Daiさんの映画レビュー・感想・評価

Dai

Dai

2018年3月からfilmarksをスタート。 備忘録を兼ねて。

レビューは3.5以上が「見る価値あり」という基準で書いております。

ベストムービーは2018年公開映画トップ10です。

映画(801)
ドラマ(2)

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.5

先に感想を一言で言うならば

110分、圧倒された

これに尽きる。

税関職員のティーナは醜い容姿でありながら嗅覚によって羞恥や怒り、罪悪を嗅ぎ取ることができる。その特殊能力は高く評価され、警察の事
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

2.8

気がつけば800レビュー。

大晦日のホテル。カウントダウンパーティーに向け準備する中、ホテルでは問題が多発。

三谷作品の定番である豪華キャストによるドタバタコメディー。
ただ、個人的にはこれといっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

封切り直後に鑑賞したものの脳内の思いを文章化するのに思いの外苦労し、結果だいぶ時間が経ってしまった。

クエンティン・タランティーノ最新作
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット初共演
そしてタラ
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娼年(2018年製作の映画)

3.3

原作は未読。

松坂桃李扮する領は一流大学に通いながらバーで働く。「女性は退屈だ」とは領の台詞。そんなある日、客で訪れた女性に見出され、領は娼夫の世界へと没入していく。

昼の世界と夜の世界
昼は清ら
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ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.5

被告人は妻殺害の容疑をかけられたが、その時間は落武者の集まる宿で金縛りにあっていたと証言する。深津絵里扮する弁護士のエミは、その宿へ向かい一泊すると、そこには幽霊の六兵衛がいた。話を聞くと、六兵衛は被>>続きを読む

スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.4

『カメラを止めるな!』の上田監督の長編第二弾。

スペシャルアクターズという小さな事務所の俳優は、依頼に即した演技をする。ある日、両親を亡くした姉妹の姉が新興宗教に没入し、両親の経営していた旅館を譲り
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.8

吉永小百合×天海祐希

でリメイクされた本作。
原作はジャック・ニコルソン×モーガン・フリーマンというこれ以上ないキャストだっただけに、日本版は見劣りするかと思ったのだが、良くも悪くも原作とは別物とし
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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.6

原題はThe Bucket List

Kick the bucketは英語の成句で「死を選ぶ」という意味。首吊り自殺の際に、バケツを台替わりにし、最後にそのバケツを蹴ることで死に至るということに由
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.8

帰還兵のトラビスは、戦争で心病んだままタクシードライバーの仕事に就く。ふと見かけた女性に恋をするものの上手くいかず、街を見渡せばクズばかり。次第に変貌していくトラビスだが、果たして、、、。

人を愛し
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.4

池松壮亮×蒼井優

池松壮亮扮する宮本はある日前歯が3本折れ、血だらけで帰ってくる。宮本に何があったのか?その真相を追う中で蒼井優扮する靖子との関係が明らかになっていく。

時系列が行ったり来たりする
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.7

音楽についてほとんど造詣のない私だが、ビートルズだけは昔よく聞いていた。ビートルズのすごいところは永遠に聞いていられるところ。なんというか「飽きる」という概念から切り離された唯一無二の音楽だと思ってい>>続きを読む

英雄は嘘がお好き(2018年製作の映画)

3.4

本作はFilmarksの試写会で見るはずだったが、人身事故で電車が動かず、会場に行けず、見損ねてしまった作品。

ヌヴィル大尉はポリーヌと婚約するも、直後に前線へ駆り出される。毎日手紙を書くと言い残し
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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.7

『殺人者の記憶法』と
『殺人者の記憶法:新しい記憶』

同タイトルのものが二つあると知らず、後者を先に見て、一年以上経ってから前者を見る。

一年以上前に見たこともあり私の記憶もおぼろげだったのだが、
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殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

4.5

アルツハイマー×殺人
この組み合わせがこんなに面白いとは。ちょっとしたエピソードが伏線になってて最後まで楽しめた。(2018年2月にレビュー)

追記
同タイトルで内容が微妙に違うものがあると知らず、
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真実(2019年製作の映画)

3.8

原題はLa vérité
英題はThe Truth About Catherine

フランスの大女優ファビエンヌは自伝『真実』を出版する。しかしそこには「真実」ではないことが綴られている。「私は女
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

原題はBoyhood

個人的にリチャード・リンクレイター監督の作品が大好きだ。彼の作品は、ビフォア三部作しかり、時の経過を演出ではなくリアルに映画に落とし込むのだから凄い。
予備知識なしで見て驚いた
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

原作は恩田陸の同名小説。未読。

幼少期天才ピアニストと持て囃された松岡茉優扮する栄伝亜夜(えいでんあや)は、再起をかけ、ピアノコンクールへ臨む。会場にはその昔、亜夜と一緒にピアノを弾いていたマサルや
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惡の華(2019年製作の映画)

