だるまさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ジャズ・シンガー(1927年製作の映画)

3.6

初視聴、初トーキー。

年末のガキの浜ちゃんが叩かれた
ミンストレルショーが色濃く出てくる本作。


いつの時代も親子は揉めるし、親の保守と意固地さには子どもは反発する。
親は中途半端に長く生きている
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.6

不穏で不気味な雰囲気が終始続く。

戦闘シーンは迫力満点。
ただ最後の急ピッチの終わり方や当時らしさのストーリーの流れはあんまり好きではない。

でも松田優作のイカし度合い、健さんのブレない健さんらし
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

3.7

映画にストーリーがあり、映画を作っているそこにもストーリーがある。

一つの映画に何人巻き込んでどんだけお金かけてるんだよ!笑っていう。

それでずっと泊まり込みで生活を共に過ごしてたら、それは俳優同
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.8

高校の頃、女の子との恋愛で頭を悩ませていた時、恩師に言われた。

「男と女は地球人と宇宙人ぐらい違う。
モノの見え方も考え方も全く違う。
だから悩んだところでムダ。答えのないものに答えを探しているよう
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失われた週末(1945年製作の映画)

3.7

なりたいものになれなくて、で現実を直視するのが怖くて
現実から逃避できる「お酒」に力を借りた結果、抜け出せなくなってしまったアル中の男の話。


こういう軽度でもっとハマってしまう人こそ、精神病院で重
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

今の世の中のネタを会話に入れてくるのは面白い。

ただどうしたことか僕はほとんどこのメステリーの謎を解けた。
だからこの評価で。

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

4.2


部屋の数だけストーリーがある。

本当にその人そのグループの様子を等身大で観ているかのよう。

日本のお土産でプラムはないけどね笑。

あとは
セリフが面白いんだよなぁ。。

「テレビがない。。。」
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.5

今ほど手軽に海外なんていけなかった当時。
そしてネット環境もない状態。

相手国で助け、そして優しくしてくれたら好きになってしまうだろう。

逆にそういう環境で見つけ出したのに相手は子どもも妻もいた。
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死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.7

もうオープニングが格別たまらん。
モノクロのフランスの街なみにマイルスの音楽。
洒落てるとしか言いようがない。

物語の中身も、社長殺しという一つの事象から話が広がっていく面白さと快感さ。

そして悲
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

5.0

いつも自転車や車で通り抜けている通り。
たまに散歩をしてみると思いがけない発見がある。
あれこんなのあるんだ。。。

じっくりゆっくりと行うと見えてくるものもある。
なんでも速ければいいというわけでは
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禁断の惑星(1956年製作の映画)

3.5

その当時、と考えると映像技術はすごいんだろうな。

そしてここからの系譜でスターウォーズが生まれたとなると改めてスターウォーズの偉大さを知れる。

大学の若大将(1961年製作の映画)

3.4

全員がゴーグルしないでプールを泳ぐあたり、面白い。

すき焼き屋の息子っていう設定もまた面白い🤣。

時代が違いすぎて楽しいことだらけです笑笑。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.8

男の性は究めると男色の方に進むんかね。

三島由紀夫のように。
映画の青年も美輪明宏の若い頃のようであるし。


まだ分からん世界ではありました。


「官能に打ち負かされ本当の汚れに身を晒せ。
それ
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マン・オン・ザ・ムーン(1999年製作の映画)

3.8

沈黙を武器にする、その間の加減は本当にすごい。
多分間が長ければ長いほど笑わせることはみんな構えるからこそ一番難しいこと。
プロですね。 


そしてジム・キャリーの演技にはぐうの音も出ません。
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イレイザーヘッド(1976年製作の映画)

4.0

リンチイズム。


人にススメたりしたもんなら、絶対に人間性疑われる作品ですね笑。


訳わからん、鬱としたストーリーと起承転結などまるでない作品に関してはもうリンチだから何も言わないとして、
今回思
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サブウェイ(1984年製作の映画)

4.0

結局は冒頭のコレかなと。

「存在は行動なり。 ソクラテス

行動は存在なり。 サルトル

ドゥビー ドゥビードウ シナトラ」


金髪テンパのよう分からん主人公がアクションしたから生まれたストーリー
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

4.8

実際に調べると、本当にエレファントマンことジョゼフ・メリックは存在し、しかもとても似ている容姿だった。

こう映画で観ると
かわいそう。とか 周りの奴はなんで酷い奴らなんだよ。って思ってついつい医師の
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キューリー夫人(1943年製作の映画)

3.3

この時代の映画だが、伝記物としてしっかり観れる。
キュリー夫人を知れる。

でもそのくらいかな笑。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟の作品はどこか得意になれない。


緊迫の続く2時間。

このスリリングさが素晴らしいのか。




「このコインの発行年は??
1958年。
22年旅をして今ここにある。」

暗殺のオペラ(1970年製作の映画)

