川田章吾さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.2

賛否両論が分かれる作品だけど、個人的には面白い作品だったと思う。
恐らく、この作品の意見って、ロジックで見るのか感覚で見るのかの違いで分かれるんだと思う。


そもそも宮崎駿監督は、ハウル以降、ロジッ
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

のっけからネタバレすると、この作品はトリニティが主人公だったように思う。
個人的には最後のオチもそうだし、今までのマトリックスのあり方を問い直す手法も面白かったんだけど、物足りなさが残った作品。
それ
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10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

4.0

なかなか面白い作品だった。
J・J・エイブラムスの前作と繋がりはないけれど、エイリアン襲来ものに、密室心理劇的な要素を入れていて、新鮮味がある。


また、密室心理劇のストーリー・ラインは真新しくない
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

セラピー型サイコスリラー。
ホラー映画好きな同僚に勧められてて、ずっと見たかった映画をついに鑑賞。

絵の撮り方を含めて新感覚で内容も喉の奥にトゲが刺さったようななんとも言えない不気味な作品。終盤まで
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.6

松坂桃李、鈴木亮平をはじめとした日本の実力派の俳優陣を擁したヤクザ映画。
松坂桃李も演技はべらぼうに上手いのだが、鈴木亮平の演技が凄すぎて今回は見劣りしてしまった。もう鈴木亮平の演技は『ダークナイト』
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ライフ(2017年製作の映画)

3.9

久しぶりに見直したけど、当時よりも意外と評価できた作品。SFホラーだけど、どちらかというと『ミスト』よりの不条理もの。


ただ、あのラストは悪くないんだけど、ラストに至るプロセスがなぁ…。あれ、脱出
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清須会議(2013年製作の映画)

4.2

三谷幸喜の作品、最高に面白い。
ただ、三谷作品全般に言えることだけど、基本的にこの作品も演劇色が非常に強い。
映画的な撮り方に重きを置いている人にはあまりお勧めできない。

そもそも演劇的とは、何か。
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パーフェクト ストーム(2000年製作の映画)

3.8

個人的にものすごく評価の高い映画。
ストーリーは漁師たちが大嵐に挑むって、シンプルなんだけど、迫力満点の世界観が描けてて、好きな映画の一つ。


というか、自分の青春時代でもあるからか、『アルマゲドン
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.2

自分も学生の頃、地方議員のところでインターンシップをやっていた経験があるから、選挙の雰囲気とか事務所の雰囲気ってなんとなくわかる。
その一方で、日本の体育会系の選挙システムに嫌気がさして、政治の場から
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

5.0

自分にとっての人生のバイブル。
もう何十回も見ている作品だけど、何度見ても飽きない魅力のある作品。

自分も教師の端くれだけど、人に何かを教えるということは、その人の「個」を認め、その「個」の魅力を最
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

本当にあった怖い話。

インドのムンバイで起きた同時テロ。
テロリストは機関銃や爆弾を駅やレストランなど人の集まるところでぶっ放し、ホテルが占拠され、大勢の人が亡くなる。
グローバル化が進む一方で、宗
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

4.4

まだ頭の中が整理できてないけど、鉄は熱いうちに打て!…書きます。


先ず、この映画を観た後の最初の感想は、

これ、映画館で見とけば良かった………

タイトル通り、カー・アクションが見せ場なんだけど
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.1

子どもを持つ親なら誰もが感じたことのある仕事と家庭の両立の難しさ、子と親の絆を見事に表した作品。
しかも、この作品の素晴らしいところは、フェミニズム的な考えないし、差別の本質を「さりげなく」炙り出して
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隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.1

この映画を見てて思うのは「理不尽」という言葉。黒人というだけで、白人から犯罪者扱いされてしまうアメリカ社会。
ループという手法を使うことで、そうした理不尽な状況を見事に表現した作品。

日本の社会にい
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

エヴァ・ファンの人、ごめんなさい。
今回の作品は自分の中では微妙でした。

というのも、「物語」の側面よりも庵野さんの「私小説」としての側面が強くなり過ぎて、特に後半の方からは感情移入できなかったから
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あの夜、マイアミで(2020年製作の映画)

3.9

運動家のマルコムX、格闘家のモハメドアリ、歌手のサムクック、プロスポーツ選手兼俳優のジムブラウンが織りなす一夜の話し合い。

話し合いのテーマは「黒人はどうあるべきか」。BLMが注目される中、その問題
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ビバリーヒルズ・コップ(1984年製作の映画)

4.2

久しぶりに爽快感あるコメディ映画を見た。

ビッグネームだけど、機会に恵まれず見なかった『ビバリーヒルズ・コップ』。アクセル役のエディ・マーフィーのキャラクターを筆頭に、登場人物がみんな明るくて爽やか
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.1

意外性はないけど、定石を踏めていて、エンターテイメントととしての完成度が高い。
コロナ禍だからこそ、生きてくるメッセージであり、ぜひ見てほしい作品。

ただ、今回の作品を見る際に注意してほしいことは、
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.2

なかなか面白い映画だった!
アクションというより、ミステリに近い?感じ。


アクションものと思って見ていたんだけど、なかなか物語が展開せず。
3分の2くらい進んで、

あれ?
この映画、外したかな?
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.6

ずっと気になっていた映画。
Netflixでアップされててようやく鑑賞できた。
感想は想像以上の力作。

これ一本で、アメリカでの黒人の立ち位置が本当によく分かる。歴史の教科書のような作品。


先ず
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情婦(1957年製作の映画)

4.0

タイトルとジャケ見る感じだと、エロい感じなのかなと思ってたけど、過去の名作でよく出てくるので、見てみました。

結果としては、全然エロくない。笑
それに良く英語のタイトル見ると、「Witness fo
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.0

やばい!個人的にマカロニ・ウエスタン好きかも。『続・荒野の用心棒』かっこよすぎて、面白い。バイオレンスシーンもアクションシーンも迫力満点で楽しめた。
※今見るとそんなんでもないけど、当時からするとバイ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.7

鬼才タランティーノ監督が放つリベンジものジャンル映画『ジャンゴ』。

黒人のカウボーイ、南部の黒人奴隷制という史実をベースにしながら、黒人の視点から正義をぶっ放したのが、この映画だ!!!

今回も歴史
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風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.1

名作と言われるだけあって、見応えのある作品。3時間を超える尺だったけど、時間の長さを感じさせない。
物語の展開や一貫性のある脚本、監督の演出、役者の演技など良いところを挙げればキリがないけど…作品のテ
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チキ・チキ・バン・バン(1968年製作の映画)

3.7

子供の頃に父が見ていて、何となく記憶に残っていた映画。
当時の記憶だと、エンディングで映画のテーマ曲を歌いながら、主人公とその家族が空飛ぶ車で飛んでいくイメージがあったけど、本当の映画のエンディングと
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