510さんの映画レビュー・感想・評価

510

510

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エンドレス・エクソシズム(2018年製作の映画)

2.8

「ジェーンドゥの解剖」にエクソシスト要素を加えた閉鎖型ホラー。
真新しい部分はなく、どこかで観たようなホラーの掛け合わせ。ラストもすぐ読める内容でどんでん返しも無く、無難でつまらない。
登場人物の魅力
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.0

スタイリッシュに、そしてシュールに作られたつまんない作品。あまりにも中身が無いので正直観てられなかった。面白い要素皆無でずっと寒い台詞回し。
「犬ケ島」もそうだったが私には何も刺さってこない監督さんな
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.4

社会の敗北を生々しく描いた作品。
人間が長い時間をかけて積み上げてきたシステムが貧富の差をきっかけに崩れ落ちる様を淡々と、しかしながら衝撃的なに表現している。
これがメキシコの作品ともなれば一層生々し
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.8

言うほどビースト感少なくて結局いつものトランスフォーマー。
ラストはアイアンマン。
クロスオーバーして続編を続けたいのはわかるが、それもマンネリ。

ドラキュラ/デメテル号最期の航海(2023年製作の映画)

2.8

中世の木造船の中での話で、夜を主体に描くからどうしても画面が暗い。割と単調でオーソドックスなので観ていてダレる。
ドラキュラも割と有りがちなデザイン。
ラストもダラダラと続編を匂わす演出でカタルシスも
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.5

プラダを着た悪魔が好きな方に刺さる作品。本作では若いやり手経営者や社員達と、長年仕事を勤め上げて引退した高齢者のコミュニケーションを軸に描かれている。
若くて仕事が出来ても、心の整理や人との繋がりは長
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

PS2の一人称自視点のやっすいホラーゲームのムービーみたいな作品。
演技も下手だし設定も雑だし恐怖感も薄い残念な作品。
オチも弱いしカタルシスも無い。
やはり2chの投稿レベルで臨場感があったからこそ
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.8

気軽に観たら思った数倍良いホラー映画でした。「来る。」を彷彿とさせる除霊対決もありつつ、「REC」を思い出させるホラー演出もあり、「パラノーマルアクティビティ」の様なリアリティ追求。前半戦が割と単調で>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

原作に忠実で見応えたっぷり。
一番難しいであろう音楽の部分は、さすが上原ひろみさんが参加してるだけあってパワフルで繊細。
実際にblue note東京でブルージャイアントのイベントも観たので感無量です
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.3

エルヴィスではなくパーカー大佐というタイトルが適切な作品。
エルヴィスの人生を描いてはいるが、語りも展開の起点も徹頭徹尾基軸になってるのがパーカー大佐。
エルヴィスの魅力を知ることは出来たしライブ映像
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.3

不死身の老人が黄金を掘り当てたのにナチスに奪われてマジギレする話。
地雷よりも厄介な脅威に触れたナチスはことごとく粉砕される。
セリフは少なくストーリーも単純なので、スカッとリベンジものを観たい人にオ
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

3.2

コミック的ノリな凸凹コンビのコメディスパイ潜入映画。
わざと安っぽく軽いノリでアメリカンなコントを突っ込んでくる。
エンディングでは既に撮影を終えた続編の様なハイライトをガンガン放り込んでくるなどずっ
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ブラック・ボックス(2020年製作の映画)

3.0

「ザ・セル」を彷彿とさせる脳医療SF。
記憶喪失の男性が記憶を取り戻す為に病院に頼るが、実は記憶喪失ではなくー…

脚本設定はよく出来てるし、記憶を遡る描写も良いが、正直パッとしない作品。
メリハリが
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.4

規格外の伝説的バスケプレイヤーであるマイケルジョーダンと契約するまでのお話。
NIKEの型破りな社員と、自分の息子マイケルのポテンシャルを確信している母親との舌戦がメイン。
二人が共通しているのはマイ
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ザ・ライト -エクソシストの真実-(2011年製作の映画)

3.4

年老いたエクソシストと、信仰心を失った若い神父の物語。
悪魔に対抗できる唯一の手段である「信仰」を持たない若き神父の葛藤と覚醒を描いているが、敵である悪魔を必要以上にモンスター化していないところに好感
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.1

子供向けの絵本を大人向けに映画化したような作品。
人間は元来他の星でドデカ巨人な昆虫のように扱われていたという設定から始まる生存戦略。
なんとも不思議で不気味。
エンタメというより一つのアート作品とし
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.4

自身の罪と自責の念を抱えながら人を救うために悪魔祓いする主人公。
大半は悪魔付きではなく精神疾患だが、それでも彼は救うために門を叩く。
そんな彼にヴァチカンから危険な悪魔祓いの依頼が来ると言うお話。
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.2

人間マトリョーシカを観てドン引きする作品。
前半が無駄たっぷりで中盤よく分からなくて最後キモイ。
しかしながらラストのキモさは群を抜いており、そこだけ凄まじインパクトを持っていた。
何やら教訓めいたも
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ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)

