう。
ジェーンドウが綺麗で美術品みたいだから、解剖シーンも結構大丈夫。
>>続きを読む

死刑台のメロディ(1971年製作の映画)

5.0

好きな映画、面白い映画は沢山あるけど……本作は、生涯忘れられない一本になった。
最初から最後まで、“冷えた頭と熱き心”で観続けた。
彼等の一言の言葉も聞き逃すまいと、
描写の一つも見落とすまいと、この
>>続きを読む

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

4.3

北朝鮮の漁師…船に網が絡まり流され、国境を越え韓国へ。
韓国での過酷な取り調べ…からの北朝鮮にやっと戻れ…今度は北朝鮮からの過酷な取り調べ。
どちらに偏る訳でもなくフラットに描いている、そこに監督の力
>>続きを読む

冒険者たち(1967年製作の映画)

4.4

各々の夢に破れた3人組が、宝探しの冒険へ旅立つ。
冒頭から、ジョアンナシムカスの眩しい美しさと、虚無感に包まれた空気感が漂う……あっ、この映画大好きだと感じた。
美しくチャーミングな彼女。
アランドロ
>>続きを読む

あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

3.9

え?本当にヤンイクチュン?髪の毛……七三やで‼
困惑しきりだったけど、役柄が可愛くて守ってあげたくなる…流石、役者だなぁて強く感じた。
(チンピラ役と同一人物に思えず)
菅田さんとの二人のシーンは、和
>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.8

この世に“無償の愛”が存在するなら、母親からだけと思っていた。
……そう、ワンコと出逢う迄は。
真っ直ぐでキラキラで、一点の曇りもない瞳なんですよ、犬って。
なんっにも見返り求めてないから。
(オヤツ
>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

4.1

破局真っ只中の二人…。
倦怠感が伝わってきて、あぁこの二人の仲は終ってるなって感じさせる。
大好きだった気持ちのまま夫婦関係を継続させるのは難しい。
(そんな二人も居ると思うが)
“好き”な気持ちが無
>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.3

気圧の変化が激しいせいもあるんやろうけど…。
最近、怒ってる人、不寛容な人が多すぎるー。
本作の登場人物が、皆優しくて、親切で心豊かで…。
あれ?人の優しさに飢えてるの?私?
って…しみじみして、ホッ
>>続きを読む

ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.0

正直、彼等に興味が薄く、音楽にも疎いのだけど、ジャームッシュだからと観に行った。
良かったー、面白かった。
ひとえに、ジャームッシュと彼等の信頼関係、そして、ジャームッシュの“愛”の深さを感じた。
>>続きを読む

パピヨン(1973年製作の映画)

4.3

諦めたら、そこで終わり‼
“自由”がない、そんな状況では生きているとは言えない。
それは、ただ生かされているだけ。
パピヨンは脱獄を決意するんだけど、それは“生きたい”からに他ならない。
私も、絶対頑
>>続きを読む

殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.8

デ・パルマのサスペンススリラー。
冒頭のシャワーシーンがまぁエロいんだ、これ。
思春期の頃、オトンと観てて、気まずくて観るの止めようとしたら…。
『アホか、お前。これ、おもろいから止めたら後悔すんぞ』
>>続きを読む

過去のない男(2002年製作の映画)

4.5

暴漢に襲われ、所有物も記憶も全て無くした主人公。
彼は、港に住む人々に助けられる。
皆ね、貧しいかもしれないけど、親切で心が豊かなんだわ。
コンテナに住む男が一言、
『記憶が無くても心配ない、人生は後
>>続きを読む

女はみんな生きている(2001年製作の映画)

4.0

フォロワーさんのレビューで面白そうだなぁと観たら…
あっ、昔観たパターンだった💦
本作に出てくる男は総じてむかつく!
昔観たときは、『あー面白かった』できっと終ったんだな。
あの頃は、こんな酷い男達が
>>続きを読む

追想(1975年製作の映画)

5.0

追想とは……
過去を思い出して偲ぶこと。
主人公は、美しき愛する妻と娘を惨殺される。
ドイツ兵に復讐していく訳だけど…。
要所、要所で、幸せだった過去の描写が差し込まれて、それがまた絶妙で。
幸せシー
>>続きを読む

わたしたち(2016年製作の映画)

4.8

主人公ソンちゃんの、ゆらゆらゆれる瞳から感情の機微が伝わり、最後まで目が離せなかった。
女子特有の意地悪で残酷な“世界”。
やっぱり、10歳頃から本格的にこの世界の幕が開いた気がする。
誰もが通過した
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

5.0

5時間14分完全版にて至福の時間を過ごした。
“昔ある所に国があった”
ユーゴスラビアの激動の歴史をクストリッツアが唯一無二の世界観で描いた、大・大・大好きな物語。
愉快で陽気なツービートのブラスバン
>>続きを読む

やかまし村の子どもたち(1986年製作の映画)

4.2

やかまし村の子どもたちの夏休みの日常を描いた本作。
子ども目線で描かれていて、大好きで癒される作品。
子どもの発想力・想像力が素晴らし過ぎる。
子どもたちの手にかかれば、何処でも遊び場になるし、何をや
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.8

沁みた……何気ないシーンで勝手に涙が出て困った。
リンコ…心が美しい人。
ここに辿り着くまでに、一体どれだけの毛糸を編んだのか。
彼女の感情の機微を想像しただけで、
泣けてきた。
リンコが作った“キャ
>>続きを読む

トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.7

韓国ならば、あり得るだろうなぁと感じざるを得ないパニック映画。
ツッコミどころは、満載だったけど、まぁ、そこはええやんと。
普通に感動したし、思わず笑ってしまうシーンも多かったし、パグワンコが可愛くて
>>続きを読む

>|