Hondaカットさんの映画レビュー・感想・評価

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映画(617)
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ミッドウェイ(2019年製作の映画)

3.1

63点。ミッドウェイ海戦を、大味ディザスター監督(褒めてます)エメリッヒが撮るんだからさぞうぇいうぇいしてるだろうと思いきや、本人渾身の企画だったらしく、真面目か、の一言。

史実に基づいて時系列通り
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宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

3.5

71点。原作未読。映像は美しく役者陣も素晴らしい。堅実な演出も好印象だが、逆にそれらによってお話の杜撰さが浮き彫りになっていた。

ハッキリ言って、ファンタジー要素が何の為にあったのかが全く分からない
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

81点。青春おバカコメディの新たな金字塔。『スーパーバッド童貞ボーイズ』の現代女の子版。

終始下品でハイテンションなので前半は結構ついていくのにかかるのだが、話の流れがシンプルかつ王道なのと、編集も
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劇場(2020年製作の映画)

3.0

60点。原作未読。令和のこの時代に何と手垢のついたベタベタな話と、古びたキャラクター設定のカップル…とまず思った。とにかく2人とも最初から最後までまで苛々するし、台詞から行動から、とにかく全てが作り物>>続きを読む

燕 Yan(2020年製作の映画)

3.7

74点。トークショー付きで観賞。お話自体はとてもオーソドックスながら、9割が台湾撮影なこともあり、いわゆる邦画とは一線を画すものに仕上がっている。まさに映画的叙情と呼ぶに相応しいルックとシーンの切り取>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

79点。みんな大好きマ・ドンソク演じる強面で腕っぷしの強いヤクザの組長が、サイコパスの連続殺人鬼に襲われ、はみ出しモノの刑事と手を組む。はい、面白い。よくそのキャスティングでその設定考えた。そこそこの>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.8

77点。シャーリーズ・セロン姉さんが姉御的格好良さ全開で、明らかにそれが企画の芯である。

不死身の傭兵という設定から無双に悪を殺しまくるのかと思いきや、切なさを推してくるプロットが意外。不死身って最
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.2

85点。ポスターや予告で感じるオシャレ映画ではなく、とても重いテーマの不穏な映画。決して予算があるわけではない作品で、お話も凝ってるわけではないのだが、新しい時代の感性が爆発している。とても良かった。>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

79点。透明人間というキャッチャーな題材でいくらでもエンタメに振れそうなのに、とても地味で低予算なほぼホラー映画。

その割り切りは良い方向にいっていて、構図やライティングやカメラワークで怖さを表現し
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.5

90点。4Kリマスター版をIMAXシアターで。公開当時、もし自分が多少なりとも映像技術の知識やアニメの素養がある大人だったら、これをスクリーンで観て腰を抜かすほど打ちのめされただろう。

ディティール
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.6

73点。NETFLIXオリジナル新作。中身の無さは結構なもんだが、ヘムズワーズ無双と中盤長回しアクションの凄さは一見の価値がある。映像的にもアクション的にも質は高いのでこれが配信で見れちゃうなら、アリ>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

3.9

78点。NETFLIXオリジナル新作。話の展開自体はオーソドックスだが、そこにLGBTとアジア系女性を主役に据えたのがいま風。創りもオシャレで気が利いてて、観てて飽きない。

文学をテーマにしているの
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.8

76点。全く期待せず時間が合ったので鑑賞。あれ、、思いのほか良い…。舞台が故郷のアリゾナ、そして老齢のランボーということで、今までのシリーズとだいぶ趣が違う。特に前半は今までのシリーズを観てきた身とし>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

82点。古典をいまさら作り直す意味が…?という思いを吹き飛ばす、とてもよく出来た傑作。グレタ・ガーヴィグ監督は現代の女性性を俯瞰視点で見つつも、やはり女性の立場から、とても能動的な映画を創る才人。さす>>続きを読む

カメラを止めるな!リモート大作戦!(2020年製作の映画)

2.2

44点。このご時世に遠隔自主撮影だけで映画を作ろうという心意気だけは良し。内容はほぼ無いし、面白くもない、チープさを逆手にとってというのが『カメラを止めるな』だったが、ただのチープで、本当に何の捻りも>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.6

72点。全体的な画も編集もデザインも話運びも、終始ガッチャガチャガッチャガチャした映画だった。悪い意味で。

賑やかに撮ろうというのはわかるけど、ちょっと撮影設計や照明が雑なんじゃないかと思うシーンが
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.5

71点。丁寧に撮られた静かな作品。小津映画にオマージュを捧げているのも納得の会話劇。モダニズム建築で有名な街での、共に家族に縛られている年の離れた男女のほんのすこしの邂逅。一旦停滞している2人の人生の>>続きを読む

地獄の黙示録 ファイナル・カット(2019年製作の映画)

