deadcalmさんの映画レビュー・感想・評価

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自宅で育児の合間に観るスタイルが中心なので、トレンドは基本周回遅れでカバーします (あるいは、しません)。

映画(142)
ドラマ(4)

インド・オブ・ザ・デッド(2013年製作の映画)

3.3

インドのボンクラ悪友たちがゾンビパニックでわーわーする、インド版ショーン・オブ・ザ・デッドみたいなコメディ。兼麻薬撲滅啓蒙映画。邦題が頭悪くてよい。

序盤こそインド~って感じしてたけど、ことが起こっ
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ハートストーン(2016年製作の映画)

4.1

アイスランドの小さな漁村の思春期の少年少女の話。これは当たりです。

美しくも陰鬱で悲しく苦しい青春。田舎特有の息詰まるようなウェットさ、ソールやクリスティアンの葛藤、それらを包むアイスランドの自然。
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マッドボンバー(1972年製作の映画)

3.7

巧妙な連続爆弾魔の唯一の目撃者はたまたま同じ現場で別途犯行に及んでいた連続レイプ魔!という導入でもうお腹いっぱいになりそうな、血とおっぱいのサービスてんこ盛りの熱量高めなB級映画。

単なるB級から一
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モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(1979年製作の映画)

4.2

諸方面を怒らせまくった正しい風刺コメディの傑作。

まあ何をおいてもやはりこの映画史に残るエンディングだ。コメディじゃなきゃできないどん底ブラックな展開の果てに始まるハイパーポジティブな "Alway
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.2

原作途中まで既読。
ちゃんとしたプロダクションでめちゃくちゃ王道のゾンビ映画をちゃんと作ってて好感。

原作一巻ラストのあの激烈なツカミのシーンも、細部の変更はあれどよく再現してる。

「普通の人が、
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ミュージアム(2016年製作の映画)

1.8

ただただイライラの募る映画だった。。

原作未読なので映画が悪いのか原作が悪いのかよくわからないけど、出てくるやつ出てくるやつ全員行動がおかしい。もちろんジャンルにより突っ込みどころだらけでもオーケー
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ジョニーは戦場へ行った(1971年製作の映画)

4.3

ラスト15分で奈落に落とされるトラウマ映画の金字塔。中盤までは、器官の大半を失った肉体の檻の中で、ジョーが色鮮やかな過去の記憶や心象風景をさまよったり、額や胸に残っている触覚を頼りに外界の状況を推理し>>続きを読む

残像(2016年製作の映画)

4.0

アンジェイ・ワイダ初体験が遺作。

見せ方こそ違うが、気高い精神が圧倒的な力の前にへし折られていく様を透徹した目線で描いていくのは、スコセッシが映画化した「沈黙」に通じるものがある。ただ、こちらにはあ
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.6

居心地の悪い不条理が独特なカメラワークで展開する。古い神話や民話の古典らしい理不尽さをそのままに現代にうまく翻案しており、面白かった。謎の青年がほんとによくわからない感じで、「コクソン」の國村隼 (前>>続きを読む

立ち去った女(2016年製作の映画)

3.6

4時間弱・モノクロ・定点長回し・音楽なしという完全に上級者向けフォーマット。この監督の過去作には10時間級のものとかもあったりして、いろいろタイム感が違う。

でもって展開も非常にスロウリイで、監督自
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

地中海寄りの地域の夏は気持ち良さそうでいつもうらやましい。ずっと美しい。終盤で冬になるけど、冬もいい。

冬になる直前の父親の語りがものすごく良くて、自分も父親だけど、こんな風に完璧にタイミングを掴ん
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光陰的故事(1982年製作の映画)

3.7

エドワード・ヤンの監督した第2話の雰囲気が他と全然違う。陰影の強いノスタルジックな画面がすごく良い。
性に目覚め始める少女の機微を最小限の描写で簡潔・端的に表していて、すごく素直な表現だと思う。自転車
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モルギアナ(1972年製作の映画)

3.3

「闇のバイブル」を mark したついでで、10年前に書いたやつをもうひとつ。
http://deadcalm.blog52.fc2.com/blog-entry-588.html

ダラダラした映画
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闇のバイブル 聖少女の詩(1969年製作の映画)

4.0

10年前に書いた紹介文。いま読むと少し恥ずかしい。
http://deadcalm.blog52.fc2.com/blog-entry-585.html

先日近所のTSUTAYAに行ったら置いてあっ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.6

30-40代狙いのあざとさ満載でそれはいいんだけど、中身がちゃんとしてないと・・。VR世界はまあなんでもありとしても、現実世界のガバすぎる設定と展開が引っかかりすぎて。特に黒幕のキャラクター付けや立ち>>続きを読む

ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)

3.3

青春真っ只中の少年たちが、事故で友人の一人を殺してしまい、みんなでそれを隠蔽するも、次第に罪悪感の闇に飲まれていく話。

最初のハイライトたる事故シーンが開始から結構あとでいきなり若干間延び感があった
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アントマン(2015年製作の映画)

