dailyfrothさんの映画レビュー・感想・評価

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b.1968/male

ミラノの奇蹟(1951年製作の映画)

3.5

何だこれ? デ・シーカって一概にヒューマニズムとはいえない奇妙さがあるけどこれとかその際たるものな気が。最後の最後でのドゥオモ広場ロケがよかった。

仁義(1970年製作の映画)

4.0

ツメの甘い犯罪者をやらせたら一流のアラン・ドロンはここでも完璧だったしそれ以上にモンタンや刑事や脱獄犯ボーゲルらのダンディズムに痺れる。ドロンが主演ながら彼らを生かす抑えた芝居に徹しているのもいい。

裏窓(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そもそもあんな丸見えで生活する人なんかいないし基本的にコメディなんだろうからまあいいんだけどいかにも殺人犯的なふるまいをしていた人が結局殺人犯でしたというのはさすがにあんまりだとは思う。そのぶんエンタ>>続きを読む

影の軍隊(1969年製作の映画)

4.0

こんなに暗い画面の映画観たことないけど不自然でもなくわかりづらくもないのはさすがだしおかげでミニチュアの飛行機の場面などに迫力とリアリティが生まれている。

賭博師ボブ(1955年製作の映画)

4.0

ボブちゃんとやれって感じだったけどメルヴィル自身、本作を一種の喜劇ととらえていたようで犯罪をめぐる人々の心理が巧みに描かれていて面白かった。アンリ・ドカによるモンマルトルの歓楽街のロケ撮影が素晴らしい>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなくという感じだけど背伸びをしない姿勢に好感。アート作品という態のオープニングは劇中エイミー・アダムスのいうとおりほんとにクズだったな。

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.0

長短あったけどそれらがあくまでヴィルヌーヴによるブレランとして自らの美意識と作法を貫いた結果によるものだったので納得できたしよかった。IMAX3D

ライトスタッフ(1983年製作の映画)

3.5

ドリームと同時期に新文芸坐でタイミングよくやってくれて嬉しい。

ドリーム(2016年製作の映画)

3.5

主人公のメイクがだんだんきれいになっていくあたりとかあざとい感じのところもあったけどそつなくまとまっていた。それにしても知られざる感動実話っていろいろあるもんだな。

見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

チャールズ・ロートンをちょっとへタレにしたようなサイコパスがリアルでよかった。日本でやるなら大坂志郎か。ついでにアンを淡島千景に、ヒッチコック娘を岡田茉莉子に重ねながら観ていた。ガイもまあ小津組で佐田>>続きを読む

私は告白する(1953年製作の映画)

5.0

これもあるいは初見かもしれないしマイベストヒッチコックかもしれない。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

おそろしくよくできていた。誰がいつ死ぬかの按配がみごと。偏見に基づく分断と差別みたいな主題も韓国映画にあってうまく混ぜ込まれていてよかった(その緊張状態があっさり崩れるスピード感もよかったけど)。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.5

あれだけ必死で人類を救った長谷川博己がwというのも含めて面白かった。やんなっちゃうなあの唐突なデコさんオマージュも不自然でいい。いま日本映画で地球侵略ものを撮るとして模範的なアプローチという感じか。最>>続きを読む

象を喰った連中(1947年製作の映画)

3.5

日守新一まつりで最高。象テキ…いやエレテキ? というのがおかしかった。

怪談蛇女(1968年製作の映画)

3.0

凝った演出による復讐のカタルシスは存分に楽しめたけどそこまでのお膳立てが図式的かつ退屈で惜しい。終盤、死者に呪われた河津清三郎が熱演するけど蛇女というよりほとんど西村晃の土下座霊に苦しめられていた印象>>続きを読む

銀座二十四帖(1955年製作の映画)

3.5

ネオンを背にした屋上での最終決戦、ブレランかと思った。月丘夢路が美しい。

アメリカの兵士(1970年製作の映画)

4.0

革ジャン姿のファスビンダーとかクリシェに満ちたスキット感とか初期長篇らしい魅力に富んでいて3枚目あたりのドアーズっぽい主題歌もよかったけどやはりなんといってもラストシーンの最高さ加減に尽きると思う。

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

ハンス・ジマーちょっとは黙ってろとは思うものの作品自体は気分はもう戦場というか君は生き延びることができるかというかな感じで素晴らしかったし最後はきっちり泣かされてインソムニア以来の上出来、というよりノ>>続きを読む

いぬ(1963年製作の映画)

4.5

作品自体はほぼ完璧なノワールものだけど肝心要のカーンからの花輪云々の電話の意味がまったくわかってなかった(ネットで調べてやっとわかった)自分に悔いが残る。しかしあれ初見でわかる人いるんだろうか?

