ダンクシーさんの映画レビュー・感想・評価

ダンクシー

ダンクシー

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.7

「ロックはお遊びじゃない。真剣勝負なんだよ。最高のステージを目指さなきゃダメだ。1ステージが世界を変える」

クッソ笑った。ほぼずっとゲラゲラ笑ってました。今年1笑った映画かもしれない。勿論ありえない
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

「お前、終わってんなぁ。カメラ持って逃げてどうすんのよ?撮らないんなら割って入ってアイツ止めなさいよ!止めないなら撮って人に伝えなさいよ!上品ぶって。アンタみたいなのが1番何も救わないのよ!」

やっ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.9

「当たり前のようにあなたはそばにいてくれたわ。その価値に私は気づかなかったの。でもこれでよかった。本当に」

人間の欲とか弱さが存分に描かれていた。
お互いがお互いを忘れられない。あと1センチなのに、
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.1

「誰も見捨てられないのがあなたの性格。見捨てていいのに。全員は救えない」

今度はパニック映画から戦争映画になってて笑う。シリーズものって、進めば進むほど面白くなくなるのが鉄則ですけど、まさにそうでし
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.0

「走らなかったな」
「もうこりごりだ」

誰が本当の味方で誰が本当の敵なのか。いや、思ってたんとちゃうーーー!!何このパニックゾンビ映画…。

ハラハラさせる映像の見せ方はちゃんとしてるんだけど、オチ
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メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.5

「いいか 周りを見ろ。どこにも逃げ場はない。俺たちは死んだも同然だ」

設定とか状況はある程度分かったものの、まだ謎が多すぎるー!続きがめっちゃ気になるな〜。進撃の巨人、キューブ、バイオハザード、ハン
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スコア(2001年製作の映画)

3.4

「お前は切れて才能はあるが問題は"才能"より"選択"だ。ムショへ行きゃ分かる」

3世代のスターが集った本作。特にエドワード・ノートンの芸達者ぶりが輝いていた!泥棒系のクライム作品にありがちな展開を凝
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

やっぱり長い!!でも、終わった時には長いけど全く退屈じゃなかったな〜って感じだった。

スコセッシ作品を初めて劇場で観れた〜。感激すぎたし、圧巻だった…!そして想像以上に重い話だった。。殺しの場面はか
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オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

4.4

「映画ビジネスを始めたんだ」

ガイ・リッチーの作品を初めて劇場で観れたーーッ!!超嬉しい。。ステイサムって泥臭い雰囲気あるけど、結構品あるのよね〜。王道のスパイアクション作品で、個人的にはクソ面白か
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ディック・ロングはなぜ死んだのか?(2019年製作の映画)

2.8

「あんなことは初めてだ。"あんなこと"はゆうべディックがやったことって意味だ」

もう既にタイトルが酷いもんなぁ笑 ディック・ロングって!!おちん…()
死亡理由が判明するところがピーク。もっと面白く
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.4

「さよなら ミス・ブレンダ」
「さよなら ミス・ジャスミン」

砂漠の中に佇むカフェ&モーテル。汗を拭くジャスミンと涙を拭くブレンダの出会い。この時から2人は似ていた。心の中では共鳴しあっていたのだろ
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.7

「仕事が出来る男ってのはなぁ、2手3手先まで用意しとくものなんだよ」

有名人のプライベートを盗撮して稼ぐゴキブリ達。しかし、彼らにも信念がある。プライドがある。全編エネルギーに満ちていた。ジャーナリ
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

4.0

「この世は夢と思うべし。悪夢を見た時に目覚めて"たかが夢なり"と安堵する。しかし世は悪夢と少しも違わない」

ヒップホップ黒人サムライ。俺も『葉隠』を読みたくなった。。題材が題材なだけに、もっとクール
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台風クラブ(1985年製作の映画)

2.4

「俺達には厳粛に生きるための厳粛な死が与えられていない。だから俺が死んで見せてやる。皆が生きるために」

昭和だなぁ。。でも意味不明すぎた。正直この手の作品は好みではない。官能に訴えかけてくるタイプの
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.6

「落ち着けよ俺たちは未来のホープ 防衛科学の先駆者 超常現象の調査撲滅のプロ。いずれはフランチャイズで財を築く」

不朽の名作。ゴーストバスターズという名前を聞いたことがない・知らないという人間はいな
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.0

「最後に聞こう。なぜ人間は直感を信じる?ある者は誤りある者は近付きすぎる。君は何かに感づきここへ戻った」

まず主人公がミカエル・ブルムクヴィストというムズい名前で、色んな登場人物が出てきますが名前覚
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渇き。(2013年製作の映画)

3.8

「怖いよ加奈子って。相手が一番言って欲しい事言って、惹き付けて、そして、滅茶苦茶にするの」

映像うるせーーっ!! そして登場人物全員頭おかしい。
オープニングのダサさがとても好き。でもかなり悪趣味な
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.4

