三好次郎さんの映画レビュー・感想・評価

三好次郎

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アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第3章(2024年製作の映画)

4.5

ふゆめい、とおまの、ステージという海で踊るノクチル

/灯織と円香、めぐると小糸雛菜も会ってたみたいなカットが一つでもあればもっとよかった。

ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ(2024年製作の映画)

4.6

「もっとマシなこと言えよ、まひろ」

「俺、誕生日いつだっけ」

「生きててよかった」

/1以上に2ベイビーが好きな身としては、神村兄弟の生きた証がちゃんと彼女たちの記憶(それもまあまあ深いところ)
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.5

 パックスとディーのやりとりに、X-MENファースト・ジェネレーションのチャールズとエリックを思い出す。

 /センチネルの「私が真実を作る」みたいな発言に、ポスト真実的な時代の潮流を感じなくもなかっ
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眠狂四郎 炎情剣(1965年製作の映画)

4.4

 物語終盤に差し掛かっても玉緒さん演じる悪女が制裁を受ける場面がなく、まさかそのままフェードアウト?かと思ったら残り一分でバッサリ狂四郎が斬ってくれたのが痛快だった。
 

小さな巨人(1970年製作の映画)

4.4

 あの鼓笛隊の行進曲、しばらくトラウマになりそう

/老人の語りってていだからあの物語自体が妄想って可能性もあるけど、上映時期的(ベトナム戦争中)に観ても「何を信じればいいのかわからない、何に従えばい
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浮雲(1955年製作の映画)

4.5

いつからなんだろう
互いに素直になれぬまま
大切に思うほど
大事なことが言えなくなって

/エンディング「花の命は短くて、
苦しきことだけ多かりき」
ぼく「わかるけど、苦しきことの半分くらいはあの二人
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この首一万石(1963年製作の映画)

4.4

 恋人と似てるからってだけで娼婦と寝た権三の半ば身から出た錆とは言え、あんな運命に(寝た娼婦も巻き込んで)追い込まれるなんてエグかったなぁ。
 ただでは死ななかったってところにテーマが隠れてるんだと思
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ポトフ 美食家と料理人(2023年製作の映画)

4.4

/ドキュメンタリーかよってぐらいに料理シーンが緻密。もはやキッチン自体が生き物であるかのよう。(ラストシーンもそんな感じだったし

 男同士の会食が知識のマウンティング合戦で腹のさぐりあいみたいな緊張
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ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

 言いたいことありすぎて止まらん映画
 言いたいことまとめるためにもう一回見返したいぐらい

/ノスタルジー系映画でもないのにアス比がスタンダード(4:3?)だったの、自分のことだけで精一杯なカナの視
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夜の流れ(1960年製作の映画)

4.5

 帰還兵のptsdとかまだ知られてなかった時代なんかな? いくら母親の気持ちに応えようとしないからって主人公シベリア帰りの板前さんに言い過ぎのような...

/何かの西部劇で観た
「少年を男にする女も
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28DAYS(デイズ)(2000年製作の映画)

4.5

 アル中やヤク中が施設で矯正プログラムを受ける物語でブシェミが売人や遊び人じゃなくて人格者のカウンセラーを演じることってあるんだ。

/アンドレア...「あと1回」の誘惑ってそれほどには甘美だしそれほ
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ボレロ 永遠の旋律(2024年製作の映画)

4.4

「常に一定のリズムで」という哲学が映画世界全体を支配していた。
 こう、時計の秒針や、工場の機械音、足音など変わらないリズムで響く音が上映時間通して強調される。
 おかげでスクリーンを出た後も足音や信
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湖の琴(1966年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

 冒頭の「余呉湖には夜啼石という岩があるけど、余呉の水は子供たちの涙が湖になっている」という千秋実さん演じるご主人の語りから、あ、悲劇なんだろうなというのは予測できたけど...二人ともそうなるとはな.>>続きを読む

ヒットマン(2023年製作の映画)

4.4

 コメディタッチではあるけど演じてるうちにどっちが本物か分からなくなるっていう「ブラック・スワン」と似たようなそこそこ深いテーマの話だったな...オチも一見ハッピーエンドだけどそこそこエグいし

/子
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富江replay(2000年製作の映画)

4.6

 無印よりわかりやすいし王道ホラー的で面白かった。
 菅田俊さん演じる父親が発狂して
「殺す...殺す...」と言い続けてたのが
段々「KRS」になって「苦しい」になっていくのが秀逸。

 でもこんな
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ランサム 非公式作戦(2023年製作の映画)

4.7

 タクシー運転手映画にまた一つ名作が...!!
 主演が神と共にコンビって時点で期待してたけど。

/乾燥地帯で銃片手にカーチェイスしまくる絵面は大分マッドマックスだけど、家屋の細路地を車体こすりまく
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ラストマイル(2024年製作の映画)

4.5

 アマゾン(恐らくはGAFAM全体)のブラック管理体制を大手配給の映画でも批判できるなんていい時代だよほんと
 実際に変わるかどうかは別としても

 /台詞回しが耳心地いい映画はそれだけで評価上がるな
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.7

 一気に見れた!

