たばたさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.3

技術的にというより見せ方とデザインだと思うけど、CGがお粗末に感じる。
こういう路線なら主演はトム・ハーディーじゃない方が良かったのでは?とも思った。

なかなかの駄作だと思うけど、数百円でなら楽しく
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未来は今(1994年製作の映画)

4.0

コーエン作品としてはちょっとアレだけど、ティム・ロビンスがかわいいからいい。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.2

ティム・ロビンスファンとしては「普通にいいじゃん!他にもっと好きなのあるけど。」って当時思ったけど、公開後かなり経ってからどんどん評価が上がっていって、なんで〜? ってなった。

ボブ★ロバーツ/陰謀が生んだ英雄(1992年製作の映画)

4.4

ティム・ロビンスの先見性。

好きになっておきながら、「ここまで凄い人だったの?!」って当時思った記憶。

ジャック・ブラックが脇役で強烈な印象を残してます。

ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

4.9

我が青春の一本。
地下鉄で不気味おばさんに目が合ったままガン無視されて、気まずそうに照れ笑いするティム・ロビンスを見て恋に落ちたのでした。

エイドリアン・ライン絶頂期の一本だけあって名場面多い。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.5

この映画、観てる方も楽しいけど撮ってる人たちも超楽しそう。

いろんなオマージュを感じさせるけど、それでもなお新しいと思うし、こんなに結末が気にならずに瞬間瞬間を楽しめる映画も少ない。

そして音楽が
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.4

ツッコミどころというより、「なんで???」って思うところはいくつかあったけど、後半のアレを観せられたらもう何も言えねぇ。ズルい。

これ見よがしのグランドフィナーレ!というより、いい意味での地味さと品
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.7

残念ながら終わってしまえば全然好みじゃなかった。前半はどういう話になるのか予想が出来なくてワクワクしたんだけど。
この映画に非はないです。

グリーン・ホーネット(2010年製作の映画)

3.0

結局こういうタイプの映画を作るのに長けてる脚本家と監督が他にごまんといるってことですね。

セス・ローゲンが超絶かわいいから一応最後まで観られた。

判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

3.4

言いたいことはなんとなく分かるけど、正直、映画としてはどこが面白いんだかわかんなかった。

トニーの態度が軟化するのが急に思えたのは俺だけ?

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

2.7

吹き替えで観たのが良くなかったのかな。感覚が古過ぎて笑えないコメディという印象。
日本人に扮するところとか、2012年にこれやるか?!って感じがした。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

キャラクターとか全然生々しくないから、冒頭で「実話を元にしてます」みたいなこと言わない方がいいタイプの映画だと思う。

テイラー・シェリダン、脚本家に徹した方がいいんじゃ?って思った。

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.3

当たり前かもだけど名作。
当時観てもこの良さは分からなかっただろうから、このタイミングで正解、と勝手に思っておく。

カメラワークだとか照明だとか、とにかく映画として優秀過ぎるし、全体的に舞台演劇っぽ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

プーのジジイみたいな声(オリジナル版)がツボ。

良かったような気もするし、なんだか上手くごまかされたような気もする。

これ系の映画にはパディントンという金字塔が立ってしまったので、今後も本当に大変
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キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.9

全体的にふざけてるのに監督のセンスが溢れすぎててスタイリッシュ。
そりゃキングコングに抜擢されるわな、と納得だし、キャストもみんな達者なのでかなりの秀作。

個人的にはヒゲデブのニック・オファーマンに
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ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.7

住んでる家を追い出される恐怖ったらない。
観終わった後の感動も爽快さもない作品だけど、いつも通り苦悩するガーフィールドさんを観られるだけで充分です。

マイケル・シャノンが年下っていう事実をまだ受け入
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ハンナ(2011年製作の映画)

3.4

この程度の脚本によくもこれだけのキャストと監督とケミカル・ブラザーズが集まったな、という驚き。

シアーシャ・ローナンとケイト・ブランシェットが出てるだけで全然成立する!って思って観てたけど、限界はあ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.9

本編の音楽も所々悪い意味で気になるのあったけど、特にエンディングテーマが完全にやっちまった感が…

麦と亮平と朝子の言動には共感も理解も出来なかったけど、映画としては良かった。全編に漂う緊張感がいい。
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.3