3.0

MCU一つも観てないんだけど、虫好きの息子らが反応したので金ロー@自宅。ずっと昆虫マニアの長男による副音声解説つきである意味贅沢であった。
吹替で「それはサシハリアリよ」つって出てきたアリを見て「パラ
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ルイの9番目の人生(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

あらすじを見たときに頭に浮かんだ某病名がそのままオチに出てきた。たまたまその病気について知っていたのですぐに連想されたけれど、観ていればだんだん感づくやつではある。

もっとホラー or サスペンスに
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ニンジャ・フォース(1986年製作の映画)

-

伝説の「クラッシュ・オブ・ザ・ニンジャズ」に衝撃を受けて、「80年代ニンジャ映画・・気になる・・」というモードだった時代に秋葉原のジャンクセールで出会った VHS。たしか 300 円くらい。

これあ
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ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.1

ヒドいものを観る目的でヒドい映画を観るのは何年ぶりだろう。80年代ニンジャ映画のVHSを集めていた学生時代、昔渋谷TSUTAYAにあった「トロマもの」の棚を全制覇しようと思ったけど3本くらいで心が折れ>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.5

話は特段目新しくはないが、美術面がなかなか優秀。
「真・女神転生 ストレンジジャーニー」みたいな設定の異界で異変に蝕まれる調査隊の話。
ハレーション風のエフェクトと独特の色彩による異界の表現や、不穏な
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.0

再観。

初見時はほぼ「空気感」を観ていたという感じで (これだけでも素晴らしい映画だけど)、若輩すぎて色々わかっていなかった。色々知識を得た今なら (これが「となりのトトロ」の原型とされていることも
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ボーイ・ミッシング/消えた少年(2016年製作の映画)

2.2

「インビジブル・ゲスト」が非常に良かったので、オリオル・パウロの過去作を借りてみたが、うーん、これはいまいちだった。

それなりに先の読めない展開はしてくれたけれど、設定ガバってるし、ラストのサプライ
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

3.2

超力業のアニメーション映画。

技術的にはリチャード・リンクレイターとアレキサンドル・ペトロフが手を組んで、油絵でロトスコープ (実写映像をベースにアニメーションを作成) をやった、みたいな作品。冒頭
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.9

サウンドトラックは満点。
最初にぶちかましてくる圧巻の高速道路と、オーディションはマジで文句のつけようがない。

エマ・ストーン株も爆上がりした。

だがストーリーは何だかすっきりしない。必ずしもハッ
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黒い十人の女(1961年製作の映画)

-

10年以上前に渋谷ユーロスペースで鑑賞したものを記録。2004~2006年頃と思うけどうろ覚え。

中村玉緒が若い!!というインパクトが凄かったのは覚えている。

ローサは密告された(2016年製作の映画)

3.9

フィリピン発の佳作。
マニラのスラム街で暮らす一家の両親が、覚醒剤の密売でパクられ、腐敗した警察組織に搾取されるモキュメンタリー調作品。
マニラのストリートの熱気や匂いまで伝わってきそうなリアリティー
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鬼が来た!(2000年製作の映画)

4.7

観て後悔しなかった激烈トラウマ映画。
あそこで終われば日本人の観客はみんなハッピーだった。だがそうは問屋が卸さない。で徹底的に行くところまで行く。観終わると、精神に猛烈なダメージを受けているのに、よく
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.5

ピーター・ジャクソンの最高到達点。
自分の中の三大ゾンビ映画はロメロゾンビとバタリアンとショーン・オブ・ザ・デッドとこれ。(あれ、四つだ)
どれだけ過剰な形容でレビューしてもぜんぜん盛ってる気がしない
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

ゾンビ映画というジャンルに対して初めて自覚的に「好き!」と気づいたきっかけの大傑作。

今でもクイーンを聴くとクリケットバット持ってパブに籠りたくなる。
あと、ダイアーストレイツを見るとレコードを投げ
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田園に死す(1974年製作の映画)

4.2

壁一面の時計、雛壇流し、新宿の交差点、恐山の燃える小屋。テーマ云々に頭を使う前に、映像表現の質感とモチーフのセレクトが好きだった。

寺山の歌集を詠むパートが好きでそこだけ繰り返し観たりした。訛りの入
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最後の盗み(1987年製作の映画)

5.0

この不滅の名作が Mark 数20ちょいってちょっと信じられん。
好きすぎて昔のメアドがこれの原題だった。

モノクロフィルムに一コマずつ手彩色するという手間のかかる技法で描かれた幻想的なゴシックホラ
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アオサギとツル(1974年製作の映画)

3.5

繊細な絵柄。
横スクロールしかしない舞台組みが面白い。

キツネとウサギ(1973年製作の映画)

3.5

伝統的なガラジェッツ風装飾に彩られた画面も美しいが、ウサギが可愛いんだよ・・とにかく・・

霧の中のハリネズミ/霧につつまれたハリネズミ(1975年製作の映画)

4.8

好きすぎてその後一時期家でハリネズミ飼ってた。実際のハリネズミも用心深くて本当にちょっとしたことで針玉になってぷるぷる震えるんだなと学んだ。リアル。

霧の中で怖い思いをするヨージックも川に落ちて流れ
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