DcatcHerKさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

DcatcHerK

DcatcHerK

映画(382)
ドラマ(0)
アニメ(0)

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.6

今回、トムクルーズさんが演じたのは、飛行機の操縦技術に長けているというたった一つの才能を生かし、お金に執着を持ち、したかたかにお金を稼ぎ、軽くて家族思いな人物だ。今までトム・クルーズさんが演じてきた強>>続きを読む

猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)(2017年製作の映画)

4.0

人間の愚かさや狂暴性をエイプスと比較して描いている 。人間に失われた家族、友達などへの愛がエイプスにはあるけど、人間に始めらからなかったわけではない。進化の過程で失われてしまった。それを口が利けない少>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

 体を張ったシャーリーズ・セロンの演技に目を見張った。アクションもスピード感、迫力と言ったら、男性俳優のマット・デイモン、キアヌ・リーブス、トム・クルーズなどに引けを取らない。殴られ、蹴られ、撃たれ、>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.5

差別や偏見と戦いながら、決して暴力や憎しみでなく、明るく、勇気と知恵で、自分たちの才能を生かしていき、社会に認められていく。親子、夫婦、そして友人とのつながりは、当然、肌の色に関係なく、豊かで微笑>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

3.9

 笑えるだけの喜劇と思って観たら大間違いの映画。千両もの大金を藩に貸し付け、その利子を配分し、寂れた宿場町の復活を成功させたという、江戸時代の実話を映画化した時代ドラマ。阿部サダヲさんが町の復興のため>>続きを読む

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

4.3

 熊に襲撃され、過酷な自然にさらされながらも生き延びたハンター、ヒュー・グラスの実話を、レオナルド・ディカプリオ主演で映画化したサバイバル劇。自分を取り残したハンター仲間への復讐を果たそうとする男の姿>>続きを読む

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)

4.2

『半落ち』や日航機墜落事故を題材にした『クライマーズ・ハイ』の作者横山秀夫さんの小説『64』を映画化した作品。たった1週間だけだった昭和64年に発生し、未解決となっている少女誘拐殺人事件の解明に挑む刑>>続きを読む

P.S. アイラヴユー(2007年製作の映画)

4.2

 ジェラルド・バトラー演じるジェリーとヒラリー・スワンク演じるホリーは夫婦。時に喧嘩しながらも仲よく暮らしていたが、ジェリーが突然病に倒れ他界する。生きがいを失ったホリーは荒んだ生活を送る。しかし、ジ>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

スパイ映画は、「007」シリーズや「ミッションインポッシブル」シリーズなど数々あれど、「キングスマン」はかなりハードで面白かった。主役のコリン・ファースはトム・クルーズのようなクールさはないが、2>>続きを読む

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

4.2

 前後編通じて、出演者、スタッフの熱意がヒシヒシと伝わる作品だ。出演者の演技、ストーリー、そしてカメラワーク、すべて良かった。裁かれたのは、加害者?被害者?容疑者?そういうことではなく、真実に真摯に向>>続きを読む

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

4.2

 丁寧なつくりで、緊迫感が半端ない。後篇をすぐに観たくなった。主演の藤野涼子さんの鬼気迫る顔と時折見せる笑顔のギャップに参ってしまった。そして、三宅樹理役のE-girls(イー・ガールズ)石井杏奈さん>>続きを読む

風に立つライオン(2015年製作の映画)

3.6

 アフリカ・ケニアで国際医療ボランティアとして活動してきた実在の医師・柴田紘一郎を大沢たかおさんが演じる。彼にインスパイアされた、さだまさしさんの曲を基にした映画。観終わった後日本人としての誇りを感じ>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

4.2

 あっという間に終わってしまうほど、衝撃的な映画だった。
 自ら戦争に身を投じた兵士でさえ、戦場で人間の弱さや脆さを露呈する。 味方の兵士や憎むべき敵兵士の死に、平然としてはいられなくなる。 
 しか
>>続きを読む

愛を積むひと(2015年製作の映画)

