このレビューはネタバレを含みます
アーサーは誰からも理解されない。病気のせいで突発的に笑ってしまう彼を、周囲は気味悪がって遠ざける。コメディーショーを見ているとき、一人だけ違うところで笑う独特なツボも、他の人とズレている。彼は"ありの>>続きを読む
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おもしろかったけど、映画館で見てたらスコア4だったろうなあ…
テレビ画面で見たから、ストーリー上の細かい"あら"が気になって、残念ながら映画の世界に没入しきれなかった…。
科学的な正確さに基づく素晴>>続きを読む
超・おもしろい。
ドキュメンタリーは現実を撮るとはいえ、基本的に狙いを定め、着地点もある程度想定して制作する。しかし、その中でときどき、制作者さえ想定してなかったまったく意外な展開になることがある。>>続きを読む
ある意味ホラー。
青年と初老のおじさんの関係性を描いているが、その中で変わっていく("夜明け"が訪れる)のは柳楽優弥だけ。おじさんの変わらなさが怖い。映画の最後、"夜明け"がおじさんにも訪れることを祈>>続きを読む
老い、認知症、介護…いま多くの人が向き合う暗いテーマに、辛い気持ちになりながらも笑って見られるのは、制作者(娘)のあくまでも肯定的な眼差しがあるから。彼女にとって"撮る"ことこそが、老いていく両親と向>>続きを読む
移民で出っ歯で同性愛。そんないくつもの生きづらさを抱えた青年ファルーク・バルサラは、フレディ・マーキュリーに変身してステージで歌うことで、ようやく自由を手に入れられた。だから彼の歌声は、比喩ではなく、>>続きを読む
かっこいいドキュメンタリー。あれだけの過去の映像をよく集めた
。セルゲイはこよ撮影自体によっても変わっていったはずで、それがまたドキュメンタリーの面白さだと思った。
いい映画を観たなあと思える映画。映画の美しさは、監督の写真家としてのセンスだけではないはず。本当にスラムで暮らす俳優たちから出てくるものなんだろうな。盲目のギター弾きのおじいさんの眼がよかった。
大切な人の死だって、都会にとってはどうでもいい。自分だって社会を回す部品にすぎなくて、いつか死んだら取り替えられて、きっと明後日には忘れられる。
じゃあ絶望して死んだらいいのに、遊んで忘れたらいいのに>>続きを読む
アメリカに根深く残る黒人差別を描いたスリラーなんだけど、これがなぜか笑える。それもそのはず。監督がキー&ピールというアメリカの黒人の人気コメディアンの片割れなんだ。普段から笑いを通して人種差別を皮肉る>>続きを読む