ダンクシーさんの映画レビュー・感想・評価

ダンクシー

ダンクシー

ゴースト・オブ・マーズ(2001年製作の映画)

3.5

「お尋ね者でもゲス野郎でも関係ない。全員が無事に脱出するために今大切なのは団結だ」

アクションたまんね〜。大人数でのワチャワチャ殺戮合戦。明らかにB級なんだけど、あまり安っぽさを感じさせないのがカー
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.9

「スネーク・プリスケン 話は聞いてる 死んだはずだ」

メタルギアソリッドの"スネーク"のモデルとなった男。
悪人達からも有名な特殊部隊出身の終身刑の囚人、スネーク・プリスケン。眼帯をして、ロン毛で、
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

3.7

「つまりだ。暴走事故がプログラムのバグの結果でなく、意図的にプログラムされたものだとしたら、と言っとるんだよ。」

セル画いいな〜好きだな〜。
タイトルなどから、ロボットバトルを想像していたんですが、
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.8

「君と話しに来た」
「何の匂い?」
「"ナイス・ガイ"っていうコロン。きみのは?」
「"帰れ!"って香水」

スパイダーマン、グリーンゴブリン、サンドマン、ヴェノム。あまりにもてんこ盛りで笑った。要素
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

4.5

「努力しろ 知性は特権ではなく授かり物だ」

やっぱり2が1番おもろい。最高傑作といっても過言ではない。そしてただのアクションエンタメではない。さらにJKシモンズが今作もマジでおもろい。勿論アクション
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

4.1

「いいか 大いなる力には大いなる責任が伴う」

覚醒していじめっ子を倒すシーン、宙吊りキスなど誰でも観たことあるであろう名シーンが当たり前ですが、しっかりあって胸熱。懐かしい…これだよこれェ!!

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ハングマンズ・ノット(2017年製作の映画)

2.9

約90分、あっという間だった。この映画は理不尽そのもの。暴力の恐ろしさが桁違いだ。理由なき、ただただ自分たちが楽しみ、いたぶるためだけの暴力。それだけが連続して繋げられて構成されているから、嫌いな人も>>続きを読む

修羅ランド(2017年製作の映画)

2.8

12分くらいの短編なのにインパクトあったなぁ…。最初の映像のスピード感たまらん。ここ良すぎて一気に心つかまれたな〜!
でも、イラスト屋とか悪ふざけがすぎる。女装とかも、大学生らしいおふざけよね。

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べー。(2016年製作の映画)

3.2

「べーってして」

犯罪都市京都はさすがにおもろ過ぎる。
阪元裕吾の学生映画時代の作品。学生映画らしい粗はあれど、やはりクオリティは高い。参考になるシーンが多かったし、低予算低技術でら限られている中に
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アレックス(2002年製作の映画)

3.8

「フィストファックを」
「俺はホモじゃねぇ」

開始早々、ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ってうるせぇよ!笑
しかし序盤の緊迫感はとんでもない。常に不安な気持ちになる。めっちゃ画面グルグルするやん!って
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

「私たちが好きだった昔の映画ならここで私は計画を明かし現実離れした方法で君を殺そうとするが君は現実離れした方法で逃げる」
「それなら結構」
「だがこれは映画じゃない」

原作は俺が大好きなウォンテッド
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.7

« 滅亡したんですよ。人類は。いま僕らをとりまく世界は、『マトリックス(笑)』» «投稿者:青猫»
«だとしたら、人類最期の日は、1999年、9月1日。新学期。あの日を境に、世界は、灰色になった。»
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デスペラード(1995年製作の映画)

4.0

「兄さん 俺は目が読める」
「俺の目は?」
「負け犬だ」

ロバート・ロドリゲスとアントニオ・バンデラスの代表作。ギターケース万能すぎるな〜!俺もなんか仕込み武器欲しい笑

本作は、ありえないの連続。
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リベリオン(2002年製作の映画)

3.6

「感情がなければ、息は時を刻む時計の音と同じ」

スーパーありえないアクションでおなじみリベリオン。
クリスチャン・ベイル版マトリックスと言っても過言ではない。架空の武術、ガン=カタ。二挺拳銃を用いた
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

4.9

「彼らの目的はみんなの意識を無くすことです。無我の状態へ誘いこみ、ちがう人間になったと思いこませるのです。欲に目のくらんだ人間にします」

B級界のレジェンド、ジョン・カーペンター。やっぱり俺はこの監
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少年メリケンサック(2008年製作の映画)

4.8

「どうせ、俺らは笑われ者だろ。若ぇ頃は大人に笑われて、今ガキに笑われて、今更カッコつけてどうすんだ!?」

俺のバイブル。オモロすぎる。幼少期に観て衝撃を受けた作品。俺を形成した邦画とも言える。インパ
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

「我々は破壊した」

面白かったけど、ノーランは完全に監督賞を狙いに行ってたな〜!ダークナイトからお預けされたきた監督賞をようやく回収した。このテーマ設定も演出もストーリーも監督賞を重点的に視野に置い
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浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