「いい知らせと悪い知らせだ。いい知らせはISSまで5分。ウォッカの隠し場所を知ってる。ちょうど燃料も切れそうだ。悪い知らせは宇宙遊泳記録に10分足りない」

映像の迫力と極限状態での宇宙空間の表現で勝
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.1

「友よ ここは今やゾンビランド合衆国だ」

破壊しまくりの映画だった。B級かと思ったら、想像以上に予算がかかってて驚きました。あれだけ街とか物とか人とかを滅茶苦茶にしてたら観てるこっちも必然的に楽しく
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.5

「死ぬのはもう怖くない。一度死んだ身だ」

息を飲むほど広大で美しい自然。鬼気迫る表情とワイルドな演技。アカデミー賞主演男優賞を獲ったのも納得の作品です。
とにかくクマが怖すぎる。あんなの、俺だったら
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僕を育ててくれたテンダー・バー(2021年製作の映画)

3.7

「人は独りで平気。中途半端な関係は不要だ」

バーの叔父との関係を通じた少年の成長。自伝小説の映画化だから、ストーリーがリアルだった。フィクションだったらこうなってただろうなぁってのがあまり無いし、人
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.8

「天国では皆が話す。海のこと 夕陽のこと…あのバカでかい火の玉を眺めてるだけですばらしい」

死が目の前まで近づいた男二人が、人生で一度も見た事のない海へと向かう旅の話。ものすごくスタイリッシュだった
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.2

「主よ 私を平和の道具にして下さい。憎しみには愛をもたらし いさかいには赦しを 疑いには信仰を 絶望のあるところに希望を 闇のあるところに光を 悲しみには喜びを」

問題児3人組だが、そんな彼らは多
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.3

「できるさ!お前はひ弱で人気もない。10歳なのに靴ヒモも結べん。だがナチスへの忠誠心はピカイチだ。ハンサムだしな」

これずるいよ。。重たくて辛いテーマを、鮮やかな色調でポップに描いている。こんなん涙
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レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

「アメリカに行けば何とかなるだろう」

実在のバンドを売れない最悪のバンドとして描いたロードムービー。このオフビート感がめっちゃいい。全員が揃って演奏してる時がバチくそイケてる。見た目は変なのに、格好
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華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

3.3

「ジェイ!皆クズばかりだ。君だけが価値がある」

語りから始まり、回想、そして1つのストーリーが完成した時に映画としての幕を閉じる。華やかな美しい映像で構成されている本作。ロマンチックな人間ドラマかと
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.1

「でも皮肉ね。"ファッションと無関係"と思ったセーターはそもそもここにいる私たちが選んだのよ。"こんなの"の山からね」

お仕事映画の代名詞と言えばプラダを着た悪魔。一流の業界で生き残ることの難しさや
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

4.2

「失ったものを取り返す」

サイコスリラーの傑作。恐怖の岬という映画のリメイクらしいが、オリジナルはまだ未見。にしても、頭がとち狂ったデニーロを堪能できた!なんでも演じれるデニーロの作品の中でもトップ
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

3.6

映像表現の美しさと手数の多さに圧倒された。金魚にフィーチャーするのではなく、少女たちの青春やこの年代特有の無敵感にスポットライトを当てていた。こだわりが随所に感じられ、エモいとはこういうことだ!!を見>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.4

「悪性腫瘍を切除しないとな」

やはりジェームズ・ワンは天才。これはホラー映画の中で群を抜いたエンタメ大作だと思う。呪いだの悪魔だの非現実的なものを伏線から何から細かい所まで現実的に描いていたのが素晴
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

3.7

「なぜなら私は神が祈りを聞いてくれると信じているからです。その答えが"ノー"でも主は祝福とお力を必ず与えて下さる。そして安らぎを」

アルマゲドンやインデペンデンスデイと比べると派手さに欠けるが、こっ
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

「嘘を重ねれば騙せると思ったか。だが騙せぬ者が2人いる。その2人とは神とエルキュール・ポアロだ」

アガサ・クリスティの"エルキュール・ポアロ"シリーズが原作。読んだことがないので初見で事前情報0で楽
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.1

「無礼さは恐れの表れにすぎない。希望が通らないのを恐れてる。無礼な人たちでも愛してやればいい。そうすれば花開く」

想像してた内容とだいぶ違いましたが、ウェス・アンダーソンらしさ全開で面白かった!とに
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

「これは、もはや恋ではない。きっと愛でもない。けれど、そんな事はもうとっくにどうでも良くなっている」

幸せって一体なんだろう。好きって愛ってなんだろう。結局、お互いに依存しあっているんでしょうね。こ
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

「知っとくべきだった。俺が君みたいな子に話したら殺されるとね」

こんなん絶対笑うに決まってるやん!!最悪な"すれ違いコント"を見せられているようだった(褒めてる)。くだらないけど、超大当たりのB級映
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.1

「いいこと考えた。あなたのマラドーナを浮き彫りにするわ。ユダヤ男は割礼済み?」

マヌケな男三人衆とそれぞれの最悪な上司。おバカなジョーク満載のコメディ映画。嫌いな上司を殺す計画を立てるも、その過程で
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