再見。「普通に楽しいエンタメ映画」路線の最高峰だと思うのですが、「普通に楽しいエンタメ映画」では少し物足りなく感じてしまう(直前に観た雲黒斎とヘンダーランドが凄すぎた)。まったく映画クレしん界はまさに>>続きを読む
再見。何度観ても恐ろしく、楽しく、そして異彩極まる傑作にして怪作。異界の空気を描かしたら天下一品の初期映画クレしんスタッフが、「遊園地」を題材にしておもしろくならないわけがない。終盤の「お父さんとお母>>続きを読む
初見。ひりつくような緊張を湛えた殺陣、時代劇進行の中に混入する世知辛い現代の生活感、薄気味悪くもどこか愛嬌のある敵モブのデザイン……そして何より、ひょうきんでサイケでしかしどこまでも冷めていて残酷なヴ>>続きを読む
初見。ハイグレ魔王のとがりにとがった異様なセンスに刃引きをかけ、とことん素朴な娯楽映画に徹したって印象です。観ていて楽しい映画なんだけど、やっぱりあのセンスが恋しいなあ~って感じでござる。破天荒であり>>続きを読む
初見。長く尺がとられた日常パートにより、じっくり描かれる「夏休み」の空気感が絶品で、それを鍵に異界への扉が開いてゆく序盤中盤がとにもかくにもおもしろい。センスオブワンダーに溢れた駄菓子屋の描写やら、不>>続きを読む
ゾンビ紀元12年!人類の98%は核によって滅びた!というファッキン最高の冒頭。そして、それ以上一切加速度を加えることなく、物語がとろとろと減衰するに任せた結果、現出したのは恐るべき穏やか癒し空間であっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤中盤の不吉さと不穏さが凄まじく、めちゃくちゃ怖いんだけれども、その怖さの肝は怖さの言語化にまで辿り着かない「はっきりしなさ」「わからなさ」であり、いや~これは映像媒体でしか表現不可能じゃねえかな>>続きを読む