Krateさんの映画レビュー・感想・評価

Krate

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ブリングリング(2013年製作の映画)

3.5

ソフィア・コッポラ監督作品にある独特な空気感はこの映画でも存在していて、見ているだけで不思議と心地よさを感じた。ストーリーはそこまで深くはないが、スタイリッシュな映像と、その場だけの楽しさだけを考えて>>続きを読む

キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.0

ポール・グリーングラス監督らしい緊張感のあるサスペンス映画。過去作の「ユナイテッド93」もそうだったが実話ベースのドキュメンタリーっぽさを残すのが好きな監督かも。この作品の完成度は微妙。中盤までの緊迫>>続きを読む

オブリビオン(2013年製作の映画)

3.5

とにかくこの映画はSFの世界観が気に入った。特に天空に浮いている居住区は未来感に溢れたスタイリッシュさで制作陣のセンスを感じた。ストーリーも面白いんだが、ちょっと?となるシーンも多くもう少し詰めて欲し>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

ニュー・シネマ・パラダイスのイメージが強いジュゼッペ・トルナトーレ監督はこんな洒落た映画も撮れるんだと驚いた。空気感や雰囲気は上質で不思議と引き込まれる。ヴァージルの偏屈で潔癖症、女性を知らないという>>続きを読む

グランドピアノ 狙われた黒鍵(2013年製作の映画)

1.5

あらすじだけ見るとソリッド・シチュエーション・スリラー的で面白そうだと期待したが想像していたのと違った。ありとあらゆることがツッコミがあって笑いたくなった。まず、あんな大きな公演のメインのピアニストが>>続きを読む

ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.0

なかなか考えられたサスペンス。普通に見てたら最終盤まで真相は気づかなかった。ああいう伏線張ってるの単純に上手い。ただ、見ている人を騙すことが前提の脚本だから話的には若干無理があると感じた。娘が美人でア>>続きを読む

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.0

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督らしい全体的に静かで抑えた感じが響くミステリー映画。中盤くらいまではかなり良質だったが、長いこともあり後半は若干ダレ気味。とにかくヒュー・ジャックマン演じるケラーのアレックスへ>>続きを読む

キャリー(2013年製作の映画)

2.0

名作キャリーのリメイク作品。オリジナルと展開はほぼ一緒であんまりリメイクの必要性を感じなかった。設定が現代になっていてスマホやネットがある世界は映画の内容を考えたらちょっと厳しい。このリメイクは何より>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督作品に共通するオシャレで独特な空気感は悪くなかった。豪華な出演陣は相変わらず。少年少女の逃避行を主軸に置いて、それらに振り回される大人たちという構図。逃げ場のない狭い島というロ>>続きを読む

アフター・アース(2013年製作の映画)

2.0

こんな親馬鹿映画ある?M・ナイト・シャマラン監督が何でこんなくだらないSF映画を撮っているんだろうか。前作のエアベンダーもそうだが、この時期は迷走でもしていたんだろうか。あの一時代を築いたウィル・スミ>>続きを読む

ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

2.5

まず前提としてこの映画は典型的なプロパカンダ映画ということ。そしてこの映画は事実ベースなのは間違いないんだろうがつまらなさすぎる。観る前は期待したが大半が会話劇で、どんどん新しい名前が出てくるから混乱>>続きを読む

300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.0

名作300の裏ストーリー的作品。今回はアテナイのテミストクレスが主人公。前作のレオニダスよりインパクトは弱い。活躍ぶりは凄まじいのだが、何でか頭に残らないくらい印象が薄い。むしろ今回の主役はエヴァ・グ>>続きを読む

アルゴ(2012年製作の映画)

2.5

評価の高いベン・アフレック監督作品だが、個人的にはいまいちだった。アメリカ万歳の脚色が強すぎてプロパカンダの域から出ない作品。空港での緊迫感あるシーンなどもあるが、あまりもシンプルな脱出劇で拍子抜けし>>続きを読む

オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(2013年製作の映画)

3.0

完全に車内の会話だけで完結しているワンシチュエーション映画。トム・ハーディの単独演技が圧巻。主人公の決断には賛否両論色々あるかもしれないが、そういうことに固執してしまうことって誰しもあるから理解できる>>続きを読む

サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

2.5

タイ・ウェスト監督とイーライ・ロス製作のモキュメンタリー風ホラー映画と聞けばホラー映画好きは見なければとなる。内容は実際に起きたジョーンズタウン事件というものを元にしているようだが、正直物足りなさを感>>続きを読む

ハンナ(2011年製作の映画)

3.0

少女の暗殺者という珍しいアクション映画。主人公であるハンナの高い殺傷能力とビジュアルとのギャップが映画の雰囲気と抜群に合っている。若干ロードムービー的な側面を見せつつ、スタイリッシュなBGMやアクショ>>続きを読む

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.5

韓国映画らしい徹底した男尊女卑と閉鎖性を感じられる胸糞悪い作品。離島というシチュエーションの完璧さやバイオレンス描写でのカタルシスがあり作品の完成度は高い。冒頭のヘウォンの冷淡さが伏線になっているのは>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

ソフィア・コッポラ監督らしい人間の内面を描いた作品。とにかく虚しさと孤独という言葉がピッタリの映画で、見ている側にもそれがストレートに伝わってきた。ジョニーが女にだらしない以外は良い人間だからこそ、そ>>続きを読む

コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.5

少女が大人になって復讐を遂げていく物語のアクション映画。序盤のカトレア少女時代から緊張感があり良い。少女の信じられない身体能力が一気に作品世界に引き込む。成長したカトレアを演じるゾーイ・サルダナの細身>>続きを読む

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.5

治安の悪い地域の警察の日常を描いたポリス映画。主観的なカメラ映像を多用した演出が目立つドキュメンタリーみたいな映画。こういう一人称視点が多い映画は没入感を生むから結構好き。日常を描いてからの終盤の激し>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.0

ヴィクトル・ユゴーの小説を映像化したミュージカル映画。最初から最後まで完全にミュージカルなので賛否両論がありそう。ストーリーに関して言えば終始暗い。前半は楽しめたが、コゼットが成長してからはダラダラし>>続きを読む

死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.5

サム・ライミ監督による1981年のオリジナル版は視聴済み。リメイク作品としては、他の作品に比べて高クオリティで気に入った。特にオリジナルからユーモア要素を排除してシリアスに振り切ったのは現代的で良かっ>>続きを読む

J・エドガー(2011年製作の映画)

2.5

FBI初代長官 J・エドガー・フーバーの人生と心の内側を描いた伝記ドラマ。クリント・イーストウッド監督作品らしい全体的に抑えた静かなイメージの映画。この人物は知らなかったけど、凄いクセのある人生だなと>>続きを読む

ザ・バンク 堕ちた巨像(2009年製作の映画)

3.0

あの「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督作品ということで見たが、やはりクオリティが高い作品だと感じた。話はちょっと小難しいから油断すると置いてけぼりになるかも。美術館の銃撃戦が急に激>>続きを読む

L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.0

硬派なギャング映画。観て感じたのは「アンタッチャブル」に似ているなという感じ。と言うか時代と場所が違うだけで製作者が意識しているのは間違いないだろう。凄いシンプルなストーリーで驚きは少なく、ちょっと綺>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

2.0

ウォシャンスキー姉妹の映画だけに期待値は高かったが個人的には微妙。1回観ただけの率直な感想は説教臭くて宗教的と感じた。時代を行き来する構成は凄いと思うが、繋がりが弱くあまり物語に活きていない。もちろん>>続きを読む

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.0

前作に引き続き世界観の構築は素晴らしいが完成度は劣る。前作を含めて時系列がバラバラだから混乱する。俳優が入れ替わっているのもちょっと残念。今回のメインと言ってもいいドワイトのパートで出てくる悪女のエヴ>>続きを読む

シン・シティ(2005年製作の映画)

4.0

モノクロと映画の内容が抜群にあっていて最高にカッコいい。とにかく全部のエピソードがゾクゾクするし面白い。赤や黄色のアクセントカラーの使い方が完璧。この映画は女性陣が魅力的。亡くなったブリタニー・マーフ>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.0

コメディ寄りなのかなと敬遠していた映画だが、なかなかクオリティが高い良作だった。この手の作品だとキャラが薄くなりがちだけど、この作品はしっかりキャラ立ちしていて悪くない。特にジェシー・アイゼンバーグの>>続きを読む

オールド・ボーイ(2013年製作の映画)

3.0

オリジナルの韓国版に比べると、あっさりしすぎで深みがない。テンポが良いと言えばそうなんだが、オリジナルのダイジェストを見ている感じ。細かい設定や真相のオチが韓国版と微妙に違っている。主人公が超人的な強>>続きを読む

47RONIN(2013年製作の映画)

1.5

これは酷い映画。この内容なら別に忠臣蔵を下敷きにしなくても何も問題ない。映像のビジュアルはカッコいいが、純日本と言うより中国や韓国風味も入っていてもうゴチャゴチャ。ファンタジー要素は全く映画の内容と調>>続きを読む

複製された男(2013年製作の映画)

3.5

初見では?になるような映画。解説サイトなど見て納得した。評価は賛否両論あるみたいだが映画内の雰囲気を含めて自分は好き。たしかに二人が一緒にいるところを他の人は見ていない。無意識のうちに二重生活をしてい>>続きを読む

嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.5

キム・ギドク監督らしい救いようのない結末が秀逸な作品。この監督は本当に作家性が高くストーリーに引き込まれる。最初は本当に母親かと思わせといて、冒頭に伏線を張りそういう風に来たかと。ガンドの仕事柄ああい>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

西部劇では一級品の面白さ。タランティーノ監督独特の無駄話は比較的抑えめでエッジの効いたセリフが効きまくっている。何か起こりそうな緊張感がたまらない。ドイツ人歯科医のショルツは狂っているが良い奴だから、>>続きを読む

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.5

禁酒法時代の話で、なかなか上質な作品。主役となる3兄弟がいい味を出している。特に次男のフォレストは見た目もカッコいいし頼りになるの痺れる。レイクス特別補佐官は極悪すぎる。終盤にかけていまいち盛り上がり>>続きを読む

野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)

2.5

オリバー・ストーン監督のクライム映画。そこそこ楽しめるけど、映画の内容を考えると薄味か。もっとパンチの効いたのを期待していただけに、ちょっと物足りなさを感じた。一人の女を共有している2人の男の関係性?>>続きを読む