だるまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

セルピコ(1973年製作の映画)

4.2

この仕事は実際のデータとは異なるが、あの上司はそっちが好きだからそれで。

今のトレンドはSDGS 。だからSDGS を取り上げよう。
環境第一をかかげましょう。


そういうのばっかり。
忖度して、
>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

4.8

念願のめまいショット堪能。

高いところでめまいが起きること、そして女性に没してしまう姿。

何というか、高嶺のアイドルに没入して時間もお金も費やした人間は、社会から見ると変にみえるし、執着の仕様はめ
>>続きを読む

トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.7

「ビフォアサンライズ」を観てから好きなジュリーデルビーが出ているのでもう良い映画。しかもこの映画の時の方がステキだね。

ただ何ともシュールなストーリー。そして女性も性欲が旺盛な人は旺盛なんだよ、と男
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.9

あのGUCCIで、しかも実話に基づくストーリーだっていうのがまず驚き。

史実に基づくからこそのキャストと視聴者の、情の入らない、かつ心境を想像させる一定の距離感がよかった。

面白かったけど何をレビ
>>続きを読む

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.6

何を模しているのか、そしてそこに何を重ねるのかはその人次第だけど、とっても分かりやすく魅せてくれる映画だったと思う。まあその分かりやすさがわざとらしいって思う人もいるかもしれないが。

ラッカは静かに虐殺されている(2017年製作の映画)

4.8

これを見た今を生きる日本人、若者はどう思うんだろう。

TikTokの雑多に流れる頭を使わないような情報ばかり漁って怠惰に過ごすような人が多い中、少し場所が違えば常に明日があるかどうかの日々。

たま
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.8

面白い。

コーヒーとタバコの土俵で繰り広げる会話とそのキャラクター達はどれほど愛おしいものか。

単なるアイテムのようで、でもやっぱり☕️と🚬がメインのような気もする映画。


なんで大人になるとタ
>>続きを読む

クイーン&スリム(2019年製作の映画)

4.2

黒人のセンスがバリバリに観える作品。

辛い、悲しい現実を悲しいトーンで観せないことで、違った層にも観られるようになっている。

見た目で判断しない物差しを我々は身に付けなければならない。
それが人間
>>続きを読む

招かれざる客(1967年製作の映画)

3.7

子どもを幸せにしたい。だけど、黒人と結婚させるor白人と結婚させることは周りにどう思われてしまうのか。

日本人は特にこういう周りの目は顕著だからこそ沢山見えてくるものがある。


負い目引け目をもっ
>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.8

青色‥知的、落ち着き、信頼感、誠実、爽快感。悲哀、冷たい、孤独。

その中でトリコロール🇫🇷の青は「自由」を表すらしい。

そこからこの映画を観て感じたこと。

「自由」とは、何でもしていい何でもでき
>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3



未来はとても読めたものじゃないが、
過去に受け取ったものはしっかり享受していきたい。

今立っている自分ができた所以だから。

そんなことをこの映画を通して感じ取りました。

トゥルーノース(2020年製作の映画)

4.0

脚色あるのかは分からないが、極めて事実に基づく話なんだろうな。

普通に生活できること自体とっても恵まれている、と平和ボケしまくっている自分に言い聞かせたい。

そして普通に生活できる恵まれた人間が、
>>続きを読む

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.7

クサい、イカしてる漢は時も国も超えて共通なんだな。

見せる時は魅せる、そんな情を持つ漢になりたい。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃ不気味。音といい、していることといい。

映画の視聴中を超えて、視聴後にも残る余韻の気持ち悪さを思うとよく作られてるのかなって思う。

ホラー映画はどういった感じで視聴したらいいか、を理解
>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.7

びっくり。
今日たまたま見たが、11月25日、本日が三島由紀夫の自決の日だという。



私たちを変えるのは「熱と敬意と言葉。」


極右の三島由紀夫が持っていた四ダースのタバコ。極左の芥正彦がタバコ
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.3

映画の内容どうこうより、

腑に落ちないこと、訳の分からないままのことがいかに恐怖なのか、と感じたひと時だった。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.6

英国紳士に憧れ、スーツを新調しました。

縄で縛られ、絶対外れるパターンはハリウッド映画のセオリーですね。

迫力さでは圧倒されましたが、これ単体だとアクション映画としてはちょい物足りなかったです。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

こういう日常も生きているから見られる世界。
死んだら終わりや。
そして日常といいつつも、ある人には大事な1ページかもしれないし、その日常は10年後には見られないかも知れない。

