inazumaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』鑑賞前にタランティーノ作品復習ということで一番記憶が薄れていた本作から。復讐モードのタランティーノがユダヤ人の怒りをナチスにぶつけます。復讐方法も映画人>>続きを読む

メビウス(2013年製作の映画)

4.0

ありとあらゆる意味で痛い映画でした。
家族の再生と崩壊をセリフなしで描ききったキム・ギドクの手腕に拍手。また上映時間が1時間半というのが絶妙にちょうど良い。何より、話がとても分かりやすい。

親父、母
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

3.8

アニメ版は未見です。
なかなか迫力あって楽しめました。
映像も美しい。

しかし正直、このライオンキングの世界観に付いていけないと感じるところもちらほら。というのも舞台となるプライドランドがヘタしたら
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七つまでは神のうち(2011年製作の映画)

3.4

内容はイジメッ子たちへの復讐劇になりますが、イジメッ子が全部悪いのかと言われると微妙。誰が悪いのか一概にハッキリ言えないところがなかなか後味悪い。個人的には夫婦が娘捜索願いのビラ配りをしてるときにビラ>>続きを読む

里見八犬伝(1983年製作の映画)

3.5

アベンジャーズやらゴジラやらの復習ラッシュで『仁義なき戦い』シリーズ制覇への道が途絶えてしまって以来、久々の深作作品鑑賞。

里見家の姫率いる八犬士たちと妖怪軍団の戦いを描いた大スペクタクル。

冒頭
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

吼えるハゲジジイ!J・K・シモンズ!
『スパイダーマン』シリーズのオモシロ編集長の印象しかなかったこのオッサン。見事に素晴らしいヴィランとして印象が上書きされました。
『フルメタル・ジャケット』のハー
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BULLET BALLET バレット・バレエ(1999年製作の映画)

3.5

「夢の中で人殺したら罪になるか?
こんなクソ東京、全部夢だよ」
…心に残る名セリフ

恋人の死をきっかけに暴走する男と、暴力に翻弄される若者たちの物語。連鎖する暴力の虚しさをストレートに描いていまし
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.3

なかなか狂った映画でしたが、思っていたより政治的でマジメな映画だなという印象も受けました。一度観ただけでは作品全体を楽しむことは無理そうですね。意味深に流れるテロのニュースの意図とか、主人公のバックボ>>続きを読む

共犯(2013年製作の映画)

3.4

少女の変死体を偶然発見してしまった3人の少年が、正義感からなのか好奇心からなのか少女の死の真相に迫ることに。
この展開だけでも面白いのですが、話は思いもよらない方向に転がっていき、どういうラストにたど
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蜜のあわれ(2016年製作の映画)

3.6

詩人・室生犀星の小説「蜜のあはれ」を映画化。赤を基調とした艶やかな演出が印象的でした。芥川龍之介が自殺の直前に訪ねたのが室生犀星だったが不在だったという話もなかなか興味深かった。不在でなければどうなっ>>続きを読む

ヴィタール(2004年製作の映画)

3.7

事故で記憶の一部を失った青年が、医大生となって解剖実習に励む。解剖対象は青年と共に事故に遭い、命を落とした彼女だった…という、偶然にしても嫌すぎるストーリー。青年は解剖を境に、彼女がいない現実と彼女が>>続きを読む

地獄甲子園(2002年製作の映画)

3.8

日本映画界における夏の風物詩。
高校球児たちの勇姿を拝みたい人にピッタリな激アツ青春映画です。

人間が普通に爆発したりバットで串刺しになったり割りとグロい描写が多々でてきますので注意。

漫☆画太郎
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FULL METAL 極道(1997年製作の映画)

3.8

かっこいいじゃん…
(…心に残る名セリフ)

これぞ三池映画の真骨頂。
極道をバンパイアにしたり性転換させたり、近年みられる三池流極道いじりの魁ともいえる快作。内容もさることながら、田口トモロヲや塚本
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呪怨 黒い少女(2009年製作の映画)

2.9

ゾッとする演出はいくつかありましたが、『白い老女』と比べると若干インパクトに欠けます。
中村ゆりの演技が見応えあって良かったです。病院で恐怖におののいたときの表情が特に良かった。
加護亜依も良い。モー
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呪怨 白い老女(2009年製作の映画)

3.2

恨みや憎しみはこの世から消えることなく繰り返される。これを体現してるような序盤の「今行きますから…」は名シーン。心底怖かった。
序盤だけでなくクライマックスもそうですが、お化けに頼らない恐怖演出は見事
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

