Kaitoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kaito

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唐人街探偵 東京 MISSION(2020年製作の映画)

3.5

大陸系コメディ展開から終盤のシリアス展開と中華映画の王道でした。ストーリー展開よりも東京の繁華街に人が溢れている画にファンタジー感を覚えてしまいました。
日本人役者陣がきちんとストーリーに絡んでおり、
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ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画(2019年製作の映画)

4.0

大失敗からのスタートで、人事を尽くして天命を待つ展開に盛り上がり、観終わると元気が出ます。
前半終了時のチームリーダーが「夢」を語るシーンは素晴らしいです。

クラッシュ 4K無修正版(1996年製作の映画)

4.0

性愛を追い求めるエゴとグロテスクさに満ち溢れた内容ですが、他者を理解出来るということは幻想でしか無いという孤独さに溢れて切なさを感じます。

食われる家族(2019年製作の映画)

3.0

終盤の雑な展開に難ありでしたが、そこまでのイヤな展開は見事でした。

インビジブル・スパイ(2019年製作の映画)

3.0

敵味方を問わない無情な展開、派手な銃撃戦、男汁溢れる台詞と香港ノワールと潜入捜査官モノの様式美がてんこ盛りでした。

シンクロニック(2019年製作の映画)

3.0

終盤のブロマンス展開にやられてしまいました。無言で描くところにセンスの良さを感じます。

ダーリン(2019年製作の映画)

3.0

背景説明が無いのでケッチャム先生の本か映画を観て世界観が分かっていないと意味不明な点が有りますが、「ザ・ウーマン」以来ひさびさにケッチャム映画が劇場で観れて満足でした。

キル・チーム(2013年製作の映画)

4.0

頼れそうな上司に指導されているうちに気付くとエラいことになっている戦場版「トレーニングデイ」でした。
実話ベースなのでキツいです

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

3.5

TV版から付き合ってきた人間へのサービス満載、バカ騒ぎ全開の送別会でした。感動させたまま終わらない仕様といい、ふらっと帰ってきそうな良い緩さ加減でした。

新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.5

韓国版「ドゥームズデイ」でしたが、感動系に持っていこうとしてはっちゃけ不足でした。車輌でガンガン轢いていくパワープレイが主体なので、大群の怖さも薄めで前作の良さがよく分かります。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

サブストーリーが泣かせる系で気を抜くと冒頭からやられます。
物語の着地点に意外性はありませんが、台詞に頼らない心理描写や観る側に想像させる要素が素晴らしいです。

劇場版 Fate/stay night Heaven's Feel Ⅲ.spring song(2020年製作の映画)

4.0

春公開が延期されたのが本当に残念なラストシーンでした。大画面で観るサーバント同士の人外戦は大迫力で素晴らしく、トゥルーエンド版なので外道神父も魅力爆発で良いものを観せていただきました。
ノーマルエンド
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追龍(2017年製作の映画)

3.0

実話ベースの守銭奴だけど義理堅い主人公達の栄枯盛衰譚で、今は無き九龍城砦の内部描写は興味深いものでした。
皇家警察の主要な英国人キャラは守銭奴な人種差別主義者しかいないという点を含め、香港暗黒世界の様
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グレース・オブ・ゴッド 告発の時(2018年製作の映画)

3.5

ケン•ローチ監督にとっての「家族を想うとき」同様に、フランソワ•オゾン監督もシステムが個人へ壊滅的な影響を及ぼす怖さを描かずにはいられなかったような印象を受けました。

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.0

サメ映画でのお約束展開の連続で、先は読めるけど楽しめます。「ディープ•ブルー」でお馴染みの咬まれたサメからの脱出方法も観れましたが、脱出直後の画がどうみても無傷なのは残念でした。
エンドロールのサメの
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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇(2019年製作の映画)

3.5

ニコジー劇場で終わるかと思いきや、最後に見事なSAN値チェックな光景が展開し、ラヴクラフト世界を持ってきてくれました。

VETERAN ヴェテラン(2019年製作の映画)

3.0

「ロンドンゾンビ紀行」US版のようなジャンキーVSご老体軍団の物語でしたが、こちらは足腰がしっかりした方々ばかりなので自作武器での肉弾戦が中心というマッチョぶりが楽しめます。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

4.0

第一作からリアルタイムで劇場で観てきましたが、一作目同様に自分のために戦う姿と過去作の走馬灯シーンに感無量でした。
最後は「It’s A Long Road」の歌で締めてほしかったです。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

