Hondaカット

Hondaカット

映像制作に携わってます。3.7以上位が高評価。2013年からの新作劇場鑑賞に限ってレビュー。2013-92本/2014-98本/2015-80本/2016-83本

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.1

83点。最初の3カット位でこの映画は絶対面白いと確信し、最後の3カット位はとても素晴らしい余韻で終わってくれる。そういう映画的センス溢れる作品。

デジタルで撮影だろうが、瑞々しいシーンの数々が印象的
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

71点。中盤まではどう話が進んでいくのか全く読めない。「あの時何があったか」と「何故犯人が出てきたか」の両方の?が進むので当たり前なんだけど、派手な行動と派手な役者で翻弄されて気にならないのが巧い。>>続きを読む

ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー(2015年製作の映画)

3.6

72点。ハリウッド黄金時代に活躍していた、絵コンテライターの夫とリサーチャーの妻のドキュメンタリー。その時代のハリウッドのありようなども見てとれて非常に興味深かった。

何よりも、日本に至ってはとっく
>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.4

68点。少なくとも映画シリーズは全部付き合ったくらいのファンとして、とにかく切なかった。ずっと凄惨で、ずっと哀しい。映画の出来うんぬんというより、こんな彼らは見たくなかった…。

X-MENシリーズは
>>続きを読む

皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ(2015年製作の映画)

4.2

84点。下っ端マフィアたちの負のスパイラルもの映画に、超絶身体能力を偶然身につけたゲスい主人公を配している。あくまで結果的にヒーロー映画になるという絶妙なミックス具合で、この手があったかぁ〜!と。日本>>続きを読む

夜明け告げるルーのうた(2017年製作の映画)

3.5

70点。湯浅監督の新作!と期待したせいか、満足できない部分ばかり気になってしまった。ベースが人魚というファンタジー物語なので、いつもの荒唐無稽さも、もっともっともっとやってくれないとノレない。湯浅さん>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

3.7

74点。個人的にはそこまでシャマラーではないが、いわゆる The シャマラン作品は大好き。レディ・イン・ザ・ウォーターの物語論とか、サインのバットとか、メタファーと思ったらまんまかよ(笑顔)!っていう>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

82点。アカデミー脚本賞&主演男優賞受賞作。もっと重いトーンを想像したけど、静かな日常系映画。少しずつ浮かび上がる主人公の過去。しかし、それを話のピークにするわけではなく、微細な変化を丁寧に描いていく>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

4.6

92点。比較的低予算な哲学系SF。主人公と共に宇宙人とファーストコンタクトしていく巻き込まれ体験としては最高レベルにワクワクしたし、何よりその物語の構造に唸った。

ドゥニ・ビルヌーヴ監督は非常にカッ
>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

3.9

79点。ポップなファッション映画っぽい感じかなと思ったら、まったく違った。流石にカンヌの監督賞受賞作。一筋縄ではいかない。制作者が狙ってジャンル自体をグレーにしている感じ。個人的には楽しめた。

ヨー
>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.3

87点。2作目ならではのテンポの良さ、まさかの前作越えのグッとくる物語、楽しさしかないノリと音楽と小ネタ。Awesome! しいて言えば、2本観てこそで、単体で楽しむ映画ではないところ。

前半は、い
>>続きを読む

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.1

83点。イケてない女子高生の日常。たいして大きな事件は起こらない、自分と向き合う内省的なお話なのに、全く暗く重く痛々しくはならず、爽快で軽快で、痛々しい!

名作『JUNO』を彷彿とさせる魅力的な主人
>>続きを読む

無限の住人(2017年製作の映画)

1.5

30点。みんなみんな、いったい、何がしたいの?それっぽい雰囲気で 重〜く喋ってるけど、ふつ〜〜〜の浅っいことしか言ってないし。全員動機も薄く、唐突に出てきてあっさり終わるシーンが並んでるだけ。ナンだコ>>続きを読む

ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.6

73点。(最高に褒めてます!)全てにおいて、そんなアホな…という映画だが、そのアホさ加減にも、8作も付き合うと耐性ができてしまっている(!)。とにかく金をかけたアクション。CGも駆使してるが実際のドッ>>続きを読む

LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.8

76点。アカデミーノミニー作だけあり、見応えも感動もある。子役の演技も素晴らしい。が、実話に遠慮してる?という部分がちょっとだけ残念だった。

3幕構成のバランスが不思議な映画。まさか第1幕があんなに
>>続きを読む

T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

81点。まんま、前作の話の続きで、しかも20年後に作る意味もある脚本で、素晴らしかった。前作はハマらなかったのだけど、歳のせいか今作のキャラクターたちの悲哀の方が染みた。まあ、前作観ておくのが前提では>>続きを読む

ボヤージュ・オブ・タイム(2016年製作の映画)

2.8

56点。同じテレンス・マリック監督作『ツリー・オブ・ライフ』のあの15分間のシーケンスを90分にした感じ。それだけっちゃそれだけ。

CGイメージや、原初的風景や、画的な見所はあったが、全ての事を語ろ
>>続きを読む

人生フルーツ(2016年製作の映画)