 真相は藪の中だし、証拠が証言や物的証拠しかないし、本当に有罪だった可能性だってあるとしても、証拠の確実性がない限りは無罪の可能性を捨ててはいけない、という現代にも通じるテーマを見
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香港、裏切られた約束(2022年製作の映画)

4.5

 あれから4年経ったけど、やっぱり状況はより悪くなってたっていうことを数字(逮捕者、移住者の数)で思い知らされたのが辛かった。
 逆に言うと逮捕のリスク承知で動いた人があんなにもいるってこととも言える
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大統領の理髪師(2004年製作の映画)

4.7

 タクシー運転手や工作でもあった名作映画のオマージュと韓国映画史のミックスによる映画造り、この頃から存在してたのか...!!
 「フォレストガンプじゃん!!」「ライフ・イズ・ビューティフルじゃん!!」
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.7

 深夜にも関わらず一気見してしまった。
 128分があっという間。

 本作を好きな理由は色々挙げられるけど、とりあえず一つ挙げるとしたら「雅也とか彼の母親とか、虐待・DVを受けている設定の人物が出て
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タイガー・オン・ザ・ビート(1988年製作の映画)

4.5

 挽歌よりは明るいノリのチョウ・ユンファ映画だけど、チンピラの妹があっさり死んだりラストのバトルが結構グロかったりと随所にノワールの面影が残る...

 /挽歌の主演同士だったティ・ロンとユンファの共
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アビゲイル(2024年製作の映画)

4.5

 「フロム・ダスク・ティル・ドーン」が大好きな身としては犯罪者と吸血鬼のバトルは結構好きな題材なので期待値は高かったけど、もう少し犯罪者たちの逃げるか、仕事を続けるかのパートに時間を割いて欲しかったか>>続きを読む

きみの色(2024年製作の映画)

4.6

 トラペジウム脳としてはもう少しメンバー間で衝突とかあった方が僕好みだったけど、それでも己の闇や影や秘密や「色」を3人それぞれが出し切ったライブシーンは圧巻だった!!

/ベタだけど、一見陰キャのトツ
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熱烈(2023年製作の映画)

4.6

 ダンスと映画は死ぬほど相性いいよね、というあたり前のことを、「ダンサーインパリス」に続いて思い出させてくれる映画。
 地面を信頼して踊る映画ってとこまで「ダンサーインパリス」と一緒。

/長州力似の
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富江(1999年製作の映画)

4.5

 四半世紀前のJホラーにしては台詞回しが洗練されてるのが印象的だった
 特に「もっと静かに置いてもらえますかー?」のあたり

幸せのイタリアーノ/あなたのもとに走る(2022年製作の映画)

4.4

 こういう映画で兄貴と巨乳妹みたいなポジションの2人が結ばれると死ぬほどニチョニチョしちゃう映画オタク

 他、秘書のライク・ア・ヴァージン、靴で主人公の嘘を見抜いた神父、「障害者はあなたの方ね」あた
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DIVE ダイブ 海底28メートルの絶望(2023年製作の映画)

4.5

 結構面白かった。
 後半35分くらいで絶望パートあって、ここからフィナーレの上り坂かと思ったらそこから下り坂、上り坂を三つくらい越えていく。最後の最後でヒーローとヒロインが逆転したのも好き

/ただ
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乱れる(1964年製作の映画)

4.5

 彼が求めてたのは姉であって恋人ではなかったんじゃないのか...
 とはいえ父親が死に、兄は戦死し、肉親は母親と二人の姉だけで友人も麻雀仲間の悪友しかいない中で男として諭す存在もいなかった彼を責めるわ
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恋文(1953年製作の映画)

4.6

 森雅之さんと久我美子さんのカップルは黒澤明の白痴を彷彿とさせる。
 久我さんは白痴の役よりも気が弱いけど。

/森雅之さんって白痴とかでも真面目さゆえに苦しむ男性の役がすごく絵になってるし、戦後日本
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ザ・ガーディアン/守護者(2022年製作の映画)

4.4

 もっと活躍を見たくなる憎めない2人組だけど、主人公の恋人を殺した事実は変わらないので劇中で制裁が下った洗濯機カップルが好きだった。
 過去編とかで彼らのスピンオフ見たい

アイドルマスター シャイニーカラーズ 2nd Season 第2章(2024年製作の映画)

4.4

 7話8話みたいなのを一期の時点でやっておいたらよりよかったのではとか言ってはいけない

ポライト・ソサエティ(2023年製作の映画)

4.4

 割と後半まで主人公が自分のエゴのために姉の結婚を嫌がってるように見えてしまったので、ああいう陰謀があったんなら序盤でそう提示してほしかったかな
 
/終盤で主人公が(「姉に結婚してほしくなかったのは
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ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

4.4

 旧友たちで過去をさらけ合いだしてからはそれなりに見応えあった。
 ポーカーもポーカーフェイスも全然主旨じゃないことはともかく。

美食家ダリのレストラン(2023年製作の映画)

4.7

 暗い時代を知性で切り抜ける、僕好みの映画だった。
 「模倣と創造は違う」がちゃんと後の伏線になってるのが秀逸

エターナルメモリー(2023年製作の映画)

4.4

 前半は理想の老後って感じだったのに
 後半につれてアルツハイマーの症状がリアルに出てきてたのが辛かった...