なつ

なつ

映画と小説は、日々に“彩り”を
与えてくれる。
おかげで、人生が随分と楽しく、豊かに
なっている。
感謝。

マイライフ・アズ・ア・ドッグ(1985年製作の映画)

5.0

ラッセ・ハルストレム監督で一番好きな映画。
12歳の少年は、ママと愛犬シッカンが大好き。
そんな彼に不幸が襲う…。
少年は辛いとき、宇宙に飛び立ったライカ犬の事を想像し、
『死んだライカ犬に比べれば僕
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うつくしいひと サバ?(2017年製作の映画)

-

行定監督のトーク付上映会。
本編を観る前に、作り手側の想いを知ると、浸透度が違うなー。
今の熊本のありのままの姿がそこにあった。
フランス人が熊本城を見ながら…。
『傷ついても、美しい』と。
高良健吾
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.3

リバイバル上映にて。
神話やね、これ…ええもん観ました。
ストーリー展開と、温かで、ま~るい柔らかいタッチの描写。
俗世に生きる汚れた心が、本作を観ることで、心が浄化された。
映画“パウダー”に出てき
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

最高ーーーー‼
めっーーーちゃ面白かった‼
8月後半やと言うのに、毎日毎日雨ばっかりで、湿っぽい、鬱陶しい、そんな気分をスッカリ、スッキリと吹っ飛ばしてくれます!
ドライブテクニック、カーアクショク、
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白い恐怖(1945年製作の映画)

4.1

ヒッチコックの、精神分析の物語。
ローマの休日のグレゴリーペック、
カサブランカのイングリッドバーグマン。
豪華で、美しいこと、美しいこと。
(イングリッドバーグマンのライトが多くて、ヒッチは贔屓?
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(1963年製作の映画)

5.0

ヒッチコックで一番好きなので、満点になってしまう(笑)
(2位は、“めまい”です)
子どもの頃、大好きで…。
オトンに、『どんだけ鳥観んねん‼』と言われた。
身近に居る“鳥”が、突然襲ってくる恐怖が半
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自転車泥棒(1948年製作の映画)

4.1

第二次世界大戦後の動乱期、貧困に喘ぐイタリア社会。
何年も仕事にありつけず(主人公も2年仕事にあぶれていた)、仕事をくれと役所に群がる人々。
質屋に人が行列を作っている。
ずらりと並んだシーツ、衣類、
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デッドマン(1995年製作の映画)

4.4

男の滅びの美学だ……ジャームッシュ監督。
ジャームッシュ×ジョニー・デップ×西部劇。
ジョニデが、美しくて、美しくて、どんどんひきこまれて、目が離せない。
このとき、32歳……。
“負”の魅力とでも言
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ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦(2016年製作の映画)

3.9

チェコは、ナチスドイツに脅迫され、国を渡した。
そのチェコを支配していたのが、ナチのNo.3だった“ハイドリヒ”。
この人がユダヤ人を完全に消滅させると決定したと言われている。
そんなチェコに、母国を
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くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

5.0

私、これ大好き。
直球、ドストライク、真っ直ぐに心に響いてくる。
何とも柔らかで、温かで、淡い色彩の
タッチが、より沁みるんだろうなぁ。
ただし……シッカリと風刺があります、しかも、かなりの。

まだ
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

5.0

賞金稼ぎと、賞金首になった会計士…
NYからロスまでのロードムービー。
良くあるロードムービー作品は、感動物が殆どかな…。
本作は、何と言っても娯楽要素満載で、とにかく“楽しい”。
この2人は勿論最高
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.0

大仏エルヴィスがツボ過ぎる…
ジャームッシュ監督。
トレーイン、トレーイーン♪♪
なんか楽しい事が始まりそうな旅の予感で始まる群像劇。
本作も、ちょいちょい面白く、和みっぱなし。
工藤夕貴の『MIST
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ヴァンダの部屋(2000年製作の映画)

5.0

ペドロコスタ監督のドキュメンタリー映画。
ドキュメンタリーの舞台は、ポルトガル(リスボン)郊外のスラム街。
“ヴァンダ”の部屋を起点に“日常”を映し出す。
固定カメラ、光と影、陰と陽が映し出される様に
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.8

人間って弱いもんだし、一人では絶対に生きていけない。
先生と女生徒とのやり取り…
距離感が程好くて、じーんわりと温まった。
人との距離感、境界線を保つ事が難しい人も居るだろうな。
本作は、その“距離感
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

遅ればせながら、初ドラン監督。
人と違う、変わっている、とかって何?みたいな。

受け入れられないのならば…
せめて、“受け止めなさいよ”みたいな。
そんな風に言われてるように感じた。
(違ってたらご
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めまい(1958年製作の映画)

4.3

ヒッチコックは、“裏窓”や“サイコ”の方がファンが多いのかな。
でも私は、本作と“鳥”が好き……
と言うか、強くひかれる。
二人の出会いのレストラン…
重厚な真紅色の壁と床…キムノヴァクの“緑”のドレ
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.5

あかん……めっちゃおもろい。
計算され尽くした“脱力感”とでも言うのか。
釣鐘形の宇宙船、鼻の鈴、ステテコ、変てこりんなポーズの挨拶(笑)
でもって、やたらと厳しい身分制度やら、強欲さ。
シュールな笑
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きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.7

