ルース・ベイダー・ギンズバーグを描いた映画『ビリーブ 未来への大逆転』で、一瞬だけパウリ・マレーが登場していたので気になって調べたら、このドキュメンタリーに行き当たった。紛うことなき傑作。自分のアメリ>>続きを読む
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改めて見ると1953年のディズニーアニメは本当に酷い出来なのだけど、今回の実写版は下手するとそれを上回る(下回る?)ほど出来が悪い。
劇場公開を目指していたそうで仕方がないとはいえ、ここまで大きな変>>続きを読む
良作。パキスタン移民第一世代の子どもたち、姉は自分の異文化要素を消すことに、妹は自らのルーツを表す要素を残すことに、それぞれ専念する。冒頭の子供部屋の場面で、しっかり同じイスラム教徒のスーパーヒーロー>>続きを読む
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酷評が多かったが、見たらしっかり楽しめた。タイカ・ワイティティ監督のこのワチャワチャ感が苦手な人がいるのは理解できるが、どうも自分は楽しめるくちみたい。
クリス・ヘムズワースからナタリー・ポートマン>>続きを読む
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期待が高かったぶん、肩透かしを食ったような感覚。「思春期=レッサーパンダへの変身」かと思っていたら、あなたもあなたも変身できるの?
アジア系の優等生カルチャーへの風刺と言うには物足りないし、結局悪>>続きを読む
面白い! 序盤かなりガチャガチャした感じで、この調子で2時間続くのかと不安になったが、その自分たちの軽さも含めての記録、というメッセージが出てきて納得。四国新聞の闇の深さ、安倍元総理銃撃の報に触れての>>続きを読む
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英語字幕で鑑賞して分かるかどうかで、評価がだいぶ分かれるであろう作品。細かい笑いどころ満載だが、翻訳字幕ではセリフの面白さを伝えきれないのが歯痒い。それにしてもブラピの役回り、美味しい。
007のパロディとしては可もなく不可もなし、もう少し徹底的にアナログをギャグに活かして欲しかったが割とおとなしめ。
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俳優の顔ぶれの豪華さばかりが印象に残る。暗い画面と意味ありげなキャラクターで雰囲気を醸し出しているが、オチの説得力というか、そもそものストーリーの根底に相当無理があることが最後に明かされる。エドガー・>>続きを読む
音楽、美術は圧倒的。劇場で見るべき作品だと思う。内容は、ハリウッド版ニュー・シネマ・パラダイスにエログロナンセンスを混ぜたような塩梅で、賛否両論はっきり分かれるのも納得できる。ラ・ラ・ランドの時も同じ>>続きを読む
生涯見たドキュメンタリーの中で、これからもずっとトップ5にあり続ける作品。北朝鮮や、そこにルーツを持つ人たちに対するイメージが、これを見て良い意味で根底から覆った。
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ヤン・ヨンヒ監督が父親を見つめたドキュメンタリー『ディア・ピョンヤン』と対をなす良作。監督の母親が秘めていた済州島四・三事件の記憶と、衰えてゆく母親の今が並行して語られる。