3.8

 人生は不条理なことが起こる。第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、東京下町の工場をたたみ、北海道に移り住んだ夫篤史(佐藤浩市)と妻良子(樋口可南子)。しかし、良子は心臓の病を悪化させ、>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.0

 複雑な家族関係のなか、家族のぬくもりや繋がりが、美しい鎌倉を舞台に描かれている。長女・幸(綾瀬はるかさん)、次女・佳乃(長澤まさみさん)、三女・千佳(夏帆さん)、そして母親違いの妹・すず(広瀬すずさ>>続きを読む

駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.9

 大泉洋さんは、様々な映画に出て、それぞれ違った役を演じているが、一番良かった気がする。 役者さんからポンポンと出てくるセリフは小気味がよく、品のある話で笑わせてくれた。内容も人情味のあるもので、ほろ>>続きを読む

黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.1

 主役のヘレン・ミレンさんは映画「クィーン」でエリザベス2世を演じ、アカデミー主演女優として有名。私はどちらかというと、RED/レッドのヴィクトリアの印象が強くて特にこれという思い入れもなかったが、こ>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.5

 この映画はロバート・デ・ニーロさん演じるシニア・インターンが人生の機微を色々経験していて、普通なら傲慢な感じになりそうなのに、様々な経験をひけらかすこともなく、培ってきた叡智をアン・ハサウェイさん演>>続きを読む

亜人(2017年製作の映画)

4.0

楽しめた~。佐藤健クン、綾野剛クンのアクションが、スピード、迫力があって凄かった。佐藤クン、綾野クンと二人の鍛え上げた肉体も見惚れるくらい。以外だったのは、川栄李奈さんのアクションも、城田優クンと>>続きを読む

ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

4.1

 人間の素晴らしさを教えてくれるファンタジーだ。どうにもできない運命、自分次第でどうにかできること。想いが人から人へつながっていくことや、縁(えにし)があることを、時の流れを行き来して表現してくれた。>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

4.0

 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」に続いて鑑賞した。運命や、因果、愛が根底にあるのは一緒のような気がするが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」がほんわかしているのと全く逆。狂気は極め付きで普通の人には理解不能。愛も極め付き>>続きを読む

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.7

主演の岡田准一さんと役所広司さんの演技、原田監督の映像、スピード感、ダイナミックさにも十分満足した。しかし、1981年TBSで森繁久彌さんが徳川家康を、加藤剛さんが石田三成を演じ、有名な大名を演じる>>続きを読む

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

 以前イオンシネマで鑑賞していたけど、Amazon プライム・ビデオで再鑑賞。

 ピュアなラブストーリーだけど、それ以上に「生きる」ことの意味、意義を考えさせる映画だ。
 
 この映画を観て、高校時
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.4

まさにバイオレンス。
ただただ、、殺しまくる。
観てるうちに虚しくなるけど、座席は満席。みんなこういう映画好きなんだという、複雑な気分。鑑賞後、スッキリしたという声も。
キアヌ・リーブスは好きなんだけ
>>続きを読む

忍びの国(2017年製作の映画)

3.8

VFXによる映像、スタント、ストーリー、そして主役の大野クン、面白かった。本質は、笑えないようで笑えて、笑えるようで笑えないという感じもある。
「虎狼の族が、現代社会でも生きている」というのは、「確か
>>続きを読む

ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.3

戦争に関わった一人一人に家族がいて、考えがあり、信じるものがあり、人生がある。残酷なシーンが生々しく映像として映しだされ、そのリアリティはきっと真実に近いのだろうが、本当の戦場は映像以上の悲惨なものな>>続きを読む

キング・アーサー(2016年製作の映画)

3.6

映像が斬新に感じた。ストーリーも良かったし、配役も良かった。なにしろ、大好きなエリック・バナが、カッコ良くて、憧れる。トロイ、ブラックホークダウンで、エリック・バナのクールさに惹かれた。ジュード・ロウ>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

 前評判が良く、エイミー・アダムスさんもジェレミー・レナーさんも好きなので期待して鑑賞した。時間が交錯して描かれ、理解するのが難しく、本当はどうなの?と観終っても、そんな感じ。かといって、期待外れとい>>続きを読む