DcatcHerKさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.3

 レディー・ガガさんの体当たりの演技、歌声も初めて聞いたのだけれど、声の強さがすごくて素晴らしく本当に良かった。しかし、ストーリーは、「アリー/ スター誕生(A Star Is Born)」というタイ>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.6

「期待しすぎない」と心に決めて鑑賞に行く。こういう映画は、期待していると、その反動がすごいことになるから。
鑑賞した感想は、笑えるし、楽しめる。けど、それ以上でもそれ以下でもない感じ。
容姿や頭の良さ
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復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.2

ずいぶん昔に鑑賞した際も、緒方拳さんの怪演に驚いたことを覚えている。昨年同様、映画鑑賞しながら年賀状の作成をするために選んだ作品。
もう映画が始まって、背中が寒くなる感じ。何とも言えない人間の怖さや欲
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.7

 メルヘン、ファンタジーとして映像が素晴らしい。
 いろいろな場面のアングルが、ファンタジーの中にいるように視覚から脳へ作用する。ディズニーランドでアトラクションに乗っている感じすらする。
 主人公の
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.8

 主人公を演じたエディ・レッドメインさん
も好感が持てる俳優さんだし、映像も素晴らしいのだけれど、ストーリーになかなかついていけない。
 前作は、ストーリーがもっとシンプルで分かりやすかったので、今作
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 脳死として延命措置を選択するか、臓器提供するか選択することも重いテーマだが、親の子を思う愛と脳死状態の子の尊厳を問うているように思う。
 そして、きっと、誰にも答えは見つけられないことだと思いながら
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

 一言いえば、壮絶。
 あまりに壮絶すぎて、緊迫感が半端ない。
 映像の中で銃や爆弾とは一切関係のない音にも、反応してしまうくらい。
 こういう映画を観ると、いつも思うのだが、護送する際の車列の間隔、
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ヴェノム(2018年製作の映画)

4.3

 映像、ストーリーとも面白かった。
 特に、 トム・ハーディさんの演技が素晴らしい。
 この映画を観ていて、トム・ハーディさん主演の「レジェンド 狂気の美学」の一人二役の演技が素晴らしかったのを思い出
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

 クイーンは思春期に入った時期に流行、歌は知っていても、実は余り興味もなく詳しいことは一切知らなかった。というよりあまり印象がよくなかったというのが事実。なので、好奇心で鑑賞といったところ。
 が、素
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

 この映画、成田凌クンの映画では?と思うほど、彼の演技にインパクトがあった。
 二面性の落差ある役柄を、「ビブリア古書堂の事件手帖」の役柄以上に、偏執的に演じている。
 「スプリット」のジェームズ・マ
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ビブリア古書堂の事件手帖(2018年製作の映画)

3.8

 映画自体は、残念ながら、ミステリー性もサスペンス性もあまり感じない。大体、警察が出てこないのには、びっくり。犯人逮捕が目的ではないということ。
 もうずっと前に読んで忘れかけていた太宰治や夏目漱石の
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

週末から3作目。
「クワイエット・プレイス」「イコライザー2」とは一転、「日日是好日」は穏やかな作品。
現実からかけ離れた世界に浸ったり、家族愛、正義感、強さや弱さについて考えさせられたり、映画の醍醐
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.5

ペリカン文書を観た時から、デンゼル・ワシントンさんが大好きで、尊敬できる俳優さん。すべてとは言えないが、出演作品の多くを観てきた。
知的で、重厚感があって、かっこよくて、少しはにかんだように笑う感じが
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.5

正体不明の敵。圧倒的な強さ。なす術もない。
あれっ?アーノルド・シュワルツェネッガーさん主演の「プレデター」の感じに似ている。でも、「似ていて非なるもの」という感じ。
「面白かったよ」という薦めもあ
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コーヒーが冷めないうちに(2018年製作の映画)

3.5

 評判がよさそうだし、旬な女優さんや松重豊さんが出ているので楽しみに鑑賞したが、消化不良な感じ。
 涙腺が緩んだシーンがなかったわけではないけれど、そんなに感情移入できなかった。
 「4回泣けます」が
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散り椿(2018年製作の映画)

4.5

 観ているとき、じわじわと感情が沸いてきて、観終った後は何か重いものが残される。重いといっても、嫌な感情ではなく、何か純粋なものが琴線に触れたという感じ。
 これぞ映画という気がした。
 若い頃は日本
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ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

4.4

 とっても難しかったけど印象に残った映画、「 ツリー・オブ・ライフ」。
 映像はとってもきれいで、ブラッド・ピットさん、ショーン・ペンさんが出演しているのですが、何しろセリフが少ない。
 だから、言
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

4.0

1作目「プレデター」
どこから現れて、何をしでかすかわからない恐怖、無慈悲で不気味、凄惨さ。それに立ち向かうのが、どんな映画でも無敵のアーノルド・シュワルツェネッガーさん演じる「アラン・"ダッチ"・シ
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.8