-

味のある顔、派手な効果音に妙な音楽と様式美が炸裂でした。大画面で観れて感無量です。

罪と女王(2019年製作の映画)

4.0

観察日記のような撮り方のため、我身可愛さから取る行動の醜悪さが際立ちます。
終盤におけるある現実との折り合いの付け方といい、拗らせている時期に観ると危険な代物でした。

在りし日の歌(2019年製作の映画)

4.0

北京の国有企業に勤めていた主人公達の運命を、改革解放前〜現代にかけて描く大河ドラマで、中国社会についての知識が有ると切なさ倍増です。
独りっ子政策の管理方法や国有企業での労働争議、大都市と地方都市の発
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

跪かせてワルサーP38で脳天を撃つ殺し方なので動機はすぐに思いつきますが、あまりに非道い法制度上の問題には驚かされました。
上記や主要人物のトルコ人への差別発言に、「見習え」とよく言われる国の暗部に辟
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ムルゲ 王朝の怪物(2018年製作の映画)

3.0

汚物は消毒方式の冒頭から話がテンポ良く進み、陰謀、怪物、地下施設と豊富なネタをうまく捌き、最後まで飽きさせない勧善懲悪モノでした。

ライブリポート(2019年製作の映画)

2.5

前半はそこそこシリアス路線でしたが、敵キャラのエクストリームな登場以降は脳筋路線の残念な展開でした。

ワールドエンド(2019年製作の映画)

3.0

前半は思わせぶりな描写が多く、ハズレかなと思いましたが、後半は「プロメテウス」meets「ブラックホーク•ダウン」でお題の分は楽しめました。

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.5

下ネタ満載で小学生のブロマンスものという劇薬なのに、終盤は切なく、それぞれが成長し居場所を見つけていく良い話でした。が、そのまま終わらせてくれないところは流石でした。

ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

3.0

分かりやすい悪役と暴力でスッキリ解決する作風に加え、ゴア描写が控えめでサクサク進むので、非常に観やすかったです。

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.0

終盤まではオーソドックスなゾンビ映画展開でしたが、主要人物がいきなり第四の壁を破壊し、アウトサイダーな人物が本編の解説を始めるに至り、ジム・ジャームッシュ監督が遂に切れたと思いました。
ある登場人物の
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サーホー(2019年製作の映画)

3.3

往年の香港映画を彷彿させるコメディ部分とアクション部分のギャップ、二部構成でそれぞれにちゃんとオチをつける巧さ、華やかなダンス、足し算の末に辿り着くアクションシーンと、お題以上に楽しませてくれる要素が>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.3

地道な捜査描写と内容で、劇場版「特捜最前線」のような味わいでした。
主導権を握られ知力も上な犯人に翻弄されながら立ち向う老刑事の捜査にこだわる動機に泣かされます。

長沙里9.15(2019年製作の映画)

3.0

久々に観た韓国学徒兵モノで、上陸戦から拠点奪取までは悲惨な戦闘がテンポ良く進み、正規兵の指揮下で戦う描写は新鮮でしたが、その後は母親の名を呼んで生き絶える敵や悲惨な生い立ち等の鉄板ネタに走り新味は有り>>続きを読む

ブラッドショット(2020年製作の映画)

3.0

シリーズもの主人公以外でヴィンディーゼルを観たのは「ブルドッグ」以来ですが、タフさを武器に相手の攻撃を正面から受けまくりながら倒して行くチート脳筋戦法が良い味を出していました。
敵側の小物ぷりが残念で
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.0

真っ黒な眼で素晴らしい仕事をするワーカホリックの怖さと、あまりに哀しい「Over the Rainbow」に震えます。
どんなに悲惨な生活でも「普通」を選択できなかった一因を描く業が深いラストが印象的
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プロジェクト・グーテンベルク 贋札王(2018年製作の映画)

3.5

オチは映画を良く観ている人には御馴染みのものでしたが、中盤から暴力路線に変更し、熱い台詞や鳩は飛びませんが銃撃戦の連続で、「英雄本色III:夕陽之歌」に続き長モノでの二丁撃ちも見れ張大哥のファンには堪>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

2.5

少々長すぎましたが、一芸入試の選考基準と風船オジさんオチという昭和の香りが漂う話に笑わせていただきました。ツッコミいれながらの応援上映向き。

アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.0

「THE ICEMAN 氷の処刑人」同様に家族の生活のため“ペンキを塗る”仕事中と家庭での姿の差が怖すぎる主人公が語る米国暗黒史と仕事人間の悲劇で、上映時間の長さを感じさせない面白さでした。
米国現代
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