Daikiさんの映画レビュー・感想・評価

Daiki

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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.8

今年観た中でも特に良かった作品になりそう

物語の結末は大体想像はできたものの、要所での表現がとても良かったです

たらればで語ればどうだって可能性を語れるわけで、ただ目の前にある事実だけを見て生きて
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異人たち(2023年製作の映画)

4.7

「終わり」から始まる愛を中心に描かれていた気がする

終わっているからこそ、お互いの想いを伝えられる事もあるよなと思い、なんだかこのやるせない気持ちをいまもひきづってしまってる

個人的にクリスマスの
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.6

「無知」から成長していく過程で見える、社会とか人間の歪みを、超絶独特な世界観で描かれていて、初体験な映像だった

最初は人というより、なんとなく機械的で冷酷なロボット的な印象だったのが、冒険の中での出
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.8

劇場で再鑑賞です。最高でした

この2人をずっと見ていたいし、こんなに印象的なシーンとセリフが多い映画も稀だと思います

Come Hereを聴いて帰路を彩ります🏃‍♂️

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.6

セリーヌシアマ監督作品を続けて2つ観たんですが、どちらもすごくよかったです

ストーリーが奇抜そうでも馴染みがあるパターンだからすんなり感情が入る

全ての真実に目を向けないという選択も1つの真実だよ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

もっと考えてること教えてよーってくらいにセリフが少なくて、その分音楽のパワーとか表情の繊細さとか別の部分が際立って見えたような

観終わった直後は、想像よりは少し微妙な感覚ではあったものの、木漏れ日に
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.8

ハイスタヴィットゥ”くたばれ”

マリリン・モンローの「人間同士の触れ合いは、いつも部分的にすぎない」っていう格言に触れつつはじまる寝台列車が舞台のロードムービー

なんだろう、器用じゃないからこそ、
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

4.7

“悲しみは使い古した喜び”

それぞれのライフステージで変わっていくお互いの関係性に寂しさを感じる

すごくリアルで会話シーンが少ないのに風景描写と表情からの表現がとても秀逸

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

啓蒙のニュアンスではこういう作品もいいと思うんだけど、なるべき世界を考えた時には、こういう作品があり続ける限りは程遠い世界なんだなとも同時に思うわけです。

想像力がなくて他人の立場になって考えられな
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.7

花束感があったけどどこか違うこの感じがまた好きだったなぁ。

大切な関係性の間でだけしかつくられない世界観をうまく表現してる作品は本当に魅力的だし、そういった人との関わり方をしていきたいとも思う。
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.7

観終わって時間が経った今の方がじわじわといい感覚になってきたのでレビュー

明暗の対比がすごくて、暗さの部分がはっきり描写されないから何の暗さなんだろう…ってずっと考えながら観てた

何かを抱えて生き
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