3.3

ジャスティスリーグよりも魅力的な作品。
フラッシュの未成熟な人間性を掘り下げており共感できる部分も多く切ないストーリーとなっている。
しかしながらありがちな脚本も多く、マルチバースは食傷気味なので「ま
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スペースマン(2024年製作の映画)

3.3

アドアストラの亜種といった感じの作品。
こちらは夫婦の繋がりを壮大な宇宙のSFをキャンパスにして描いた作品。
宇宙に現れた謎の光る雲の調査に単身木星の先まで行った男と、子を宿しているのに地球にまたされ
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スペクトル(2016年製作の映画)

3.0

ゲーム「デッドストランディング」を彷彿とさせる作品。
ゴーストらしき存在と軍隊との戦いで、謎めいたゴーストの対処法を探りながら反撃してゆく。
メカニックはなかなか良いが、全体的に似たようなドンパチが多
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

3.8

ティムバートン監督の最高傑作と呼ばれるだけある見事な作品。
死期が迫る大ボラを語るのが好きな父親と、そんな父親のホラ話を毛嫌いする息子との確執から始まる物語。
死へのカウントダウンが始まっている現実シ
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.2

量子もつれで別宇宙にスライドした宇宙施設のクルーたちの話。
単に宇宙SFの閉鎖空間におけるパニック作品としてよく仕上がっているが、量子もつれでは説明しきれていない謎の演出も多い。
クローバーフィールド
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

1.0

なに?この酷い作品は。
庵野作品らしさはあるけど、映画として酷すぎる。監督面倒臭くなって適当にやっつけ仕事したんだろうか。
キャラはブレブレ、台詞はモゴモゴ。
これほど評価できる部分がまるで無いのは逆
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アイ・アム・マザー(2019年製作の映画)

4.0

外界と隔離されてAIに育てられた少女。
人類は滅んでおり、外は汚染さらていると聞かされていたがー…

ラストの解釈が面白い。
シンプルながら、なるほど!と感心した。
「アイロボット」「エクス・マキナ」
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ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.8

前情報とか無しで観た方が面白い。
謎解き型ホラー。
エンディングを見るとそれまでの伏線が見えてくる。久々に良いホラーでした。

重度のアレルギーの為防護服無しでは外に出られない少年。
治療のためいろん
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オキシジェン(2021年製作の映画)

3.3

「リミット」を彷彿とさせる棺桶サイズの閉鎖空間における謎解きサスペンス。
なかなか良く考えられており、「月に囚われた男」を彷彿とさせるSF作品に仕上がっている。
展開はスタートから徐々に広がりを持って
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.9

演者の演技が下手すぎる。
大学の映画サークルかと思った。
脚本は「ガンニバル」に似たような内容。導入からメインへの流れは「来る。」を意識したのかな。
演出も雑でありがちなものばかりで酷い。

とは言え
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.2

何だか懐かしい気持ちになる作品。
ゲームの世界観をきっちり映画に仕上げており、親子で楽しめる作品にしてるのが見事。
特にBGMが秀逸で聴いたことあるゲーム音楽を綺麗に滑らかに調整している。

バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.8

バットマンをベースにいろんなヒーロー映画のオマージュを盛り込んだコメディ作品。
ホアキンフェニックスのジョーカーやアベンジャーズ、X-MEN等オマージュは多く入っておりヒーロー映画好きならニヤリとなる
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.4

暗がりに頼らないでホラーを組み上げたのは非常に良い。徐々に登場人物にも魔が侵食してくる不穏さも相まって非常にホラーらしいホラー。
スタートも結構飛ばしてスプラッターが始まるのも好印象。
全体として「死
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オンマ/呪縛(2022年製作の映画)

2.5

Netflixで上位にあったので覗いてみたが、全然面白く無かった。
束縛する母親の呪縛から抜けようとする娘の話だが、新しさも工夫も無く、養蜂を伏線にしてるのかと思ったら特に意味なし。
残念なホラーです
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フォーエバー・パージ(2021年製作の映画)

2.8

歴代パージの良さを失ったただの暴動になってる。シリーズのラストとしては良いかもしれないが、パージにあった閉鎖的な道徳心の崩壊は無くなってしまっている。

バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.0

まぁありがちなパニックムービー。
文明崩壊後の荒廃した社会を描きつつ、人体実験するマッドサイエンティストとその仲間たちとの戦いを描く。
割とコメディな部分も多いが、しっかりとグロい演出もある。
マンガ
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.8

本シリーズに求めるぶっとびアクションは健在。派手な銃撃戦にカーチェイスに階段転がりとお見事。
特に良かったのは建物内を鳥瞰で見ながらの屋内接近銃撃戦。ド派手に火花を散らす謎の大型銃で敵を焼き飛ばす爽快
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

2.5

ごちゃごちゃと説教を垂れるポンコツ暗殺者の日記を見せ付けられる作品。
何この作品。前情報無しで観てたからコメディかと思った。
「タクシードライバー」に対するオマージュ作品なのかな?
自己陶酔してるポン
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