3.9

78点。ファイナルカット版(182分)をIMAXスクリーンにて鑑賞。20年前はオリジナル版(153分)をDVDで観たと思うので、完全版(202分)は未見。

とにかく、CGや合成なしに撮ったという伝説
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

-

心がザワつく映画。あまりにも3.11の事象は自分たちが体験した近年近しく、巨大なショックで、そしていま現在何も解決していない原発問題を踏まえると、映画としての評価するしないを越えてしまい点数が付けられ>>続きを読む

初恋(2020年製作の映画)

3.9

79点。冒頭3分で首切り落とされたヤクザの口がパクパクしちゃう系映画。久々の良い三池監督作品。ヤクザ同士の抗争をコメディバイオレンスで、巻き込まれる男女がいて…という、初期三池作品の熱が再び観れた!>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

3.8

77点。2016年、シリアの激しく爆撃される地域の病院とそこで働く自分たち夫婦を描いたドキュメンタリー映画。カメラを自ら回す女性監督はその中で子供を産むことになる。

とにかく、すさまじい体感。ニュー
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

80点。ま〜あいやぁ〜な感じがずっと続く映画。同じ監督の前作『へレディタリー』と比べればパンチは無いし、怖くもない。気持ち悪いのは悪い。山奥の奇祭に巻き込まれる人々、というフォーマットはかなり律儀なの>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

80点。映画館を出てまずwikiで岩井俊二監督の年齢を調べた。それくらい、いったい何歳の映画監督が撮る映画なのか、いつまで思春期の少女を可愛いと思いながら撮ってるのか、どんだけベタな初恋ものが好きなの>>続きを読む

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

75点。ダウン症の青年が主人公のロードムービー。というと、重い題材に思えるが、かなりライトにさらっと描いていて好感がもてる。結構グッとくる台詞も多く、それを実際のダウン症の役者が真な滑舌で演じてるもの>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

73点。評判のフランス製ミステリー映画だったが期待し過ぎた。密室モノというジャンルでありながらのハズシを狙ったのであろうけど、え、そのトリック?…とちょっとがっかりした。ナイブスアウトもそうだったけど>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

84点。何よりも撮影のロジャー・ディーキンス凄すぎ!な、全編を“2”カットで撮った風(1カット風じゃないでしょあれは!宣伝嘘!)戦争映画。戦場に叩き込まれた感はすごい。疲れた。痺れた。

長回し映画は
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.6

72点。2008年金融危機の際、ストリッパーたちがウォール街の証券マン相手に違法に金を巻き上げてた実話ベース。

ストリッパーたちの爽快犯罪ものでありながら、主人公の自分探し、擬似家族もの、金融危機や
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37セカンズ(2019年製作の映画)

3.7

75点。西海岸を拠点とする日本人監督の初長編作。脳性麻痺で生まれた女の子の自立を描く作品、というと、お堅い説教じみた映画になりがちだが、非常にポップにライトに軽やかに描いていて好感がもてた。

主役も
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

73点。ライアン・ジョンソン監督で、豪華な役者陣で、これは何か新しいものが観れるか!?と思いきや、、、なんともふつうでベタな推理小説的サスペンス映画。まあ面白くないわけでじゃないんだけど、アカデミー賞>>続きを読む

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.9

78点。現ローマ教皇と前ローマ教皇の友情もの。2人の「ただの人である」という一面を描いたNETFLIXならではの希有なブロマンスもの。

お爺ちゃん可愛い・教皇なのに可愛い、を愛でる映画。12億人の信
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失くした体(2019年製作の映画)

3.8

76点。右手が意思を持ち、自分の体を探すというロードムービー。日本アニメともハリウッドアニメとも違う、詩的なヨーロッパアニメ。とにかく不思議な話で不思議なトーン。音楽も合わさって、怖がらせてるのか面白>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

80点。1996年、爆破テロを最小限に留めた警備員が、犯人と疑われ…という実話ベースのお話。イーストウッド監督作の安定感。毎回確実に80点は越えてくる。もはやイーストウッド映画は過去作レビューのコピペ>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.1

83点。第二次世界大戦末期のナチス大好き10歳少年が主人公。なのに、映画全体がポップでキュートなコメディ。彼だけに見えるイマジナリー・フレンドがヒトラーである、というのはほんの映画の一要素に過ぎなくて>>続きを読む

ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

3.2

65点。CGは凄い。質感がクレイや人形っぽいと言われてるけど、こっちの方向を選択しただけだし、背景やエフェクトなども世界レベル。

話は普通。というか、昔のテレビアニメ版のルパン三世をすごーく子供向け
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.6

92点。最高に面白い!最高に格好良い!実話ベースの60年代モータースポーツ話。いまほど洗練されていない時代、アナログ主流の危険極まりない状況の中で頭がいっちゃってる男たちのとんでもない世界があった…と>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

91点。カンヌを制した天才ポン・ジュノ監督作。見事!と唸る快作社会派エンターテイメント!脚本、役者、画作りと隙がない。

現代韓国社会の様々な問題を、上から目線で盛り込むのではなく、あくまでそれらをア
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