だるだるこさんの映画レビュー・感想・評価

だるだるこ

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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.1


狂信者だったのかそれとも利己的なだけだったのか。ベネデッタ様。

ヴァーホーヴェン作品は数作品しか観たことないですがこれが1番好きです。
R18でエロさという言葉にしてしまうと下品になってしまうが絵
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1


Jazzは好きか?
ソウルミュージックだよな。大好きだよ。

と映画見た後は言いたくなってしまいました。元々、周りの見た人評価が良過ぎて逆張りで疑ってましたが自分が間違ってました。

スポコンの括り
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.3


“花束のパズドラネタ”をありがとう。

これにつきます。

前作と同様にアクションは本当に見応えあった。特にガンアクションは「2GUNS」を彷彿するような(意図的なのかな?)バディでの立絵は御立派で
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5


庵野シンユニバース第4作目。

平成仮面ライダー世代としては原作ネタわからずだったがシンユニバースとして喜ぶ演出がありよかった。
「情報は秘匿してることに価値がある」ってシンゴジラあたりでセリフがあ
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Winny(2023年製作の映画)

3.9


才能を摘むのが得意な国の法廷もの実話映画

「わからないものには蓋をしろ」の法則が働くのは20年ほど経った今でも変わらない気がする。
話が飛躍してるかもしれないがこれが変わらない限り沈みかけの船であ
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ヒトラーのための虐殺会議(2022年製作の映画)

3.3


恐ろしく淡々と進む【最終的解決】のためのヴァンゼー会議。

歴史的知識(特に近現代)をちゃんと学んだ上で観てなかったので少し後悔。

なのでタランティーノのイングロリアスバスターズを観て学んできます
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対峙(2021年製作の映画)

4.3


加害者遺族と被害者遺族の地獄の対峙。

物語はほぼ一室のみで進行していき、画としての面白さというより4人の役者の演技で画面を飽きさせなかった。

同系統な内容では最近だと「空白」と同様に最後には赦し
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ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.5


【例の感染症】が蔓延してる実社会がこんな社会でなくてホッと一安心。
とひたすら思える映画。

誰かと死ぬまで(なのかな…)一緒の空間に24時間いると思うだけでしんどい。
昔の世界を知ってる事と今の世
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.1


全てはヴァルハラへ続く復讐劇。

ライトハウスとウィッチと同様に宗教や神話的モチーフにしており、観た後の学びたくなる感じは今作も同様でした、

事前情報でアムレートがハムレットの原型であったことは知
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バビロン(2021年製作の映画)

4.2


どんちゃん騒ぎでオゲレツですべてが
めちゃくちゃな映画狂映画でそれが良い。

同監督映画同様、音楽はやっぱよかったです。
そして、安定と信頼のマーゴットロビー。
華あり、お下劣あり全てがベストマッチ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9


スピルバーグ自身の起承転結の「起」を描いた作品。

自伝映画のようでどちらかというと「母と自分」の物語のように感じた。
サムにとっての映画は遺伝子レベルで染みついた体の一部であって「映画好き」という
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

2.9


既視感のオンパレード。目新しいモノは何も見えなかった…
頑張ってここまでMCUは映画もドラマも追ってたが自身の限界なのか面白味を感じなくなってきた…

アントマンはやっぱり1作目がよかったなぁ…
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9


自身の卒業自体は全くの感動を覚えなかった「自称:冷めている系人間」だと思っていたが30に差し掛かる手前の今。
この種の映画は心温かい気持ちになってしまう今日この頃。

卒業を皮切りに誰しもが新たな思
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ファミリア(2023年製作の映画)

4.3


ツボに刺さった映画でした。

全体的なストーリの雑さは少し感じたが違和感に感じなかった。

1番良かったのは吉沢亮の配役。
今まで物語の導き手としての役を見たこと無かったので新鮮味かあった。そして、
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5


韓国映画のパニックモノ飽きないのと
やはり安心と信頼のソンガンホ

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.1


カオスファミリーマルチバース映画。

とにかくいろんなジャンルの映画オマージュが出てくる出てくる。
闇鍋バース映画。好きです。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0


友人喧嘩泥沼ちょいグロハートフル映画

そして、そのことで大きな溝が生まれ挙げ句の果てに待ち受けるのは…
友達と絶交、絶縁を経験した人だと心が痛くなる映画でした。(かという自身もそうです。)

喧嘩
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.8


Me Too運動の発端となった話。
史実を基にした近代社会問題サスペンス映画
映画としてもとても面白かったです。

社会の様々なハラスメントが社会的パワーバランスによって揉み消される、被害者が言い出
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0


