Kaitoさんの映画レビュー・感想・評価

Kaito

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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

異様なオープニング、計算された画面、観客に考えさせる幅のある物語とファッションビジネス出身の監督らしい贅沢な内容でした。
役者陣の衣装と微妙な表情が重要な意味を持つ大人の話なので、観る人をかなり選びま
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女神の見えざる手(2016年製作の映画)

4.0

今年の姐御キャラは「ELLE」「Atomic Blonde」で決まりと思っていたら、それを上回る女傑でした。
言葉でなく行動で語る格好良さと狂気の仕事ぶりに圧倒されますが、端々に人生への虚無感が見え、
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.0

テクノロジーは進歩しても、人の考え方が追いつかない現実の怖さを描いた佳作でした。トム•ハンクスが笑顔のゲス野郎をノリノリで演じていて最高です。

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.0

キャラ設定が直球過ぎでしたが、コンゲームものとして及第点でした。(•ビョンホンの下衆演技(特に英語)が楽しすぎ)
クレジット画面の後におまけが付いているので、場内が明るくなるまで席を立たないようにしま
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ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

3.0

1作目のような「犠牲を負い生を得る」精神のゲームは良かったですが、トリックと最後の台詞から「レガシー」というより「新章開始」といった感じでした。
人間関係の説明は無いので、最低でも1〜3作目までは観て
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.0

「処刑山 デッド•スノウ」の監督による結構無慈悲な展開に、オチは「ソイレント・グリーン」かと思わされてしまいましたが、そこまで突き抜けてはいなかったのが残念でした。

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.6

ダメな部分に気づいて立ち向かうという成長物語に怪獣を絡めた怪作でしたが、後味は良かったです

マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.5

結構悲惨な展開だけどキャラクターがアレなので悲壮感は無く、「ドラゴンタトゥーの女」予告編と同じくらい予告でかかりまくっていた「Immigrant Song」が重要な伏線になっていて、いいセンスでした。>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.7

キング原作のR15+指定で冒頭の切株描写から「THE MIST 」の路線かと思いきや、「Stand by Me」路線でボンクラグループの友情に泣かされました。

原作をうまく再構成していて、きれいに一
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暗黒街(2015年製作の映画)

2.5

悪い方にしかサイコロが転がらないイタリア黒社会モノで、全員悪党なのでヒデー目に遭っても安心して観れます。
群像劇でしたが、物語を混乱無く描いていて「ボーダーライン」続編に抜擢されるのも納得ものでした。

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

人種差別モノのサスペンスかと思いきや、主人公がヒデー目に遭ってからのオチまでの畳み掛けは黒い笑いに満ちていて、ツイストが効いていて面白いよ。

ゴア描写を抑えた観やすい「ホステル」で、ボンクラ中年が最
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

生きることの意味を見つける物語は前回同様だけど、今回は純愛もので「メッセージ」同様に大人を泣かす映画でした。(この監督らしく、主人公が不憫すぎ)
前作や公式サイトの短編を観ていないと不明な点/人物だら
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キラー・セッション(2017年製作の映画)

2.5

自分の仕事が好きではないけど有能な二人の対決に巻き込まれて周囲の人がエライ目に遭うお話で、敵キャラが立ちすぎていて、全て持って行ってしまいました。

DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団(2017年製作の映画)

3.0

混ぜたら危険なレベルの異なるキャラ、時事ネタから地方ネタとやりたい放題ですが、「お金」というものの真実を結構シビアに描いていて拾い物でした。

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

歩く国家機密と化した人間の悲喜劇を描く中南米版「Air America」でしたが、出てくるのがエスコバルにノリエガ将軍とワールドクラスの極悪親父ばかりで笑いました。
中南米で米国製小銃が出回った背景や
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

「コードネーム U.N.C.L.E.」同様のベルリンの壁があった頃のスパイものだけど雰囲気はダークで、「非情のライセンス」女性版な主人公にボンクラ中年はガッチり掴まれてしまいました。
NENA の「9
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猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

3.5

前作で罪を負った主人公(猿)の破滅と再生を描く完結編なので、1作目(創世紀)・2作目(新世紀)を観て猿関係を把握してから行きましょう。
小さかったあの子(猿)が艱難辛苦を得て、ここにたどり着くとは、と
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殺意の誓約(2016年製作の映画)

3.0

社会的地位と常識を持つ大人が取る行動としては大間違いの連続だけど、子持ちパパとしては応援してしまいました。
最後はパッと締めたけど、その後を思うと胃が痛い...

あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.0

過去と現在の愛する者を救う自己犠牲の物語で淡々と終わるかと思いきや...
韓国映画らしい泣き笑いを挟んできて、やられてしまいました。(キム•サンホに泣かされるとは)

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

スパイダーマン並みに良く喋る主人公(ただし犬)のおかげで軽快に話が進むけど、内容は結構ヘビーでした。物語の性質上から死ぬ描写が多いので涙腺が弱い人は要注意。
ペットが自分より早く老いて死ぬということを
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

4.5

愛と暴力、生と死、寓話に現実と狂騒的なごった煮で泣き笑いの2時間でした。
「Underground」同様に裏にあるテーマは厳しいけれど、残された者の行動で描く鎮魂の描写は心をうたれました。
ヒロインの
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

北野映画を観続けている人ならば、冒頭のシーンから死の匂いを感じ、オチを予想出来ると思います。
時代遅れの人間が筋を通すというシンプルな内容ですが、このシリーズの名物である日本語の罵倒表現の楽しさは健在
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亜人(2017年製作の映画)

3.5

原作を初めから忠実に映像化するのではなく、アクション重視の展開にしたのは見事でした。
血糊は抑えめでしたが切り株描写はあり、原作同様に敵役のキャラが立ちすぎて全てを持っていく展開で楽しかったです。(原
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ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

現在の米国の政治状況に対するような内容(しかも実話)で、しかも面白いという凄い映画でした。
知恵と努力でひどい現実と戦う主人公達に、働いている人は励まされるよ(裁判所での交渉術の見本のような展開は勉強
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レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー(2016年製作の映画)

2.5

「レゴムービー」「レゴ バットマン」クラスを期待して行ったので、肩すかしでしたが、成龍が出演してたのは拾い物でした。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

3.0

「岸辺の旅」と対を成すような夫婦の話で、終盤は結婚している人が観ると切なくなるよ。

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

3.2

人間の暗黒面全開で突き進むゾンビもので、エグい韓国映画を愛する人は観に行きましょう。(演説シーンとその後の展開は泣かせる)
先にこちらを観てから「新感染 ファイナル・エクスプレス」を観た方が後味は良い
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

人が心を無くすとどうなるかを描いた怖い映画で、人が認めたく無いものを見せてくれるヴァーホーヴェンらしい作品でした。
カップルで来ている猛者もいましたが、毒が強すぎるので独りで観るのがお勧め

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

バチ当たり感が満載の冒険コメディかと思いきや、終盤はとてつもなくシリアスでキツイ展開が...
幼女相手にラドクリフ先生がかます下ネタは地上波では流せないレベルなので、下品に耐性がある人は観に行きましょ
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.7

前作から続いているので、復習してから行かないと話が分からないのですが、今回のオチまで読めてしまうのは悩ましいところです。(西洋の詩が好きな人は、前作を観ていなくともオチが読めます)
ラストが一作目のキ
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戦争のはらわた(1977年製作の映画)

4.0

個人の思惑や希望を飲み込む現実に対して足掻く人間を描く、大画面で観るべき戦争映画でした。同時期に「追想」を上映していたけど、ドイツ映画「スターリングラード」もやってくれないかな

追想(1975年製作の映画)

3.5

親衛隊の蛮行描写もアレですが、主人公の自らの手で皆殺しを計る狂いっぷりも見事で、ストレートな復讐譚ですが爽快感の無いフランス映画らしい大人向けの内容でした。(同時期に「戦争のはらわた」を上映する映画館>>続きを読む

DARK STAR/H・R・ギーガーの世界(2014年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリー映画としては凡庸な印象ですが、外見も性格も常識人のように見えるのに、創作というよりアレを描かざるを得なかったという狂気に圧倒されます。東京にあったギーガーバーはなくなってしまいましたが>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

戦争を扱っていますが「時間」に関する映画でした。タイムラインが異なる場面が収束して行き、最後は幻想的なシーンで締めるのは見事でした。
ただ、真面目に作りすぎて、黒い笑いが無いのは戦争モノとして残念でし
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.5

ラストバトルは「スーパーマンVSバットマン」でその実力を観ているので特に刺さるものはありませんが、中盤の戦場の押しつぶされそうな現実に皆が見て見ぬ振りをしようとする中、「義を見てせざるは勇無きなり」と>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

3.5

ピクサー程ではないですが年代毎に楽しめ、特に80年代ネタと選曲はオジさんの方が楽しめます。(今どき映画館でNENAを聞く機会があるとは思いませんでした)
登場人物や人間関係の説明は全く無いので、前作を
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