3.9

原作は既読。
押見修造は好きな漫画家の一人である。

伊藤健太郎扮する春日は、同じクラスの清楚系女子の佐伯さんに恋をしていた。ある日、愛読書であるボードレールの『惡の華』を学校に忘れてしまい、それを取
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

2008年インドの金融都市ムンバイで起きたテロ事件。テロリストの少年たちは、五つ星のタージマハル・ホテルを占拠し、無慈悲に片っ端から人を殺していく。デヴ・パテル扮するアルジュンは給仕として任務に就いて>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

ジョーカーという存在は欧米の人にとって象徴的な存在だとどこかで耳にしたが、人は出自や環境で人生が如何様にも転ずるものだ。

人を笑わすことを生きがいとした男が、突如その生きがいを奪われる。精神が蝕まれ
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

4.0

『ダークナイト』鑑賞後、満足してか本作を見ずにいたのだが、『ジョーカー』公開に際し、三部作を完結させておこうと思い鑑賞。

町山さんが
「ダークナイトライジングはよくわかりませーん」
と言っていてたが
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.9

優秀な成績で警察学校を卒業した吉岡里帆扮するなつめは、交通事故により最愛の弟と視力を失う。母親と盲導犬パルと慎ましく暮らしいたなつめは、ある日、事件現場に居合わせることとなる。なつめは視力以外の感覚か>>続きを読む

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.5

アイネクライネナハトムジーク
はモーツァルトの楽曲名に由来し、
意味は「ある小さな夜の曲」である。

原作は伊坂幸太郎。未読。

『愛がなんだ』の今泉力哉監督作品ということで鑑賞へ。

結果、とても好
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ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.5

原題はThe Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society

この原題は実に物語的で好きなのだが、邦題は見事に説明的でダサい感じになっている。

大戦中、
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.3

原題はTolkien

予備知識なしでの鑑賞だったため、最後になってようやく『ホビット』や『指輪物語』の作者J・R・R・トールキンの伝記映画だったと知る。

孤児となったトールキンは転学先で無二の親
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.5

封切り日に鑑賞。
そしてレビュー777本目。

実は三谷作品はあまり見ていない。とはいえ古畑世代の私にとって三谷幸喜は間違いなく天才のひとり。

国民の投げた石が頭に当たり記憶喪失になった黒田啓介は史
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アス(2019年製作の映画)

3.5

基本、洋邦ジャンル問わず映画を鑑賞する私だが、ホラー/スリラー系はどうにも触手が伸びない。

本作は、突如現れた自分たちにそっくりな殺人者ーusーが植木バサミで襲ってくるというホラームービー。
序盤は
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ヒンディー・ミディアム(2017年製作の映画)

4.3

娘を難関校へ入学させるためラージとミータはあらゆる手立てを講じる。いわゆるインド版お受験戦争である。
ウェディングドレスの仕立屋を経営するラージは、富裕層に属するのだが、下町育ちゆえ英語が話せない。親
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

マトリックス20周年記念上映
4DX/2D字幕による鑑賞。

映画好きにもかかわらず鑑賞していない超大作があるのだが、マトリックスもその一つであった。

キアヌ演じるネオは自分のいた世界が仮想現実の世
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やっぱり契約破棄していいですか!?(2018年製作の映画)

3.5

原題はDead in a Week: Or Your Money Back

ある売れない作家は橋の上から飛び降り自殺をしようとするがなかなか決心がつかない。するとそこへ、暗殺を生業とする男がやってき
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ドッグマン(2018年製作の映画)

4.5

マルチェロはイタリアの片田舎でDOGMANというドッグサロンを開業している。隣接する店の仲間と友好的な関係を築き、娘を溺愛し、質素ながらそれなりの生活をしていた。
しかし、マルチェロには頭痛の種があっ
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.7

1991年夏
ダニエルは悪名高いハンターと共に悪行に手を染める。あるときダニエルは街で知らない人はいない美女マッケイラと知り合う。マッケイラは男がその美貌に心酔し、フラれたことで命を断つものがいるほど
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感染家族(2018年製作の映画)

2.8

研究施設を抜け出したゾンビが田舎町を徘徊する。ひょんなことからガソリンスタンドを経営する家族と暮らすようになる。ゾンビがお父さんを噛んだところ、なんと若返ることが判明。それを知った田舎町の住人たちが若>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

4.7

伝記映画が人気の昨今だが、
個人的にはベスト級の伝記映画である。

側から見ると、富に加え地位も名誉も手に入れたエルトン・ジョンだが、渇望していたのは愛だった。成功者の背景にある愛の欠如は、そこに漬け
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永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.7

原題はEL ANGEL

カルリートスは言う

他人のものなんて考えは存在しない

おそらくこの映画は序盤のこの台詞に集約されているよう感じる。
ものについて自他の概念がないということはとても恐ろし
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二ノ国(2019年製作の映画)

3.3

封切り日に鑑賞
2019年公開映画100本目
(旧作を含めると149本目)

ハルとユウはある日、実世界と繋がるパラレルワールドー二ノ国ーへ迷い込む。そこには二人の意中の相手であるコトナにそっくりなア
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