「失業手当をうけないと」
「物乞いなんか。俺にも意地がある。何とか職を探すさ」

世界幸福度ランキング7年連続1位のフィンランド。しかし、この映画の時代設定から推測すると、制作当時は不況だったのだろう
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.7

基本無表情で、セリフがほとんどない。フィンランド行きてぇぇぇ。
重要なセリフは薬局での、「効き目はどう?」「イチコロ」だけ。

内容は容赦なくてとても残酷なんだけど、どこかおかしくて滑稽なブラックユー
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.5

「心をオープンに。いつか稲妻に打たれる」

死は絶対に逃れられないもの。だからこそ、悔いなく死にたいものです。生きてるうちに、感謝を伝えたい。もし死神がいて、自分の死期を伝えに来たとしたら、死を悟って
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来る(2018年製作の映画)

2.9

「秀樹の葬儀の時、秀樹の母は私をなじった。夫が死んで涙一つ流さないのか?悲しくないのかと。私は言い返さなかった。その通りだったから。私は秀樹が死んでくれて、嬉しかった」

中島哲也らしさ全開。オープニ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.3

「まーちゃん、俺達もう終わっちゃったのかな?」
「バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ」

たけしが出てないから新鮮だった。そして久石譲のサントラがずっと耳に残る。
夢も目標もないバカな二人組。それぞれ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.7

浅野いにおは神。
この人の作品には毎回衝撃を受けている…。どれも俺には絶対に作れない世界観とストーリーだから。。
いにおは、やっぱり"急展開"をうまいこと描くよね!!
SFと青春。言ってしまえば、何か
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ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.0

「"暴力の果ては暴力に終わる" 奴は分かってた。"人間の本性は野蛮だと。どれだけうわべを着飾りごまかしても社会の素顔を奴は見抜いて自らそのパロディとなった"」

原作はDCコミックスですが、MCUやD
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.2

「自分のすることを愛せ。子供の時、映写室を愛したように」

全ての映画好きに捧げる、そんな映画だ。言わずもがなの不朽の古典的名作。
この時代は皆一喜一憂しながら観てて声出したりオーバーリアクションして
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.3

「先生は僕の家族を1人殺した。だから家族を1人殺さなければならない。誰にするかはご自由に。もし殺さなければみんな死ぬ。ボブもキムも奥さんも病気で死ぬ。1.手足の麻痺 2.食事の拒否 3.目から出血 4>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.4

「昔、俺が若い頃、仲間内で凄いジャズプレイヤーの事をブルージャイアントって呼んでました。温度が高すぎて赤を通り越して青く輝く星のことでね。あのライブはとても青かった」

胸がアツくなったな〜!とにかく
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.1

「よくそんな気持ちになれるもんだ。社会の復讐者を気取っているのか。個人的な憎しみで殺したいのか。サディストだ」
「殺してやる」
「殺す気はないだろ」

圧巻だった。脚本がレベチ。ワンシチュエーションで
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

「愛は絵空事よ」
「君は間違ってる」
「いいわ。どこが間違ってるの?」
「愛を感じれば分かる」
「そこが意見の相違ね」

うーわ、ラスト超好きだわぁ!!そう繋がるか〜!お洒落すぎて心臓ぶち抜かれました
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ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.3

「ゲームを始める。全員が参加者だ。1000点が1等賞で賞品は本物の戦車だ。ステキだ。得点はあそこの拡声器で知らせる。最低得点の者は背中に"バカ"と貼る」

誠に私情ではありますが、実は最近多忙につき自
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

評判通り凄かったな〜。セックス!!セックス!!セックス!!って感じです。
あまりにも常軌を逸している。とんでもないものを観た。衝撃です、はい。不協和音イイネー。

自殺後、自身が孕んでいた胎児の脳を移
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.5

「スパイダーマンの仕事は犠牲を払うこと。それが運命だ」

そこで終わるんかーーーーーいッッッ!!
ふざけんな!!続きはかなり気になるけど、気に食わん。この手の手法は漫画とかアニメでしかやっちゃいかんと
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.2

「災難を前に人は3種類に分かれる。本性が出るか破滅するか強くなるか」

前作から10年経って制作された続編。10年だと!?!?T2の引用多くておもろかったな〜。
ゾンビ映画とはいえ、あくまでもコメディ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.2

「兄貴と付き合えば、俺だって反社反社って言われちゃうんです。もう一緒にいた頃とは状況が違うんですよ」

対立組織との抗争の話になるのかと思えば、現代社会でのヤクザの生き方の話だった。ヤクザと家族という
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.9

「殺人犯には管轄などありません。一刻も早く捕まえないと」

やっぱマ・ドンソク最高だな〜。人間サンドバッグえぐくて笑った。
警察とヤクザが手を組む。実話を元にしていますが、フィクション要素の方が強め。
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PicNic(1996年製作の映画)

4.0

「じゃあ皆で見に行こ」
「何を?」
「地球の最後を見に行くの」

なんじゃこの芸術的すぎる映画は…!すげぇ病的だけど、美しいんだよね。岩井俊二、恐るべし。サウンドトラックも素晴らしい。精神障害者のロー
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