3.8

こういう、音楽を使わず、
そして映像のみでその映画の舞台の世界観と雰囲気、匂いが伝わってくるのは素晴らしいなと。

終始どこか晴れない不気味な感じが漂う、そしてその土地に行っているかのような没入感。
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恋愛適齢期(2003年製作の映画)

4.3

評価あんまりだけど、僕は好き。

男はいつまで経っても男で、
女はいつまで経っても女。

恋だっていつになってもしたい。

そしてタイミングは大事。


僕も留学の時に出会った忘れられない女性がいる。
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バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.2

バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!、、、!!!


「楽」を求めたいときは間違いなくボリウッド映画だね!
気楽に観れそして楽しい!
展開も早い(恋に落ちる流れなんてあっという間)だし、
美人ばっかり
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.7

映像、彩色、音楽、構成が美しい。


理不尽すぎる社会に置いても
愛を伝え合える強さを感じられた。

素晴らしい。

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.2

やっぱり韓国のエンタメって素晴らしいよね。
スピード感、テンポ、ハラハラ感、ちょっと笑える感じは一流。


面白かった。

マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.8

🤣🤣🤣。


さすがデヴィッド・リンチ笑笑。

映画が分かる前提っていうのがもう違うよね、という話笑。

だってこの世の中全てつじつまが合うわけでないし、合わないからこそ面白い。そこに色んな思案が行き
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ショコラ(2000年製作の映画)

4.0

ショコラの甘さで幸せになり、町に笑顔が生まれた話。

けっこう好き。

日本の村八分であり、いじめがテーマな作品。

上の名声ある人が除け者にしろという暗示をすると、周りもそういう感じになる。
「あの
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カクテル(1988年製作の映画)

3.8

ゴールデンラズベリー賞取ってるって割には楽しめたし、良い映画な気もした。

バーのパフォーマンスは観ていて楽しいし、夢見る若者っていうのもエネルギッシュで元気を与えてくれる作品であった。


トムクル
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コヨーテ・アグリー(2000年製作の映画)

3.4

いわゆるっていうサクセスストーリー。
志して、一回ズタボロになって、で頑張ったら全部ハッピー!!っていうよくあるハリウッド映画の流れ。

でストーリーが釈似合わないのか、展開の流れがプツプツ切れるのは
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(1997年製作の映画)

3.8

首がずっと痛い少年の目録笑笑。


すごいなぁこれ。
るるぶやじゃらんでみる
「台湾!!」とか
女子旅オススメ台湾!では見ることの出来ない世界。

現実かどうかは知らないが、終始ジメッとしてるなぁ。。
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

3.6

バイトの店長の子どもは3歳で幼稚園の年少さん。
初めての遠足にワクワクしているらしい。
どこに行くのか聞いてみると、幼稚園から100メートル圏内の公園なのだそう笑笑。

でもこれが小さな子どもの世界だ
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嘆きのテレーズ(1952年製作の映画)

4.6

電車じゃなくてガケから落とされたら、日本の火曜サスペンスになるんだろうな笑。


まさに、嘆き。

悲しい人生が明るくなると思った矢先の暗転の暗転。。

自分がこの立場だったらどうしてるんだろう。逃げ
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.6

長尺版 「世にも奇妙な話。」


中学の時。

親の呼び出しや処分問題になるんじゃないか、という悪いことをした時。

こういう結末になるなんて思わなかった。。。
マジでやらかしてしまった。。。
という
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市民ケーン(1941年製作の映画)

3.8

この映画の凄みは系譜でみたら分かるらしい。
この映画の前と後で映画の構成を大きく変えたという作品。

お笑いでいうダウンタウンのようなものか。 
今だと当たり前で何がすごいの?となるが、その時代に生き
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友だちの恋人(1987年製作の映画)

4.2

四角関係が上手くまとまるのはさすが大人!!

普通ならドロドロになり、下手なプライドを元に張り合ったりするものだけど、そういうのも超えて楽しんで友達の恋人同士で付き合えるなんて。。

人生3回ぐらい経
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

4.0


視聴後は、良い夢見た後にスッキリ起きれた時と同じ気分でした。
そんな幻想的な淡い夢の世界を覗き見しているような時間の映画でした。

映画に描かれている男女の人間模様も、男と女の目線思考が巧みに捉えら
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大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.4

賢い高齢者。
自分もいつでも頭のキレる人間でいたい。

コメディ調の痛快劇。柔い心持ちと表情で見られる。


ただ、その当時の日本映画らしさがどうも自分にはしっくり来なかったです。。。

若い頃の樹木
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