4.5

90点。エコで自給自足をしている老夫婦のドキュメンタリー映画。ただのスローライフの話じゃない。人間がどう生きるべきか、その先に、資本主義社会とどう落とし前をつけるべきかも描いている。完全に『風の谷のナ>>続きを読む

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

4.0

81点。映画史に残ると言われる今作を4kリマスター劇場上映にて。非常にアジア的な静と動。確かに恐ろしいくらい静謐に構築された映画だった。

話はシンプルだが、映画全体としては優しい作りではない。人の名
>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

1.4

29点。アクション撮影としての技法の可能性は認めるが、それだけで長編映画にはならん。短編映画で十分(元ネタの短編MVは良かった)。

たとえば、新しい登場人物が出てくる時の登場感が皆無(物語的なケレン
>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

81点。ちょっと変わった親子のロードムービー。ほっこりと良作。ティム・バートンや、ウェス・アンダーソン的なやり過ぎな異形な家族ではなく、現実に近い、ほんの少しだけ普通じゃない家族の描写がとても瑞々しい>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.7

74点。原作未読。鬼才アニメ作家 湯浅監督らしく、荒唐無稽摩訶不思議なお話を、平面的、切り絵的なスーパーハイテンションアニメで魅せきる技は見事だった。

TVシリーズ「四畳半神話体系」は傑作だが、それ
>>続きを読む

ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

2.9

2D字幕版鑑賞。まったく【攻殻機動隊】ではなかった。ビジュアルイメージやシーンを押井アニメ版やTVシリーズ版からもってきてて、それが実写で観れたな…くらい。表層をツギハギしてるだけ。

素子のキャラと
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.9

78点。セリフも展開も最小限で、その佇まいのみを見せることで空白の期間の部分を描いている。主人公自身よりも、関わる周りの人物を描くことによって、主人公の心の想いを描いている。

さらに色々なことの「理
>>続きを読む

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.8

77点。あー【そういう】話か!と、けっこうはやく理解したのもあって、個人的には楽しめた。期待したのと違うという人が多いのも分かる。アクションやサスペンスというより、人間や人生を問うてくる映画。

画的
>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.9

79点。IMAX3D鑑賞。なんか居そうっつって行ったアメリカ軍が激おこぷんぷんなキングコングにフルボッコにされる、ようはそれだけな話。あとサミュエル・L・ジャンクソンがたまらん。

何と言っても監督の
>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

4.0

80点。いつもの凄惨な暴力韓国映画!クオリティは相変わらず上質で、ずっと、いいよーいいよーと思いながら観てた。マフィアが出てこないのに、ゲスい三者のやり合いがたまらない。みんな大好きファン・ジョンミン>>続きを読む

インナー・ワーキング(2016年製作の映画)

-

短編なので点数つけず。でもちょっとイマイチだった。アイデアはいいけど、そっから先のなるほどや観続けるテンションが続かない。綺麗にまとまってはいるけど。

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.7

75点。字幕版で観賞。相変わらずのDisney(Meets PIXER)クオリティ。今回はアイデンティティの話なので『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』的な、とてもストレートなミュージカルアニメ>>続きを読む

お嬢さん(2016年製作の映画)

4.6

93点。官能なのか変態なのかの判断が曖昧だが、予告編から感じる重厚文芸作品のテイストではなく、完全なエンターテイメント作品!と胸を張って言える。

妙な日本感(カタコト日本語で隠語を連発)と、変態おや
>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.3

67点。予告篇と、想像のまんま。きらきらしたスポ根広瀬すず&中条あやみを観に行ったのでそこに関しては良いが…、話の山谷が多すぎてとても長く感じるし、TVドラマ的で、映画的豊かさは無い。

ハリウッド映
>>続きを読む

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.9

59点。神山監督はいくつかの傑作アニメを作っているのに、やっぱり映画だとダメなの!?という感じ。「日常と地続きのSF」が持ち味だと思うので、今作の「夢の中がSF」という設定は失敗だと思う。夢だと何が起>>続きを読む

哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.4

88点。若き天才、ナ・ホンジン監督作。前2作とも傑作なので、期待せずにはいられず、あえて予告をちゃんと観ずに行ったらぶったまげました。

最初は人を、次は現象を、そして宗教を、、、【信じるか信じないか
>>続きを読む

トリプルX: 再起動(2017年製作の映画)

3.5

70点。内容に突っ込む気もおきないアクションを愛でるだけの映画。全く意味のない【動きやアクションを優先されたための展開】とかをドヤ感で出される。お、、おう、としか言いようが無い。

ドニー・イェンに、
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.4

89点。結構オーソドックスで、良くも悪くも大作感が無いのは意外。手法も画作りも物語も(若干悪い意味で)トラディショナルと感じた。画面設計などの技術に関しては僕らがデビッド・フィンチャー病という重病にか>>続きを読む

ナイスガイズ!(2016年製作の映画)

3.9

79点。楽しかった〜。コメディタッチの70年代探偵バディもの。間抜けなライアン・ゴスリングと、怖可愛いラッセル・クロウ。もうこれだけで最高!意味ない暴力、マリファナ、ポルノ、ファンク、パーティ、ほぼ出>>続きを読む

>|