飯さんの映画レビュー・感想・評価

飯

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アクエリアス(2016年製作の映画)

3.8

70歳の少女。

半分の乳房。

骨董と海岸。

他人の騒ぎと自分の性欲。

人生は地上げ屋。

シロアリに喰われる社会階級の腐朽。

『地獄へ道づれ』はずっと脳の中で響いている。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.9

“Because I’m pissed, and nothing that I ever did ever take that feeling away.”

“Hate is baggage. Li
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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.5

消費されたパフォーマンスアート。
娯楽至上、偶像崇拝。

ヒステリーに近い現実と虚妄のギャップ。

Amusing Ourselves to Deathよりも早かったのか。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.2

蜘蛛は、死んだ子供の手のひら。
犯人に切り取られ、平らな、画紙に残された。

『お茶漬の味』と『飯』を思い出すけど小津の荒凉と成瀬の絶望と断然違う。暖かく、真冬日のお味噌汁のような心を癒してくれる映画
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偶然(1982年製作の映画)

4.0

形而上の苦痛。

現実離れした映像で現実を写る。

三段論法の始祖。

シーシュポス的な信仰追求。

タシシュトフが人類への愛。

ライムライト(1952年製作の映画)

4.0

勝手に悲惨なイメージ持ってるのよくないけ道化師の話に関し涙腺が緩いです、、、

チャップリンとキートンのコラボ楽しみにしてたが、キートンの出番が少なすぎた。演じるキャラクターの名前さえも与えられず、キ
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

4.1

A sun/A son

春去春会来
花謝花会再開

光と陰、罪と罰、死と生。
台湾映画は全ての醜さや残酷に直面する勇気がある。
表現欲が濃厚すぎたが。


日はまた昇る。陽光普照。

女は女である(1961年製作の映画)

4.3

女のような天馬行空、わがままな映画。

この映画を分析することがアンナ・カリーナを解剖することになる。

フランスの青、白、赤。

音楽モンタージュ。

生活の舞台感。舞台の生活感。

“映像dyna
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プルガサリ 伝説の大怪獣(1985年製作の映画)

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共産主義血涙
金家革命寓言

製作総指揮: 金正日

👏🏻👏🏻👏🏻

母なる証明(2009年製作の映画)

4.0

「空想の愛は、すぐに叶えられる手軽な功績や、みなにそれを見てもらうことを渇望する。また事実、一命をさえ捧げるという境地にすら達することもあります。ただ、あまり永つづきせず、舞台でやるようになるべく早く>>続きを読む

叫びとささやき(1972年製作の映画)

4.5

失われた時を求めて

人と人は純粋な感情で親密関係を結ぶことができない。血縁、契約、財産、性を経てから愛が生まれる、らしい。

苦痛、絶望、疎離、聖潔。
極端な感情を噴き出し、壊滅する。

宗教寓言、
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紅夢(1991年製作の映画)

4.2

たとえ最初は抗争意志を持っていても、提灯、捶脚、点菜など一連の通過儀礼を通し、権力の甘みを味わえた人間は結局封建社会の高垣に囲まれ、対称構図の大院に呑噬される。

対称構図の大院は絶対的な権力象徴。真
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スモーク(1995年製作の映画)

3.9

典型的なアメリカ自主映画だと思ったら監督は香港出身であった。

Brooklyn, baseball, accident, father absence, identity and name, sig
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4ヶ月、3週と2日(2007年製作の映画)

4.2

不幸な社会主義国にはそれぞれの不幸の形がある。

極寒色調で渲染された“赤色ルーマニア“。

手持ちカメラ、長回し。無表情、無音楽。冷静に“生命の流れ“を記録していく。

時代の体を切り開いたメス。
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

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hunterとdeerのキャラクター転換、その一瞬。

人生の銃弾といつか出会ってしまうのよ、1/6の確率でも。

God bless Americaか
でもなぜ
いつも被害者立場にあるAmerica
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オール・アバウト・マイ・マザー(1999年製作の映画)

4.0

巨大な赤色塊の背景で燃ゆる女性群像。

狭義的な女性ではなく、「女性」という概念の空間が作られた。

世間との疏離、抗争。
生、善を求める勇気。

アルモドバルはユーモア、慈悲、優しさと最も大きな愛で
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危険なプロット(2012年製作の映画)

4.0

誰でも他人の生活を覗いてみたい気持ちがある。

覗き欲を最大化に満たしてくれるのが文学と映画の機能である。

また、覗きと侵入、虚構と現実の境界線を曖昧化していく。

吸い込まれてしまう。


Sch
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渇き。(2013年製作の映画)

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編集が魔怔かよ。

破砕ショットで縫い閉じられた大型MVってかんじ。

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