実話…重い話ですが、そこの部分にばかり目をとらわれると辛いので…。
この兄弟の愛と絆、想像力と知恵…
そして、大きな勇気と覚悟に、抱きしめたいし、敬意を表したい。
先生らは、絶対にやり返してこない(や
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最愛の子(2014年製作の映画)

5.0

ダメだ……猛烈に魂が揺さぶられた。
“残酷”、この一言に尽きる。
普通に子どもを持つことが出来ない。
普通に子どもを育てることが出来ない。
普通に子どもと幸せに暮らせない。
人間として、当たり前の事を
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未来を花束にして(2015年製作の映画)

3.6

1912年のロンドンが舞台。
貧富の格差が激しく、男性でも財産が無ければ、参政権が認められていなかったよう。
女性は全く認められていなかった。
まず、“不公正”な社会だと感じる。
そしてあまりにも戦っ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

ほんと……色褪せないよなぁ。
映画の良さが余すところなく詰まっている最高のエンターテイメント!

本作が上映された頃、同級生達とゾロゾロ観に行った。
映画終りで、マクドで何時間も感想を言い合い盛上り、
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アルジェの戦い(1966年製作の映画)

5.0

『我らに自由を』、『民族の誇り』
アルジェリアのフランスからの独立(1954年~1962年)までのアルジェリア戦争を描いている。
50年前の映画ですが、もっとも現代的な…普遍なテーマを感じた。
現代も
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さよなら子供たち(1987年製作の映画)

4.7

1944年、ナチス・ドイツ占領下のフランスが舞台。
主人公のカンタン(12歳)は、カトリック系中学の寄宿生。
彼は転校生のボネと仲良くなっていく。
キラキラした瞳で笑い転げて皆でチャップリンの映画を観
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.6

狂気の描写は、お見事だし、緊張感タップリで…途中までは夢中で観れたけども…。
何で、こんなにモタモタ感?
韓国警察はここまで無能?
(お国事情がわからないが)
ここまで無能でないならば、リアリティーが
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(1960年製作の映画)

4.5

1947年、サンテ刑務所で起きた出来事を忠実に描いた映画。
脱獄する為に、ひたすら“穴”を掘る。
モノクロ映像と音が素晴らしく、
緊迫感が高まり、面白かった……
あーーー劇場で観たい!!!!!

後…
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明 (2016年製作の映画)

3.8

観てる側をいかにミスリードさせるのか?
がミステリーを面白くさせるキモかもな。
良く出来た脚本でした!
贅沢を言うと、これ、小説として読んだらめちゃ面白かったかも。
頭で想像した方が面白そう。
てこと
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

-

韓国で起きた事件を元に作られた実話。(少し設定が違うらしい)

なんちゅう酷いことをするんよ。
いたいけな、可愛い可愛い子どもに。
もうね、怒りで震えてしまって、涙すら出なかった。
人間って怒りが達す
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

3.9

勧善懲悪って気持ちいいですよね。
勧善懲悪って言葉で片付けられないくらい、清々しく気持ち良い。

ただ、そこに向かうまでが、中々…。
暴力描写は、お決まりだから、まぁ大丈夫なんだけど…。
最も苦手な、
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

様々な価値観があるよね…ジャームッシュ監督。
誰しもが乗ったことのあるタクシー。
そのタクシー内での一時を描いた本作。
5つの都市での運転手と客。
共通してるなって思ったのは…。
運転手と客の姿を通し
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ワイルドバンチ/オリジナル・ディレクターズ・カット(1969年製作の映画)

4.3

巨匠サム・ペキンパー監督による
バイオレンス西部劇。

オープニングで、蠍が大量の蟻にたかられ…子どもがそこに火を点ける。
不穏な空気で始まり、今後を暗示しているよう。
凄まじい銃撃戦、クレイジー感が
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

まぶしすぎるんだよ、エドワードヤン監督(3回目の鑑賞)
思春期の真っ直ぐさ、純朴さ、激情、もどかしさ、やるせなさ…
もがいてもどうにもならない感じ…
明暗、光と闇、映像美で描いた本作。

五感を通して
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.1

ジャケ写とオープニング曲で既にノックアウト。
粋すぎる、ジャームッシュ監督。
コーヒーとタバコを吸って、ただ会話するだけの話し。

街、店、電車とかで、一風変わったやり取りをしてるのを見ると……(本人
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

3.8

世界一美しい聖なる本『ケルズの書』を巡る少年修道士ブレンダンの冒険ファンタジー。

ケルト模様が万華鏡のような壮麗な映像とケルトの伝説の融合に感動した。
見たことのないタッチの絵、映像なんだけど…。
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0.5ミリ(2014年製作の映画)

4.3

人は、“本物”のにおいを感じとると、大きく心を揺さぶられる。
安藤サクラ…この人の表情だけで、感情の機微をよみとれる。
他の役者全てが圧巻で、惰性や妥協でキャスティングされた人は、きっと居ないと思った
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.0

ジャームッシュ監督の卒業制作映画と
言うことで…。
青臭いと言えば、青臭さを感じる。
そう感じてしまう私は、年を取ったって事やな。
“孤独とは”、“自由とは”みたいな哲学っぽさもあったり。
監督作品独
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.8

本作の素晴らしさは、ファンの方が沢山お伝えしてると思うので…。
個人的には、三葉ちゃんの透明感、耳障りの佳い方言が好きだなぁ。
田舎の情景の美しさも去ることながら、私は都会の美しさにグッときた。
自分
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