修学旅行で訪れた首里城
>>続きを読む

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5

アジア人だから親しみは湧く。
けど、彼らの金銭感覚に関しては全く親しみ湧かないね。


愛は双方のセッションである以上、独奏は結果として亀裂を生む。常に相手の立場に立ちながら自分を出していきたい。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.9

大きな出来事こそ起こらないものの、しっかり観れる心温まるロードムービー。

どんな人間であれ「面白い奴」、と思える余裕ある人間になりたい。

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.6

その時代でこのレベル感のタイムリープ映画はすごかったのだろう。

構成にあっぱれ。

EXIT(2019年製作の映画)

3.5

カメラワーク、アングルが多様で面白い。

キンカン効果が上手く使われている。いいね。

君の誕生日(2018年製作の映画)

3.7

セウォル号で亡くなった息子の話。

突然失うと周りはこうなってしまう。
人間、人間との兼ね合いで生きている。生きている世界観に1人欠けると今までの調和が乱れる。場合によっては心も乱れてしまう。。
>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.2

ほとんど主役の人しか映らないのに伝わってくる緊迫感と映像。
構成が素晴らしい。そしてちゃんとどんでん返しで落としてくる。

それでさえ十分なのに、結果この映画が伝えたかったことは何かというと 男の残な
>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

4.0

色々現実ではあり得ないような偶然が重なるが、なんとも純愛の素晴らしいものだった。

支え、支えられる関係。お互い助け合ってそして惹かれ合う姿には感銘。2時間の尺なのにちゃんと僕も心を掴まれた。

男は
>>続きを読む

ロングデイズ・ジャーニー この夜の涯てへ(2018年製作の映画)

3.6

まるでバイオハザードのような、ゲームかのような写し方。


さいごの花火のシーンはとても粋でした。

ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

3.7

いわゆる三幕構成のハリウッド映画って感じ。
3時間の内に①アンソニーホプキンズがブラピに服従するまで、②ヒロインがブラピにちゃんと落ちるまでの様子はあまり見て取れなかった、③出たしの口上手なブラピが戻
>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

一つの事柄が色々な事象を引き起こしてしまう。なんともない夜でも、人生を変えてしまう一夜にもなってしまう。

母親のあの決断は正しかったのだろうか。

感情的にならず、主体的になりすぎず、常に多角的に俯
>>続きを読む

十年(2015年製作の映画)

3.8

三番目が分かりやすくて好き。

香港の広東語が使えなくなる話。
日本でも東京弁を標準語といいがちだが、仮に首都が大阪だったら大阪弁が標準語だし、他の県の方言も同様にそうなる。ただ日本の場合、今の時代は
>>続きを読む

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.5

お父さんのくだりを下手に入れたから恋愛が描ききれなかったのかと。

戦争シーンも中途半端だし、お父さんのも中途半端だし、何より最後の彼らの恋路もダラっと結ばれましたって感じになっちゃった。

シーンの
>>続きを読む

リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.2

だいぶ好き。
いそいそとしている都心部で暮らしている人間にはもってこい。この映画で手軽にのどかな非日常感が味わえ、安らぎを与えてくれる。まあ言うなればYouTubeの焚き火動画のような感じかねぇ。
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

展開や尺な感じがいかにも90年代のハリウッド映画って感じ。

最後のゾクゾクとくる演技のために2時間観る作品。

楽しめたか、というと2時間のエネルギー使ったほどではないという印象。

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

3.8

そもそもLSDを知らなかったのだが、すごい幻覚剤らしい。
実際この映画での人々は狂いに狂い、そしてここのダンスホールは地獄絵図と化す。

サウナの「ととのう」が若者に流行るように人間は何かしら非日常感
>>続きを読む

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.3

オチは弱い。
ミリオンダラーベイビーと比べるとこっちサイドに考えるような余韻も残さない。

だが脳死の問題。
この問題にぶち当たったことがないのであまり意識して考えたことはないが、僕が脳死になった場合
>>続きを読む

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.7

子役、母役迫真の演技。
だからこその悲痛。

精神上、金銭上、衛生上に余裕がなければ子どもは授かってはいけない。
そしてそういう教育を受けないと、こういう過ちは減らないのかも、しれない。

産まれてか
>>続きを読む

2046(2004年製作の映画)

4.5

全てにおいて色気がダラダラなんよ。ここに出てくる女性たち、トニーレオンも、キムタクも、そしてカメラのタッチも。

物語はさておき、流石のウォンカーウェイでした。今までの作品以上にカメラワークや魅せ方が
>>続きを読む