「好き」に至る一歩手前の、複雑なもやもやむずむずする感じが、画面の中でとても繊細に描かれていて、心が震えます。
高校生くらいの時の、周りがみんな大人に見えたり、焦ったりする感覚も、あぁそうだったよなぁ>>続きを読む
映像がまず綺麗で、世界に誇る日本のアニメーション技術が、日本もので発揮されているのが嬉しい。
物語はなんども涙を堪えながら観ました。
大人になっても、自らの価値観を揺るがされる程の熱いセリフが沢山です>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
万引き家族が、ひたすら悲しくて優しくて、その優しさが薄っぺらくて、重い話だとしたら、
こちらは時々クスッと笑える軽さを織り交ぜつつも、地を這うようなまとわりつく息苦しさと、善悪の観念が吹っ飛ぶような澄>>続きを読む
原作が好きで、手に取った作品。
これは小説だからできる表現だと、恩田陸さんの紡ぐ言葉に心酔していましたが、
こんなにも音楽を映画で体感して心が震えたのは、セッション以来。
秋の夜長に見たい、素晴らしい>>続きを読む
BUMPが好きなので、手に取ったけれど思った以上に良かった。
世界から猫が消えたなら、に通ずる観後感。
良い映画を見た後の爽快感があります。
ラストの、とても地味だけど心がすっきりするシーンに至る>>続きを読む