ちょっと過小評価されてない?って思うくらい良い映画。この時代に満を持して語られるべきストーリーだし、過剰な脚色を必要としない実話だと思う。
魅力的なキャラクターが多い映画だけど、個人的にはビリーの旦那
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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

2.0

臓器提供の家族のエピソードとか、成田凌のハマり具合とか、もちろんいいところもあるけど、普段観てる映画とは全く別物なんだって割り切らないといけないくらい、映画的には酷いところが多過ぎだと思う。まず全体の>>続きを読む

かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.3

今のところ自分の意思で劇場で観た唯一のアニメーション映画。
そして後にも先にも映画であんなにボロボロ泣いたことはない。自分でも驚いた。

マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

4.1

毎度のことながら構成が見事。
こんなに分かりやすくてシンプルなのに、深くてポジティブなドキュメンタリーがどれだけあるのか。

本質を見失わずに、国民のために政府が存在している国が本当に羨ましい。
彼/
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.9

主演の女の子がバッチリメイクして、007とかミッションインポッシブルに出る未来が見えた。それくらい魅力的でポテンシャル高い子だと思う。名前長過ぎだけど。

ハイヒールの男(2014年製作の映画)

3.8

盛り上がりに欠けるところはあるけど、笑いの散りばめ方とか全体的に相当センスがいいと思う。

というかコ・ギョンピョの顔が好き過ぎる。

search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

最高。
冷静に考えると、このストーリーを普通に撮ったらここまでグッとはこないんだろうなと思う。
この勇敢な手法に呆気にとられて油断してるうちに、あれよあれよと感情移入させられてしまって、とにかく目が離
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.0

そんなのそっちのさじ加減でなんとでも出来るじゃん、みたいな安易でズルいミスリードの仕方が好きじゃない。

そもそも、本当にあったことを下敷きにした「殺人の追憶」みたいなものは別にして、(日本も含め)国
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

名ゼリフも多いし、終わり方も地味だけど粋で新鮮だった。

こういうキャラクター2人の対比も歩み寄り方も超鉄板なので、形を変えて今までもこれからも描かれるものなんだろうなと思う。
実話なので何も文句は言
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

4.1

最後がもうちょっとガツンと来てほしかったとは思うけど、キャスト、ロケーション、脚本、どれも素晴らしくて、少々やり過ぎの演出も含め大好き。

ポール・ダノのカリスマ性にクラクラします。
全体的に大人だけ
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

どういう感想を持てばいいのかわかんないけど凄ぇ...

最後20分くらいの悲しさと空しさがごちゃごちゃになってるあのシーンを観ている時の気持ちの名前を教えてくれー

パッチ・オブ・フォグ −偽りの友人−(2015年製作の映画)

3.5

狂気が暴走し過ぎないところが良いなと思った。

でもこういう映画は、主演の人をもうちょっと色気のある俳優にするだけで、いろんな見方が加わってずいぶん深みが出ると思うのだけど。

メメント(2000年製作の映画)

3.7

当時も思ったし、今改めて観ても思うけど、ガイ・ピアースの顔が好きじゃなさ過ぎて集中出来ない。

それとこんな終わり方だったっけ?俺の記憶だと最初のシーンがラストシーンだったイメージ。まんまとぐちゃぐち
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

4.0

ストーリーにしてもキャラクターにしても現実味があるんだかないんだかよくわからないんだけど、フィクションでしか描けないリアルを感じた。最後の20分くらいなんて、おそらくあれが「夫婦とは何か」の答えなんだ>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.5

こういう映画ほぼ見たことないけどシンプルにサメがかわいそう。
そしてリー・ビンビンの整形顔がただでさえアレな映画を更に台無しにしてる印象。

幸福の罪(2011年製作の映画)

3.8

なんとなく観始めたけど最後まで観られた。
ゴチャゴチャのドロドロになりそうなのに、かわいいハゲデブのラダが人としてちゃんとしてるおかげで場が荒れない。そこにすごく救われる。
ラダが幸せになりますように
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.7

よく出来た短編映画を観た時のような鑑賞後感。

期待をするかしないかでパックリ評価が分かれるんだろうけど、それよりなにより俺はノア・ジュプ君の成長が楽しみでなりません。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.6

こういう訳の分からない感動を味わうために映画を観ているんだと改めて思わされる傑作。

他人の脚本をここまで自分色に染められるヨルゴス・ランティモスに痺れた。
見所の多すぎる作品だけど、個人的にはもうと
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