カーアクションも良いですが、それ以上に緊迫感を煽る演出がとにかく見事。郵便局襲撃シーンなんて鳥肌もの。
あとはジェイミー・フォックスの"やなヤツ"感がビンビンなところも見物でした。

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.4

夏といえばこれですな。
魚を大量死させ、イルカの頭部からは泡をブクブク放出させるという攻めた演出がたくさん。今思えば矢口作品は動物がやたらとひどい目に遭いますね。

ドゥドゥビ🎵
ドゥビドゥビドゥビド
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山形スクリーム(2009年製作の映画)

2.5

豪華俳優陣で贈るB級田舎ホラーアクションムービー。
なんにも考えずに見れる楽しい映画です。

赤井英和の扱いには笑った記憶が。

ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

3.0

犯人役の役者がとても良い顔していた。
当時劇場で「きもっ」と小さい声が聞こえたのが印象的。
前作の人とは違い表情だけで狂気、気味悪さを表現できていたと思います。

チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

2.4

テレビドラマでいいでしょ。

犯人役の役者からは狂気も何も伝わってこなかった。

歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

5.0

阿部寛が家族を連れて実家に帰省する…ただそれだけの話。それをここまで面白くスリリングな映画に仕上げるとは、是枝監督の手腕が光りまくった傑作です。

樹木希林って…やっぱりすごい。
上手いとか、役に入り
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.8

音楽と美術とアクションとロバート・ダウニー・Jrがとにかく素晴らしかった!

豚肉処理工場での超危なっかしいヒロイン救出劇がお気に入り!

アラジン(2019年製作の映画)

3.9

キレッキレでノリノリのミュージカルシーンは圧巻。これには大満足。映画館で観るべき映画。

ウィル・スミスが出てきたときの安心感がやばい。ジーニーは間違いなくはまり役です。ただ、こんなに大人しかったっけ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

5.0

そうか……
そこまで描いてしまうのか、ピクサー。
賛否が分かれるのも当たり前。

『3』で行くとこまで行ってしまったこのシリーズ。これ以上一体何を描こうというのか……という一抹の不安を胸に臨んだ本作。
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血を吸う粘土(2017年製作の映画)

4.0

オムニバスホラー『ABC・オブ・デス2』で独特かつ楽しい特殊造形を披露した梅沢壮一による田舎ホラー。

地方の美術学校へ通う美大生たちを襲う悲劇。ハイレベルかつ華やかな東京の美大への憧れと嫉妬が充満し
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明烏 あけがらす(2015年製作の映画)

1.5

終始スベってた印象。
ムロツヨシも佐藤二朗もみんな空回り。
こんなの映画にせずに、テレビでやらんかい。

仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE(コア)(2010年製作の映画)

2.5

仮面ライダー映画に吉川晃司×山本太郎コンビ登場!しかも両者とも変身!これだけで満足。観て良かった。

オーズのパートは…覚えてないです。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.3

ピーター・パーカーの夏休みドタバタ珍道中~!って感じで面白かった。

伏線回収が見事。『シビル・ウォー』に出てた"アレ"が大いに関わってくるとは。あとMCUシリーズの割と初期の作品にチラッと出てた役名
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.1

やっぱり松ケンLの完成度の高さ。
これに尽きます。

オチは、原作どおりのほうが良かったかな。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.0

初テレビ放映時、録画して何回もみた記憶が。何かみんなあちこちでバタバタしてるのが見てて楽しかった。

今みたら、当時あんなに嫌いだった真矢みきの役がかわいそうに思える。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.2

水死体の胃の中からぬいぐるみ…
ここだけで当時はかなりのショックを受けました。

この頃はまだ生々しさがあって良かった。

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.5

『キャビン』観てからずっと気になってました。馬鹿な若者たちが襲われて拷問されるよくありそうなパターンを想像してましたが違いました。
ターゲットは複雑な事情を抱える家族。元愛人の妻と娘が仲悪そうだけど、
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トロピック・サンダー/史上最低の作戦(2008年製作の映画)

3.5

"リアル"な戦争映画を完成させるため、役者たちがマジの戦場に放り込まれるという設定からして面白くなるに決まってるやつ。

トニー・スタークの印象しかないロバート・ダウニー・Jrが短髪&ヒゲ面&ドス声の
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荒ぶる魂たち(2002年製作の映画)

4.0

三池版アウトレイジ。
ヤクザ映画でよくあるストーリーですが、役者たちの強烈な存在感+三池演出が良い味付けになっていて、最後まで楽しめました。

樋口組組長の竹中直人と組員の加藤雅也が、風呂あがりに酒を
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