2022年の映画納め。
スラダンは完全にわかですがホンモノのNBA観戦してるかのよつな臨場感が素晴らしかったです。

去年は呪術廻戦といい、年末に来るアニメ映画はハズレが無いしどれも作画が綺麗でした
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.2

岸井ゆきのさんが強かったです。
三浦友和さんの温かい指導者役、最高でした。

そばかす(2022年製作の映画)

4.0


恋愛や結婚だけが人の幸せではない。
そして、ラストシーンの北村匠海さん演じる役のセリフが全てだと思う。

近年、この手のメッセージ性を含む映画が増える中、鬱々しく感じてしまうことが個人的にはあったけ
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母性(2022年製作の映画)

3.5


母性って先天的に与えられた器官なのか。
それとも後天的に生まれる感情なのか。

松本人志の遺書を読んだ私には後者であると思いたい…

そして、実質これ高畑さんが主役なんじゃね?って思えるぐらいよかっ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8


寒い日にスープのぬくもりを感じる。
そんな映画でした。

細かいことは映画に詳しい方々がレビューされてるのでお任せして…
アホの私にはとにかく「頭空っぽにして暖かな気持ちになれる。」そんな一本

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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.3


湿地に住まう雌カマキリの生涯のおはなし。
「主人公カイアの生存に関するメソッド映画」。

ミステリー映画?であるはずだが恋愛や法廷ドラマ的要素もあったりした。
ヒューマンドラマ成分が1番濃いかな?
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RRR(2022年製作の映画)

4.6


世界よ。これがトリウッドだ‼︎
(ずっとボリウッドだと思ってましたが違うようです…笑)
と言わんばかりのスケールがデカいエンタメ作品です。(というかフライヤーとか書いてあったかもです。)

もうスケ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0


僕のグルメ細胞が活性化しました。

社会風刺サスペンススリラー。
社会的強者への風刺的作品になっており、また批評家への皮肉めいたシーンやセリフ回しは非常に香ばしいスパイスが効いててよかった。最近でい
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.4


全年齢対象ロードムービー版SIREN2。

を感じた。日本神話等がモチーフになってたり関係上、同系譜になるのは必然なのだと思うがどうしても重ねてしまった。

背景がとても綺麗でIMAXでの鑑賞により
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8


marvelキャラの中でシュリがかなり上位にくるほど好きになりました。
ありがとうございます。

そして、あのキャラも出て中身の俳優もかなり好きだったから個人的には最高でした。
シャドウィックボーズ
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未来惑星ザルドス(1974年製作の映画)

3.5


いい意味で変態SF映画。
でなければカルト映画にはならんよね
ショーンコネリーが主演ということに途中で気づいて!?ってなりました。

もう少し、旧約聖書とかそのあたり勉強しないと理解できないのかな。
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激怒(2022年製作の映画)

3.5


主演の川瀬さんと高橋監督の舞台挨拶付で鑑賞。

大好きな「とんでもバイオレンス映画」でした。深い事は考える事不要‼︎って感じです。
そんなにゴア表現酷くて観れないってことはないかな

いろいろ不祥事
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.6


キントーンのcmの円井わんさん。
気になっててこの映画でこの気持ちを確認できた。最高に好きです。ありがとうございます。

タイムループもので邦画の中であれば個人的にはダントツで面白かったです。
社畜
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7


今泉監督の脳みそ(or Twitter)を覗いてるような映画だと勝手に解釈。
キャラクターの台詞がどれもポエムっぽくて誰かしらに刺さる言葉。

個人的には「パチスロは金も時間も同時に失える最高の贅沢
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0


コメディ映画から幸せについて大切なことを教えてくれた映画でした。

ご飯と味噌汁と塩辛さえあって健康で働ければそれで幸せなんだと。

それでもやっぱり仕事頑張ってそこそこの小金持ちになりたいって思っ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

青春時代、唯一やり残したことがskaterになることでした。

大切な一作になりました。

犬も食わねどチャーリーは笑う(2022年製作の映画)

3.9


これは結婚後版花束みたいな恋をした。

お互いの気持ちを尊重していても時が経つといつの間にか忘れて考えることをやめてかのように気づいけてしまう。
そんなスピーチのシーンが個人的には刺さったので好きな
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.2


「そのもの」がっていうのは初めて体験しました。

古典的な宇宙要素というのか、「2001年宇宙の旅」や「メッセージ」味を感じた。

それでいて今回は完全にエンタメへ全振りしていた。ジョーダンピール作
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