原作は未読で鑑賞。
二宮和也さんはよかった。
とても普段の威厳や権威からは程遠い雰囲気からは「検事役はありえないな」と思ってしまうが、「若くて知識はあるものの、威厳や権威からは程遠いこんな検事もいるか
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.2

スリル、スピード、アクション。
車、オートバイ、ヘリコプターのスタント、すべて揃っている。
そして、トム・クルーズのカッコ良さは、相変わらずだ。
シリーズ通して、期待はずれはない。
今回もそうだった。
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

前半部分は、ちょっと冗長な感じ。
後半は奇想天外な感じで楽しめた。
やっぱり、アン・ハサウェイは、きれいだし、カッコ良い。
サンドラ・ブロックやケイト・ブランシェットなど素晴らしい女優さんたちが安定し
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.5

ジェレミー・レナーは、遺体の第一発見者であるコリー・ランバートを演じる。こういう役にぴったり。寡黙で、ちょっと何を考えているのかわからない。そして、どうその遺体に関わっているのかも・・・。
でも、実は
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バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

3.8

 ずいぶん前に若い女性から薦められた映画。やっと観ることができた。
一人一人感性が違うし、一回り以上離れていたので、どんなかな?と思って観た。
 自分にも思い起こすと、たくさんあるターニングポイント。
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.9

主人公の年齢くらいなら、必ずある様々な葛藤、自分が何者かという感情。
重苦しくなくて、笑って許せるくらいの行動?に、楽しみながら観た。
主人公を受け止める父親と教師の神がかった対応に、大人になりきれず
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.1

 評判の良さから気になっていて観賞。7月にDVDで観賞してから、ずいぶん経ってからのレビュー。何をどう書こうか悩んでいた。
 自分がしたことで、普通の幸せが一瞬に消し飛び、誰ともコンタクトを取らず、無
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.7

 映画自体は可もなく不可もなくという感じだったが、楽しめた。
 この映画の一番のおすすめは、ウディ・ハレルソンさん。
 振り幅の大きい役柄と、何とも言えない存在感に感心した。
 映画は、スター・ウォー
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否定と肯定(2016年製作の映画)

3.7

 ハムナプトラで知ったレイチェル・ワイズさんがお気に入りだったのと、事前の評判が良かったので鑑賞。
 一言でいえば、難しかった。ホロコーストの存否を問う裁判も、わかりにくかったし、大量虐殺はなかったと
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.2

 テロのことは知っていたが、テロの後も、犯人がいろいろな人を巻き込んで事件を起こしていたとは知らなかった。
 事実に基づく映画なので、犯人を捕まえるための、多くの人たちの苦労が劇的に描かれ、アクション
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

3.8

 実話とは聞いていただけど・・・。
 最後の最後まで「アメリカは広いから天気が極端で、毎年こんな山火事があって惨事になるなんて大変だなぁ。みんなが協力して命がけでやってるんだなぁ。家族も大変だなぁ。」
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.2

 骨太な映画だった。
 予告を観たときは、サザンオールスターズの歌が、なんとなくチャラく感じて、映画とマッチするのかなと疑っていたが、歌がエンディングに使われていて、観終わった印象と歌がマッチして、勇
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

 昨年末、かなりの映画通の友人に「わたしは、ダニエル・ブレイク」と一緒に勧められ、やっとDVDで鑑賞。
 が、人とのつながりは確かにほんわかさせるんだけど、それ以上でも、それ以下でもなく、あまりに平凡
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

 頑固おやじだけど、周りの人に優しくて、自分も困っているのに困っている人を助ける「ダニエル・ブレイク」。
 なんかいい感じ。「こういう人好きだなぁ」って、素直に思う。
 経済的に困っているシングルマザ
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.8

 ステレオタイプ的なマリリン・モンローの評判しか知らなかったけど、埼玉新聞の連載「あのころ、映画があった 必見の外国映画名作選◆3◆」で取り上げられていて、気になったのでDVDを借りて観ることに。
 
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.7

 「万引き家族」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」の評価が一般的に高いような気がする。「万引き家族」のキャストの皆さんの演技はすばらしいし、「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」は、子役の子たちの>>続きを読む

メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

3.5

一作目、二作目と観たけど、今回が全体的に一番良かった。前二作は、ハラハラ、ドキドキ感がなく、主人公に共鳴することもなく、ストーリーも特に面白くなかった。と言っても、今回もこのスコア。
メイズという
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終わった人(2018年製作の映画)

4.0

 大笑いするつもりででかけたのに、どっちかというと涙腺が緩む映画だった。
 最近は、映画を観たり、テレビを観たりするときに、大泣きしたり、肩を揺らしながら偲び泣くのは、年がらさすがに恥ずかしいかなとで
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