海の沈黙(1947年製作の映画)

3.5

内容もそうだしナチスの制服着てのパリロケとかも含めてこの年によくこんな映画撮れたなと思った。素晴らしい反戦/メロドラマ。

パターソン(2016年製作の映画)

4.0

さすがのジャームッシュ、いろいろ巧い。あんな街に住みたい。

野ゆき山ゆき海べゆき(1986年製作の映画)

3.5

こちらは苦手なほうの大林作品だった。これとかマヌケ先生とかよりも(尾道三部作は別として)理由や女ざかりのほうがずっと好き。この空の下とか野のなななのかとかもこんな感じなんだろうか?

女ざかり(1994年製作の映画)

4.0

メロドラマかとずっと思ってたけど感想とか見るとそんな感じでもなさそうだったので観てみたらすごく面白くてあっという間の2時間だった。宍戸錠最高。終盤はもっと盛りあがるかと思ったけど。藤谷美紀ってこんなに>>続きを読む

異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

やはり鶴太郎と秋吉久美子の素晴らしさに尽きるけど(トークショー行けばよかった)終盤の蛇足があってこその大林映画という気はする。

可愛い悪魔(1982年製作の映画)

3.5

始まってすぐに前に観たのを思いだしたけどほとんど覚えてなかったし今回のほうが面白く観られた。監督に弱みでも握られてたのかなという役どころのみなみらんぼうと、こちらは完全に望んでやってる感じの岸田森がと>>続きを読む

従軍慰安婦(1974年製作の映画)

3.0

今回の特集「東映女優祭り 三角マークの女神たち」で観たなかでも最高だった緑魔子をはじめ三原葉子や小松方正の巧演に加えて由利徹とたこ八郎が要所を締めていてよかった。ニュープリント。

可愛いくて凄い女(1966年製作の映画)

3.0

自分で厄介の種をまいて他人にわりを食わせる主人公が話を動かすという不出来な脚本にありがちな展開で緑魔子のどこが凄い女なのかよくわからなかったけど可愛いのはたしかだし天知茂もダンディでよかった。

かも(1965年製作の映画)

3.0

演技力はともかく若き大原麗子がひたすらかわいい。噴水とか銀座とかのロケでの緑魔子も最高だった。動機としてのレイプシーンはどんな時代であれ要らない。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最初の30分(とりわけオープニングロールまで)は最高だったけどあとはなんか違うなーという感じ。せめてエンドロールはストーンズのハーレムシャッフルできれいに締めてほしかった。極上爆音上映。

喜劇“夫”売ります!!(1968年製作の映画)

3.5

よくできた脚本によるよくできた喜劇。伊賀上野は行ったことあるのでおっと思ったけど(川崎敬三がもくろんでいたような観光地にはまったくなってなかったけど)それらしいロケははじめと終わりだけで残念だった。

白い崖(1960年製作の映画)

3.5

都会的なスマートさといやらしさを併せもつ(後者多めの)うってつけのキャラを演じて前半は素晴らしき木村功の世界だったにもかかわらずようやく出てきたパリ帰りの画学生役の有馬稲子が売れっ子期の清張的ばりの雑>>続きを読む

恋人(1951年製作の映画)

3.0

梅田晴夫脚本のラジオドラマを和田夏十・市川崑が脚色して70分に膨らませたとのことだけどその脚色した部分がライトでモダンでよかった。同年の『結婚行進曲』はそのよかった部分だけで構成されている感じ。

地獄の英雄(1951年製作の映画)

3.5

『深夜の告白』と似たプロットというかよくある展開ではあるけど騒ぎが大きくなっていく描写が巧く、カーク・ダグラスもよかった。終盤もうひとひねり欲しい。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

4.5

スクリーンで初鑑賞(テレビかビデオではたしか観た)。まあ文句なしに素晴らしかったけどまたこんな感じかと思ってパスした当時の気分はわかる気がする。

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