emediaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

emedia

emedia

映画(1682)
ドラマ(4)
アニメ(0)

モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.8

「人には人の事情がある」
「知らんぷりをしましょう」
この言葉に尽きるね
以心伝心が絆を深めるってね

人生は、美しい(2022年製作の映画)

3.9

ミュージカルが始まったので戸惑っていたら
泣かされた・・

夫婦の出逢いから結婚の切っ掛け
子育てに明け暮れるセヨン
家庭に協力的とは言えないジンボン

突然の余命宣告を受ける妻のセヨンは
いままでの
>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

4.0

心がぶるぶると震え続けるのは何故だろう?

フランスからスペインの山岳地帯にある村に移り住んだ夫婦(アントワーヌとオルガ)

閉ざされたような村には
ここで生まれ育ち働き暮らす人々がいる
ここから出て
>>続きを読む

蟻の王(2022年製作の映画)

3.8

どの人物に焦点を当てるか?

初めて「教唆罪」に問われたアルド
蟻の生態研究者・詩人・劇作家の恋は
当時のイタリアでは触れてはならないもの
情熱的であり自分を信じてぶれない姿にも
この恋を犯罪とするた
>>続きを読む

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.2

面白かった



『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の
ジェシー・プレモンスが出てくる!
『ザ・ホエール』の
ブレンダン・フレイザーが出てくる!!



【注意】
206分!予告たっぷりの劇場では
腰痛の人
>>続きを読む

パトリシア・ハイスミスに恋して(2022年製作の映画)

3.4

愛する人と蝸牛にのみ心を許したパトリシア・ハイスミス
自分に正直に生きた証なのか?

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

3.8

時代はバブルが始まりかけた銀座
あの有名な曲が「ある男」に独占される
果たしてありなのか?ありなのである
こういう掟があっても不思議ではない時代

ピアニストが能力・技術の他に機微を穿つ
クラブで奏で
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

あの辺見庸なのだから
あの「もの食う人びと」の
あの「いまここに在ることの恥」の辺見庸
題材は記憶にある凄惨な殺人事件である

自らの心根と対峙するシーンが際もの

宮沢りえ・二階堂ふみ・高畑淳子のメ
>>続きを読む

私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?(2022年製作の映画)

4.0

かなり根深い内容ながら実話という怖さ

労働組合の代表を務めるモーリーン・カーニー
大量解雇(主に女性)を食い止めるべく
企業の暗部に触れたところから
明らかな嫌がらせや脅迫が始まる

相手は新CEO
>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

SISU シス 不死身の男 死ぬわけがない 俺に死んでる暇はない 金塊 ツルハシ 復讐 強靭 無敵 無口 雄叫び 老兵 愛犬 自己治癒 特殊部隊 ロシア ナチス アドレナリン 爆上げ チャプター 91>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.8

ここまでも激しい承認欲求とは?
既に理解できる域は超えているが
厳しい・・人生は常に厳しいのヨ・・

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.9

こちらも十数年ぶりの再鑑賞
この作品のミシェル・ウィリアムズがいい

紀子の食卓(2005年製作の映画)

3.8

十数年ぶりの再鑑賞
園子温の作品は
時代の流れに抗わない


安藤玉恵って老けないわ

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

3.3

自由を求めての裏切りは赦されるのか?

ミステリー?
完全なるホラーでしょう?

私がやりました(2023年製作の映画)

3.8

真犯人が誰か?という視点では語れない
誰が欲望を叶えるのか?
・・で誰が注目を集めるのか?
ところで誰の手元に金が集まるのか?
手段を選ばない人々が面白すぎる
またまた?まだまだ真犯人が登場するのか?
>>続きを読む

北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.8

うっかり涙がこぼれた

VIA(ベリー・インポータント・アニマル)
絶滅種

ドミノ(2023年製作の映画)

3.8

騙される・・と知っていながら
結局は騙されるのね・・
例えるなら94分間のぐるぐるまき

アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.9

人間の関わり合いが全て謎解きなら容易いのに

何故?と問われて答えられるなら逃げない
どうして?と訊いて相手に答えられても
どうせ納得のできる謎ではないのだから

何もかも解っているふりをして生きてい
>>続きを読む

春画先生(2023年製作の映画)

3.4

パク・チャヌクの「お嬢さん」へ向かうのか?
・・とドキドキしていた

春画とは奥深いものなのだと・・ふむふむ


胡散臭い専門家を演じるには内野聖陽は適役
舞台役者は声が通るので囁くシーンも響くね
>>続きを読む

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.8

顔面は古田新太のほうが恐いのだけど
生瀬勝久のほうが「柄の悪い」大阪弁が巧い

背中だけで岡田准一と解る域に至る

キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

4.2

早朝5時に
警報装置の誤作動で
元海兵隊の
ケネス・チェンバレン
70歳が
大勢の警察官によって
強引に自宅の扉を破壊され
部屋に押しいられ
午前7時に殺害された

この殺害で
罪に問われた者はいない
>>続きを読む

ロスト・キング 500年越しの運命(2022年製作の映画)

3.9

何らかの意図があって語り継がれる歴史上の人物

職場において不当な扱いを受けていると
憤りを抱えていたフィリッパは
舞台の「リチャード3世」の生涯に刺激を受け
自らの不遇と重ね合わせるようになる

>>続きを読む

私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター(2022年製作の映画)

3.8

何故に?ここまで関係が拗れたのだろう?
攻撃的でもあり支離滅裂に罵り合う姉と弟

家族間にも些細なことで亀裂は生じるもの
各々に抑圧に押され嫉妬が芽生えて
どうにもならない痼ができ何年も疎遠になる
>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

3.4

大黒柱に全てを委ねてはならない
なぜなら誰もが同じ普通の人間で
ときに男性の役立たず感が露になる
荷重を与えると
ぽっきり折れる男性の多いこと
大黒柱は座っているうちはいいが
立ち上がると途端に揺らぐ
>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.8

カウリスマキが描く満たされない日常は寡黙である

労働者3部作

ダンサー イン Paris(2022年製作の映画)

4.0

失恋するたびに号泣する理学療法士のヤン(フランソワ・シヴィル)が愛おしい

クラシックバレエ
コンテンポラリーダンス
どちらも魂が躍動する素晴らしいもの

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

4.2

人づきあいって面倒だけど
お互いの距離を保てたなら
きっと孤独からは解放される

何が普通?誰が正しい?
自分には解らないから

愛するもの全てに向けて
「Time After Time」(1983)
>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

4.3

どうしても「身の毛もよだつ」という言葉が脳裏から離れない

いつでも人間は「鬼畜」に成り得るのである
「◯◯◯なら殺してもいいのか?」
人間は殺し合うために生まれてきたのではない


国籍(敵国)・民
>>続きを読む

ウェルカム トゥ ダリ(2022年製作の映画)

3.8

尚一層にダリを愛おしいと思える作品



若き日のダリをエズラ・ミラーが魅力的に演じている



指に怪我をして死ぬのでは?と
慌てふためき床に倒れていじけるダリ
まるで幼稚園児のようで
駆けつけたガ
>>続きを読む